2004年12月


  Date: 2004-12-18 (Sat)


何でこうなるのか知らないけれど、
何故か私がRYOKOの留守中この日記をメンテするよう仰せつかってしまった。
経緯についてはGWの日記をご覧くださいまし。
決して私が自らしゃしゃり出たわけではありませんので、お間違いのないよう。
昨日試しに軽くこの日記を書いて、RYOKOに送ったところ、
”掲載すべし”と言われたので掲載させてもらいます。
も少ししたらRYOKOがパソコンを何とかして現地レポートを書くそうなので、それまでのツナギでございます。

私はただの一般人でいまやサルサとはまったく関係のない生活をしているのですが、RYOKOの姉であるため、GWとも何故か腐れ縁であるため、またそねっちやなおみちゃんなど、その昔のサル友といまだに付き合いがあるため、何となくサルサとはつかず離れずという感じで過ごしています。

GWには、たまーーにメールを書くのですが、何故かほぼ100%の確率で私のメールをGW日記に掲載されてしまいます。
最近ではGWにメールを送ると、返事をチェックするときはメールではなく、GWの日記をチェックするようになってしまいました。(うそ)

ところで、RYOKOの留守中に日記を書け、といわれても何を書いていいのやら分からないので、本当に好きに書かせてもらうことにしよう。
一応RYOKOの日記なので、RYOKOかサルサに関係することにしますので。(RYOKOの日記は50%くらいサルサと関係ないことが書いてあるんだけどね。)
それでいいかなー、GW-?

さて、RYOKOがNYにサルサ修行に行くと聞いたとき、サルサ時代遅れな私はRYOKOに聞きました。
「ねぇ、あなたはLAスタイル On1でしょう?何でNYにいくの?クラブスタイルとか習っても仕方ないんじゃないの?」
RYOKOはそれを聞いて、“こんのド素人が、、、”といわんばかりのあきれた顔で説明してくれました。
いわく、いまやスタイルなんてあってないようなものだと。
そして彼女のスタイルも、On1、On2、クラブスタイルのどれなどというつもりはなく、RYOKOスタイルなんだそうだ。
いいものは何だって取り入れるし、自分で勝手に新しいものも作っちゃう。
「だからさー、シャインなんてもう“音”だけだよ。音聞いてどう振付けるか考えんの。クイッククイックスローの時代はもう去ったのさ。。。」
これ、私には結構衝撃だったのです。
マジで~?
私がやっていた時代なんて、サルサ=クイッククイックスローってくらい、明けても覚めてもクイッククイックスローだったぞー!
そうなんだ。今時のサルサはノンスタイル?いや、グローバルスタイル?

しかし、当の本人は自分でNY行きを決めておきながら、
出発前の数日は毎日口を開けば「嫌だー、嫌だー」と連呼していた。
いわく、一人も嫌だし、面倒くさいし、寒いし、サルサも嫌だし、、、、とにかく嫌だったようだ。
GWにまで「一緒に行こうよ!」と声をかけたらしいから、よっぽど嫌だったのに違いない。(失礼!)
でも、彼女の場合、日本人の仮面をかぶった外人だから、外国の空気を吸うと同時に外人に変身し、あっという間になじんでしまうだろうと思っていた。
一緒に外国にいったときはいつも、「さっきまでは日本人だったのに、いつ外人に変身したんだろう??」と思うくらいあっという間に外人になり、日本人の私はいつも振り回されたものだ。
「え?時間?そんなの適当でしょ。夜のいつかだよ。」って、いつもあんた時間には結構うるさいじゃーん!って突っ込んでも、全く聞いていないんだやつは。
しかも、外人に変身したRYOKOは何故かどこにいっても外人にもてはやされたものだ。
そして、RYOKOはもてはやされるのが昔から大大大好きだ。
そう、外人の末っ子である。
だから全く心配していなかった。

案の定、NYから送られてくるRYOKOのメールは生き生きと向こうでの生活について書いている。
今日は、向こうにいってからはじめてサルサクラブに繰り出したようだ。
知り合いと一緒に繰り出して、その知り合いがいろんな有名どころのダンサーを紹介してくれて、ものごっついダンサーと踊りまくったとか。
いつも誰かしか世話をしてくれて、そういういい目を見るのも昔からの彼女のパターン。
そうなると、「NYなんて、、、」から、一気に「NY来てよかったー!バンザーイ!!」となるのである。
単純な末っ子である。

さて、初日はこのくらいにして、また気が向いたら書きます。

http://www.ryoko-ryu.com

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■ RYOKOの姉様日記”演出家RYOKO”
  Date: 2004-12-19 (Sun)


RYOKOはNYに行ったけれど、私も明日から両親のいるマレーシアに里帰りします。
なので、今度いつ更新できるか不明なのでもう一本気合で更新してから出発することにしました。

さて、今日は真面目なテーマ。
私がこの間、5ヶ月の娘を連れて本当に久しぶりにサルサを観た、ジャパンサルサコングレス。
パフォーマンスを見ながら何となく感じたことがあって、オタクな私は家に帰って考えました。
とにかく何でも論理的に説明できるまで考えないと気がすまない私が考えたことなので、相当オタクっぽいですが、お許しを。

ひとつの舞台(例えばダンスやミュージカルなど)を完成させるために通常必要な専門家っていうと、、、、
・ 総合プロデューサー、演出家
・ 振付家
・ 音楽担当
・ 大道具、小道具さん
・ 衣装、メイクさん
・ 踊りや歌のインストラクター
・ ダンサー、役者さん
ど素人な私でもこのくらいは思いつきます。
相当いろんなスキルが必要だなぁ、と思うわけです。
その昔は、難しい技を連発していたら大拍手!となっていた気がしますが、今やサルサのパフォーマンスってこのくらいの色んな要素が入って初めて皆が大拍手を送るのではないのかしら?そのくらいのところに来てるなぁ、とJSCの舞台を見ながらぼんやり思いました。

ジャパンサルサコングレスに出てくるチームは、大抵誰か先生にあたる人が一人で上にかいた全部の役割を兼任して、パフォーマンスを作っているのではないでしょうか。
しかし、悲しいかな、大抵のインストラクターの方は、もともとはダンサー。
ダンサーが振付家や演出家の役割を果たすのはなかなか畑違いで難しいのが現実なんだろうな、と思います。
でも反対に、今や日本にも色んな才能をもったインストラクターの方々がいて、特に東京では何十人という先生がいるので、習う方は、「技術を教わるならこの人」「パフォーマンスならこの人」と選べて良かったりするという面もあるのではないのかしら?

サルサの場合は、たった3、4分の舞台だし、場面が変わるわけでもないし、演出と振付というのが限りなくオーバーラップしているのかもしれないですね。
私が思うに、この演出家兼振付家というのが、パフォーマンスの如何を決めるのではないかしら?
ダンサーの技術というのがいつもクローズアップされているようにも思うけれど、ダンサーはあくまでも駒であって、舞台と演出と振付が与えられて初めて本領を発揮できるんですものね。
演出や振付によっては、ダンサーの技術はあまり必要でないことすらあったりするわけだし。

こっからが、私の完全な私見かつ、手前味噌な身内ビイキで申し訳ないのですが、、、、、
ずっとRYOKOを見ていると、私としては、ダンサーとしてよりも、インストラクターとしてよりも、とにかく演出家としての才能が一番秀でているんじゃないかと思ったわけです。パフォーマンスのコンセプトと音楽、全体の構成、衣装、振付を考えているときのRYOKOが一番生き生きしているように思います。
その後の振り写しや生徒さんの指導をしている時もとっても一生懸命、サルサ道場バリに厳しくやっていますが、そういう時期はやはりストレスも相当たまっていることが多いみたい。
振付を考えている時期は、ひたすら構想の聞き役として楽しい話ばかりを聞かせてもらう私ですが、振り写しに入った途端、愚痴が増えるのが常ですから(笑)。。。。
やっぱりインストラクターよりは演出家タイプなのでは、、、、と思います。

一つ私がそれを実感したエピソードがあるんだな。
CHANELの振付が始まって以来、とっても申し訳ないのだけどCHANELフリークの私は、CHANELメンバーの練習ビデオを毎週鑑賞させていただいていました。
身内の特権で申し訳ありません。ここで謝らせていただきます。
段々振り写しが進み、各メンバーのソロの部分に入ったときでした。
私:「うわぁ!ここ、RYOKOのパート、全部いただき!っていうくらいおいしいねぇ。メンバーのひんしゅく買わなかった?」(見てない人もいるかもしれないので一応解説。ソロの最後に音楽が一番盛り上がったところでRYOKOが登場し、かつスカートもそこで脱ぐという演出つきだったわけです)
RYOKO:「なんで?皆4クラーベずつ。平等だよ。あとね、ここは演出と振り付けは前から決まってたんだ。演出家RYOKOとして、どのダンサーが一番そのパートを表現しきれるか、って考えたら私だっただけだよ。」
と、本当にさらっと真顔のまま淡々と説明されました。
その時に私は思いました。
「へぇぇ。彼女にはダンサー特有の“いいパート”“いい立ち位置”“難しくて目立つ振付”をもらいたい!という欲というか自己主張というか、、、は全く存在しないんだ。彼女はダンサーじゃなくてもうすっかり演出家なんだなぁ。」

姉としては、そんな彼女の来年の作品をとても楽しみにしているわけです。
もはや、それを踊るメンバーの中に彼女がいてもいなくてもあまり関係ないくらいに。
だからNYでは、サルサの技術もさることながら、作品の創作意欲を掻き立てられるような色んなものに沢山触れてきてほしいなあ、と祈っている次第です。


http://www.ryoko-ryu.com



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