蒼い空、藍い海

蒼い空、藍い海

暴れん坊さんより



それも兄様で・・・\(^O^)/
ウチの兄様は甘~い兄様でございますよ♪♪


では一護からどうぞ・・・







『ちょっとした勝利』(黒崎一護)



・・・「戦い」っていうと、普段自分とは関係ないとか思っちまうよな。

でも、俺もオマエも毎日ちょっとした「戦い」をしてると俺は思う。

「戦い」つっても、マジでちょっとしたもんだ。
嫌えな教科の予習をするかサぼるだとか、部屋を今日片すかどうかだとか、電車の中で前に立った爺に席を譲るかどうかだとか、その程度なもんだ。

俺たちは、毎日そんなちょっとした戦いを何回も心の中でやってるだろ?
時には勝って、いつもより早起きしたり、時には負けちまって、テスト期間だっていうのにマンガに手を伸ばしちまうこともある。

・・・自分に自信が持てねえ奴って、いるだろ?
そんな奴にはある傾向があると思う。

ちょっとした戦いに負け続けてる奴とかじゃねえんだ。

そんなやつ等っていうのは・・・

ちょっとした戦いに勝ったことを、素直に喜べねえ奴だと思う。

ちょっとした戦いぐれえ、勝利するのは当然。
負けるほうがおかしい。

・・・そんな風に思ってねえか?

・・・全然当然なんかじゃねえよ。
結構タイヘンだろ?

無意識のうちに俺たちは、1日何個もそんな戦いをやってるはずだ。
それに全部勝つだなんて、よっぽどでなきゃ出来ねえんだよ。

調子の良いときは勝つし、悪い日は負けも込んでくるはずだ。


勝って当然なんかじゃねえ。
だから・・ちゃんと勝ったらちゃんとホメてやろうぜ。
恥ずかしがってるんじゃねえよ。
自分で自分をホメてやれ。

勝った自分に胸を張れ。

いきなりスゲエことなんて出来ねえよ。
そんな『ちょっとした勝ち』を積み重ねて、俺たちは強くなっていくんだ。

そうすりゃ、うつむいて下ばっか向いてたヤツでも、何時かはしゃんと背が伸びる。

強さや自信なんていうものは、一部を除いて殆どの奴らが地道にそうした『ちょっとした勝ち』を積み重ねて身につけていく。

せっかく積み上げていても、ひょんなことで一気に崩れてしまうことさえある。


・・・・こういう時ってキツイよな。


でもまた積めばいいんだよ。
一から積めば。
また最初から『ちょっとした勝ち』を目指せばいい。

そうすりゃ、いつか大きな勝ちをおさめることあるかも知んねえぜ?


もうダメだ、と思う時が生きてる間には何回かある。
・・たぶん誰にでもあるんじゃねえかな。

今まで積み上げてた物も何もかもなくなっても・・でもオマエはいるだろ?

そんな時こそ、『ちょっとした勝ち』ってえのがスゲエんだよ。

ホメてやれよ?そんな時こそホメてやれ。

そんで、落ち着いたらでいい。
オマエの周りで、『ちょっとした勝ち』を掴んだヤツにもホメてやってくんねえか?


負けても、くよくよすんなよ?


勝ったオマエをホメテやれ。




なんちゃって。



      ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★







いつもポジティヴ!下を向いても後ろを向いても、最後には顔を上げて前を向くイッチーです。こ~んな感じでね♪

        「お前ら、自分を褒めてやれ!」

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ではお待ちかねの兄様をどうぞ




おまけ。


『ちょっとした戦い』(朽木白哉編2)

所用で白哉とルキアが揃って町に出た時のことだ。
ふいにルキアの足が遅くなった。
見れば、高級和菓子店に掲げられた、「新作白玉」との立て札に釘付けになっている。
ここの和菓子店は敷居が高く、貴族にしか売らないとの噂もあった。
ルキアも貴族なのだから入れるはずだが、何故かこういった店には入ろうとしなかった。

『・・そういえば、白玉が好きだと言っていたな・。』
白哉は甘いものは食べなくはないが、自ら進んで食べる方ではない。
が、ルキアのほうは興味津々と言ったようだった。

「・・・ルキア。少し休憩だ。」
そして、その和菓子店へ入っていった。

四大貴族、朽木家当主の突然の来店に、その和菓子店では転地をひっくり返したような騒ぎとなった。

・ ・当然、厨房の裏での話だ。

白哉が頼んだのは当然、新作の白玉だ。

緊張しながらも頬を紅潮させて、白玉を頬張る妹の姿を、兄は無表情ながらも心穏やかに眺めていた。




      ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



どうでしたか?


妹想いの兄様の勇気に乾杯!!です。

小心者の私はこういう時、自分の心と葛藤しながら結局負けてしまうんですよ。
現にHTS3の予約の下敷きの有無でさえ聞けないヘタレなんですから(笑)
昨日もせっかく某おもちゃ店に行ったのに・・・恥ずかしくて聞けませんでした・・orz。


兄様、ルキアの喜ぶ顔が見たいために苦手な甘味屋へ足を運ばれるなんて・・・。
顔は笑ってなくとも霊圧はもう甘甘兄様卍解だったと思います。
微妙に口角が上がってたりして(≧▽≦)
こういうとこがカワイイのよ~兄様♪
自分も白玉を食されたのかしら?
ルキアに「良ければ、私の分も食べるとよい」
なんて、白玉を差し出したりして・・・キャ~~~!!!

すいません。1人で妄想しまくって舞い上がってます(^^;)
さすがは、暴れん坊さん、各自のツボをしっかり抑えてらっしゃいますね(笑)。


こういう兄様最高です。ますます惚れ直してしまいました(笑)
甘~いシスコンいじりありがとうございました♪
ご馳走様~でした!

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