部屋とYシャツとわらG

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2008年 冬 


神様にお仕えする 「ひとり言・・?(87010)」 [ 最近のことの日記 ]
 あけましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いします。

 新年最初の睡眠で、旅館の部屋の中を飛び回るゴキブリにとまどい、それがいつの間にか「新種のセミ」だと判明したのにたたきつぶしてしまった下関の友人「やんぴ」の姿にがく然とする…という夢を見た…。

 初夢は今晩以降のものを採用することにしよう。

 さて、今日は妻の母系の親戚の集まりに毎年ながらイヤイヤ行き、その帰りに地元の神社によってお参りをした。

 参拝後に、破魔矢を買おうとすると、妙に落ち着きなく笑顔の巫女さんが二人。

 いきなり、地元の中学校卒の教え子(しかもヤンキー娘)であった。選択で社会福祉とかを教えたこともあり、自閉症の息子Sを見ても、「かわいいー」とか言えるえらい子たちなのだが、さすがに、神様の方のありがたみは半減…。

 Sが手を伸ばして勝手に取った熊手まで買う羽目になるし、その後にひいたおみくじも、Sは大吉、私は末吉…。

 Sの方には、「なんでものぞみがかなうでしょう」とあり、「それはよくないなあ」と戦慄の幕開けとなった。

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2008/01/02
初夢 「ひとり言・・?(87010)」 [ 最近のことの日記 ]
 年末ジャンボのはずれを確認した元旦の夜の初夢。目覚めた時にたくさんメモしたが今見たらすべて思い出せるけどあほらし…。

 S中には、駐車場から職員室まで雨の時にぬれずにいける通り抜けの部屋があるらしく、初めて通る。見た目は私の出身高校の渡り廊下の下のようなのだが、まあとにかく、「もっと早く教えてくれればいいのに」とちょい怒り。

 職員室につくと、私の机の上には引き出しのついた書類入れが置いてある。荷物が少ない講師机を教諭が勝手に作業用に使って物を忘れていくこと…は特にS中ではよくあることだが、まああつかましくもこんな物まで置いたか…とあきれていると、その書類入れの引き出しから書類を取ろうと、手が伸びてきた。しかも両側から。で、二人とも譲ろうとせずに自分が先にとろうとしていて、争う二人に間に挟まれて「イテテテ」と言いながら細長ーくつぶれている私(笑)。

 さて、そこに卒業生と名乗る不審な人が登場。すごくでかくて、坊主頭で、赤紫色のブレザーを着ていて、ぼーっとしていて、「あっ、知的な遅れがあるお兄さんかな…」と感じた私は声をかけたのだが相手にされず、他の人に「知ってる卒業生なんですか?」と聞くのだが、「さあ、知らないなあ」というだけで、そのお兄さんは不審者とされたにもかかわらずうろうろ。私の中では、あの人は大丈夫…ということになり、まあいいかと流すことになった。

 廊下に出ると、Y中でお世話になったY下先生(さだまさしファン)に声をかけられた。年始のNHKのさだ番組のことを話そうと思ったら、「もうどこもかしこも12300円なのよね」とお怒りの声。いつも廊下をきれいに掃除する生徒がいるそうで、ごほうび?にポリッシャーをかけてピカピカにして驚かせようと思ったそうなのだが業者に頼むと高くてあきらめたらしい。

 そこに妻の使いで「レンタルできる茶室」を探しに来た若者二人が登場。こんなところにはないはずだけど…と言うと、「茶室はなくてもいいけど、今は『ミスなし連続記録に挑戦中』なのでそちらが大事です。」と言っている。『ドアの取っ手を逆に回してがちゃがちゃしない』とか『歩いていてタイルにちょっとつまずいたりしない』とか『トイレットペーパーの交換の時に落とさない』とかそういう記録らしい(笑)。どれだけ続いているか聞けなかった(気が散ってつまずくと悪いし)が、そのうちいなくなった。

 そして、場面はいきなり違う日の朝。公民館の茶室を借りることになったとかでなぜか私も妻と一緒に行かされている。で、遅れそうで、時間がないとキリキリしたり走ったりしていたのだが、となりを走る受験生を見て、「俺たちは試験じゃないんだから、急ぐことないよ」とゆっくり行くことに。

 そうしたかと思ったら公民館に着くのだが、そこはなぜか朝食バイキングのレストランになっており、入り口で「チケットが必要になりますがお持ちですか?」と聞かれる。ポケットを探ると、チケット2枚が出てきて「そうそう、ヤフーオークションで1230円×2枚、先に手に入れといたんだ」とすごくいばる私。

 中に入ると、最初に何かが一品あって、後は全部、種類は違うけどドレッシングばかり…。最後のテーブルにやっと「とうもろこし」があって、「とうもろこしバイキングかよ!」と言ったら、まわりの世界が全部崩れたようになって目が覚めた…。


 うーん、何の暗示かとか全然わからないけど、ここ数日に関わったできごとは断片的に出ているようだった。ヤフオクやったし、さだまさしの番組見たし、Y下先生の年賀状見たし、机はよく使われてるし、妻は5日に初釜に行くし。

 とりあえず、「ミスなし連続記録」…基準が謎だけど挑戦してみようかな(笑)。

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2008/01/18
ボブ 1 「自分らしい生き方・お仕事(140594)」 [ 最近のことの日記 ]
 息子Sもやりたい放題やっておいてしかられると大泣き…ということがあるのだが、今週のS中のボブ・サップ君(仮名)はまさにやりたい放題。

 すでに教員の指導が入らないんだか、それともたまたま変なのか、その度合いがたまに来る講師の私には見えてこない。

 水曜日は、そのボブのいるクラスの授業があった。ちなみにボブと私の関係は2学期まで良好。勉強はまったく出来ないし、テストの答案用紙にはおっぱいとかうんことかしか書かないが(笑)、授業中は少しは関係ありそうな内容の発言のやりとりなどもするし、他のひねてる連中に比べるとかわいいところもあって、笑顔でつきあえる。

 で、その名の通り、体がでっかくて力が異常にあって、恐ろしい腕の太さなのだが、気は優しい…だと本当はいいのだが、とても意地が悪いのか、いつも同じクラスメイトを舎弟のようにしていじめているし、何かとまわりに人たちにも暴力的なようである(泣)。

 2学期にも授業中にその一番の舎弟を自席に呼んで肩をもませているところを私に注意されて切れた後ふてくされた…ということはあったが、翌日にはいつも通りだったりした。

 で、水曜日、虫の居所の悪い時に授業なんか受けたくないのか、またその舎弟を呼びつけてなにか技をかけようとして座らせていた。休み時間あけとかならともかく、始まってしばらくたっていて、板書して振り返ったらこれである…。当然注意する。最初は優しく。ただその舎弟が席に戻らない。先生の言うことを無視したって殴られないけど、ボブの言うことを無視したら殴られる…そんな思いがあるのだろうが、そうした人間関係が解決していないこの学年の生活指導は何なんだろう…。

 で、両方に怒っていると、ボブが「じゃあ、いいや。廊下に出て、そっちでやる」とのたまう。で、勝手に先に廊下に出て行って、「早く来いよ」と舎弟を呼ぶので私がぶち切れ。廊下に出て「ふざけんなんよ、われ」とやっていたら今度はボブがぶち切れ。目がいった状態でつかみかかってきて人を壁に押しつける。ただ、それ以上のことはしないので、「こいつ殴る気はなさそうだな…」と思いながら、すごくやりたくなった頭突きは我慢我慢…。

 とりつかれたように「タイマンやろうぜ。」と繰り返しながらせまってくるボブの両腕を押さえつけながら、がっぷり四つの状態でいると、ボブは時々教室のドアをすごい勢いで蹴って威嚇する。その音でやっと駆けつけた「やり手の女性教諭」が間に入ってくれたので、時々離れたり、また同じことを繰り返したり…。もうひとりこれもたまたま「比較的使える男性教諭」が来て、「一緒にいてもずっと興奮するので一度連れていきますから先生は授業をしてください」ということでやっと退場していった。

 おかしいというか奇妙なのは、あんなに野次馬騒ぎの好きな連中が教室から全然出てこなかったこと。それだけ、「切れたボブはやばし」なのか、普通友だちがそうなっていたら止めるだろうけど…。

 5分間くらいだったのだろうか、私だけが戻って、「えー、暴れ牛になってしまって大変でした…」なんて言いながら授業を始めたのだが教室はシーン。

 そして10分くらいたってからボブが戻ってきた。とりあえず興奮状態の顔ではない。ただこういう時は廊下に私を呼んでひとこと関わった先生から今の状況を説明したり、または謝罪なりしてから教室に入れるべきですよ…とは思ったが、まあいいやと思いながら授業は続く。最初は遠慮気味だったボブがそのうちボールを出して後ろで舎弟にパスを送った。

 とても優しく(笑)低い声で、「お前もう一度スタートからやり直す気か?」と聞くと、とりあえずはストップ。少し私語はあるが時々にらまれたりしながら注意を受けると治まる。まわりの連中は二人の薄氷を踏むようなやりとり(どっちかがまた急に切れるかも)をハラハラしている妙な緊張感があった。こういう時はそのまま下(職員室)であずかるのが一番なんだけど…。

 途中落ち着いた彼は、ちょうど私が意見をみんなに求めたところで、「言いたい」顔をしてこちらを見た。が、さすがに今日は…と思ったのか声は出ない。私もじゃあボブ…と言いそうになったが別にこっちから歩み寄ることもないし当てなかった。あの見つめ合った数秒はなんだかおかしかった。

 授業後、帰り際に「今後の二人のために聞くけど、お前何で今日はあんななんだよ。俺がいつもとなんか違うか?」と聞くと、「わかんねえー」とひとこと。ただその言い方がそう嫌な感じではなかったので、二人の中では、まあいいやという空気はあった。その後、放課後帰る時にもその部活の連中に偶然会うと、「さよならー」とかみんなと言っていたので、こちらもまあ安心して翌日も来られるわけである。

 で、その翌日の木曜日。そのクラスの連中が見てなかったのが災いしていて、私は他のクラスの生徒に言われた。
「先生、昨日すごい切れたんだってー。廊下で大暴れしてたって○組の人が言ってたよ。」…って、ドア、バンバン蹴ったのが俺の犯行だと思われてるし!(続く)

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2008/01/19
ボブ 2 「自分らしい生き方・お仕事(140594)」 [ 最近のことの日記 ]
 で、その翌日の木曜日に学年の先生から呼び止められて内緒話をこちょこちょとされた。この先生は野球部顧問時代の知り合いで熱くてバリバリの人なのだが、公式戦の時にマウンドで生徒殴った!?とか恐ろしい伝説もある人…だが、今年度はいろいろと悩むこともあってか休みがちになっている。

 最初に、「先生、昨日の件とか、ちゃんと学年で報告したり職員全体で話題にして欲しいよねえ?」と私は聞かれた。はじめは意味がまったくわからなかった。昨日のうちに学年主任にも生活指導主任にも報告しているし、ちゃんと動く学校なら放課後本人への指導があり(親呼べとまでは言わないけど)相手への謝罪くらいは考えるものだ。ところが、下手すりゃ殴られてる…っていう事件なのに、朝の打ち合わせでの報告すらなかったというのだ…。

 実はその先生も数日前にボブ・サップ君(仮名)と同じようなことがあったらしく、でもそのまま流されて翌日の話題にならず、「授業参観で忙しかったからしょうがないのか…」と思ったけど昨日の私の件も報告がないから変だと思って…との話。やっと復活したその先生に迷惑かけても悪いので、「もし必要があったら僕が『その後何かやってくれたのか何の報告もないって怒っているし、このままでは今後不安だ』と言っていたと話題にしてもいいよ。」と話をしておいた。どおりで朝から管理職からもひとこともないはずだ(笑)。学年主任や生活主任からは前日にすでに謝られたけどそれで終わってるわけね…。

 まあそれはさておき、この日の本題は職員の対応よりも、またボブなのだ。

 私が5時間目の授業をしていると、廊下を何か大きいものが通ったような気がした。

 廊下をのぞくと、ボブが教室のドアを抱えて通りすぎていく後ろ姿が見える(爆)。

 教室の後ろ側のドアがなくなっている。死角で授業者には見えないところなのだが、そーっとはずして持って行ったらしい。

 「えー、また今日もあいつともめるの…」と思いながら後を追ったのだがその行き先は隣のクラス。追いかけて中に入ると……すでに各教室のドアが各1枚ずつ…6枚集まっていた。

 怒る感情より、思わず「なんじゃあ、こりゃ」と吹き出してしまった。そのクラスにはその学年所属の、仕事をしないで文句の多い女性教諭がいたのだが、並んで立てかけてある6枚のドアの横で普通に授業をやっている(笑)。なんだか緊迫感もなかったし、しょうがないなあと流している感じなのに私が張り切るのも変なので、「すみませんが、今ボブが取っていった私の授業クラスのだけ持って行きます」と言って1枚だけ持って帰った。後は知らん(笑)。

 それがまた重たいので、前日のボブとの押し合いで筋肉痛の腕・足腰にはつらい。ただこれをなぜか6枚も運んだボブの行動を思うと余計おかしくなってきた。

 ボブはいつの間にかいなくなっていたが、体育だったらしく、抜けてここにきてるのもおかしいが、その後も数回現れて、最後の1枚(私がいるクラス)をねらっては途中で発見されてもどっていく…。かまって欲しいのか、何なのかまったくもって不明であった。

 職員室に戻ると、先の教諭が生活指導主任にひとこと。「○年○組にとにかく行ってください。ボブが変なことしました。もう大変ですから…。」

 なんだか様子もちゃんと説明しないし、人任せですごいなあ…と半ばあきれながら聞いていたが、その「行って見てのお楽しみ…」に首をひねる生活指導主任に私も見つめられたのだが、答えを言ってはいけないようなそのムードに思わず、「うーんっと、変わったコレクターがいました」とだけ伝えた。

 その後はずしたドアを休み時間に全部もどした(主任にもどさせられた)ボブ君。6時間目もまたうろうろして一度私の授業中の教室後ろのドアをねらってきたのだが見つかって断念。ねらいも不明だが、職員の対応も不明だし、私はあと2ヶ月しかいない学校とはいえ、なんだか来年のことが心配である…。なぜならボブだけの問題ではなく、それに続く人たちが20人、さらに意識が育ってない中間層が100人以上…。担任教諭の時と違って、自分がどうこうできる立場にないことが歯がゆくもある。

 とはいえ、こんな時に仕事が選べる今の講師の立場って助かる。この学校の教諭で生活指導部だったら今頃休職中だったろうな…。

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2008/01/21
ボブその後 「自分らしい生き方・お仕事(140594)」 [ 最近のことの日記 ]
 S中生活指導部の名誉のためにその後のことを書くと、今日学校に行った時に、生活指導主任から声をかけられて、再度「ご迷惑をおかけしました…」と謝られ、「ボブをその後呼んでまた話をしときました。あの感じなので『もう大丈夫』ってことはないかもしれませんが(笑)、『謝りに行く』と言っていたので今日あたり来ると思うのでよろしくお願いします。あっ、でも、バカだからもう忘れてるかもしれないのでその時はまた教えてください。」とのことであった。

 そうそう、別に謝罪どうのこうのではなくて、この機会に本人に「先公ともめると面倒くさいことになる」と思わせたかったし、今後のためにこの機会を生かして欲しかったので、御の字である。

 学年自体はあまりうまく行ってないと思われるのだが、この学年を立て直すために他学年から投入されたこの生活指導主任はいろいろなことをよくわかっているし、私は結構好きなのである。たぶん、他の先生たちのことでやきもきしているんだろうなあ…なんて思いながらも、こちらはせめて生活指導部の仕事を増やさないように、「その場で指導、その場で解決」を日頃はめざしていたのだが、まあ今回はしょうがないということで。

 今日は、ボブのクラスの授業もないし、その階に行くことも1回しかなかったので、自然に彼と会うことはなかったのであるが、向こうからたずねてくることも残念ながらなかった…。

 先生の言うとおり、「バカだからもう忘れていた…」のかな(笑)。

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2008/01/22
角が取れた 「自分らしい生き方・お仕事(140594)」 [ 最近のことの日記 ]
 I中の2年生、間もなく地理が終わるので(歴史と地理を1・2年で並行学習)、ワークブックの答えを配ることにした。

 授業の中で答えはほとんど全部伝えてあるはずなので別に配らなくてもいいのだが、答えが一枚ついてきたこれも値段の中に入っていただろうし、せっかく思い出したので配ることにした。ただし、少し問題点が…。わけあって、答え(A4用紙1枚)の角が取れているのだ。

 配る時にこう話した。「公立高校受験の申し込み書類、男子か女子のどちらかは左端を切るので、来年のために今からその形式に慣れておいてもらおうと思ってこうなっています。」

 すでに「へえ」と言っている人もいて、素直すぎるのも困ったものだ。

 もちろん、ほとんどの人は「何だろう?」と疑ってかかっている。

 「実はこの角は私が切りました。なぜでしょう?」

 考えて出てきた発言1号は、「わかった!ベルマークだ!」

 そうだったら良かったのだが、私のことを信用しすぎである。

 しばらくして、出たものが、「わかった!応募券を切って勝手に応募した!」

 ありそうなことで(笑)、なんとなく真実に近づいてきた。

 「積極的にではなく、やむを得ず、切りました。何かが起こったのです。」

 「カビが生えた!」

 いくらなんでも職員室も社会科資料室もそこまで汚くはない…。

 各クラスとも大体ここらで1名が正解するから不思議であった。

 「コーヒーがこぼれた!」

 そうなのだ。1年前、職員室の机の上で、手がぶつかってコーヒーがこぼれて大変なことになった。自分の書類でもっと絶望的なものもあったが、ほぼそう大事なものはなかった。しかしよく見ると隅っこでこの「ワークブックの答え」が少しだけぬれていた。すぐにふいたが、その時は少しうっすらと跡がついたくらいで気にしていなかった。

 が、1年たっての今回、配ろうと思って見ると、茶色の濃いシミになっていて、「コーヒーの香り付きだ!喜べ!」というにはあんまりな状態だったので、角を切ったのであった。

 そうやって、状況を説明しながら「すみませーん」と軽く謝ると、笑ってはいても誰も文句言わないから、I中、いい人たちだ(笑)。

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2008/02/06
あたーりー? 「ひとり言・・?(89971)」 [ 最近のことの日記 ]
 面倒だった年賀ハガキの当選番号の確認、やっとその気になれたので確認した。

 妻宛のものも含めて約300枚。宝くじだと一瞬で確認が終わる(そして夢やぶれる)のに、こっちは結構たいへん。もっとも最近は下2ケタだけを見ていって、もし一致したら6ケタ全部を見直す…という作業のコツをつかんだので早いのだが、大量にはずれが続くのも腹の立つものだ。

 4等は下2ケタ一致が2種類あるから、単純に考えれば、300枚なら6枚の当たりがあるはず。毎年、「確率通り」くらいの4等切手シートを手にするのだが今年は出足から調子が悪い。50枚くらいある大学時代の音楽サークルの友人からの分は1枚も当たらないし、「しっかりしろ!」とか怒りながらの作業は続く。

 そしてそのうちに、出た! 4ケタ一致! 3等の、昔で言うところの「ふるさと小包」みたいなヤツをゲット! なんとかのブランド詰め合わせとかいう名だったが、当ててくれた年賀ハガキの送り主は、なんと旧年中(いや新年も)さんざん苦労をかけてくれたS中…の副校長からのもの。

 思わず、「うーん、これくらいはしてもらわんとのう」と下関弁でうなってしまったが、まあとにかくうれしかった。

 今週はいつもより精力的にS中での仕事をやろう(笑)。

 今日、副校長の顔を見た瞬間、危うくお礼を言いそうになったが、「じゃあ、これも何かの縁だ、来年度も引き続きお仕事よろしく」となっては困るので、思わずことばを飲み込んでしまうのであった。

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2008/02/07
肩をもむ男 「自分らしい生き方・お仕事(145297)」 [ 最近のことの日記 ]
 先日のS中でのできごと。いつも廊下にはいろいろとうろうろするヤツがいるのだが、2H君(ボブ・サップ)と4H君と5K君はその常連である。自分が授業をする時に、そのクラスだけでも誰も出さないようにすれば廊下が少しは落ち着くので特にその2組4組5組の時は意識をしている。

 で、その日の5組の授業中。もともと5K君と私は馬が合わないのかお互いに好きになれない(笑)こともあり、だからか私も冷めた怒り方しかしないのでかえって今までもめていない。こいつもボブ並みに先生相手の暴言とか暴力まがいのことがよくあるそうなのだが、幸いにもお目にかかってないのだ。

 この日も何回もトイレ…おしっこ、ペンで手が汚れた、大便…とかいろいろ行ってきては出るのだが、何も言わずに出ると私が怒ることは学習してきているので、たとえ嘘でも一応行かせて、そこそこの時間で戻ってくれば許してやっていた。

 ところが最後の5分で、授業内容もほとんど終わって流していると、黙って出やがった! 教室内の人には終わり&室内でくつろいで良いことにして、少し遅れて後を追うと、3組の前に寝そべっていて、私が近づくと掃除用具入れの中に入った。

 ちなみにそのクラスは英語の少人数授業中。じゃまをしないように小声で、「出ろよ」とか言っているのだが、小声なのでどうもさえない(笑)。向こうも1本ずつほうきを手渡ししたりしてきてある意味おもしろいのだが、基本気にくわないのでだんだんこちらも頭に来た。

 で、廊下に出たあと、「お前、だまって出るのだけはやめたから多少は大目に見てトイレに行かせてやってりゃ、なんだそりゃあ。」とからむと、「はー、もう終わりそうだったじゃねえかよ。」と反論。こちらからもなんだかんだ言いながら近づいていって、一触即発!…の場面。

 すると5K君と対峙する私の背後に、するすると4組教室から勝手に出てきた4H君が、私の肩を持って「くるり」と回転させて、授業クラスである5組の方に向けて後ろから押されて歩かされた。振り返ると、4H君がニヤニヤしながら、「まあまあまあ」とか言いながら私の肩をもむのであった。

 こちらもうまいこと矛を収められたし、向こうもトラブルにならずにすんだし、4H君のファインプレイであった。が、「いいヤツ」として気を利かせてやったのか、たまたまなのか謎ではある。まだ終わる時間ではないのになぜこいつが出てきたのかもオイオイという感じではあるが、まあ不問にできるくらい役に立ったのであった。

 その肩すかしにあった感じがなんだか自分でもおかしくて、それでいてなんだか私が悪い方の人でなだめられたような感じがして妙におかしかった。

 ちなみに、その4H君、先日は廊下で他の先生に怒られて、ふてくされて入ってきた私の授業中に、3階の窓からぞうきんを投げて、そのことで怒られたら今度はシャーペンを投げた…という本当は自分もよくキレル人なのであった(爆)。

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2008/02/14
スキーのバス 「ひとり言・・?(89971)」 [ 最近のことの日記 ]
 過日、某S中の2年生ご一行様はスキー教室に2泊3日で行ってきた。

 講師の私はもちろん授業なしのお休み、ありがたいことである。そのまま1週間くらい行ってくれても良かったのだが…(笑)。

 帰ってきてからの、学校便りには、『出発前、わがままな振る舞いで迷惑をかけるのではないかと懸念される生徒もいたのだが』と正直な内容が書いてあり、好感を持った。そして続く。

 『しかし、インストラクターのお話をしっかり聞いて取り組み、旅館での生活もしっかりとしたものであった。』…と大変な成果を上げて何事もなかったように書いてあるのだが…(確かに日頃のことを考えればよくやったとほめてやりたいが)。

 私は人から聞いて知っている。
 ボブ・サップ君など数名が、バスの車内で、キレて、悪態をついたことを!

 どんなことで怒ったか…そのセリフは 『何でガイドがババアばっかりなんだよ!』(爆)

 朝の見送りに出た職員によると、これまた見事に「現役がんばっています」という感じの50代のお姉様軍団6名。元気バリバリ。

 ボブ君。これはたぶん、若いガイドさんでは君たち相手に収拾がつかなくなるであろうと予想しての、学年の先生たちの配慮(陰謀?)なのだよ。(笑)

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2008/02/19
手紙 「自分らしい生き方・お仕事(145297)」 [ 最近のことの日記 ]
 戸棚に手紙をポイと置くと、「もう限界ですー。」と言わんばかりに崩れてきていたのだが、それでも無理矢理もどすと、お互いに支え合って不思議と崩れなくなる…という状態でこの10年分くらいの友人からの手紙が保管されている。

 スペースとしては、25cm四方の四角い缶の上、戸棚の上までは30cmくらいの高さ。

 さすがになんとかしなければいけなくなってからすでに数年(笑)、気にはしているのだが日頃見ない場所だから忘れてしまう。ましてや100円ショップに行った時には必要なモノとして思い出せない…はずだったのだが、ちょうど今年の年賀状を整理するプラスティックケースを買おうとしていて思い出した! まさにふとした思いつき。今年の年賀状用に1つ、戸棚の手紙整理に1つ、予備1つ…計3つ買った。

 家に帰って整理を始めるとこれが大変、A4版サイズで厚み10cmくらいのケース3箱のほとんどは結局その手紙だけで埋まってしまった…。

 それはそれですっきりしていいのだが、整理中に、いろいろな手紙が出てきて、もちろん全部読んでいるわけではなくたまたま目についたヤツとか、「これ誰だっけ?」というのを読んだのだが、それがまた不思議というか、こういう時に目に入るモノってそうなるべくしてなるんだなという感じなのだ。

 その中でも印象に残ったモノ。

 1枚は故人からの暑中見舞いハガキ。H中時代の同僚で産休補助のおばさま。8月の飲み会楽しみです…と書いてあったのだが、その飲み会でお会いして数ヶ月後に、脳卒中でお亡くなりになった。文面から当時のお人柄が忍ばれて暖かい気持ちになった。

 そして1通の保護者からの手紙。養護学校を1年で辞めたあと、「いきなりですみません。こんな思いを持ってここを辞めて講師になります。」というお手紙を春になってからクラスの保護者4人に出したのだが、そのお返事。内容的には、同じ自閉症児の親として、こちらの心情をくみ取ってくれていて、さらに「Tにとって先生は、とてもいい先生でしたよ…。」と救われるような内容。時がたっても、「養護学校での自分の仕事はいったい人のお役に立てたのだろうか?」という疑問が残ったままだったので、なんだか報われた気になった。

 そして、1通の今もつきあいがある教え子(男)からの手紙。中2で担任して、その後転勤。内容は「先生、バンドのテープ送ってくれてありがとう、勉強の合間に聞いています!」というかわいい内容が、たどたどしい文字でつづってある(笑)。どういう経緯でそういうことになったのかは謎なのだが、まあとにかくそういうことになり、そこからか?出回ったテープは本人がすでにいない中学校で、お昼の放送で「Na
Na Na ナーナ、ナ、ナ、ナ、ナーナ」とかかっては爆笑を誘っている…という噂は後日聞くことになるのであった。

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2008/02/21
筋肉痛 「ひとり言・・?(89971)」 [ 最近のことの日記 ]
 6時間目に、黒板に向かって字を書いていて、チョークを持つ手がつりそうになった。「今日はそんなにたくさん書いたっけ?」と手をもみほぐしながら考えたが、いつも通りそう書いてはいない(笑)。

 夕方になると、さらに腕がやたらと痛いし、足腰もなんだか筋肉痛。階段を下りると足ががくがくする。今週特別な運動をしていないのになぜ? まさか「本当は怖い家庭の医学」みたいな何か恐ろしい病気がひそんでいるのか?などと不安になりながら予約していた歯医者へ。

 昨日、5回目で最後(たぶん)の歯ぐきのフラップ手術をしたのでその消毒に行ったのだ。

 診察台に横になって待っている時に、すべての謎が解けた!

 私の筋肉痛は約24時間後に出る。若い時分は翌朝だったのだが、今はちょうど24時間後が痛みのピーク。

 昨日のこの時刻、私は1時間くらいに渡って、そのフラップをやっていた。もちろん、私はただの患者なので、部分麻酔をされて横たわって口を開けているだけ…なのだが、痛くなくても何かをやられているあの感じ、つい余計な力が入ってしまうらしい。

 今メスか何かで切ってんのかなあ、今削ってるのかなあゴリゴリ言ってるよ、先生「うわあーきびしいなあ」とかつぶやかないでよ、今縫ってるのかなあ…など、なるべく他の考え事をして、いまやられていることに神経が行かないようにしようとしてもやはりいろいろと気づいてしまうし、その都度、いろいろと体が硬直しているらしい。止血をして、すべて終わったあとに診察台を降りると、腕が重たく固くなっていて、「いやあ、自分は何もしなくてもいいのに、つい力が入って筋肉痛です(笑)」みたいに笑いを取っていたのだが、実はそれが腕だけではなくて、足腰すべてにいたるまでの全身筋肉痛だったらしい。

 歯医者さん、麻酔が効いている時の食事のやけどに注意とか、過度な運動ダメとか、長い入浴ダメとか、酒タバコは我慢とか、うがいはまだ軽くとか、傷口を舌で触りすぎないでとかいろいろと気がついてくれてアドバイスをくれるけど、たいていそれはどれも「痛いうちはやりませんよ…」ということばかりなので、今後はぜひ、「明日、筋肉痛かもしれませんがうちに湿布ありますか?」とアドバイスください!

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2008/02/22
筋肉の疲れを取る 「ひとり言・・?(89971)」 [ 最近のことの日記 ]
 金曜日の午後はいろいろとたまった仕事を片づけられる時間なのだが、今日はプリント印刷とかの仕事も早く終われたので、今週の疲れを取りに温泉に行くことにした。

 まず、職場から自宅まで20分間歩いて帰り車に乗る。そこから…西の方向の山奥に入ること…何とたったの10分!

 昨年、市が莫大な借金を投じてできてしまった温泉施設。でもお湯もいいし、平日の昼は空いているしいい感じ。ただこうやって空いていては借金返せずに市民の税負担が増えるのだが…。

 ゆっくり湯につかり、湯上がりにはマッサージ機200円也でもみほぐし、最高の気分で6時頃家に帰った。歯医者でのフラップ手術で痛んだ全身のメンテナンスは終了。「今週は歯医者のことばかりの1週間だったなあ…」とカレンダーを見てしみじみしていたその時、今日の予定が目に入った!

 「S 歯医者 4時」

 あー、自分の歯医者のことで頭がいっぱいで、Sの歯医者(別の所)のことをすっかり忘れていた! 

 でも知ってたらすっぽかして温泉には行けなかったし、たまにはこんなこともいいとするか。(ポジティブ)

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2008/02/27
先生の名は 「自分らしい生き方・お仕事(145297)」 [ 最近のことの日記 ]
 S中がテストで休みになった日を利用して、昨年度まで特別支援学級でお世話になっていた(介助員で)U中に、一日ボランティアに行ってきた。

 ある3年生男子は会うなり、「あー、福山先生だ、みんな福山雅治だぞ!」……よく刷り込んだぞ、自分(笑)。折りしもこの日は来年の新入生たちの体験入級の日で、2時間目から参加するとその部屋には、国語・算数に取り組む小学校6年生たちとそれを見守る保護者の熱気でムンムン! 「しまった、なんだかやばい日に来てしまったぞ」と思いながらも、こんな日は人手不足になるのはまちがいないだろうからがんばって中に入っていった。

 とりあえず、困っているところに手助けをしたり、できた子のプリントの○つけをすればよいのだが、ちょうど自分の立った一角はやばい。一番後ろの大テーブルだったので、保護者がかぶりつきで見ている。二人並んでいる生徒のうち、左の子のプリントは易しそうだが、右の子のはどうも帯分数の計算のようで、こりゃまずい…合ってるかどうか調べるのが大変だし、それ(その計算に私が悩むところ)を新保護者にチェックされるぞ…。

 私の祈りが通じたのか、右の子は最後の問題で長考に入り、左の子が先にできたので、その答え合わせやまちがえたところのやり方を教えているうちに、右の子には他の先生がついてくれた。

 ちょうど保護者への説明会などで抜けた先生の代わりにその次の時間の授業も入ったり、なかなかお役に立てるいい仕事ができた。午後は体育でいい汗をかいた。家からの距離は遠いので車通勤は疲れるが、家に帰ると心地よい疲労感…。体は疲れたけど、心は穏やか。あー、やっぱりこの感じが1週間に1度は必要だなとあらためて思うのであった。来年度は講師枠だけじゃなくて、介助の仕事もやはり入れよう。

 しかし、体育の時に調子に乗って縄跳びをたくさん跳んだのが響いたのか、翌日の疲労感は「心地よい」レベルをちょっとオーバーして、全身ガタガタなのであった。

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2008/02/29
閏年 「ひとり言・・?(89972)」 [ 最近のことの日記 ]
 せっかくの閏年なので、この日付で何か書き残さなくてはいけないと思いあわててアップ。

 2月29日という本当はなかったかもしれない?この日が入るときに、『行くのに足取りが重い学校への勤務日』ではなかったから良かった。なんというか、人生の一日を得したような気分である。(もちろん本当は何曜日であれただ増えただけだし、寿命が延びたわけではないとはわかっているけど)

 さて、そんな日の朝のテレビ番組の占い(フジだったかな)は、「牡羊座のあなたは、気になる異性と急接近!」 

 おおー、いいぞと思いながらも、特に気になる異性がいない(笑)ので、「まさか朝からまた義母とひともめするのか?」(数日前、Sが朝少しぐずっただけで義母が思いつきで欠席させようとしたのを無視して、私が無理に着替えなどをすまして行かせようとしているとへそを曲げられた。大体なんで欠席かどうかを親じゃなくてあんたが勝手に決める?…ちなみにその日のSは、学校で機嫌良く過ごせたし、行かせて大正解だった。)と占いをいぶかしむのであった。

 しかしこの日はトラブルもなく無事出発。近所の八百屋さんでいつものおじいちゃんと朝の握手を交わしていると、道路向かいのバス停から近所のきれいなお姉さんがSに手を振ってくれている!

 Sは、気づいてもなかなか瞬間的には手を振りかえせないのだが、そっちに注意を向けても気づかなかったり、気づいても手を振る気がなかったりする。なので、そっちを一緒に振り返って、一緒に手を振ろうとして私がやっていると真似をする。ニコニコ手を振ってくれるお姉さんに、私が右手を振る。やっとSも手を振るか…というところでバスが来て姿が見えなくなった。

 するとバスに乗り込んで窓側に来たお姉さんがまたSに手を振ってくれる。そしてまた気づかないS(笑)。そこで立ち止まって私が手を振り始めると「うん、何だ?」という感じでバスを見て確認…。その頃にはバスはもう出発し始めている。

 結局、お姉さんのありがたい「バイバイ」に反応しているのは私だけだったので、はたから見ていると、お姉さんが私に手を振り、私がお姉さんに手を振りかえす…それを何度か繰り返す…というまるで別れを惜しむ恋人たちのようであった。

 お姉さん(気になる異性)と急接近!(爆)

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2008/03/03
行き倒れ? 「自分らしい生き方・お仕事(145298)」 [ 最近のことの日記 ]
 後2週間となったS中学校での授業…普通はこのあたりで名残惜しいのだが残念ながらなかなかそういう感情が湧いてこない…。

 今日テストを返したクラスがあるのだが、各自に渡す間はうろうろして見せ合っていいので、結構席を離れていた。その時に後ろの方に行った『以前、窓からシャーペンを投げた男』は、こちらがテストを配り終わってもまだ自分の席に戻ってこない。

 テストの点で「がっくり…」とかいう感じで床に寝そべったままなのだ。

 声をかけながらも、ほっといて、順番に当てての本読みをスタート! 今日と後1時間で単元を終わらせないといけないので必死だ。そうして軌道に乗せた後で、机間巡視しながら彼が寝そべる後ろの方へ行くと…目を閉じている。「しばらくおいとくか」なんて思いながらそのまま、また10分…次に見に行くと、なんと彼は他人のスポーツバッグを枕に抱いたまま、教室の床にうつぶせで寝てしまった!

 起こさなかったのは言うまでもない(爆)。

 しかし、机にうつぶせだったり、空いている隣のイスに足を投げ出したり…とかそういう厚かましい寝方で注意されたヤツは過去にいたけど、床に寝たヤツ…かえって気にならないでかわいく感じるから不思議であった。

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2008/03/08
涙のSayGood-bye 「バンドマンの語り場(10151)」 [ 最近のことの日記 ]

涙のSay Good-bye
http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/nanoarubusyou/lst?&.dir=/%a5%de%a5%a4%a5%c9%a5%ad%a5%e5%a5%e1%a5%f3%a5%c8/66ae&.src=bc&.view=l

ダビングする機械の都合で1と2に分かれてしまった。
20年前に大学の音楽サークルの部室(長屋)で録音した。
ちょっとブライアン・アダムスの曲に似すぎたことや、他の曲とムードが合わなくなりライブで封印した曲。
わけあって、友人に捧げます。

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2008/03/11
ご縁がありますね 「ひとり言・・?(91125)」 [ 最近のことの日記 ]
 今日、I中に登校すると、年配の先生がそっと近づいて来てやたらとS中のことを聞いてくる。

 ちなみにI中は地元の今は穏やかな学校、S中は今年度私がもう一校行っているなかなか大変な学校。

 こちら(I中)では、さんざん「S中問題あり!」の発言をしてきたし、I中で3時間終わった後、午後S中に移動するような日にはいつもげっそりしていたので、知っている人はその様子をよく知っているのだが、「今さらどうして…」と思いながら状況をお話した。

 話している途中で、「そうだ、異動の内示の時期だ…」と気がついたので、「もしかしてS中に異動ですか?」と聞くとピンポン大正解!数ある中学校の中から見事ビンゴ!

 行く前からあまり悪口ばかり吹き込むのも何だし、かといって覚悟なしで行くと大変だし…。授業はやりにくいけど、生活指導でバカでかいことは起こっていない…と中途半端な説明になってしまった。

 でも、「車通勤OK」ということだけは自信を持って伝えられたので、おじさんは「今より近くなる!」とお喜びであった。

 「近くなっても、生活指導で帰る時間は遅くなりますよ…」ということばは飲み込んだ(笑)。

 ついでながら、この春S中を出る人の教科から考えて、おじさまの所属学年は私の苦労した新3年であることはほぼまちがいない…のだが、これも秘密にしておいた。

 ふと、一番大変なボブ・サップ君の顔が思い浮かんだが、なんと彼はその先生と名字が同じ! 別に佐藤さんとか鈴木さんでもなく、どちらかというとめったに見ない有名武将?の名前なのに…。

 こうなるともう「運命だな」とおかしくなってきたのだが、もちろんこれも黙っておいた。

 ご活躍を(ご武運を)お祈りします。

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2008/03/17
自動改札 「障害児と生きる日常(40734)」 [ 最近のことの日記 ]
飲み会に行った金曜日、自宅の最寄り駅の改札を入ると、となりの改札に大きな紙袋が二つ置いてあった。

なんだろう?と思い振り返ると、駅の改札を出たところに地元のダウン症のお兄さんがいた。お兄さんは私と同じくらいの年で、バス・電車を乗り継いでお仕事に行っているというすごい人なのだ。こちらのお母さん(というかもうおばあさん)は私たち親子にもよく手を振って励ましてくれる。

それだけに気になって、何かお手伝いが必要かな…と思って見ていた。何が起こっているのか、少し考えてやっとわかった。荷物2つが大きすぎて、持ったまま右手でスイカカードをかざして通過することができなくて、ひとまず荷物なしで通過していたのだ。

理由がわかったので、「そちらにお渡ししましょうか」と声をかけようとすると、こちらにまた入ってきた。荷物一つを左手に持って、右手でカードをかざして通過。改札外にその荷物を置いた。そしてまた入ってきた。そして2つ目の荷物を持って…とやっていたので、「これでもう大丈夫だな」と思って私はその場を後にして電車ホームに向かった。

なるほど、ああやって自分で創意工夫するんだなあ…と感心する一方で、自分だったらどうするのだろうと考えると、「なんだ、荷物を改札の機械より高く持ち上げればいいだけだったのか…」と気づきおかしくなった。

もしかしてお兄さんは荷物が多いのは今日だけじゃなくていつもだとしたら、いつもああやっているのかな…とか、もし定期券ではなくてただのスイカカードだったらその都度入場料がかかるのでは…といろいろと心配になった。

お兄さんが出入りをしている間、駅員さんは気づかなかった。省力化・人件費減らしが目的だからしょうがないのだが、昔ながらの、人がそこにいる改札だったらこんな苦労もなかったのだろうなあ…と。

入るところと出るところに人がいれば「お金を払って電車に乗る」という感覚がうちの息子のような知的な遅れが大きい人にもよりわかりやすいだろうし、もし何か困ってもすぐに助けてもらえる。いろいろなことが便利になったようで、使いこなせない人にとってはそうでもないのだな…と実感した。

駅の改札で切符を切るはさみの「リズミカルな音」…空打ちを含めて「カン・カン・カン・カチッ!」とかいうあのリズム(駅員さんによってそれぞれ違う)が懐かしいなあ…と思った。若い人はなんだかわからないことでしょう(笑)。


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