6月21日 月曜日、分娩台に上がるまで


『陣痛のレベルが100くらい超えないと産めないよ~明日の朝までかかるかもね~』
『本当の陣痛が来たらそんなに冷静にしゃべっていられないよ~』
と、言っていた。陣痛の波が来ていないときはかなり冷静なアキ。
タキは学校のことがあり、パソコンを持ち込み何か難しそうな顔をしていた。

陣痛で辛いとき、ふと気がつくと、すぐ横にタキが居てくれて、安心できたのを覚えている。

陣痛の痛みを逃すために呼吸が荒くなる。そうすると、のどが渇く。お腹も減っている。でも、飲み物を飲むと、吐き気が襲い、吐くと陣痛が始まる。
なので、この頃には飲むことを諦め、うがいで何とか自分をごまかしていた。

タキが、少しでも私がリラックスできるようにと、私の大好きなパッヘルベルのカノンのCDを持ってきてくれて、ずっと聴いていた。

依然として、陣痛のレベルは50よりも上に上がらない。

アキはもう、眠い、お腹も減った、のども渇いた・・・。もう・・・産んでやる!!!!!!

と、思ったので、子宮口も全開ならばチョット試しに・・・といきんでみた♪

すると、少しだけ破水のようなものがあった!!!
やった!!産めるかも♪
と思い、急いでナースコールを押す。
看護婦さんが来たので、少しだけ破水したかも~と伝える。
すると、あらあらホントすこ~しだけね。じゃあ先生呼ぼうかしら??・・・と!!
ワーイ♪ワーイ♪産めるかも~~♪
少しして、先生到着。
内診をして、『確かに全開ね~でもね~陣痛がね~・・・もう少しかかるかしら?』
と、言われたので、私はすかさず、
『もう、産みたいんですけど、ダメですか??』と聞いてみた。
すると先生は
『じゃあ、チョットいきんでみて』と言われたので、いきんでみたところ、
『あら?コレなら産めそうね』と・・・

やっと、やっと、分娩台に移動である。

このとき私が考えていたのは、陣痛が弱かろうと、ユキに生まれる気が無かろうと、産んでやる~~~~~だった。

タキは、看護士さんたちにまだまだよ~と言われていたので、まさかもう産まれる事になるとは思わなかったらしく、バタバタとみんなが準備をしている中で、一人のんびりとしていたのである。

そしてやっと分娩台へ・・・

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