部屋とYシャツとわらG

部屋とYシャツとわらG

特別支援教育 中間報告会(過去日記より)



 特別支援教育コーディネーターの取り組み、副籍事業(養護学校在籍生徒との交流)の取り組み、幼稚園・保育園からの情報の申し送り、教育相談や巡回相談によるセンター機能など、担当の方の努力に頭が下がる思いの発表が続いた。私の住む街は小さな市なのだが、この件については本当によくやっているなあと感動ものであった。

 ただし、これから先にその取り組みのすそ野をいかに広げるかが重要である。提出するアンケートにも書いたのだが(当日の質疑応答で言う勇気がなかったので)、教育相談員や巡回相談員の人数を増やすこと、コーディネーターを外部から採り養護教諭を動きやすくすること、副籍交流のための引率・送迎の人材を外部指導補助として雇い養護学校の先生の負担を減らすこと…など予算的な手当が必要なことが多々ある。現場の教員に「無理しろ」ではすまないことが多いと思う。

 また、モデル事業地区としての予算のある今はともかく、何年か後にその補助が打ち切られた時に、市として事業を継続していく気があるのかないのか…すごく大切だと思った。

 てなことをアンケート用紙には書いたのだが、市教委はこれから先は「研究発表だ報告だ」でそれどこではなくなるのだろうと思う。それぞれの取り組みが続いていくなかで、それが本当に本人や親の気持ちと合致するのかなど、今後の検討事項は多いと考える。

 正直、ひとつの市でそれをやるのは大変すぎるなと思うのだが、たくさんの人が期待していることをふまえて、今後の進行をよろしくお願いしたい。

 まあ、なるようになれ!…と期待半分、冷やかし半分。


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: