鎌倉日記(極上生活のすすめ)

富者の考えること


不思議に思っていたら、家族で旅に出かけたとのこと。仕事は、しばらく休業だそうだ。
理由は宝くじに当たったそうだ。
何千万かの、お金がふいに転がりこみ、どうしようかと、家族で相談したところ、どうせ、あぶく銭のようなものだから、全部、つかっちまおうということになったそうだ。
好きなだけ、旅行をして、食いたいものを食って、金をつかいきって、その後、また、働けばいいと、家族会議で決まったそうだ。

金持ちの人と話すと、目からうろこのようなことが、よくある。
最近、考えていることを、聞いた。

「飛行機がほしい。」
ひとつは飛行機を買いたいらしい。自分で乗るためではない。レジャーや娯楽のためではない。
ジャンボ旅客機を買って外国の航空会社にリース資産として、貸し出すそうだ。ここから得られる利益は、投資用マンションなどより、ずっといい利回りらしい。

「石が、欲しい。」
中国から、石を輸入するそうだ。中国の経済発展は目覚しいものがある。元の切り上げがあることは時間の問題だ。いまは国家政策として食い止めている。安い元の、今のうちに、大量の石を輸入して保管しておくそうだ。
 もうすぐ、団塊の世代が老人になる。団塊の彼らがいっせいに墓を欲しがる。そのときのために、大量の墓石として買い集めておくそうだ。こちらも、莫大の利益を生む。

魚屋の家族は、遊び終えたあと、どう感じるのだろう。
いいようのない充足感か。それとも、深い虚無感か。
富者の考えることは、得体がしれない。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: