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「毎日更新」読レポ第2138
承認欲求捨ててみた
~他人を恐れない自由な心を手に入れる自己改造法~
著:諸富祥彦
第4章 「なぜ人を愛せないのか」という悩みがあります
。
④男の愛と女の愛は違うのか?
ヴィクトール・フランクルは「生きぬかれた過去は過ぎ去らない」と述べ、人が心を込めて生きた経験は「永遠という座標軸」に刻まれ、永遠に残るとしています。
〇永遠の時間軸に刻み込まれる。
この文章では、真に愛した相手との関係について語っています。著者は、いくつかの理由で別れた相手であっても、本気で愛し合った相手が困っているときには助けに行くことができると述べています。これは、その愛情が心に永遠に刻まれているからだと考えています。
愛情の記憶は、一瞬の出来事であっても永遠に残るものであり、特に強い思いを抱いた相手に対する感情は、時を経ても消えないと主張しています。著者は、愛情と憎しみが絡み合った関係も「永遠の座標軸」に留まるとし、逆に無関心な経験は過去に消えていく運命だと述べています。
また、日本と西洋の思想の違いに触れ、愛や記憶は「一瞬でありながら永遠」という複雑な概念であることを強調しています。真の愛は、「永遠の一瞬」の体験であり、心の深いところに刻まれるというメッセージが込められています。
私も本気で愛した人は、自分の心に永遠に刻まれています。数十年前に本気で愛した人のことも、今でも心の中で思い出すことがあります。私から別れを告げた人や、相手から別れを告げられた人もです。さらには相手が私を憎んでいると思い込んでいる人のこともです。その人が私を憎んでいると考えるのは、その人自身の問題ですから。
著者と同様に、私の心に刻まれた本気で愛した人々は、永遠の座標軸に位置しています。どんな別れ方をしても、本気で愛した人との「永遠の一瞬」は、私にとってマイナスの体験ではありません。それは私の自己成長の過程の一歩だと考えています。本気で愛した人は、私の心の中で永遠の座標軸に刻まれ続けています。
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