旧:無菌室育ち

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ロック


                           『ロック』

クラシック派に見られがちだが、私は「音楽何でもアリ派」である。

幼少期はジャズ、学童期はクラシックと邦楽、思春期はロック・ポップス・フュージョンが、私の周りに「流れて」いたからだ。

そう、ほっといても音楽が耳に入ってきたのである。家族が音楽好きで、そんな中で自分の好みを追求したら…、やかましいぞー。家の中で、ジャズとクラシックとロックが同時に流れてるんだぞー。昔はウォークマンなかったからー。

流れるモノを聞く。だから、「広く浅く」。

大体、音楽のジャンルは、はっきり区別できるものではないのではないか?ロックとか、ジャズとかは、リズムの違いが基本らしい。が、それにしたって他のジャンルの音楽が色々混ざっていると思う。ジャンルを決めて音楽を選ぶ、というのは、食わず嫌いでもったいない気がする。聞いてみて「結果として」特定ジャンルの音楽が好き、というのなら納得だが。

ロックだと、自分の青春時代である80年代のヒット曲はひととおりは聴いているなぁ。最近クイーンが流行っている。あれは、私の時代の曲だ。その頃の音楽がちょうど、年寄りには懐かしく、若者には新しいのだろう。もうしばらくすると90年代の音楽が見直されるわけだ。

(この辺で、「クイーンはロックじゃない、リズムが違う」と横槍が入った。「ノージャンル」だと。やっぱ、リズムで厳密に分類するのは無理があるんだなぁ。)

耳は閉じることができない。聴覚は、そういう器官に依存している。
私が子供の頃は家にテレビがなかったから、音楽は「選んで聴くもの」だった。生まれたときからテレビがある世代は、CM・ドラマBGMと、常に音楽が耳に入っているわけだ。そういう世代は、「ノージャンル」で聴くんじゃないかな?と、思う。どうなんだろう?

ロックのリズムというのは、不安感をかきたてる性質があるんだそうだ。精神を安定させる効果がある「α派ミュージック」の逆だ。
「α派ミュージック」とは、リラックスしたときに出る脳波「α派」がよく出る音楽だ。モーツアルトが代表で、クラシックが多い。クラシックは安定して保守的な音楽、ってイメージがあるけど、モーツアルトも、その時代には型破りだったんじゃなかったっけ?

「気持ちよくなる方向を追求しちゃった音楽」なんじゃないかなぁ、モーツアルト。
ロックは、逆。「青春の不安な魂」によく合うね。

もう、今回、うろ覚えの嵐。私の周りには、聴いたメロディーをすぐ覚えて譜おこしできるようなのがぞろぞろいるから、うかつなこと書けないし。

そんなロックが流れてくるような漫画が『緑茶夢』。80年代の作品じゃなかったかな?番外編の『踊るリッツの夜』も好き。曲の方も。クラシックが聞こえるような漫画は『いつもポケットにショパン』があるけど、最近の漫画『のだめカンタービレ』の方が好きだな。作者はバンドやってたっていうから、クラシックよりはロック寄りだと思うのに。

物語のバックに音楽が聞こえるようなのって、好きだから、BGMのCD、結構持ってる。『王様のレストラン』『仮面ライダークウガ』『NARUTO』…。

そういや、『NARUTO』の最初のOP、『R★O★C★K★S』だ。


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