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本日発売の新刊本。烏龍茶レシピワニブックスから刊行されているミニCookシリーズの一冊だそうです。大手食品メーカーの定番ブランドを使ったレシピをまとめているもので、この本も表紙のイメージ通り、サントリー食品インターナショナルさんが協力しているようです。内容はズバリ「烏龍茶」を使った、様々なレシピ集。それぞれのレシピは非常に簡潔にまとまっていて、気軽に作れる一品が多いように感じます。章立てとしては、第1章は烏龍ドリンクということで、他の飲料と割ってみたり、杏仁豆腐を溶かす!ものがあったりと、色々面白そう。第2章は肉と魚のおかずに第3章は野菜etc.のおかず。奇をてらわず、普通の食卓に並べられるようなメニューが色々載っています。第4章はごはん&麺&パン、第5章は烏龍スイーツと続きます。いつものメニューに烏龍茶を加える感じのものが多いので、これは楽しめるかも。こうしたメニューが66品載っていて、なかなかの充実ぶりです。掲載されているのは、あくまで烏龍茶の茶液のみを使って作るメニューばかりではありますが、シンプルな分、ここから色々応用できそうな気もします。・・・まあ、肝心のレシピはまだ作っていないので、味は分かりません(^^;)なお、各章の合間にはコラムがあるのですが、これがかなり的確。烏龍茶のミニアイディア、烏龍茶ドレッシングの作り方のようなお料理関係だけでなく、美味しい烏龍茶の入れ方や烏龍茶葉のできるまで、烏龍茶の世界史なんてのまで触れています。分かりやすくて、スバラシイ☆その中の烏龍茶Q&Aでは、「烏龍茶を飲むと痩せると聞きましたが、本当ですか?」という問いに「烏龍茶は痩せるための飲みものではありません」と明確に回答しています。巻末に参考文献として挙げられている本も良書揃いで、コンパクトな冊子ながらもしっかりとした裏付けを持って書かれているのがよく分かります。普段はペットボトルを飲まない方でも、茶葉料理のヒントとして、本棚に一冊入れておいて損のない本ではないかと思います。烏龍茶レシピワニブックスISBN:978-4-8470-9100-1にほんブログ村ぜひ作ってみてご感想を♪【送料無料】烏龍茶レシピ価格:900円(税込、送料込)
2013.01.28
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えー、さきほどの記事を残して週末に突入すると、私が怖い人だと思われる恐れがあるので(苦笑)、良い本を一冊ご紹介します。お茶の道 馬の道 -悠遠なる茶馬古道を行く茶馬古道は、最近、色々なメディアで報じられることも増えてきました。写真家・竹田さんが2010年に出版された『茶馬古道の旅』あたりを皮切りに類書も色々出ているのですが、この本もなかなか面白いと思います(^^)著者の方は、60歳を過ぎてから海外でのボランティア活動に従事するようになり、2年間のタイ在住を経て中国へ7年間滞在。それから茶馬古道に興味を持って、現地を何度も訪れられたようです。タイと中国を知っているというのは、雲南を知る上では強いですねぇ。内容ですが、第1部で茶産地の様子を紹介しているのですが、最初の項目は文成公主の話からです。チベットとお茶を繋ぐキーパーソンとして、これを最初に持ってくるあたりが、グッと来ます。第2部はお茶の始まりということで、雲南地域のお茶の飲まれ方を紹介しており、第3部で茶馬古道で栄えた街を紹介しています。そして、第4部では四川側の小路茶道や大路茶道の紹介も。背夫が使った道具類の写真なども紹介されており、非常に貴重な資料だと思います。第5部では各地にある茶樹王の紹介に、第6部では茶馬古道に関わり合った人たちの紹介、第7部では茶馬古道と戦争という新しい切り口も。第8部で梅里雪山の厳しい自然環境を紹介し、第9部はいよいよチベットへ。最後の第10部では、ラサ以西の茶馬古道も紹介しています。全体的に写真が非常に豊富というか、写真+文章という体裁なので、旅行気分で楽しめる本ですね。お茶が専門の方ではありませんので、お茶の製法などでは「ん?」と思う所はありますが、それを差し引いても良い本ではないかと。昨年末に出版されたばかりの本ですが、雲南~チベット方面に関心のある方にはオススメの本です。お茶の道 馬の道多田 碩佳 著宮帯出版社ISBN:978-4-86366-871-3にほんブログ村こういう本こそ、もっと知られて欲しいんですよねぇ【送料無料】お茶の道馬の道 [ 多田碩佳 ]価格:1,680円(税込、送料別)
2013.01.25
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一気読み企画第3弾はこちら。薬になる中国茶図鑑 茶のチカラえー、私の持論と真逆の本ですねw真逆とはいえ、自分の耳障りの良いことばっかり聞いていても、仕方ありません。やはり両方の言い分を聞かないとバランス良くはならないですし、ひょっとしたら役に立つ内容もあるかもしれません。監修は中国の先生だし、中国国際放送局も取材に協力している、と来てますし。と自らを奮い立たせて、読み始めたのですが・・・あまりのトンデモ本ぶりに、怒りがこみ上げてきました(怒)ブログでネガティブなことは書きたくありませんが、これはあまりにひどい。ということで、本日ばかりは怒りを解禁します☆この本、100ページを少々越えるぐらいの本ですが、42種類のお茶を紹介しています。その紹介の仕方が、かなり刺激的で「高血圧」「ストレス」「風邪」「ガン」と病状別に向いているお茶を紹介しています。うーん、この分類を見るだけでも、かなり危なっかしい本ですね(^^;)で、それぞれのお茶について、見開き2ページずつで紹介しています。たとえば、「動脈硬化」に効くお茶としては、信陽毛尖と東方美人が挙げられています。この時点で、私は「はぁ?」と思いましたが、その根拠を読んでみました。信陽毛尖のところでは「緑茶に含まれるアセンヤクノキ酸には、血管の強靱性と弾力性を高める働きがあります」と書いてあります。だったら、緑茶全部じゃないの?と思います。案の定、他にも良いお茶として、龍井や碧螺春、黄山毛峰、六安瓜片なんてのも枠囲みで載ってます。その後で、パナマ万博で金賞を云々という、どこでも見かける信陽毛尖の売り文句が書いてあります。緑茶の中から特に信陽毛尖を挙げた理由は、全く見当たりません。なんじゃこりゃ。では、東方美人は?と思ってみると、「ウーロン茶ポリフェノール」がアテローム性動脈硬化症に良いという話だけです。だったら、烏龍茶全部よね?と思います。案の定、凍頂烏龍や安渓鉄観音も向いていると枠囲みで書いてあり、なぜかプーアル茶まで入ってます。で、東方美人はオリエンタルビューティー云々と、これまたどこにでもありそうな説明書きが並べてあります。こちらも、なぜ東方美人を特に採りあげたのかの説明になっていません。というかウーロン茶ポリフェノールがそんなに重要なら、一芯二葉で作る東方美人じゃなくて、もっと成熟した大きめの茶葉を使った烏龍茶、たとえば武夷水仙とかの方が含有量が多いので向いていると思いますが。・・・が、そういうお茶の成分についての基本的な理解はされていないようです。青茶だから、東方美人だと考えているのだとしたら、なんて安易(失笑)えー、この本、万事がこんな感じです。イライラポイントがありすぎまして、血圧が上がるので、これ以上はとても書けませんwお茶についても健康についても説明があまりにも薄っぺらで、察するに執筆者の方は、この分野に対して詳しくないのだろうと思います。この本を担当することが決まってから、ちょっと勉強して書いてみました的な匂いがプンプンします。なにより、お茶に対しての思い入れや愛が全く感じられません。監修者の先生は、おそらく「緑茶はこういうのに効くことが分かっている」とか、そういう類の話をしたんだろうと思います。茶種ごとに含まれている主要な成分(カフェインとかカテキンとかテアニンとか)の効能というのは、ある程度は見えていますから。今の研究から、お茶の効能について確からしいことを言えるのは、せいぜいこの程度なんですよ。ところが、それを1つ1つのお茶に落とし込んで、「このお茶は、これに効く」とやってしまった。日本側で勝手に解釈して、適当にお茶を当てはめて、当たり障りのない説明書きをつけたのではないかと思います。これは推測と言うよりも、当てずっぽうですね。「あるある大事典」よりひどい。名前を出している監修者の先生に失礼ですし、こんな本を出版してしまう出版社の姿勢を疑います。企画自体が無茶な本ですから、編集者の人たちは相当苦労したと思います。その点は、同情します。でも、出版社の看板でこの本を買っちゃう人もいると思うので、非常に不幸です。というわけで、この本に関しては、全くオススメできません。このブログの読者さんには 「買っちゃダメ!」 と声を大にしてお伝えしたい。ああ、ネットで買って損した、という本です。同時期に出版され、何となくテーマが似通っているので、昨日ご紹介した『中国茶の教科書』とどちらを買おうかと迷っている方もいると思います。が、これはもう圧倒的大差で『中国茶の教科書』をオススメします。こちらの本には、お茶に対しての愛がありますし、情報量の差は比べものになりません。貴重なお金はそちらに回しましょう。それにしても、いい加減な情報で踊らされる消費者の方、そしてその接客に当たらねばならない各地の中国茶専門店さんの苦労を考えると、やりきれません。多くの人手に渡る前に、さっさと回収されるべき本だと思います。『薬になる中国茶図鑑 茶のチカラ』講談社 編講談社ISBN:978-4-06-217251-6にほんブログ村全くオススメできないので、本へのリンクは張りません
2013.01.25
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2012年出版の中国茶本一気読み企画第2弾は、こちらの本です。中国茶の教科書なかなか挑戦的なタイトルですね(^^;)著者は、北京在住の方のようです。茶芸師や評茶員の資格も取得されたようで、そのエッセンスは本文中でも感じられます。しっかり勉強されている感じです。デザインや写真に気を配られた本で、ku:nelとかそちら方面の雑誌が好きな方に受け入れられそうな装丁です。写真も沢山あり、かつ文章も結構充実しているので、「え、このお値段で良いんですか?」と思います。多少、デザイン優先で文字が読みにくいところもありますが、そのへんはご愛敬でしょうか。本の構成としては、第一章が「中国茶の効能」ということで、中医の観点から中国茶を紹介しています。中医の専門家も監修しているそうで、涼性や温性などの解説も。この本、全般的に効能で中国茶を選ぶという姿勢が、非常に強く感じられます。六大分類の紹介も、茶類の説明→効能→淹れ方という順番ですので。第二章は「もっと知りたい中国茶」ということで、六大分類に沿って、各種のお茶を紹介しています。工芸茶の紹介や茶外茶の紹介もあります。ページ数も多く、ここがメインになっている章でしょうか。お茶の紹介ページは、どことなく「中国茶の基本」に似た感じの構成をしています。茶葉の写真+そのお茶の来歴といったところです。金駿眉や新工芸白茶などが入っているあたりが、最近出版された本らしい感じです。ただ、茶葉の写真の色合いは少し残念な感じです。撮影した時期の問題か色校正あるいは紙質の問題か、緑茶の類は色が沈み気味になっています。また、お茶の記述については多少気になる点が。緑茶は冷凍庫保存をするものというような記述があるのですが、タイトル通りの教科書として読む場合は、これはいかがなものかと。それから、台湾茶は全般的に「大陸から見た台湾茶ね」という印象です。ちょっと入り込めていないと感じます。正直、大陸ならこれでも良いでしょうけど、台湾茶専門店の多い日本では弱いかな、と思います。みなさん、よくご存じですからねぇ・・・第三章は「中国茶の淹れ方」。グラス、蓋碗、水出し、茶壺の淹れ方を割とあっさり目に紹介しています。硬水と軟水の違いを紹介しているのは、なかなか良いですね。第四章は「より美味しく楽しむために」ということで、アレンジティーの紹介やお茶請けの紹介など。ムック本のような写真を大胆に使ったレイアウトで、見ていて楽しいのではないかと。第五章は「中国茶を買う」ということで、日本国内のお店の紹介と中国でお茶を買う場合の紹介が。日本のお店一覧は、かなりの有名店だけを選んで載っけている感じです。が、発売から3ヶ月ほどではありますが、既に閉店した店舗や営業日が変更になっているところなども出てきています。このへんは紙媒体の辛いところですねえ。。。と、こういった内容の本でした。全般的には読みやすい装丁ながら、かなりの情報量が詰め込まれていて、お値段以上の価値はあると思います。が、私はどうも効能から紹介するというスタイルが馴染めない(その切り口では中国茶は定着しないというのが持論なもので)のと、台湾茶の細かいところが気になってしまう、僕の悪い癖(右京さん風)なので、やや厳しめな評価ではあります。「中国茶の基本」のお茶ラインナップが、さすがにやや古くなってしまった印象があるので、そのへんをアップデートするための一冊として。あるいは、「お茶を効能で見るとということも少しは学んでおこうか」という方には、なかなか良いのではないかと思います。『中国茶の教科書』今間 智子 著誠文堂新光社ISBN:978-4-416-81283-9にほんブログ村辛口ですみません【送料無料】中国茶の教科書 [ 今間智子 ]価格:1,470円(税込、送料込)
2013.01.24
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しばらく放置状態にありました、中国茶情報局CTTea.info。このたび、新規コンテンツを投入し、大幅にリニューアルいたしました。↓こんな感じ↓簡単にリニューアルのポイントをご紹介します。今回は、私自身が「あったら便利だな」と思っていた仕掛けを投入しています。・「ブログチェッカー」のリリース 中国茶好きの方は、貴重な情報源として、いろいろなブログを閲覧している方も多いかと思います。 でも、ブログにわざわざ行ったのに、新着記事が無いと、ちょっと残念ですよね(←他人事ではない)。 そこで、ババッと主要な中国茶ブログを網羅した「ブログチェッカー」を設置しました。 RSSという仕組みを使って、各ブログから更新情報を引っ張ってきて、表示する仕組みです。 トップページには最新記事の15件が、ブログチェッカーのインデックスページには30件のブログ記事が掲載されています。 気になる記事を見つけたら”クリック”一つで、各ブログへ飛んで行けます。 これでスピーディーに情報をキャッチすることができますね(^^♪ また、ブロガーさんにとっても、広く記事を読んでもらうきっかけになれば、と思っています。 「お茶会の情報を告知しても、身内にしか伝わらない・・・」という現象も少しは変わるのではないかと。 ブログチェッカー・「中国茶のお店・教室」データベースのリリース もう1つ、全国の中国茶のお店や教室を、データベース化する試みをやってみました。 まずは私の知っているお店&ネット検索でヒットしたお店のうち、営業していそうなお店・教室207件を掲載しています。しばらくは実店舗中心で運営したいと思います。 データベースを作ったといっても、出元がネット上の情報。 かなり怪しいところもあるので、このへんは全国のお茶好きのみなさんに情報提供をいただきながら、更新・修正していきたいと思います。 「お茶好きみんなで作る中国茶のお店一覧」が理想です。 こうした情報がネットに上がることで、 「お茶に興味を持ったものの、どこに行けば良いのか分からない」 「最近、オープンしたお店の情報、入ってこないぞ」 という悩みも解決するのではないかと。 また、お店の方でも、「せっかく良いお店を作ったのに、お茶好きさんたちに周知する方法が無い」という悩みもあります。 こうしたミスマッチが解消されるといいな~と思っています。 中国茶のお店・教室・「お茶好き総選挙」開始 元々は「お茶好き投票箱」という名前でしたが、改名しました。 えー、流行りものには乗ってみるタイプです(爆) お茶好きさんなら、気になる項目を月替わりで質問し、投票いただくコーナーです。 1月は最初ですので、「みなさんの中国茶歴」についてお伺いしています。 いや、どういう方が読んで下さっているのか、気になるので(^^;) 投票結果は、2月になったら集計してご報告します。 お茶好き総選挙・デザインのマイナーチェンジ 色々情報を盛り込んでも、怪しげなサイトに見えてしまうと、全く意味がありません。 そこで、少しだけ今風にアレンジしました。 横幅を広げ、文字サイズも大きめに、ロゴマークも少し信頼感が増す感じに変更しています。 背景に少し手を入れたり、広告も少し貼ったりしているので、以前より賑やかな印象になったかと思います。 まあ、まだまだ手は入れられますけど、当座はこれでお願いします(^^;)・サーバーの強化 サイトを置いているサーバーを変更しました。 これまで使っていたサーバーは深夜になると、猛烈に遅くなっていました。 が、今回移転したところは、スペックが強力なので、割と快適に動くと思います。 #でも、サーバー代は4倍になりました(((((^^;ほか、色々と手を加えていますので、是非一度ご覧下さい。正直、まだまだ、改善するところは山ほどあります。が、お茶好きさんには、きっと活用いただけるのではないかと思います(^^)中国茶情報局CTTea.infoなお、サーバーを移したため、これから1週間ほど、古いデザインのサイトに繋がってしまうなど、不安定なこともあるかもしれません。その場合は、後日、あらためてアクセスし直してみて下さいませ。にほんブログ村春節までにもう1サイト作ります~
2013.01.17
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年末年始は、2012年に出版されたお茶の本を読みました。少しずつ感想などをアップできればと思います。さて、まずは第一弾です。『お茶のある暮らし』著者は谷本陽蔵先生。1990年に『中国茶の魅力』を書かれており、ファンの方は多いと思います。当時の中国は、まだまだ開放が進んでいなかった時代。その状況下で中国茶に関する知識を網羅的に詳しく解説した、画期的な本であったと思います。一方、こちらの『お茶のある暮らし』は、1993年11月に草思社から出版された同名本の文庫版です。文庫版に当たっての解説を『茶の世界史』の角山榮先生が新たに書かれていますが、本編の改訂はされていないようです。内容は、お茶にまつわるエッセイといったところで、気楽に読める内容になっています。読み始めると、谷本先生の基本的な考え方は、「お茶を効能や形式にとらわれて飲むのではなく、日常生活に密着したものとして飲んでいくべき」というところにあると分かります。こうした喫茶文化が現代では失われつつあるので、もう一度取り戻していくべきではないか、というお考えのようです。そして、このへんが普通の日本のお茶屋さんらしくない?ところなのですが、その場合の「お茶」は、谷本先生の中では日本茶だけでなく、紅茶も中国茶も同じ土俵の上に乗っているようです。諸手を挙げて大賛成です(^^)お茶に関するエッセイですので、基本的には軽く読める内容です。が、所々に、お茶の専門用語や歴史上重要な茶書の名前などがバンバン出てきます。全く前提知識がないと、少しくじけてしまいそうです。ある程度ご存じの方にとっては、スラスラ読めますし、知識の再整理になるのではと思います。短い文章ながら、きわめて的確に本質を捉えているようなくだりも多く、このへんはやはりしっかり研究されている方ならではの内容だと感じます。全般的に読み応えのある本だと思います。ただ、やはり書かれたのが20年前なので、記述がかなり古く感じるところもあります。たとえば、中国はお茶の鮮度には無頓着というような記述もされています。が、最近の安渓鉄観音など高級茶に限っていえば、冷蔵庫で保存して販売するのが当たり前になっているなど、下手な日本茶販売店よりも厳重な鮮度管理をしています。他にも、現在の認識とは若干ずれがありますね、という点がいくつかあります。ここ20年ほどの間に中国茶は著しく変わっています。教科書的に全てが正しいと思って読むのではなく、相応の批判精神を持って読まないといけない本だと思います。また、後半には「それはやり過ぎですよね?」と思うようなエピソードもあり、賛否は分かれそうです。いずれにしても、中国茶好きだけでなく、日本茶好き、紅茶好きの方も興味深く読める内容だと思います。各エピソードが10ページ前後にコンパクトにまとまっており、文庫本サイズ。持ち歩いたり枕元に置いて少しずつ読み進めるのに良さそうな本だと思いました。『お茶のある暮らし』谷本 陽蔵 著平凡社ライブラリーISBN:978-4-582-76765-0にほんブログ村【送料無料】お茶のある暮らし [ 谷本陽蔵 ]価格:1,365円(税込、送料別)
2013.01.08
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やや遅ればせながら・・・あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m 今年は「深く」よりは「広く」をモットーに行きたいと思います。色々と準備していたものも形になってくる予定なので、どうぞお楽しみに♪写真は先日の「茶匠と語ろう」で購入してきた黄金みどりの茶殻です☆ にほんブログ村
2013.01.06
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