CBR954RRへの思い（個人的綴り）
大型教習と同時にショップに中古探しを頼んでほぼ一ヵ月。
ほんま偶然。それもネットで中古物色してて、此れいいのになぁ、と思ってた津山のショップの１台だったのにも驚いた。
あれから３年半。
約9000km弱だったメーターは約22500km。
14000kmほど楽しませてもらった計算だ。
念願の九州ツーリングに２年連続で行けたのも954のお陰。
高速使って一気に距離と時間を、気持ち良く、安心して縮める事ができた。
やっぱ高速走行は安定感といい加速感といい、申し分無かった。
その反面、信号の多い市街地を抜ける際は、直ぐに水温は100度を越え、90度以上だと内腿が暑くて溜まらず、前傾姿勢を保つニーグリップでジーンズだと直ぐに低温火傷だったし、膝を開くとその分手のひらに体重が掛かり痛くなってしまう。
足つきもつま先程度なので、停止時に気を抜くとヒヤッとする事もシバシバ。
やっぱ９５４は北部の信号の無い、いわゆるワインディングやらを気持ち良く１～２時間流してくるのが一番気持ちいい。
でも、半分以上がキャンプツーリング。
荷物満載だと、このごろは積載方法も形になって極力重心を抑えた積み方になったが、それでもやはり腰高のリアシートに積むと重心が高くなって不安定だし、軽いはずの車体が傾いた時にはつま先立ちの片足では支えきれず、'06の九州で左右で２回、’07の四国で左に一回立ちゴケ。
スキッドパッドのお陰で助かったが右側カウル下部とマフラー角に傷つけてしまったのは今思っても悲しい出来事だ。
本当は５年ローンの残り２年先までは乗ろう（それ以上はやっぱ乗り換え）と思っていたが、２年先に新たにローンを組める状況では無くなるような現状なので、急遽車検を迎える今年の６月下旬から乗り換えを考え始めた。
シャドウに出逢えず、車検を受ける様ならやっぱそのまま９５４に乗り続けてもいいよなぁ、なんて事も考えてた。
本当に嫌で乗り換える訳じゃないし、まだ乗って居たい気持ちも強かった。
でも今の使い方（キャンプツーメイン）を目指すには、
１．シートを前傾から平坦にクッション加工
２．車高ダウンキットの投入
３．バーハンドル加工
４．ハーフカウル化もしくはネイキッド（丸めライト）化
５．リアシート加工（タンデム仕様、積載仕様）
などを考えていたが、、、
そこまでするとＣＢＲでは無くなってしまうし、不憫なってしまうだろう
それに９５４の性能の半分も使い切って居ない
そんな状況で後２年乗って、距離も伸びてしまう（４万キロ以上だと買値が付かないとバイク王で言われた）だろし、そうなったら買い替えの下取りに出したとしても安く買い取られるだけで、余計に可哀想な気がした。
そんな事になる位なら、今の内に次のオーナーに性能を発揮できる乗り方をしてもらう方が９５４にとっても本来の存在感を発揮出来るだろう。
乗り換えを考えて、次期相棒が見つかるまでには色々と考えさせられたし、なおさら９５４の良さも見返す事が出来て、それ故に乗り換えが決まってもなんだか気持ちは弾ます、本当に良かったのか？、まだ９５４に戻れるか？って事を考えたりもした
本当に手放したくないバイクだったが、このタイミングがお互いのタイミングだったのだとも思う
本当に、やっと想い出に残るバイクに出逢えたんだと思う
本当に、有難うと伝えたバイクだった
本当に、いい次のオーナーに出逢って欲しいものだ
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