全4件 (4件中 1-4件目)
1
こんにちは。油断をすると風邪ひきそうなこの頃ですね。北はまたドカンとやりましたし南シナ海も緊張状態アメリカ大統領選も人材不足こちらは連日の暴力団抗争ニュース ^^;他にも色々ありますが・・・ニュースをチェックすると疲労しますね。さて今日のテーマも昨日の続きになります。よければ、おつき合い下さいませ。覚えていますか? 思春期だった頃の自分最近の子どもには「思春期がない」なんて言われることもありますがメンタル面での問題がなく、親子関係が良好であっても第二次性徴期を迎えるこの頃ははじめて経験する心身のバランスに戸惑う時期です。それでなくても受験、部活動、友人関係などを通してその環境の変化によるストレスを感じたり急に体が変化していく時期ですので見た目を過剰に意識してしまうのもこの時期。一言で言うと心と体のアンバランスでしょうか中には肉体的、精神的疲労による腹痛や頭痛、吐気などを起こし体調不良になる子どももいるようです。誰もが通ってきた思春期なので説明は不要だと思いますがこの時期の子どもたちに大人の考えを押し付けたりするのは逆効果ですよね。そうでしたよね。反発されるだけ。皆さまも経験があると思います^^;子どもが煮詰まりやすい思考に陥っている場合は彼らが切り出した言葉をちゃんと受け止め共に解決できる方法を探るような会話気持ちの治まりどころを誘導するような会話そういうコミュニケーションが必要なのではないでしょうか。でそんな時も香りはお役に立てそうです。リラックスできる精油で香りを部屋に拡散したりハーブティで心を落ち着かせたり会話のきっかけを作る「場」の演出はできそうです。すぐに受け入れられなくてもこういうことを日常的にやっていくということは「いつでもはなしを聞くよ」という親からのサインを示すことにもなります。そして親のメンタルのバランスにも良いと思います。個人差のあることですが思春期の子どもが理解できずに親自身のメンタルが崩壊する場合もあります。包容力が試されているのかもしれませんが親も社会で日々戦っていますよね。仕事、地域、夫婦の問題がいつも円満だとは限りませんし女性の場合ホルモンのアンバランスに悩む時期と重なるかもしれません。そんな場合もアロマテラピーやハーブでの療法はリラックスを促し、心身の恒常性を保つための選択肢のひとつになると思います。< 近年の子どもを取り巻く状況として >メンタルヘルスの調査結果では「自分には自慢できることがあまりない」50%「自分は全くダメな人間だと思うことがある」30~50%「いつも緊張していてリラックスできない」20% (日本学校保健会 平成24年)よりもっと、自信を持って! ニッポンの子どもたち~!! (参考)日本アロマ環境協会機関誌さてこの時期のお悩みと言えば「心」の他にも体の匂いやダイエット、ニキビ、月経不順、過食 など激変時期なので色々ありそうです。以下はおすすめの精油の一部です。参考までに。オレンジ・スイート、カモミールローマン、グレープフルーツティーツリー、ラベンダー、クラリセージ、ベルガモットレモン、マンダリン、ゼラニウム、ローズウッド、ジュニパー などまず、お気軽な芳香浴から試してみるのも良いかもしれません。次回からは少しレシピをご紹介しようと思います。また、おつき合いくださいね~
2016.03.10
コメント(4)
こんにちは。今日は朝からまとまった雨が降っております。そういえば今日は新月・・・と言っても雨天なので実感できないけれど魚座で起こる日蝕でもあるそうです。(日本では観測できませんが)ちょっと、特別な新月なんですね。さて本日も「香育」のつづきを。ちょっと長文ですが・・・よければおつき合い下さいませ。「学童期」(4~9歳)社会性が備わり始め五感や感性が磨かれるには最適な時期だといわれています。4歳頃には運動能力、言語能力などの成長が顕著に見られるようになり生まれ持った性格や個性も強く現れはじめ脳の成長に伴って五感との連携は活発化していき物事への理解や認識能力も高まっていく頃。この時期に必要なのが「自尊感情の形成」だそうです。以下は日本アロマ環境協会機関誌の記事ですが参考までに抜粋しました。-抜粋記事-前向きに生きるための力、「自尊感情」の形成発達心理学ではこの時期は自尊感情の形成期に当たります。自尊感情とは「自分には価値がある」とする感情のこと。心の穏やかな成長には「生まれてきて良かった」という絶対的な感情と「人の役に立つ」「自分にはできることがある」といった人との比較から生まれる相対的な感情この二つがバランスよく形成されることが絶対条件になります。こうした自尊感情が自信を持たせ「明日はいいことがあるぞ」と物事に前向きに取組む力の土台となるのです。たとえば、何かを学習する時自尊感情の高い人は困難にあってもそれを乗り越えようとしますが自尊感情が低いと諦めやすい傾向にあります。対人面においては自尊感情が高いと人に左右されにくい精神状態であることが多いのですが自尊感情が低いと周りの意見に一喜一憂し感情が不安定になりやすい傾向が見られます。自尊感情のスムースな形成には親密な親子関係の構築と家族以外の大人との関わりを増やすことが重要です。親密な親子関係はこどもに「受け入れられている」という安心感を与えます。心を休められる場があればたとえ何かで失敗しても、また挑戦しようとする意欲を取り戻せます。家族以外の大人つまり社会との関わりを増やすということは「(従来より広い)外の世界で自分は認められたんだ」という感覚を育むことにつながります。親戚や周辺地域の知人など老若男女を問わず様々な大人と交わりながら子どもは少しずつ社会性と自信を身につけていくのです。◆理論で理解できても難しいことはあると思いますがその「自尊感情の形成」の場で最近は「香り」を利用することもあるそうです。ご存知の通り、昔と違って今の子どもたちは様々な情報量にさらされ同時に社会との関わりも増えまた、その環境の変化も早いですよね。個人差はありますが子供たちが小さな体に抱えているストレスも多々存在すると思います。しかしこの学童時期の年齢ではコミュニケーション能力はまだまだ未発達。自分の感情を上手く表現したりコントロールする術を持ちません。もう、これは大人にさえ難しいのですから子どもではなおさらです。良く言われる「ガンバレ」などの激励も使い方によってはNGだと言われてますよね。そういった場合理論や言葉での説得ではなく子供が安心できる環境と香りを結びつけてみてはどうでしょう。これが嗅覚を利用した方法のようです。たとえば「家の匂い」ってありますよね。(ここでは円満家庭を前提にします)大人でも自身のスイートホームや実家の「匂い」を嗅ぐとほっとする方も多いのではないでしょうか。その「ほっとする」安心感を常に用意していてあげましょうということなのですが現代社会では親も疲れていますよね。そして、親の不調や緊張は子どもにも伝わります。そこで、親子共にリフレッシュできる好みの香りをうまく利用してみましょうというひとつの試みなんです。また、社会に触れさせることと同時にできるだけ積極的に自然に触れさせることも大切なのではないかと思います。精油のオレンジ・スイートとラベンダー以前、テレピ番組で話題になった認知症予防の精油でもありますね。もしかして「認知症予防」=「オレンジ・スイート」って認識されていますか?ラベンダーもそうですがオレンジ・スイートは精神疲労、不安、不眠、食欲不振、うつ その他色んな用途に使えますし子どもが好きな精油であるのも便利です。以前もオレンジ精油の話しはしましたのでここでは省略いたしますがメンタル面には、とてもおすすめ。柑橘系精油の中でメンタルに作用するといえばベルガモットやネロリの方が効果的だと思いますが子供が好きでないと意味がありません。ちなみに、私はベルガモットの単体使用が苦手でスイートオレンジに癒されるタイプ(こういう大人もいます^^;)※ パニック障害にスイートオレンジを使用した臨床例も多いようですよ。植物の芳香成分が穏やかに脳に良い作用をもたらすことを利用して親子で、いくつかの好きな香りを上手に活用してみるのも良いのではないでしょうかでは、また週末まで寒さが続きそうですね。暖かくしてお過ごしくださいませ。オレンジスィート 10ml 【精油 エッセンシャルオイル アロマオイル】【RCP】価格:324円(税込、送料別)
2016.03.09
コメント(2)
ontobaby.comこんばんは。関東地方は霧の発生がすごかったようですね。こちらはPM2.5で真っ白大気でした。生ぬるい暖かさでしたが明日は冬の気温に戻るとか。。春先は物事も天気も気ぜわしいですね。昨日から「香育」について少し話しをしていますがもう少し続きます。よければ、おつき合い下さいませ乳幼児期の香育について(3歳まで)出生直後は、視覚や聴覚などの感覚機能が大人のように機能しているわけではありませんよね。しかし、赤ちゃんは自分の母親を識別しなければ生きていけません。その時に必要なのが嗅覚この時期はヒトも動物も同じですよね。新生児は母親の母乳の匂いを嗅ぎ分け強い刺激臭には拒否反応を示します。(自己防衛ですね)自分の生死に関わるのでこの時期の嗅覚はとても鋭敏なんですね。さらに乳幼児期は味覚、聴覚などの感覚機能の基礎が形成される重要な時期嗅覚と味覚は共に連携し密接に繋がっていますので嗅覚が豊かに育たないと味覚も貧しくなりうる可能性も。。そのため0歳~3歳児の子どもに対して安易に強い匂いや人口の刺激臭にさらすことなくできるだけニュートラルな香り環境を整えることは重要だと思います。以前にも何度か話しましたが「嗅覚」は慣れを生じやすく、疲弊しやすい感覚器。同じ匂いや強い匂いに長時間さらされ続けると匂いに鈍感になります。よく、香水のキツイ人がいますよね。あれも嗅覚の疲弊で自分で香りの強さがわからなくなるんですね。幼少期に合成の香り環境に強くさらされてしまうと繊細な香りや自然界が発する香りなどを嗅ぎ分けにくく育ってしまう可能性があります。味オンチと同じように嗅ぎ分けの能力が育たないまま成長するかもしれません。身近なものでは洗剤や柔軟剤、芳香剤などの強すぎる香りや大人が無意識に発している匂いなども注意した方がよいらしい。大人が無意識に発している匂い・・・と言うと誤解を生じますね^^;汗とか体臭とか、加齢臭などのことではございません。例えばその匂いの原因物質のひとつにはニコチンがあります。喫煙習慣のある親の子どもからはニコチンの代謝物質が検出されたというデータも。親の匂いに安心感を感じるのが幼児期なので大人が匂いに対する意識を持つことも大切だとつくづく思うのですが。。子どもの個性にもよりますが母親の匂いのする毛布やタオルケットやエプロンなどにしがみつく子もいますよね。その頃って、ワンちゃんと変らないのかもね~なんて思ったりもします。子犬が家庭犬として引取られる時ブリーダーさんは母犬の匂いのついた毛布などにくるんでくれます。子犬のメンタルが安定するためなんですね。乳幼児期の嗅覚は生涯で一番鋭敏な時期です。(ちなみに50歳を境に鈍くなっていくらしい)こどもを刺激臭にさらさない(悪臭は公害)リラックスの気分転換には合成香料ではなくできるだけハーブや精油などの天然由来成分を活用するそんな環境がのぞましいのではないでしょうか。 (参考)日本アロマ環境協会機関誌No.78美味しくいただくには嗅覚は鋭い方が良いし鈍いと濃い味ばかりを好むようになりそうですね。加齢と共に気をつけなくては^^;では、また。
2016.03.08
コメント(2)
こんばんは。お天気はイマイチですが、今日は19度。暖かい日が続きますね。長らく植物のお話しが続いていましたがまた、アロマ関係のお話しに戻ろうかな~と思ってます。もちろん、今まで通りテーマがブレたりオタが続いたり気分次第だったりいたします ^^;その前に今まで話しをしていなかった「香育」について少し触れたいと思いますのでよかったら、おつき合い下さいませ 幼少期の香育について 視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚五感のうちどれが一番重要な感覚でしょう?と問われると「視覚」と答えてしまいそうですが遺伝子レベルで考察すると嗅覚だそうです。以下、アロマ環境協会機関誌No.78からの抜粋です。コロンビア大学の研究者たちが嗅覚上皮で働いている遺伝子を探し出す方法を考案した結果互いに似た、しかし異なる遺伝子が多数作動していることを発見した。匂い物質のレセプター遺伝子である。なんと、その数はヒトの場合、400もあった。しかしこれは400種類の匂いが嗅ぎ分けられるということではない。400種類の感知器が、その順列組み合わせによって匂いを識別できるということを意味している。その結果ヒトは何万種類もの匂いを嗅ぎ分けることができる。最新の研究では一兆種類もの匂いを嗅ぎ分けられる可能性があるという。イヌの匂いレセプターは約800種、マウスは1100種ゾウは2000種に近いレセプターがある。哺乳動物の総遺伝子数は約20000だからそのうち数パーセントから10%もの遺伝子が嗅覚に割り当てられているのだ。生物が生存のためにいかに匂いを大切なてがかりにしてきたかこの数値を見れば明白である。最近、米国エモリー大学の研究チームが興味深い論文を発表した。若いネズミに桜の花びらの香りをかがせる。この香りは普通のネズミにとっては体験することのない新しい匂いである。その後、このネズミは子どもをつくった。すると子孫たちは桜の花弁に対する感受性が鋭くなっていたのである。この実験は何を意味しているのか。それは匂いの記憶が生命体のごく初期に形付けられその記憶が世代を超えて遺伝するかもしれないという驚くべき事実である。五感がもっと鋭敏でみずみずしい感性に満ちている幼少期に自然の中に身を置いてたくさんの繊細な香りを体験することが生命としての豊かさを身につけることになるのだろう。匂いと生命を巡る謎の探求は始まったばかりだ。 著 福岡伸一理論上ですが、ヒトでさえ一兆種類とはすごいですね。ワンちゃんも鼻が長い方が嗅覚が鋭いわけで・・・(嗅覚上皮の範囲が多いので)ではゾウってどれくらい色々な匂いにさらされているのだろうとふと、思ってしまいました^^時代と共に自然やナチュラルな香りに触れることが少なくなってきていると思います。日常生活では様々な合成の香りに慣れすぎているのではないでしょうか。私が苦手なのは強すぎる洗剤や柔軟剤の匂い日常的に精油の香りを嗅いでいると合成の香りでは癒されなくなりました。敏感な方は柔軟剤の香りでアレルギーを起こします。抜粋した記事にもあるように幼少時代に香りの影響を大きく受けてしまうのなら味覚オンチにならないための「食育」のように嗅覚オンチにならない「香育」も大切かなと感じます。嗅覚は最も本能的な感覚人間の生命に関わるものとして備わっているもの。私たちはその嗅覚で無意識にフェロモンも感じ取っているはずですからというわけでそういうお話しも今後していこうかな~と思ってますでは、また。
2016.03.07
コメント(2)
全4件 (4件中 1-4件目)
1