第2ターム [ 1 ]



全10回のこのクラスでは、「CAROLINE MINISCULE HAND」を学びます。
材料は、A3LAYOUT PAD(GOLDLINE社製がbest,DALER-ROWNEY社製はbetter)・18インチ定規(45cm)
・インク(PELIKAN 4001/BLACK)・ペン(Brouse社製nib2.5mm)・HBの鉛筆2本くっつけたもの・
H3の鉛筆です。クラスは、木曜日。(9:30am~11:30am)



【第1回/ 3 Feb 2005】  歴史背景と鉛筆での練習

木曜日のこちらのクラスではどんな書体を教えてもらえるのかな、、とわくわくして出かけた。ところが、、、、先生から渡されたテキストを見てびっくり。。水曜日の上級コースの書体となんだかよぉーーく似てたのです。。。書体の名前こそは違えど、、ちょっと初心者のDriesには違いを見極めるのが難しそう・・。しょっぱなから不安。

そんなことも言ってられず、昨年からお世話になってる先生は、授業を始めた。まずは、この書体の歴史的背景。前回の書体のときもこの先生は、歴史背景を詳しく教えてくれた。文字を練習したり、実際の文献を見たりするにあたって、非常に役に立つ知識である。印刷に使われるようになったのは、どうやらこの書体かららしい。25度の傾斜をつけて書くこの書体は、とてもシンプルですっきりとしている。今日の練習は、文字間隔の感覚をやしなうため、鉛筆でひたすら「N」を書くというもの。それになれると「MINIMUM」という単語を書く。きれいな間隔で正方形というよりも、少し横長の長方形になるように1字1字書いていく。この鉛筆での練習はあまりおもしろくないけれど、あとあと、報われそうな予感。しっかりがんばろっと。


【第2回/10 Feb 2005】  HB鉛筆2本組で、練習。

2本のHB鉛筆の1側面をそれぞれ削り、輪ゴムで2本をひっつける。そのペン先の2つある鉛筆での練習。実際にインクを含んだ平筆を使う前に、このような2本の鉛筆を握って、筆先の動きを確認しながら練習するのです。例によって、基本中の基本である「o」の文字からスタート。左半円、そして右半円。ひとふでではなく、2筆で書くこの「o」は、まん丸ではいけない。すこしだけ横に引き伸ばしたような、それでいてきれいな楕円形でなくてはならない。ペン先が2つに分かれたこの鉛筆2本組で書くのはとっても難しい。2筆目が1筆目とうまく重ならないのです。黙々と、書きつづける生徒たち。。。もちろんDriesも。これは、なかなか手ごわそうです。次回までの宿題は、ほぼ全てのアルファベットをこの2本組鉛筆で書けるようにしてくること。
たいへんだーーー! (まだインクとペンは持たせてもらえません。^^)


【第3回/24 Feb 2005】  2本組鉛筆練習&ペン練習スタート

引き続き鉛筆で文字を書く練習をする。2本組鉛筆は、太いペンを使用したときの両端の場所を意識しながら練習できるので、非常に役に立ちそう。でも、ペンで練習するよりも難しい、、と思う。基礎練習がのちのちに響くはずなので、文句を言わずに鉛筆練習は頑張ろう。

しばらしくて、先生がペン先とペンをはじめての生徒たちに渡し、使い方を説明した。やっと鉛筆卒業かと、喜ぶ生徒たち。Driesは前のタームで教えてもらったが、初めておろすペン先は、コーティングがされているのでインクがつきにくいという。なので、熱湯やライター等で熱く燃し、そのコーティングを取り去る作業が必要となる(所要時間5秒)。ペン先はドイツの「BROUSE社製」のものがオススメだという。そのうち細いのも欲しいなぁ。先生から、25度の傾斜線が書かれたガイドラインシートをもらう。レイアウトパッドの下にこのシートを敷き、書く練習するのだ。文字の練習はこれくらいまでにして、今後は、「words」を書く練習をするように言われた。その方が飽きがこないし、文字間隔の感覚も身に付きやすいという。Driesは、上級クラスで学んでいる書体とややこしくならないように、違いに気をつけながら練習が必要。


【第4回/ 3 Mar 2005】

先週までに習った文字を使った語をひたすら練習。その際,文字間スペースに一番気を使いながら。
そして,Diagonal Letters「x・v・w・y・z・a」を新たに習う。このグループは,1stroke目はsteep(深い角度・35度)に,2stroke目は,NOT steep(浅めの角度・25度)でストローク毎に角度を調整しながら その後,どのグループにも属さなかったOdd Letters「s・g・f・t」を習う。ちなみに今日習った,「a・g」は,現代の印刷に用いられている活字となっている。以下,文字毎の細かい注意点をメモしておく。

「x」1stroke目の角度は,「w」の角度と同じに。2stroke目は,下からでも上からでもどちらでもいい。
「o」はFoundational Handにならないように,flattishをいつも心がけること。
「f」頭のうえの部分は,wideに。
「s」文字自体が「o」に入るような形を作ること。
「z」横線も斜線も,同じくらいの太さになるように角度調節。


【第5回/ 7 Apr 2005】

先生の風邪,セントパトリックデー休暇,イースター休暇...これらのため,今日はひさしぶりのお稽古の日。アルファベットの回文を教えてもらい,文を書く練習。やはり,文字ばかり練習するのではなく,単語&文を書くことによって,スペーシングや全体のバランスを訓練するのがいいみたい。この頃になると,大分,水曜日に練習している「Foundational Hand」との違いがわかってきた。


【第6回/14 Apr 2005】 お手本の真似をしよう&エンボッシング

見本になる写本のコピーをもらい,字を真似てみるよう言われる。人の文字を真似て練習するのは,かなりいい方法かもしれない。次に,春をテーマにした日本の俳句を英訳したものをもらい,それをバランスよく書けるよう練習。芭蕉や一茶の俳句がたくさんあったが,英語なのでもともとの俳句が想像しづらい。

エンボスカードの作り方を教えてもらう。手作りカードのいろいろなアイディアをもらえて,とてもうれしい。さっそく活用しようっと。

「e」 3つ目ストロークの横棒は,「e」の次に書く文字の準備に入り,つなげる必要があるので,そのときによって角度が変わる。2つ目と3つ目をつなげず,ペンを一度紙から離し3つ目に入ること。


【第7回/21 Apr 2005】  

「d」 間違って2ストロークで書かないように。
「s」 丸くならないように。2&3ストローク目を平らに。
「c・d・e・p・q・」 「c」で言うところの2ストローク目と同じ物がすべての文字に含まれているが、いずれも丸くならないように。平らに。フラティッシュ。

大文字は、ascendersの半分くらいの高さで。
Driesだけ特別細いニブでの練習をさせてくれた。細いものは1.5mmで練習すると良い、という。来週には、俳句をバランス良く細めのニブで書くことになるので練習しておくように。

先生のつくった結婚式招待状等を見せてもらった。すごーーーーく感動的なすばらしい作品だった。こんなものを作ることができたらいいな。。いつか・・・。
その中にあった、ひとつの字体がとてもかわいかったので聞いたら、ゲーリックハンドだという。おばちゃんたちは、小さい時にこの書体を習ったとか。ゲーリックミニスキュール。ちょっと要注目。自主練習してみたい。。。な。

カリグラフィーは、集中力が命。途中休憩も取りつつ,自分が心地の良い環境を作りつつ、作品作りをすること!これ、大切。


【第8回/28 Apr 2005】

1.5mmのニブにて俳句の練習を引き続きする。ほかのメンバーも細いニブの練習を始める。Driesは、紀貫之の「梅」を題材にした俳句を選んだ。少し長めだけれど、花の散りゆくはかなさをうたっており、なんとなく好きだったから。

1)まず、レイアウトパッドに通常どおり書く。
2)それをいくつかの語毎に切り取る。
3)新しい紙に自分の好みのアレンジで2)を並べる。
4)そのそれぞれの行の間隔を計り(上側の下のラインと下側の上のラインの間を計る。)3)の紙を最終形のアレンジでのりで貼り付ける。
5)清書用の紙に、最終形通りにガイドラインを薄く引く。
6)清書する。

CANUTE/CNUT CHARTER(コニュート)という新しい字体の存在を教えてもらった。木曜日でやってるFOUNDATIONALと水曜日のCAROLINEをあわせて2で割ったようなものだという。先生は好きなのだと。今度しらべてみよう。

ガイドラインを引くのに、シャーペンの0.3mmのものはオススメ。
MUJIの30cm物差しはオススメ。(片側がステンレス/片側が透明プラスティック)


【第9回/5 May 2005】

今日は,前の復習をしたあと,カラーのグアッシュを使い,カラフルな文字を書く方法を学ぶ。グアッシュは,Designer's Guache もしくは,Calligrapher's Guacheを購入すること。普通のものより細かい。(Student GuacheはNG)(先生のは,Wilson&Newton社製だが,Schminkeのものが手に入るのならば,それを。Calligrapher's Guache.)

【色作りの基本】3色,欲を言えば6色揃えば何色でも作ることが出来る。

 ・赤-黄味がかった赤(1)Scarlet
 ・赤-青味がかった赤(2)Alizarin Crimson
 ・黄-赤味がかった黄(3)Cadminum
 ・黄-青味がかった黄(4)Lemon Yellow
 ・青-赤味がかった青(5)Ultramarine
 ・青-黄味がかった青(6)Caerulean

オレンジを作る場合,(1)と(3)を混ぜます。
緑を作る場合,(4)と(6)を混ぜます。
紫を作る場合,(2)と(5)を混ぜます。

この合わせ方をすると,とてもなめらかな,きれいな調合になります。
ちなみに,赤黄青は,Primary Coloursといい,それに対して,オレンジ緑紫は,Secondary Coloursといいます。

注意事項など:
 ・パステルカラーを作りたいときは,先にパレットに白色を入れること。 
 ・色を混ぜるときに,スポイトで水を数滴垂らして混ぜる。
 ・白を使う場合,白専用のニブを買うほうが良い。


パステルの上から文字を書いて,ガイドラインを消したいときには,ピーーーッと横に一直線,ひといきで消すこと。そうすると,パステル等が消えてしまうのを最小限に抑えることが出来る。
パステルなどしたあと,最後の仕上げは,ヘアスプレーを空中高いところから吹き付けるといい。
「s」の真ん中の線は,ほとんど水平に。そうすると,ちゃんとXハイトに収まる。(やってみるとなるほどそうなった!)


今日とあと1回でカリグラフィーの教室が終わりかと思うと,先生に少しでも多くの情報やヒントを頂きたくて色々質問攻めにしてみた!

とりあえず,今日聞いたことをすべて箇条書きにメモっておく。

・Arkansas(研ぎ石)・・・ほんの少し水をつけて,ニブを(書くときに使う向きと反対向きにして)8~10回ゆっくり研ぐ。(結構力強い。)
・Crocus Cloth(サンドペーパー)・・・一番細かいものを。(書くときに使う向きにして,くるくると書き慣らし,ひっかかりがないように仕上げる。)
・「ケルズの書」のTCDでのビデオは,Tim O'Neilだそう。
・ロンドン大英博物館の前の店, Southampton Row "CORNELISSON(Poole)"
 ここでは,あらゆる種類のニブが揃う。(ミッチェル,スピードボール,ブラウゼ,TAPE)・・・今日ミッチェルを使わせてもらったがかなりやわらかいバネのある使い心地。慣れれば使いやすそう。
 Gumsandarac(?調べること)もココで買うとよい。
・Acrylic ink (FW)・・・all colours
・Brown Walnut ink・・・brown


【第10回/12 May 2005】

2005年4月24日の日記 参照。

さまざまなカードの形を切り抜く。
パンチングする。
カードを折るときは,BONE FOLDERを使用のこと。



以上,全10回終了。









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