おんな鮎釣り師のホームページ

動物病院の先生からのメール

『野良犬のクロ』をプリントアウトして、クロの命を助けてもらった動物病院に郵送しました。
もしかしたら変な読み物をいきなり送りつけられたら迷惑かも知れないと思い躊躇しましたが、クロからの恩返しなんだと思い切って送りました。
もしかしたらクロが私の手を使ってコレを書かせ、お世話になった人にお礼を言いたかったのかも知れません。

クロのこと、覚えていてくれたでしょうか?
心配です。
先生が助けてくれた命は確かに生き続けました。
その命、決して無駄にはしませんでした。
クロに代わってお礼をいいます。
本当に有難うございました。



先日クロちゃんの話しを送った動物病院の先生からメールが届きました。
感激です。
先生の了解を得て、ここに紹介します。
なお、名前は伏せて欲しいとのご希望です。
病院の宣伝のようになるのは、本意じゃないのでしょう。
世界中の先生と名の付く全ての方が、この先生のような人ばかりならこの地球も随分変わるでしょう。


『クロちゃんの事をお知らせ頂きありがとうございました。
HPも拝見しました。
まずはお手紙でと考えたのですが、私より電脳化が進んでおられるようなので失礼を承知でEメールさせて頂きました。(単なる筆無精の言い訳 (^^ゞ) 

あの当時の事を知るスタッフは家内とあと1人だけで当院も様変わりをしました。
しかし今でも同じようなケースはありますし、同じような対応をしております。
クロちゃんのように引き取っていただけた例は、むしろ特殊な例でした。
よほど彼女は、幸運に恵まれていたのでしょう。
***の前(店名)を通るたび、クロちゃんはどうしてるか
気にしておりました。当時のカルテを見返してみると、回復が大変早く運も良かったのだろうけれど、彼女の生命力には大変驚かされます。
当院で2ヶ月近く保護していましたが、おとなしい犬だけど人にこびない犬だったように感じました。頭が良かったのでしょう。
あれから6年余*さん(私)や*さん(クロのお父さん)に面倒見てもらっていたのですね。クロちゃんの物語を読んで自分たちの仕事の励みになりました。どうもありがとうございました。』



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