バラ小父さんの独り言
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この度の大地震や津波で被害を受けた被災者の皆さんの一日も早い復興を応援させていただきます。 頑 張 れ 東 北 !! 我が家だけではないでしょうが、毎年のこと 枝垂れ梅の花が終わるとやって来るのが黒い アブラムシ その数たるやバラにつく緑のアブラムシの比ではない、半端でない。今年は、初めての試みで アセビの花と葉を使って 「アセビ液」 を作ってためしてみました。 アセビ液の作りかた (一部訂正) アセビの葉(花も可)を一握り、これを1.8リットルの水で5分ほど沸騰させて煎じて冷やします。 これを布で漉して、展着剤として石鹸(粉でも液体でも可) 10gを溶かして再度布で漉してアセビのスプレー液の完成です。葉の裏表に散布すればたいがいのムシはイチコロだそうです。 農文協 自然農薬で防ぐ病気と害虫 家庭菜園・プロの手ほどき より アブラムシの 豆 知 識 幹母1匹の退治は千金の値打ち? 幹母とは、萌芽時期のアブラムシのふ化幼虫のことですが、この時期のアブラムシ1匹は のちに、ばく大な数に増殖します。ふつうアブラムシは、成虫→幼虫→成虫の繰り返しで、卵やさなぎの過程を経ないので、7~10日で成虫(親) になり、卵でなく直接、幼虫(子供) を産みつけます。しかも、この時期のアブラムシはすべて雌だけで雄はおりません。これはおそろしいことです。 1匹の幹母は7~10日後には50~60匹、半年後には1000匹と、実際にはこのようにはなりませんが、その増殖力は驚くばかりです。 誠文堂神鋼社 樹木別でわかる病害虫全科 庭木・花木170種の病害虫と防除法 より アセビ液その物の薬効は期待通りだと思えるのですが? 豆知識からすると、アブラムシ退治法は科学農薬でもまめな消毒作業で補うしかないようで。それなら、身近にある使い慣れた物での自然農法はいかがでしょう。 アセビ液もアセビが手に入らないときには まずは、 少しなら 「テデトール」法 指先で若葉につくアブラムシを潰していくと指先が緑色になる事から(グリーンサム)とよばれている。 大量についてしまったら、ホースの水で洗うようにしてとる。 飲み残しの牛乳を原液のままスプレーする。大切なことは先の幹母の処で書きましたが、親から子に世代交代の周期より早い周期での自然農薬散布やホースでの吹き飛ばしなどで手を打つと徐々に毎回数も減ってくるでしょう。新苗には薄めて使用をお奨めします。
2011.04.24
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