全25件 (25件中 1-25件目)
1
本当に久しぶりにこの楽天ブログに訪れました。いや、この日記の存在をマジで忘れてた。申し訳ありません。最近は旧Twitter(今はX)をメインで発信してます。Twitterでは主に中国関連や国内政治やニュースなどをテーマに書いてます。漫画の方は新刊やイラストをたまに書いてますね。このブログは本当に知る人ぞ知るという感じ。書かなくなったのは巨人ファンをやめたのがキッカケです。清原が麻薬に手を出していたのを知ったから巨人ファンをやめました。この事件はチームメイトも知っていたとの事ですから当然球団側も知っていたでしょう。それで純粋に野球を応援できなくなりました。他のチームのファンはこれからも日本プロ野球のために頑張って応援してほしいです。僕は小さい頃からの巨人ファンだったのでショックが大きく野球を見なくなりました。その事で試合の勝敗で一喜一憂する事がなくなり夫婦生活が平和になったと妻は喜んでます。他に書くことはないかな。本当にこのブログでは巨人についての日記が多かったので懐かしい気持ちです。でも巨人ファンをやめたのでとりあえず巨人に関する日記は削除しました。日記にコメントを書いてくれた皆様には申し訳ないのですが自分なりのケジメです。コメントを書いてくれた皆さまに感謝します。ありがとうございました。今はコロナの影響でアシスタントがリモートになり、背景スタッフはいなくなりました。リモートのアシスタントは主に簡単なトーン貼りです。コロナの影響もありますが単純に収入が減ってアシスタントに支払う給与が厳しくなったせいですね。そのような状況で脳出血の危険性も鑑みて2ヶ月連載して1ヶ月休むという変則的な連載をさせてもらっています。とりあえずそのようなペースで連載が続いています。一人で人物と背景を描くのはけっこう大変ですけどね。(苦笑)草創期に漫画家先生の偉大さが身に染みて判り尊敬の度合いが増してます。ここではTwitterやFacebookで書くような上品な文章にしないので書きやすいですね。見る人も少ないので他のSNSで書けないような内容も書こうかなと少し思ったりして。まあでもネットは怖いのである程度控えましょう。またたまには遊びに来たいと思います。その時は宜しくお願いします。(^^)
2023年11月23日
コメント(0)
地震による影響は出版界にも及んでいます。集英社と講談社は東北の製紙工場がストップしており、漫画雑誌に必要な紙が不足している状態です。少年ジャンプは合併号などで苦肉の策をとっているようですね。月刊マガジンはなんとか4月は発売にこぎつけましたが雑誌自体が減ページになります。来月も減ページで発売するようです。もちろん連載漫画も5月号同様に減ページになるでしょう。自分は4月は体調のせいもありお休みをとらせてもらう予定でしたが、震災にあった読者のためにも仕事をする事にしました。休む予定を取りやめ、無理矢理載せるので雑誌の編成上、減ページになります。おそらく16~20ページでしょう。どっかのラジオで編集部出身のコメンテーターが物流の関係で雑誌が休む所もあると言っていましたが、正確には製紙不足と、製版所が計画停電の影響で稼働不足になるためです。本当にコメンテーターとはアテにならないですね。しかし、今回の震災による政府対応もひどいものです。もちろん東電の役員や原発安全委員会もぬるい体質でした。いつも被害が掛かるのは庶民と現場で働く作業員です。これは天災時も戦争時も同じですね。とにかく内閣は地震後すぐに有事における連絡網を作る事でした。情報の混濁が第二の人災を招きました。まあ、菅総理は僕の地元の選挙区でしたからそのパフォーマンスしか能のない人物像は知ってました。アメリカのブッシュが大統領になった時、ブッシュを教えた大学の教授が「あんなバカに大統領が務まるか」というニュアンスの発言をしたと聞きましたが、菅総理が総理になった時もブッシュのエピソードがダブる感覚でしたね。では民主党でなく自民党が与党だったら今回の震災への対応はましだったかというとそう大差はなかったでしょう。丸投げ体質は自民も民主もおなじでしょうから。ただ自民はアメリカには従順なので原発問題で早い時期に米軍の応援を要請したかもしれませんね。危機の時こそ人物の真価が問われるとは良く言います。民主党は実に見苦しい姿を見せました。与党になって尖閣諸島問題や震災と運の悪い政党でもありますが、それも真の実力があれば多少は対処出来たでしょう。非難を浴びる失態は人の上に立つ能力が欠如していたからです。本当に政治家というのはぬるいです。被災地で敏感に対処する庶民のなんと優秀な事か。日本は政治力はなくとも国民力はありますね。大切なのは正しい情報を正しく理解する事。有事で何が重要なのかは「知る事」と「判断する事」です。突発時には「決断」が必要でしょう。はたして今回の震災で与党と総理はどれだけの「知る、判断、決断」を為したのでしょうか。国は国民が作ります。愚鈍なリーダーは国を迷わせる。菅総理も以前に風評被害を受けたカイワレを食べた時のように、福島のほうれん草も食べてほしいですね。自分は震災後の2回目の総理声明の中、原発で命がけで作業する自衛隊や東電作業員への感謝と畏敬の念を聞けなかった事が本当に残念に思いました。これはトップに立つ人間がやってはいけない事でした。また「国民とともに頑張ります」というような表現も哀しかった。国のトップが国民目線ではいけません。国民の行くべき道を示す程の指導力が必要な時です。国民を引っ張るべきの立場の人が国民と同じ立ち位置では、単なる責任放棄にしか聞こえません。国民の命がかかってるのなら切腹するぐらいの覚悟で事態に対処しなければなりません。その覚悟が足りない。実際に原発や被災地では命をかけて作業している人々がいます。命令する立場の人間はその命令に命をかけてほしい。誰かに責任を託すようでは能無しでしょう。全ては自分の責任にするだけの覚悟がなくては一国のリーダーとは言えません。エラそうな事を言いましたが、僕にも過去に命をかけるような事態がありました。決断し、祈り、動く事で対処しました。命がけなら智慧も湧きます。真剣に先を予測します。言葉が力を持ち人を動かします。「確信」を持つ人物に人々は惹かれます。「行動」を示す人物に人々は共感します。「踏み込む」ことで人々も歩を進めます。僕も批判ばかりはしたくないです。国の有事の時です。総理が一人で前に立つ勇気を持ってほしいですね。
2011年03月29日
コメント(0)
言わずと知れた名作アニメシリーズの「ペリーヌ物語」今回は仕事中にこの名作アニメをBGMにしてました。三国志の血なまぐさい世界を描きながら、人を愛する事を説くアニメを流すとは全く相反していますね。このアニメをリアルタイムで見ていたのは僕が高校生の時でした。日曜日に外出していてもこのアニメを見るために午後の7時半までにダッシュで帰っていた事を思い出します。見逃した時は地団駄踏んで悔しがったほどハマっていました。さてこのペリーヌ物語、今回はアシスタントには迷惑だろうと自分だけDVDレコーダーで流してイヤホンで聴いてましたが、意外な発見が出来ました。それは、とにかく音響が細かいという事。ペリーヌの旅先での馬車の車輪の音、虫達の鳴く音、人の靴音、とにかく音の演出にこれでもかとこだわっている事に気づきます。ただ人の足音はアニメーションと合ってなかったのはご愛嬌というか当時の技術では難しかったのでしょうね。今ではコンピューターで細かい調整が出来るので、音とアニメーションを合わす事はかなり正確に出来るでしょうけど。音の演出で圧巻だったのはペリーヌがおじいさんの孫だと発覚する時の音の演出です。弁護士がペリーヌの本名を告げた時に、それまで聞こえていた暖炉の薪が燃える音が急に消えます。一切の音がなくなり、実名がおじいさんに知られたペリーヌの驚きと戸惑いと恐怖が表現されています。この希代の演出は名作アニメの中でも1・2を争うほどの最高の出来映えでしょう。何度見ても涙を誘うほどの感動を与えてくれます。音と同時に気づいたのは主人公のペリーヌの仕草についてです。おじいさんの秘書になったペリーヌの立場をふまえた動きに気づいた視聴者はそんなに多くはないと思います。その代表となる例が椅子に座る順序です。食事の時も部屋の中でもペリーヌは誰よりも最後に椅子に座ります。これは自分が一番立場の低い人間だと自覚しているからで、それを礼儀作法としてペリーヌが徹底している事です。もちろん、礼儀としての事もありますが誰よりも最後に身体を休ませる行動は、病気の母を誠心誠意に世話していた名残ともとれるでしょう。一つ一つの細やかで計算された仕草、音による臨場感は名作アニメの中でも最高と言えます。自分の中ではやはり1番のアニメですね。(父となるならペリーヌのような娘が欲しい!!)という訳で今はペリーヌの原作本「家なき娘」を読んでます。作家はエクトル・マロで、かの有名な「家なき子」の作者です。かなり初期の翻訳本で、文章内で使われている感じがほとんど旧書体で辞書を片手に調べながら読んでます。(だからエラい時間かかる)ただ翻訳本の割には当時の日本人に解りやすいようにナイフを「匕首(あいくち)」と表現したり、パリにいるのになぜかギリシアが支那(中国)よりずっと遠いと説明したりで所々おかしいです。(地理的な矛盾は日本から見ての距離感なのでしょう)よくわからない表現は自分なりに解釈して小説のページに注釈を付けたりしています。とにかく刊行されたのが1941年なのでかなり昔の文法です。ライトノベルで慣れた人にはかなり手こずる小説でしょうね。(かくゆう自分も最近は小説を読んでいなかったので四苦八苦してます)でも今月はカラー原稿の仕事もあるので結構忙しいです。小説もなかなか読み進ませる事も出来ません。この日記もカラー原稿の合間に書いてます。そろそろ仕事に戻ります。僕のおススメの「ペリーヌ物語」見ていない方は是非ご覧ください。泣けます。本当に泣いてしまいます。でも高校生のときはペリーヌの気持ちがわかって泣いてたけど、今はおじいさんの気持ちが痛いほどわかって泣けるなぁ。もう年ですね~・・・。(汗)
2011年03月01日
コメント(0)
2011年初めての更新です。ずいぶんと長い間お休みしていました。色々と忙しかったのもありましたが、ひとえに筆無精が主な理由ですね。今月はマンガの連載もお休みしました。ちょうど一年前の2月に脳出血で入院しましたが、退院後も無理は控えております。今度出血したら死ぬか麻痺ですよとお医者様に脅迫まがいに忠告され、マンガも思うように描けません。まあ仕方ありませんね。今月は体調の悪化もありますが、病気前なら無理してでも原稿を描いていたはずです。やはり無理はしないという方針で編集部に休載のお願いをいたしました。読者の皆様には申し訳なく思います。それにしても脳出血から実質休んだのは2ヶ月であり、やはり何処か無理しているのかと感じます。お医者にも以前と比べて構成能力や思考力の低下はあるかも知れないと言われましたが、少しその影響はあるかもしれませんね。才能のない漫画家にとってはけっこう辛いものです。妻にも退院後はもっと休めば良かったのにと注意されてます。妻には自分の事をいつも良く世話してもらっているので感謝してやみません。こんなに自分のためにつくしてくれる妻は自分などには勿体ないほどです。本当に最高の伴侶ですね。もともと自分の血筋は高血圧の家系でして、お袋の血縁では男は全て短命です。自分は身体的特徴ではお袋の遺伝が強いためにいつかは高血圧症で倒れると予測していました。まさか46歳という若さで脳出血するとは思いませんでしたが・・・。自分も漫画家という労働を考えると、60代までしか生きられないかなと思っております。でも妻との約束で70代までは生きなくちゃならないようです(笑)本当は「龍狼伝」の連載も幕を引いて、新しいジャンルの作品も描きたいと思っておるのですが、この仕事ペースではそれも難しい所です。アイデアはあるのですが身体の無理が利かないため歯がゆい気持ちです。本当に若返りたいと思います。高校生のときの爆発的なエネルギーが懐かしいというか欲しいですね。始皇帝が不老不死をあれほど望んだ気持ちが少しわかります。やりたいことが「老い」という時間的な制約で出来ないというのは本当に悔しいものです。このブログを見ている皆様もどうかご自分の身体をご自愛してください。健康こそ万事において不可欠なものであります。さてあまり夜更かししていても、また妻に怒られますのでこれにて失礼いたします。
2011年02月04日
コメント(0)
9月28日のニュースで下記のような記事を拝見した。[ 民主有志が抗議声明 那覇地検は「権限逸脱」]< 民主党の松原仁衆院議員ら有志議員約70人は27日、那覇地検が「日中関係への考慮」を理由に船長を釈放したことを抗議する緊急声明を発表した。「刑事訴訟法の範囲を超える政治的判断であり、検察の権限を逸脱した極めて遺憾な判断だ」としている。声明は「このような判断が検察の独断で行われることは、議会制民主主義の原則を大きく揺るがす」と批判。中国の謝罪と賠償要求は「言語道断であり“一切応じない”との政府判断を強く支持する」とした。>まさしく開いた口が塞がらないと言った暴挙である。那覇地検が中国船長を釈放したのは紛れもなく与党である民主党の要請である。それを那覇地検に抗議するとはそちらの方が言語道断であろう。弱腰外交を世論で責め立てられ、その責任を那覇地検に押し付けようと言う姑息な手段である。その証拠に那覇地検が釈放の声明を出した時、「わが国国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」と発表している。一地方の検事が発表する内容ではないし、どう考えても内閣の意向が働いたと読めるだろう。僕にはあの地検の声明も日本国家に対する皮肉のようにも受け止められる。那覇地検は国が関与した事実を暗に示唆して抗議したと見えてならない。普天間問題で沖縄県民の心を裏切り、さらに今回の尖閣諸島での腰抜け外交を回避するような那覇地検への責任転嫁。沖縄をどこまでバカにすれば気が済むのかと言いたい。那覇地検と言わずとも、いい加減、沖縄県人は日本国家が沖縄を見捨てるような政策に怒り心頭のはずだ!地検の声明を出過ぎた真似だと言い張る評論家がいるが、沖縄の心情を知らぬ大馬鹿者だろう。中国の横暴な外交には弱腰で、沖縄の自国民に政府の弱腰の後始末を押し付けるのでは国家としては末期である。石垣の漁民も尖閣諸島では漁が出来ないと言う。沖縄は人身御供か、人柱なのか!?ここまで国が守らない地域も珍しい。これなら沖縄は日本から独立して、米国と独自に軍事援助を得た方が尖閣諸島の領海権を守れるだろう。日本に沖縄を守る力などない。沖縄にこれからも米軍が駐留するのなら、海上保安庁や自衛隊よりも米軍で領海を守る方が頼りになる。無論、これは極端な発想ではあるが、そうした方が良いと思うほど日本国家の沖縄に対する配慮はないのである。本当に与党である民主党は何をしているのだ。参院選で大敗して下がった支持率を上げるために代表選挙に小沢一郎を選抜して盛り上げ、出来合いレースのように官政権を再度立ち上げて支持率を上げる。それに国民も乗っかる。だが、いざというときは全く頼りにならない政権である。普天間問題も解決の見通しも付かず、経済対策もただ海外の動向を見守るしか出来ない。そして今回の尖閣諸島問題である。国を守れない国家も政治家も存在意義などはないっ!!内閣を守る事が国家か?地方よりも党を優先するのが国家か?日本国憲法とはそれで是とするものではないはずである!!一人の沖縄県人として本当に今回の政府の行動には憤慨した!殺意にも似た怒りを覚えるっ!!第二次大戦から何も変わらないではないかっ!!沖縄はいつも、いざという時はトカゲの尻尾のように扱われている!!これが国家のあり方というなら、自国の利益しか考えない中国の方が国を守るだけマシである。今回の事で初めて漫画を描く気が起きなくなった。三国志漫画も中国の身勝手な傲慢さでその意義を見失った気がする。いや、意義などは新たに創れば良い事だが、怒りでその気が起きないと言うのが正しい。それほど、日本と中国に失望している。果たしてこの国はどこに向かって進んでいくのか。このような国家に国民が黙って従うだけなら未来は暗いとしか言えない。
2010年09月28日
コメント(0)
本当に嬉しいっ!!沖縄県民の悲願だった深紅の大優勝旗がとうとう海を渡る日が来ようとは!!生きている間にこんな歓喜に立ち会えるとは・・・。まさしく感無量ですっ!!本当に立派で素晴らしい球児たちです!!その鍛えられた精神力はきっと多くの沖縄県民の心に焼き付いて忘れないものになるでしょう。その興南ナインを育て上げた我喜屋監督も素晴らしい人格者ですね!その指導力には興南ナインだけでなく多くの人が学んでいけたらと思います。沖縄に素晴らしい歴史を刻んでくれて感謝します!興南高校野球部の皆さんっ感動と勇気を与えてくださり本当にありがとうっ!!あなたたちは沖縄県民の誇りですっ1素晴らしい人生を歩んでください!!僕もまた前を見て歩みます!決勝戦で戦った東海大相模の球児の皆さんにも敬意を表します。試合後に興南ナインと笑顔で記念撮影に応じていた東海大相模の選手の姿を記事で拝見して素晴らしい選手たちだと感動しました。その笑顔には一点の曇りも無いように感じました。良きライバルであり、苦しみを理解し合う友でもあるのでしょう。両校とも素晴らしい球児たちです。久しぶりに清々しい晴れやかな気持ちになりました。ありがとうございます!全ての高校球児に輝かしい未来が待ってるように祈るばかりです。
2010年08月21日
コメント(0)
チームの垣根を越えてこれほどファンや選手に慕われた選手はいたでしょうか。木村拓也コーチ。彼の死はその事実を強烈に印象づけてくれました。恵まれない体格で、素質豊かなプロ選手の中でいかに自分のポジションを見つけて生き残るか、自分で必死に考えて、自分にできる事を明確に位置づけてそれを実現できるよう懸命な努力を続ける。それを知っているからこそ多くの人に認められる選手になったのだと思います。彼の生き様は社会の中でもがく人達にとって希望の光になっていたやも知れません。目標を持って努力を続ければ第一線の檜舞台に立って活躍できる存在にもなれる。日本ハムから広島へと移り、一軍の試合に出るためにいろんなポジションを守れるよう誰よりも練習を重ね、巨人に移籍した時には、スター軍団の中でも負けない存在感を持ってチームに貢献できる選手になっていました。コーチとなり、彼の積み重ねた貴重な経験は必ずや若手選手の指標になると思っていた矢先での不慮の死はあまりにももったいないし、哀しすぎます。監督や選手が人目をはばからず涙した姿を見るにつれ、彼は本当に多くの人に尊敬され、愛されていた事を痛切に思い知らされ、もらい泣きするしかありません。人の死は悲しい。ですが彼の生き方は人の記憶に永遠に生き続けます。木村拓也という一人の人間が残してきた軌跡を自分の人生の指標の一つとして生かしていく、それが最大の供養になると信じて、僕も歩んでいこうと思います。巨人のみならず、木村コーチの話を聞いた若い選手が何かを学び取り、プロ野球で活躍していける選手になる事が木村コーチの最大の喜びだと強く感じます。木村イズムを持った選手が羽ばたき、日本野球を押し上げる牽引車となる事を望むばかりです。最後に木村拓也さん、僕たち野球ファンに夢と希望を与え続けてくれて本当にありがとう!!貴方の活躍は決して忘れる事はできません。多くの人達の記憶に残る選手として語り続けられるでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。誰も触れてはいないですが、最後まで広島に留まり、つらい報告を続けてくれた清武代表にもいちファンとして感謝申し上げます。自分も脳の病気を患ったので木村コーチが倒れた映像を見たときは胸をかきむしられるような恐怖でした。何とか生き延びてほしいと思いましたが、残念でなりません。 これを機に巨人だけでなく、各球団の監督、コーチ、選手にも脳ドックと生活管理(喫煙の有無、塩分濃度、血圧の経緯)を徹底してもらいたいです。スポーツ選手は体が強いと思いますが、それが逆に油断につながる危険性もあります。巨人が率先して健康管理の再考を実践してほしいです。
2010年04月08日
コメント(2)
脳卒中で入院していましたがつい先日無事に退院しました。発病当初は左半身が麻痺しており、ものを掴むのも苦労しましたが、今は治療・リハビリのおかげでほとんどもとの状態に戻りました。こうやってキーボードを打てるぐらいですからだいぶ良いでしょう。それにしても自分の体がおもうように動かない恐怖は人生初体験なのでけっこうビックリしました。もう漫画の仕事は出来ないかもという覚悟はしてましたが何とか復帰出来そうです。ほっとしています。ただ以前のように無理した仕事はできないようです。とにかく疲れやすい身体となってしまい、左手にまだ痺れが残っている状態なので長時間の労働はできるのかどうか怪しいですね。主治医の先生によると思考回路も以前のように上手く行かない場合もあるとの事。疲れやすいのも脳の機能が万全でないのが原因かもしれません。とにかく徐々に回復するよう時間をかけて戻していくしかないようです。脳卒中にも二通りありまして「脳梗塞」と「脳出血」です。脳梗塞は血管内で不純物が溜まって血管内が詰まり血が溜まって血管が破裂するものですが、僕の場合は脳出血で血圧が強く、血流が血管をたたいて毛細血管など強度の弱い血管が破れる症状でした。手術はしない程度の欠損でしたので回復も早かったです。発症当時も自分で自覚出来るほどで倒れるまで至らなかったのが良かったようです。倒れたら発見が遅れますからね。自分は携帯電話で妻に連絡して救急車で病院に運んでもらいましたから、処置が速く出来ました。とにかく脳卒中は自分で「まさかね」と思わずにすぐに家族に連絡する事でしょう。自分では解らなくとも家族なら表情から解るそうですから。半身が動かないのはものを掴む時の方が解りやすいです。ゴミをくず箱に入れる単純な作業でもうまくいきません。歩いてもすぐにバランスを崩します。風邪かなと思うような頭痛もあります。とくに「脳出血は」寒暖の差が要注意です。僕もそうかもという心当たりがあります。血圧が高めの人は帰宅してすぐとか、お風呂に入る時とかが危険ですね。血圧計は40代後半になったら購入した方が良いと思います。自分の血圧を知らなければ予防も出来ません。僕はもちろん買いました。今は朝と晩に計っています。だれでも病気の可能性はあります。気をつけて下さいね。
2010年02月18日
コメント(3)
今回の衆院選挙は民主党の大勝利となった。これも国民の選択なのだから勝利した民主党は勝利の余韻に浸るだけでなく、身を引き締めて国民のための政策を行ってほしい。ただ今回の選挙もマスコミの偏った報道が顕著に見られて残念だった。マスコミ論調はいつも与党を批判するスタンスをとる。バブルがはじけ景気停滞が10年も続き、それを改革しようと一部の成功を見いだしたのは小泉政権であった。しかし中国の株価下落からサブプライム破綻、リーマンショックで日本の景気は急激に下落した。皮肉にもベンチャー企業を優遇し景気を活性化していたところに資本金のない企業は大打撃を受け次々と倒産していった。もちろん企業への救済処置を怠った政策も批判されようが、アメリカ発の経済破綻はあまりにも急激すぎた感がある。アメリカもようやく景気が上向きになりつつあるがまだ予断は許せない。アメリカの次は中国かもしれない。これからの日本は内需拡大といっても安定した貿易黒字がなければ景気回復は望めまい。民主党は大企業への税控除を見直すというが、大企業も業績不振でリストラ等を行い対策を練るほどであった。企業への過度な締め付けは逆に雇用を圧迫し、再び海外への工場移転もありうる。そうなれば大企業の下請けである中小企業にも更なるしわ寄せが来よう。やはりバランスのとれた税対策を民主党は行わなければならないであろう。期待できるのは官僚におんぶにだっこだったシステムをいかに改善できるかであろうが、官僚なしで政策を進めるのも困難であるから歩み寄りと妥協は出てくるやも知れない。うまく操舵をとってもらいたいものである。高速道路無料に関しても維持費の捻出、メンテナンスの低下防止等、問題はこれから出てくるだろう。実際の予算をすべて税金というわけにはいかないかもしれない。道路に大切なのは安全な運行である。これを根幹に予算を組み立ててほしい。民主党が与党になって期待もあるが、不安も多い。何しろ初めて与党になったのだ。不安があるのは当然である。景気回復、少子化問題、年金制度の改善、自衛隊の派兵問題等、課題は山積みである。すべてがうまくできるとは思えない。また過度の期待はしない方がよかろう。問題は民主党の政策が空回りしたときマスコミがどのように報道するかである。新進党のときのように与党になったとたんに手のひらを返したが如く批判をするであろう。それに迎合する国民であればまた今回のような選挙になるかもしれない。マスコミの垂れ流し的な、また意図的な報道に流されることなく良い法案と悪い法案を見分ける目を持つべきであろう。強行採決といわれた今の与党も細かい法案は多数通している。そのすべてが悪法ではない。その点も留意すべきであろう。欠点ばかりをクローズアップするのがマスコミの常套手段である。せっかく2大政党の歩みが始まろうとしているところに国民がマスコミの情報ばかりを鵜呑みにしては公平さを欠く結果になろう。今回の与党惨敗は4年後の民主の姿かもしれない。自・公連立政権も民主党も完璧な政策は不可能である。成功もあれば失敗もある。良い法案だと思ってしたことも逆の結果にならないと誰がいえよう。情報化社会であるからこそ、国民一人一人が取捨選択する目を養わなければなるまい。
2009年09月01日
コメント(0)
酒井法子がどうやら覚せい剤の使用を認めたらしいですね。本当に残念な結末です。あれほど幅広く、海外にもファンが大勢いた芸能人がどうして犯罪に手を染めたのか。覚せい剤の使用はおそらく芸能界でかなり広まっているのかもしれません。それにしても様々な理由があろうとも麻薬に手をつけるのは許せません。芸能人という公共の電波で多くの国民に影響力がある立場の人間はもう少し自覚を持たねばならないでしょう。初犯ですから刑罰的には執行猶予になるかもしれませんが、社会への影響力を考えると罪は刑以上に重いです。若い世代だけでなく、酒井容疑者の世代にも覚せい剤への罪悪感が薄れないかと心配します。クスリや万引き、犯罪を軽く受け止めてしまう意識の低下が著しい昨今で、知名度の高い人の節度は自然と高いものになるでしょう。マスコミやTVへの露出が激しい芸能人が私生活や仕事の不調で心労が重なるのは同情しますが、自分が進んだ道に嘆いて法を破るのが許されるとは思いません。速やかに芸能界を引退し、一社会人として更生してほしいですね。しかし覚せい剤で逮捕されても、復帰できる前例のある芸能界は腐っていると言っても過言ではないでしょう。その腐った意識がある限りこのような事件はなくならないと思います。良識ある視聴者はこの事件をけして許してほしくはないですね。
2009年08月09日
コメント(0)
まさかとやはりの狭間に揺れたWBC監督の選考。原監督に白羽の矢が立ったのは多くの野球ファンに波紋を起こしましたね。僕個人としては貧乏くじを引いたのかなと思わせるようなNPBの選考会議でした。日本シリーズを前にこの発表、しかもキャンプ中のチームを離れてWBCに参加し、思うような結果が出なかったら批判の嵐に巻き込まれるという状況では、巨人ファンとしては手放しで喜ぶ訳にも行かないですね。ただ原監督には心労に同情しつつも、頑張ってWBCの舞台で堂々戦ってもらいたいです。13ゲーム差をひっくり返して優勝したからには、やはり原監督にはなにか運命的なものも備えているのではないかと思います。(長嶋名誉監督の跡を継いで巨人の監督になったのも偶然ではないでしょう)原監督のWBC監督就任については野球ファンの間でも賛否両論ですね。アンチ巨人の人にも応援するしないの意見が分かれているように見受けられます。ただ、原監督反対意見の中には、「WBCで負けてしまえばいい!」「韓国を応援する!」と言う理解不能な意見もありました。アンチ読売、ライバル球団の監督が嫌いというのはわかりますが、だからと言ってよその国を応援する気持ちは変でしょう。日本代表選手は各チームから選抜されますし、代表選手も日本野球のために精一杯プレーしてくれるはずです。その行為も考えずに、ただ感情論と個人の価値観に偏って日本代表に負けろと言うのは暴論としか言えません。もう少し選手の立場になって物事を考えても良いのではないかと感じます。球団、監督、選手の批判はあっても当然でしょう。ただ最近のブログを見る限りでは、敬意という感情が抜けている文章が多いように見られます。匿名制という方式ゆえに個々の感情がそのままブログの内容に反映されるのかも知れませんが、度を越した中傷・誹謗は見るに耐えません。言葉は体を表すとも言います。たとえブログであろうとも、他人を卑下するような態度であればいつか自分に跳ね返ってくるでしょう。言葉で他人を執拗に攻撃して満足する人生にどれだけ意義があるのでしょうか。自分も時には厳しい口調や論評になる時もあり反省もしますが、絶えず心のどこかに激励の感情を持つようにしています。尊敬語や謙譲語がこれだけ発展した日本語の特性は世界でも稀でしょう。そのような文化を持つ国で生まれた国民が、その美徳を失うような行動をとる事に憂うばかりです。
2008年10月30日
コメント(2)
赤塚不二夫先生がお亡くなりになりました。長い闘病生活の末の出来事に、ご家族のご心中をお察し申し上げます。ぼくは赤塚先生とは実際にお会いした事はありませんが、僕の漫画の先生である長岡ひろし先生が赤塚先生のアシスタントをしておりました。もし赤塚先生がいらっしゃらなければ、ぼくが長岡先生から教示してもらえなかったはずであり、師の師という事で感謝しております。赤塚先生の業績は未熟者の僕からすると目映いばかりですが、師を通してその漫画技術がわずかながらも僕の中に生きている事は誇りに思います。この場をお借りして、心よりのご冥福をお祈り申し上げます。
2008年08月05日
コメント(2)
それにしてもなんと言う縁であろう。故郷の沖縄代表の相手がこれまた大学でお世話になった地、飯塚市の高校だとは・・・地元を応援したいのは当然だが、飯塚高校も応援したかった。くじ運を嘆くしかないですね。浦添商のエース伊波投手がとうとう全国区でベールを脱ぎました。MAX146キロを出しながらも三振0、投球数91の快投。(1回の球数が約10球?ほとんどボール球なしですか!?)威力のあるストレートは要所でしか使わずにカットボールで内野ゴロを積み重ねるとは・・・高校生離れした頭脳的ピッチング+プロ並みの度胸でした。飯塚高校の辛島投手は爪が割れるという不運が重なり本来のピッチングが出来なかったのが残念でなりません。ですが、彼の野球人生は始まったばかり。更なる活躍に期待したいですね。浦添の次の対戦は強豪・千葉経大府!またもや注目のエース対決となりそうです。春の覇者、沖縄尚学の東浜投手を攻略した打線がどう機能するかが勝敗の分かれ目でしょう。沖縄尚学のためにも優勝したいという浦添商ナインにとって、千葉経大府との試合は最大の試金石になると予想します。沖縄にはまだ深紅の優勝旗は渡った事がありません。浦添商には是非とも新しい歴史を刻んでほしいですね。チバリヨーッ 浦添商!!
2008年08月05日
コメント(0)
またも無差別通り魔事件が秋葉原で起こった。身勝手な犯人の凶行で尊い生命を失った被害者の皆様にはご冥福を祈るしかない。それにしてもこの犯人の「殺す相手は誰でも良かった」との自白はつくづく腹立たしい。呆れる程の自己中心で、他人の人生など微塵にも尊重していない態度そのものだ。被害者と遺族の無念さを思えば、この馬鹿者には「のこぎり挽き」でもしてもらいたい程だ。自分が遺族だったらと思うと、マグマのような怒りを抑える事は難しいだろう。犯人が何を悲観し、憤り犯行に及んだかは知らないが、何の関係もない人々を殺傷した時点でその行為の正当性は原子レベルでも存在はしない!そもそも衣食住にそれほど困らないこの日本で不満を訴えるのは贅沢な悩みだ。金銭および持病の悩み以外では本人の努力次第で基本的な生活が営めるのが日本社会である。大小の差はあれど、いくらでも幸せを見つけ、個々の幸福を構築して行く事はできるはずであろう。いや、恵まれない環境、障害や病気に苦しむ人でも自身の幸福を見つけようと必死に生きている人も大勢いる。世界に目を移せば生きて行く事さえままならない人達がなんと多い事か。いつも思う事だが、今回の身勝手な犯罪者には極刑の代わりに世界の地雷原の撤去を一生をかけて無償でやらせるのが良いのではないかと思う。それですこしでも生命の大切さ、死の恐怖を実感させなければ自分の罪の大きさを知る事は無いだろう。高校の恩師にこう言われた事がある。「自分だけが不幸だと思うな」自分が苦しいとき、困難に負けそうな時はいつもこの言葉を思い出す。悲観主義に凝り固まった人間には耳が痛い言葉ではあろうが、自分よりも不幸な環境で生きている人間は確実にいる。またそれが真実である。それを知りつつなおも無差別殺人に走る馬鹿者には付ける薬は無かろう。漫画や小説、映画では悪役という立場で描かれようが、現実の世界ではただのバカだ!犯罪者の記録には残るが、現実社会では肉親からも忌み嫌われ、他人からはゴミ虫以下に思われて人々の記憶から消される存在にしかならない。たまに思い出されても「ああ、あのバカ」としか認識されまい。そんな存在が嫌ならもう一度周りを見つめ直せばいい。自分の不幸のみではなく、自分がどれだけ生かされてきたかを考えるがいい。この世に何も意味もなく「生」を受けるものなど一切存在しない。生命は生きるために生まれてくるのだ。そんな当たり前の事も分からない人間が増える事に本当の憤りを感じる。
2008年06月08日
コメント(4)
来月でこの楽天ブログを初めて丸4年目になります。この無精者の自分と致しましては実に画期的な出来事なので少々驚いています。日記の数も170件以上とは・・・。ほとんど巨人ファンの内容とはいえ、普通の日記さえ3日も続かない人間だったのにねぇ。だいたい仕事で神経すり減らしてますので他の私生活が全く無頓着。妻にはいつも「嘘つきA型」と呼ばれてます。(まぁ、確かに親がAB型とO型なので純粋なA型とは言えないかも知れんが)漫画の方も来月で連載丸15年です。これも長いなぁ。無駄に長くはしていないつもりだけど、さすがにここまで続くとは思わなかったですね。全ては応援してくれる読者のおかげだと感謝の極みです。最近、ようやく自分の漫画を1巻から読み返してみました。今までは描いた後の作品はストーリー作りの確認以外では見なかったのに、15年経って客観的に見られるようになったという事でしょうか。いやぁ、自分で描いていて次の展開を忘れている事が多くてビックリ。意外に一読者のように楽しんで読めました。毎日自転車操業でやっつけ仕事のように感じていたのですが、結構ガンバッテたんだなと素直に思えましたね。少し初心に帰ったような気がしました。当時は読者に希望と感動と夢を追う勇気を感じてもらえる漫画が描ければと、この世界に飛び込みんだのを思い出しました。若い時は自分の力量を考えずにがむしゃらにおっきい目標を掲げていたもんです。でもそれが若さの特権なのでしょうね。さて気持はあっても体力がついていかない中年になってしまいましたが、これからもまた漫画を描き続けるでしょう。若い時の情熱や体力はさすがに取り戻せませんが、感動する心は未だ無くしてはいませんから。
2008年06月05日
コメント(2)
2008年今年も宜しくお願い致します。いやぁ、長いこと日記を休んでしまい申し訳ありませんでした。なぜに休んでいたかは色々原因は多々ありますが、単なる愚痴になりかねないのでここでは紹介せずに留めたいと思います。それにしても一年は早いものですね~・・・。去年はあっという間に過ぎ去ってしまいました。10代で一倍速、20代で二倍速、30代で三倍速で一年が過ぎると言いますが、40代では確かに四倍速で時が流れるのを感じます。まるでつまらないB級ホラー映画を早回しにして見るのと一緒ですね。代わり映えのない日常ほど早回しに感じているかもしれません。というわけで今年は何か変わったイベントをばプライベートでしようかと思います。一昨年は長期休暇をもらい、埼玉から熱海まで歩いて旅行するという無謀な挑戦をしましたが(両足がゾンビ状態になった。水戸黄門は意外に凄いじい様だったのね)、今年は富士山登頂に挑戦しようかと考えています。更に長期休暇があれば自転車で大阪まで行きたいのですが、尻がスプラッター状態になるのが怖くて決心がつきません。とにかく日本人と生まれたからには富士山に一生に一度は登りたいと思いますので何とか実現したいですね=!仕事が順調にいけばの話ですが・・・。はぁぁ
2008年01月29日
コメント(10)
沖縄水産高校野球部の栽監督が亡くなられた。享年65歳でした。沖縄の高校野球を全国レベルにまで引き上げた功労者であり、高校野球では有名な方です。僕も小学生の時に(当時は少年野球をしていた)栽監督率いる豊見城高校に練習風景を見学した際、超高校級と言われた赤嶺投手の速球を目の当たりにしてビビった事を思い出します。(その赤嶺投手は原監督と甲子園で対決していたと記憶してます)栽監督の野球は面白く、選手の能力に合わせてチーム作りをしていたように思えます。素質のある投手が在籍している時は守備や機動力を重視したチームを作り、投手力が足りない場合はウェートトレで鍛えて100メートル打線と言う打力中心のチームを作ったりしていました。栽監督の野球指導のおかげで野球後進国と思われた沖縄の高校野球を、強い野球チームと全国の高校野球ファンに感じさせるまでにイメージを変えてくれました。その意味でも沖縄高校野球の父と称しても過言ではない存在だと思います。本当に残念であり、沖縄県民であれば栽監督にあの甲子園の深紅の大優勝旗を手渡して上げたかったと思っている事でしょう。ただそれでも栽監督の功績が色あせる事は絶対にありません。90,91年の夏の退会2年連続の準優勝は沖縄のみでなく全国の高校野球ファンに感動を与えてくれました。特に91年の決勝まで投げ抜いた大野投手の力投は閉会式で大会委員長が個人名で讃えてくれるという異例が出る程でした。(それほど大野投手はボロボロになるまで投げ抜いたのですが、良い控え投手がいれば優勝していた内容でした)本当に沖縄県民に高校野球の楽しさと興奮を与えてくれた栽監督に最大級の尊敬の念と感謝の言葉を贈りたいと思います。栽監督、今まで本当にありがとうございました。安らかにおやすみください。
2007年05月09日
コメント(2)
いやぁ、実に久しぶりの日記です。最近は楽天ブログにもほとんど顔を見せずに(閲覧せずに)隠居生活を送っておりました。漫画家になって3ヶ月も休暇をもらえるのは初めてでしたので、すっかり世捨て人になっておりましたね。でも良いリフレッシュになりました。休んでいる間にゆきぼうさんからお気遣いのメールをいただきながら気付くのが遅れ、お返事出来ずにいたことをこの場でお詫び申し上げます。すみませんでした。体調の方はずいぶんとマシにはなりましたが、久しぶりの仕事ですっかり腕が鈍っていたのには苦労しましたね。また〆切との格闘に入るかと思うと億劫(おっくう)になりますが、また頑張ります。野球もいよいよ開幕に向けて走り出しましたね。今年の巨人はどうなるか、とりあえず投手のレベルアップが鍵となるのは間違いないでしょう。今年こそは我らが巨人軍も優勝争いに加わって欲しいものです。期待と不安が入り交じったシーズンが始まるのが、今から楽しみですね(^^/
2007年03月03日
コメント(12)
アニメ「おじゃる丸」の原案者、漫画家の犬丸りん氏が飛び降り自殺で亡くなられたと報道されました。妻もスタッフの一部も「おじゃる丸」のファンであったため本当に残念です。自殺の理由は「仕事ができない」との記事でしたが、同業者としては実に辛く感じます。僕自身もストーリー作りには苦しめられており、本当に読者にとって面白いマンガが描けているかは常に疑心暗鬼に捕らわれております。紙に向かってもアイデアが湧かない時は自信喪失気味になり、自分の存在価値までも見失いがちになる事もあります。おそらくアニメ化や周りの人達から求められるような立場になればなるほど、更に良いものを作らなくてはならないという心境になったのではないでしょうか。その時にしっかりとしたバックボーンがない場合、重圧に押しつぶされるような強迫観念は日々大きくなるばかりでしょう。漫画家という職業は企業の社員と違い、雇用保険も雇用年数も保証されておりません。出版社との関係の利点はあくまで専属契約のみで、作品に人気がなくなれば即座に仕事がなくなります。40代や50代で連載の仕事を持っている漫画家は本当に一握りです。もし、仕事ができないと感じたら、将来の展望もままなりません。人によっては猛烈な不安感に間断なく苛まされる状況になる事でしょう。いや、それ以上に好きで始めた仕事が出来ない喪失感の方が心を大きく占めるかもしれません。悩んだ時に相談できる人や、愚痴を聞いてくれる友人が側にいれば少しは精神的に楽にはなるのでしょうが、そうでない人はどんどん自分を追い込んでいくでしょう。犬丸氏が自殺を決意した本当の理由は、おそらく本人にしか知りえません。ただ自殺だけは思いとどめてほしかったです。アニメも長寿番組となり多くのファンの人が存在しておられるのですから、もう少しそのファンの人達に思いを向けてくれたらと感じます。苦しい心情はお察し致しますが、苦しい時期を乗り越えてこそ幸せはそこに待っている事と信じます。生きていてこそ、その可能性はゼロにはならないのです。ただただ、本当に残念としか言いようがありません。今は、犬丸りん氏のご冥福をお祈り申し上げるだけです。
2006年09月15日
コメント(4)
さて、僕の漫画作品がいよいよ中国大陸にて出版されるそうです。中国では日本の漫画の規制が厳しく、出版許可がおりる事は珍しいとは編集の方の談。三国志を舞台にした設定だからこその幸運だとは思いますが、実に喜ばしい事です。果たして小さい頃から三国志を日本で言う「日本むかし話」のような感覚で親しんできた中国の若い人達に、僕の漫画が受け入られるかどうか・・・不安でいっぱいですね。それよりも大陸で出版という話はもう何年も前から出ては消えてましたから、本当に出版されるかはまだ半信半疑な気分です。ただ中国政府の許可が出たのはこれが初めてらしいので信憑性は高いかと・・・無事に本が出る事を祈ります。今まで自分の漫画が海外で出版されたのは主にアジア圏でして、台湾・香港・シンガポール・韓国・インドネシア・タイ等です。まあ、三国志を欧米では出版しにくいとは思いますが、出版機会がない事が少し寂しいですね。台湾ではPCゲームになりましたが、日本ではそんな話は出てないです。それが実に微妙なところですね。もちろん台湾でのゲーム化は光栄な事と感謝しております。(ゲームのサントラCDも出ていますが、ゲーム同様どれも日本では発売予定はないです)日本での連載の方はあと2回で今回の章は終わり、新章に入ります。いよいよ三国志に近い?話になるので本題にやっと戻りますね。(辺境の話が長くなりましたからね~)ただ新章に入るにあたって、その構想を練るために少し長いお休みを取りたいと思います。連載再開は来年の初頭あたりになる予定です。それにしても10年以上も良くこの連載が続いているなあとしみじみ感じます。これも読者の皆様が支えて下さったおかげだと痛感致します。この場を借りて心から感謝の意を述べさせて頂きます。しかし、このブログで仕事の事を話すのは初めてじゃないのかな。(いい加減だなぁ~)また気が向いたら何らかな形でお話しようかなと思います。それでは次からはまた巨人一色(ほぼ)のブログに戻りますね~(^^/
2006年09月08日
コメント(6)
八重山商工は残念でした。先発の大嶺君は1,2回戦同様、ボールが高目に浮いて変化球もストライクに入らない苦しい内容でしたね。甘い球を見逃さなかった智弁和歌山のナインが素晴らしかったです。本来なら早めの継投で甲子園で好投して来た金城君に変えたかったでしょうが、金城君は前の試合で手のまめを潰したとの報道がありました。短いイニングでの投球しか出来なかったのかも知れません。それに大嶺君のこれからの野球人生において経験を積ませようとした監督の心情もあっての続投も理由の一つに含まれていたかも知れません。(ナインも大嶺君が打たれたら仕方ないと覚悟できたでしょう)攻撃においての監督采配もヒットエンドランを失敗してもさらに続けたり、センター狙いや流し打ちを狙わず強振を貫く姿勢を崩しませんでした。これも賛否両論ありますが、思い切りの良さで甲子園まで勝ち抜いたのだから自分たちのスタイルを捨てないとの強い意志を感じましたね。送りバント等の勝つための野球も大切ですが、八重山商工は全力を出し切ってこそ自分達にとっては楽しい野球なんだと強烈にアピールしてくれました。そのいさぎよいプレイに沖縄で応援してくれた人達も共感し、楽しんだ事と思います。八重山商工の皆さん、感動を本当にありがとう。そしてご苦労様でした。
2006年08月16日
コメント(2)
八重山商工が少ないチャンスを生かし何とか松代高校に勝利しました。安打数は八重山商工よりも松代高が多かったのですが後一本がなかなか出ませんでしたね。9回は大嶺投手が甘い変化球を痛打されて2点を取られましたが、後続を三振に打ち取り守りきりました。それにしても点は取られましたが8、9回とリリーフした後のアウトが全て三振とは・・・やはり非凡な投手ですね。その大嶺投手から点をもぎ取った松代ナインも素晴らしい精神力でした。来年の甲子園が楽しみです。 また甲子園で一回り大きくなった勇姿を見せてほしいですね。大嶺投手のストレートはスピードガン表示以上に威力があるように見えます。春のセンバツもあの強力打線の横浜高校を相手に速球で空振りを奪ってました。おそらく初速と終速の差が少ないのでしょう。タイプとしては阪神の藤川球児投手に近い速球ではないかと個人的に思います。(無論、球速は球児が上ですが)特にベルト付近の伸びのある直球は実に威力があります。これからも彼の快投が楽しみです。次は三回戦ですね。もう少しウチナンチューの夢を見せ続けてほしいです。チバリよーっっ八重山商工ナイン!!
2006年08月13日
コメント(4)
八重山商工と千葉経大付属の試合は本当に素晴らしい試合になりました。沖縄出身としては八重山商工の勝利に喜ぶべきなのでしょうが、千葉経大付属の健闘にも賞賛を送りたい気持ちです。大会屈指の豪腕大嶺投手の速球に千葉ナインは振り負けないように4番までバットを寝かしてスイングをしておりました。大嶺投手もボールがうわずる本来の調子ではありませんでしたが、バットを寝かしたあのスタイルにはかなりプレッシャーを感じていたようにも見えました。チームの勝利のためには全員が一つの戦略に徹底する姿勢は本当に見事ですね。一人ではなく全員で相手チームにプレッシャーをかける攻撃は八重山商工を圧倒しておりました。八重山商工のナインも千葉経大付属の戦い方に大きなものを学んだのではないでしょうか。ただ最後まで諦めなかった八重山商工ナインの精神力も素晴らしかった。春のセンバツで横浜高校に1点差で惜敗して学んだ事、悔しい気持ちがあの9回の同点劇につながったように思えます。センバツのままの八重山商工なら千葉経大付属の勝利だったかも知れません。春より一つ大きくなった八重山商工ナインのこれからの活躍に大いに期待します。頑張れっっ八重山商工ナインっ そして今日は素晴らしい試合をありがとうっっ!!
2006年08月08日
コメント(4)
さて、選挙もいよいよ佳境に入った。各党の主張に批判する事は容易だが、大切なのはマニフェストに実現性があるかどうかが判断基準となるであろう。それは現在の国家負債の現状を見れば、夢物語のような話はいらない。政治の判断はやはり実績が大切であると思う。勿論、未完成な法案もあるだろうが始めから全てにおいて完璧な結果を求めるのは如何なものか?いつの時代にも新しい事をする際には批判がつきまとう。ここまで官僚国家となった国を変えるのは一筋縄ではいくまい。全ての官僚を裁くとなれば猛反発を受け、国の機能は大きく停滞するであろう。やはり、彼らにも逃げ道を与えつつ外堀を少しずつ埋めて行く作業が賢明とも思える。その意味では小泉内閣は不満足な点もあったが、官僚国家に初めてメスを入れた事で評価してもいいだろう。問題は後継に何を残すかである。歴史を動かして来た人物たちに必要な要素とは何ものにも負けない強い意志である。そして、その人物たちは一様に自らの意志を継ぐ人物を生み出した。政治も一代の内閣ではなく、道を拓きその道を後継がどう開発するかが大切ではないだろうか。最近、テレビでの小泉さんの発言を聴くと、以前より応対の反応が鈍くなっている。あの故小渕元総理も倒れる前はそのような状態だったように記憶しているから、少し心配である。今回の選挙は各党とも改革を主題にした選挙であろう。じつに喜ばしい限りだが、現実に出来るかどうか多くの国民が理解するのは容易ではない。では何を基準に選べばいいのであろうか?ただ、どんな良い法案でも実現するには人の意志力が決定するのは間違いない。
2005年09月09日
コメント(4)
つい先日モニターケーブルを購入しようとビックカメラまで出かけた所、店員とワコムの液晶ペンタブレットCintiq 21UXの話になり、その機能性に惚れてしまった。もちろん、ネット情報やらで予備知識はあったので本当は以前から欲しかったのは言うまでもないが、さすがに35万前後の価格に二の足を踏んでいた状態だったのである。だが店員の話を聞き、やはりその高いグラフィック性能と機能の充実さを再認識するに至ってはもはや衝動買いを止めるリミッターは弾け飛んでしまった。・・・・で、僕の仕事机の上にはCintiq 21UXがド~ンと陣取っている。いやまさに21インチのその巨大なタブレットは牢名主のようにあらゆる物を押しのけてしまい、仕事用の製図板さえも追い出されてしまった。(いいのか、それでっ!?)それにしても幅53.5センチ奥行き41.8センチはさすがにデカいっっ!かくなる上はタブレット上で原稿用紙を置いて仕事をするしかない。 なんともマヌケな状況に落ちてしまったものだ。ちなみに21UXがどのようなものかはここのサイトで詳しく紹介されているので参考にして頂きたい。紹介したサイトで説明しているように従来のCintiq液晶タブレットよりも21UXは遥かに画像の質は向上している。実際そのままモニター代わりに使っても、よほど画質に細かい人でない限り満足することであろう。(映画鑑賞にも個人的にはOKである)また、21UX本体が180°回転する便利さもアーティスト(特に漫画家)にとってはまさに涙もの。更に左右に備わっているショートカットキーも実に作業効率をアップしてくれている。スクロール、拡大、縮小、コピー&ペースト等々、お好み通りにカスタマイズ出来るので、PhotoshopやPainter などのソフトを使う人にとっては、いちいちキーボードを押す面倒くささがずいぶん低減出来るはずだ。ただ残念なのは僕が使用しているMacG5では21UXと別のモニターを同時接続して使うには不具合が出るという点だ。なぜなら21UXのDVIモニターケーブルはG5の二つあるモニター(ディスプレイ)ポートの一つADCポートにはMac純正のADCーDVI変換アダプタを使っても21UXとはつながらないのである(要するに画面が映らない)今はG5のDVIポートに21UXをつなげて使用しているが、今まで使っていたモニターはすっかりテレビと化している状態。(しかも画質が悪い)以前のCintiq ではタブレットをDVIポート、モニターをADCポート(もちろんDVIに変換して)に接続して使用していたのだが、そうするとタブレットペンが作動しないという憂き目にあった。今回の 21UXでは変換アダプタの不足でまだそれを試してはいないが、ワコムの電話サービスではなるべく複数でのモニターを使わない方がいいとの説明を受けた。 およそタブレットペンの不具合を改善しているような雰囲気はないようである。とにもかくにもパソコン作業のないときは、この 21UXを製図板代わりに使う日が続く事は間違いない。何とももったいない話である。
2005年07月12日
コメント(2)
全25件 (25件中 1-25件目)
1