企業のすべては人に始まる

サービス

企業のすべては人に始まる―サービスマスター・社員の成長に献身する会社
ウィリアム・ポラード 著



感想:
清掃業を中心とするサービスの提供で、50億ドル超の売上高を誇る優良企業「サービスマスター」。その強さの秘密は何なのか? 本書では、同社の会長、CEOなどを努めた著者が自伝的な要素も交えながら、そのビジネスの真髄を明らかにしていく。
考えてみれば、ごくごく当たり前のことだが、多くの組織の仕事の大部分は人がするもの。これからますますモノを売るビジネスから、サービスを提供するビジネスへの比重が高まっていけば、よりいっそう働く人の力の重要性は高まってくる。そうした中、世間ではナレッジ・マネジメントだとか、人材育成だとか言われているが、そんなことより「人って、ビジネスマンである以前に、それぞれの人生をもった人間なんだよね」というきわめて当たり前ながら、とても重要なことを思い出させてくれるのが本書だ。
サービスマスターでは、何よりそこで働く人の人生における成長、人間としての尊厳や価値といったものを相互に認め合い,尊重しあう文化がしっかりと根付いている。人それぞれが自分の価値、いっしょに働く人間の価値を高めることで、それが結果として、企業としての価値を高め、株主や顧客により大きな貢献ができるようになる。
そんな考えてみれば当たり前のことが、この本では紹介されている。すべての働く人間、経営者におすすめしたい本だ。


点数:
おすすめ度   ★★★★☆
わかりやすさ  ★★★★☆
役立ち度    ★★★☆☆



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