あゆ&たく&しょう日記

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ソケイヘルニア 手術


西宮の病院から紹介状を書いてもらって大阪府立母子保健総合医療
センターに転院して、1ヶ月に1度診てもらっていた。

少しくらい遠くてもいいから小児外科の優秀な病院を!とお願いしたのだ。
手術事態は盲腸のようなもので20分くらいで簡単に終わる。
けど、怖いのは全身麻酔。
なんたって5ヶ月の小さな体。(体重6415g、身長64.7cm)

標準より小さかったけど、なんとか規定に届いていたので思いきって早めにすることにしたのだ。
たく自身の記憶に残らないように、物事がわからないうちに少しでも早くしたかった。

10月18日朝から母についてきてもらって病院に行った。
こんな時にダンナはいない・・・ダンナ自身もベッドの上でつらかっただろう。
到底1人では心細くて行けなかった。

病院で手術着に着替えて待つ。その間もご機嫌に笑ってる。
そんなたくを見てると何も知らないとはいえつらかった。
麻酔をかける前に導入用の薬を飲まされた。
これを飲むと暴れたりする子もいるらしいが、たくはとってもご機嫌でハイになってた。

先生が確認ということでお腹に「ここを切りますね」といいながらマジックで
印をつけた。
そして、小さな担架にに乗せられて手術室に入っていった。
ドアを閉められた瞬間は今でも涙が出るくらい1番つらかった。

母子センターにはもっともっと重病の子ども達がたくさんいて、
ヘルニアくらいほんと軽いことなんだ。これくらいで!って思ってたけど、
やっぱり我が子が手術するなんてことになったら親は何もしてあげれない。
自分の無力さを実感した。

手術は予定通り20分ほどで終わった。けど、待ってる間はもっともっと長く感じた。
無事に終わってまだ麻酔が完全に切れてない状態で手術室から出てきた
たくは思いっきり大きな声で泣いていた。
ドアが開く前にきこえるくらいに。
なんだか安心して、うれしくて、どうしても涙が止まらなかった。
「よくがんばったね、えらかったね」何度も何度も繰り返した。

そのあと、痛いのと、お腹が空いてて(朝から絶食)ずっと泣きっぱなし。
最初は傷口が開くから抱いてはいけないと思ってたんだけど、
看護婦さんが「大丈夫だからおかあさん、しっかり抱いてあげて」と
言ってくれた。
点滴につながれた小さな我が子を抱っこした時、
産まれて初めて抱っこした時のようになんとも言えない気持ちになった。
大げさなようだけど、抱っこできることに喜びを感じた。

傷口はなんと簡単にテープが貼ってあるだけで、縫っていない。
そのほうが綺麗に治るらしい。
しかもこの病院では日帰り手術を勧めていて、その日のうちに退院した。
これはかなり不安だった。
熱が出る可能性があったし、何があるかわからないしで。。。

さすがにこの日は一睡もできなかった。
それでも熱が出ることもなく痛がる様子もなく至って普段と変わらなかった。

こうして私にとって辛い日が終わった。
今でもあの日の事を思い出すとつらい。
なので、かなりの乱文になってるかと思いますがご了承を。。。



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