☆★捨てちゃった日記★☆

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October 18, 2004
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カテゴリ: 捨てちゃった♪
捨てる生活39日目です。

2日つづけて怖い話になっちゃうのですが、えーい。書いちゃおう。



昨日は 長崎 で体験した怖い話でした。

今日は、 伊豆 で体験した怖い話です。

こっちも一人旅 でした。


当時私は20代半ば。

仕事が忙しくて、その夏は体調を崩していました。

生まれて初めて胃カメラを飲んだりして・・。






9月に入ってから 、一人旅をすることにしました。

初めての一人旅。目的地は伊豆です。


の見える旅館に泊まりたいなあ。

チャップーン、チャップーン・・ なんて

波の音を聞きながらゆっくりくつろごう・・。





旅行雑誌で宿を調べたら、 女性1人でもOKの宿 を発見。

しかも、 海の近くって書いてある!


早速電話で予約しました。

いくら体調がよくないからといって

おとなしい声でぼそぼそと予約すると、

女1人→元気のない声→キケン(自殺未遂など)

と旅館の人に疑われては困る・・。



一応気を遣って、

思いっきり元気いっぱい喋りました。




(私)「ハイッ!1人です!

2泊3日でよろしくおねがいしま~すっ!!

あはははは~っ」(^◇^;)





なにはともあれ、これでようやく休める・・。

荷造りをして、いざ伊豆・下田へと一人旅のはじまりです。





下田へ到着した時には、あたりは夕暮れになっていました。



旅館は、 こじんまりとした料理屋さん のようなかんじでした。





なんかちょっとイメージと違うけど、

でも、まあいっか。




素朴なかんじの旅館のおばさんに、

小さな六畳ほどの部屋に通されました。

窓の外は真っ暗でなにも見えません。



私 「海、見えるんですか~?(*^_^*)」

おばさん「ああ、あっちの方角が海ですよ。

歩いて10分くらいですかねえ・・」




歩いて10分?

私は波音を聞いて癒される為にここに来たんですが・・(T.T)


すっかり海のそばだと思いこんでました・・




波音なんかぜんぜん聞こえません。

ああ、さざなみよ、私の癒しの時間よ、さようなら・・。




しかし、なんといっても初めての一人旅。

せっかく来たんだし、楽しまなきゃ。




私「そういえば、なんか静かですね」

おばさん「上に4部屋あるんですけど、

今日はお客さん1人なんですよ」





・・まじですか・・(T.T)

ちょっとコワイかも・・




おばさんが階下へ降りていったあと、

まじまじと部屋を見ますと、

◇トイレなし

◇鍵はスクリューねじ

◇窓にカーテンがついていない(高台だからか)

◇狭い




・・ちょっと気分そがれちゃったかなあ・・。




昭和初期の連れ込み宿って、

こんな感じだったんじゃないかなあ・・。

そんなことを想像させる殺風景な部屋です。





でも、まあ・・せっかく来たんだし、楽しまなきゃ。

岩風呂のような雰囲気のお風呂に入り、

食事をお部屋でいただきました。

お料理やさんだけあって

なかなか美味でした(*^_^*)




でも胃カメラを飲んだばかりなので

胃に優しいものしか食べられないけど・・。




お食事を下げてもらって、

のんびりとテレビを見ながらくつろぎました。

フア~、そろそろねるかあ・・。夜遅いし・・。






薄暗い廊下にあるトイレで用を足し、

部屋に戻ろうとして、ふと廊下の方を見た瞬間・・。







心臓が止まるかと思いました。







さっきまで閉まっていたはずの

隣の部屋のドアが、開いてる・・Σ( ̄□ ̄lll)。





腰が抜ける というのはああいうかんじを言うのでしょうか。

恐怖のあまり、ガクガクしながら部屋に転げ込んだ私。

泣きそうになりながら

ドアのスクリューネジ をしっかりと留めました。






さ、さっきまで閉まっていたドアがなんで開いてるの・・。

しかも、誰も通った音なんてしなかったのに。

私一人しか泊まってないはずなのに、なんで・・??(T.T)






これって・・心霊現象?(T.T)




きのうも書きましたが、

私は霊感全然強くありません


でも、それ以外に考えられないじゃないですか。

誰も通らなかったのにひとりでにドアが開くなんて(T.T)




どっどうしよう・・。

しかし、駅からはタクシーで来たし、

もう真夜中近いのに、一人で出て行ける訳ありません。





でも、眠れる筈もありません。il||li _| ̄|○ il||li 



当時、携帯電話はお弁当箱のような大きな形で

まだそんなに一般に普及していませんでした。

部屋に電話もないし・・(><)


とっとにかく、にぎやかにしよう。にぎやかに。

私は一人、狭い部屋の中でがたがたと震えながら

TVチャンネルをまわしました。




キャスター「今日は9月1日。 防災の日 です。

東海地域の地震 を想定して、

ナントカカントカ・・・・」

東海地域?





・・ここのことじゃん!!( ロ)゚ ゚



あわててチャンネルを変えました。

じ、冗談キツイよ~。(×_×)



落ち着かず、チャンネルをまわし続ける私。

そ、そうだ、映画、映画を見よう!

しばらくして映画が始まりました。







なんかおどろおどろしい音楽が流れて来ます。

画面に出た文字を見て、

私はまた心臓が凍りそうになりました。

映画のタイトルは、これでした。





「鬼畜」









なんで 東海沖地震 だとか、 鬼畜 だとか、

そんなんばっかりなの。

こわいよぅ・・。




仕方なく、ウォークマンで音楽を聴くことにしました。

クラシックのテープ を何本か持ってきていたんです。



よ、よし、 人がいなくてこわいから、

合唱曲にしよう。



・・しばらくは音楽に集中して、

心を落ち着けることが出来ました。



ところが、なんか妙なんです。

音楽がだんだんスローテンポになってきました・・。



そのうちに、合唱は

うめき声のような低音の不気味な音楽に変わりました。




ひ、ひいいいい~。

怖くなって、ヘッドホンを放り投げました。

バッテリーがなくなったみたい・・。




私・・朝まで持つかしら・・

心臓がドキドキいっています。





カーテンがついていない窓を見たら

誰かがのぞいていそうな気がして、

とてもこわくて窓の方を向けません。





でも、窓を向いて右側の壁は

ドアが開いていた不気味な部屋との境です。





左には「鬼畜」のテレビ・・。

また急に怖い番組が流れてきたら

心臓発作 を起こすかも知れません。





・・仕方ないので、ドアの方を向いて座り込む私。

怖くてとても横になんかなれないよう・・。




こういう時に限って、

江戸川乱歩の推理小説の怖い表紙 を思い出したりしてしまいます。





身体を休めるためにここに来たのに、

なんだか胃に穴があきそう・・。(T.T)





恐怖に固まったまま、

私はひたすら、朝が来るのを待ち続けました。





ようやくあたりがうっすらと明るくなってきました。





・・そういえば、怪談で、

化け物の女に魅入られた男が、

お札を家の中に貼った話があったよなあ・・。



化け物の女は、男をつかまえようと

家の周りをうろうろしている。




朝がくるまで絶対戸を開けるなと言われて、

震えながら男はひたすら朝を待った。




ようやく、陽の光がすきまから家の中に射し込んできた・・。

朝だ!



男が喜んで戸を開けると・・。



外はまだ真っ暗・・。

化け物が男にとびかかる。

男は殺されてしまったんだっけ・・。




明るくなってきたけど、

これって本当に朝・・??(T.T)






朦朧として、自分でもわけがわからなくなっていました。




でも、きっと明るくなってきたから、朝が来るんだ・・。

いつのまにか、疲れ果てて眠ってしまった私。




しばらくして目を覚ましました。



・・本当に朝です・・・!!(T.T)




本当に長い夜でした・・。

ああよかった。私、助かったよ~。



戸を開けて、階下に降りて行きました。

あの素朴なオバサンがいました。

生きてる人間だ~っ!





あんなに人間に会えて嬉しかったことはありません。

ほっとして駆け寄る私。


おばさん「ゆっくりお休みになれましたか」

私(涙目)「あの・・あの・・昨日、隣の部屋の戸がいつの間にか開いていて・・」

するとおばさんは、ゆっくりと私にこう言ったのです・・。










「ああ、風通し良くしようと思って、

食事を下げたときに開けておきましたよ・・」











・・il||li _| ̄|○ il||li  







・・このときの私の気持ちがわかるでしょうか・・(T.T)




精も根も尽き果てた私が

次の日の宿泊をキャンセルして、

その旅館を早々に出たのは言うまでもありません・・。



帰りに念願の海辺に寄りましたが、

身体の力が抜けてしまい、

風にふきとばされてしまいそうでした・・。





こんな恐怖の一人旅を経験したのに、

しょうこりもなくまた旅に出て、

私はまた 長崎 で怖い目にあったのでした・・。


ぜんぜん捨てる話でなくてすみません。

そのあと、胃はしばらく痛み続けました(^◇^;)




今日の捨てちゃったものは

◇パソコンの本3冊

◇NHKのラジオ英語のテキスト1冊(古いもの)

合計4つでした。



39日目。捨てたモノは通算、528点となりました(^◇^;)







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Last updated  October 19, 2004 11:26:22 AM
コメント(4) | コメントを書く


■コメント

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嗚呼ぁぁぁぁぁ  
こんばんはぁ~~
朝のおばさんとの会話のあとの、青色の

・・il||li _| ̄|○ il||li

のリアクションはすごいです。
これがいちばん怖かった。。。。っす (October 18, 2004 11:22:12 PM)

長編大作!  
linko-chan  さん
す・すごい体験でしたね。
なんかドキドキしながら読んでるうちに
こちらまで胃がキューっとして来ました。
その宿の雰囲気、なんかわかるなぁ・・・
私は昔、仕事で色んな所を泊まり歩いてましたので、
その類に当たる事もたまにありました。
霊感がなくてもザワっとする場所ってありますよね。
でも夜のうちに生きてる人間に出くわしたらもっと恐かったかも・・・
それにしても、あの時、シングルじゃなく3人部屋にしましょう!!!って言ってたこと、妙に納得(笑) (October 18, 2004 11:27:21 PM)

Re:嗚呼ぁぁぁぁぁ(10/18)  
baraka2004  さん
オホーツクほいさん

>朝のおばさんとの会話のあとの、青色の

>・・il||li _| ̄|○ il||li

>のリアクションはすごいです。
>これがいちばん怖かった。。。。っす
-----

ええ~っ!そ、そんなばかな・・Σ( ̄□ ̄;)

・・(笑)
今回は実は怖い話じゃなかったはずだったんですが・・笑

(October 18, 2004 11:45:36 PM)

Re:長編大作!(10/18)  
baraka2004  さん
linko-chanさん

>なんかドキドキしながら読んでるうちに
>こちらまで胃がキューっとして来ました。

なんでこんな目にばっかりあうんでしょうか(T.T)

>その宿の雰囲気、なんかわかるなぁ・・・
>私は昔、仕事で色んな所を泊まり歩いてましたので、
>その類に当たる事もたまにありました。
>霊感がなくてもザワっとする場所ってありますよね。

ありますよねほんとに!

>それにしても、あの時、シングルじゃなく3人部屋にしましょう!!!って言ってたこと、妙に納得(笑)
-----

・・えっ!?そうでしたっけ・・?!(@@)

やっぱり恐がりなんですね~(^^;

なのに一人旅が好きなんて・・変??
(October 18, 2004 11:47:44 PM)

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