「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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真幌羽の郷
第二部 「さらば 近鉄バファローズ」
(テレ朝の「朝まで生テレビ」のBGM)
「さらば 近鉄バファローズ」
清水 「さあ、今朝のおはようコールは、休日スペシャル 球界再編
朝から生テレビと題してお送りしておりまして、もう、しょっぱなから、
トップギア入りっ放し、という感じで・・・」
関根 「そうですね、こんな形で最後まで行くと・・誰かが死ぬんじゃないか、という・・」
清水 「まだまだ、1時間ほどありますが、・・」
関根 「さて次からのテーマはですね、新規参入の陰で泣いている球団、
そしてファンの皆さんが言います、悲願の日本一を結局手にする事が無く
消滅していった近鉄バファローズ。
これからのコーナーは、「さらば 近鉄バファローズ」というテーマで
お送りします。」
清水 「はい、近鉄は大阪唯一のプロ野球団だったという事で、皆さん(論客)も
関わりが深いんです。で、御紹介していきたいと思うんですが、
えー先ず、井関さんは、長年南海の担当記者を努められてきまして、
同じパ・リーグの在阪球団という事で、近鉄の事も、
まあ近くで見て来られたという事なんですね。」
井関 「そうですね。パ・リーグばっかり担当やってましたんでね。
近鉄も非常に身近に見させてもらいました。
近鉄の取材の手伝いも、よくいってますから、ええ。
あの、近鉄というチームはね、1950年に出来まして、
ヤマケンさん5歳の時らしいですけど、僕1歳の時で・・・」
山本 「僕、6歳や、これ。(笑)小学校1年のときやもん。」
井関 「あのー、非常に面白いチームでね、4年連続最下位から始まってるんですよ。
勝率がほんまに3割いかない時から。これね4、5年目のシーズン迎える
直前にね、パ・リーグがですね、
“勝率3割5分以下のチームにはね、500万円の制裁金!!”
と言うたとたんに、勝率5割4分になたんですよ。」
関根 「おおーさかっぽいですね~実に!」
清水 「はあ~」
井関 「非常に、そういう意味では実に、楽しいチームですよね。」
関根 「罰金がかかったら突然に燃えた、という近鉄。愛すべき球団だった訳です。」
清水 「そして川崎さんはですね、江夏の21球、あの有名なねー、がありました
1979年にニッカンスポーツに入社。そして直接担当された事は、
なかったんですが、近鉄の事を長い間、まあ長い間、
観て来ていらっしゃったんですね?」
川崎 「そうですね、私も、パ・リーグ長い事やらしてもらいましたから、
あれなんですけど、非常にね、取材のし易い、アットホームな
温かい雰囲気でしてね。選手と一緒に、試合前、ご飯を食べられる
そういう環境もありましてね、あの、選手とホントにね直に、
触れ合ったという印象がありますね。
あの直接担当しませんでしたけど、その中で、あの、キャンプ行ったり
しました時もね、飲み屋さんで会った時なんかでも、
アットホームな雰囲気でお話が出来たという事が何回もありました。
それだけにね、こういう形で無くなっていくのは、
ホント、残念ですなぁ。」
清水 「そして寺尾さんは、入社して直ぐ、近鉄を担当された、という事で、
野茂選手の専属として、ずっと近鉄を見てこられた・・・・」
寺尾 「うーん、そうですね。最初は、岡本伊佐美さんが監督時代で、その後は
仰木さんですよね。そして、阿波野というルーキーが入ってきまして、
これも3球団競合して、新人王獲った投手なんですけど、
左投手ですけど、あのートレンディエースと言われてね、
イケメンのサウスポーでしたし、
その後、野茂くん、僕担当したんですけども、やはり4年連続最多勝
という実力もさる事ながら、プライベートでもですね、
僕と寿司を食べに行った時にですね、ウニ、トロの往復を
50個食べましたですよ、彼は。」
関根 「うえ?」
清水・関根「ウニ、トロ、ウニ、トロ、ウニ、トロ・・・50回!」
寺尾 「5万くらい払いましたよ、僕は。」
清水 「あぁ!!」
関根 「寺尾さん持ちだったんですか!それは、お気の毒です。」
寺尾 「スゴイ衝撃的でしたよ!(笑)」
清水 「そ、そういう思い出もある、と・・・」(笑いながら・・)
「一方、ヤマケンさん。ウニ、トロの思い出はさすがにないですよね?」
山本 「全然ありませんわ、そんなもん。あのね、小学校1年のときに
近鉄パールズが出来たわけ。ほんでね、オヤジがね、
たまたま、近畿日本鉄道の鉄道車両を造る、近畿車輛というのに
勤めとった。」
関根 「あー、そんなんですか!」
山本 「ほんでな、その結果もあってね、大阪の人間やっちゅう事もあって、
近鉄パールズっていうのがやな、野球の応援・・阪神どころやないで!
近鉄や!ってなもんやったんや!一家揃って近鉄や!っちゅうてね。
そやけどね、これがまた弱いんや!」
関根 「弱かったらしいですね。」(下向いて・・・)
山本 「近鉄パールズ。パールズって、真珠や。野球の球やないかい。
それをパールズ言うてどないすんねん!と。
伊勢神宮頼みかい、え?オマエ、神さん頼みのね、こんなプロ野球
あっかい!(あかんわいの意)と。ね!
御木本幸吉!日本の真珠王と呼ばれた御木本幸吉のように、
この近鉄をやな!もっと隆盛するようにせんかい!と
小学校1年から、思ってたで、ワシ!」(笑いながら、激をとばす)
<一同、大爆笑>
関根 「そうですか、近鉄パールズ、という名前から引っかかってた訳ですが、
井関さん。いろんなな名前の変遷を遂げたようですね。」
井関 「千葉さん(千葉 茂氏)が猛牛というニックネーム、持たれてて、
千葉さん、監督に迎えたとたん、バッファローと球団名変えてしまうんですね。
これ、けったいなチームですよね。」
<笑い>
「あのー近鉄というチームは、比較的監督には金かけてるというかね、
大物を連れてきてるんですよ。千葉さんの後、別当 薫さんでしょ、
ほんで、三原 修さん、連れてきてますでしょ、ほんで、チーム、
まあ、だんだん良くしてきつつあったんですよ。
そこへ西本さんを連れてきて、西本さんというのは、
「努力する者んは、いつか必ず報われる」
というねえ、ほんとにもう、愚直なまでの努力の人、というか
努力を強要する人、・・自らもやりますからね。
そういうアレで、近鉄を、ゴロっと変えましたよね。」
川崎 「そのね・・、近鉄がそれだけ監督、・・まあその有能な方を
引っ張ってきた、というのはね、佐伯オーナーという名物オーナーが
いらっしゃった。亡くなられましたけども、この方が非常に、
野球に情熱があった。
当時のねえ、あのー、他の、・パ・リーグでも、南海には川勝全オーナー
という、これもワンマンの方でしたが、情熱があった、と。
だからねえ、プロ野球、特に関西が、そういう名物社長の下で、
かなりねえ隆盛したんですよ。で、南海は、もう、ほんとに日本一にも
なりました。一時は、阪神よりも人気があった。
その中で、南海―近鉄戦なんか、大阪球場、昔のねぇ、井関さん!
難波球場はスゴイ盛り上がりだったんですよ。」
井関 「野次がすごかったんです。」
関根 「選手の耳にも届いた、という・・・」
清水 「それも、愛すればこその、野次なんですよね。」
井関 「そうそう、河内のオッサンと、こちら側、南海沿線のオッサンの、
ホンマ、野次り合いでね、日生球場で、よう喧嘩やってましたもん。」
山本 「そんなもん、ほんとにねえ、向うの野次が聞こえる訳や!
ほんなもん、負けてるかいって、そこで野球してるのんね、
関係なくな、野次のやり合いで勝つか負けるかやっとるくらいや。」
関根 「何か、スタンドで麻雀やってたりとか、・・」
山本 「負けてたら寝転んで、“おーい、まだ終わっとらんのか?”てなもんや」
関根 「近鉄の話に戻しますと、リーグ優勝が・・・」
井関 「4回あったんですね。」
関根 「4回あって、79年に悲願の初優勝した訳なんですけれども、
日本一は逃しているんです。それが江夏の伝説の21球、という・・・」
井関 「最初の年が、3勝3敗で迎えた第4戦目、まあ江夏 豊さんにね、
21球、やられてまうんですけれども、西本さん、その翌年も、
近鉄優勝させてるんですよね。その時も3勝4敗で、広島にそれもまた
敗れ去ってるんですよね。」
関根 「もう一つクライマックスとして、仰木監督時代というのがありますよね。
これが伝説の、また、10.19がありました。」
井関 「それ、寺尾君が、身近でみてるんですよね。」
寺尾 「そうですね。88年に10.19。引き分けでも優勝を逃す、
というところで、引き分けでおわったんですけれども、・・・」
関根 「4時間、という規定があったんですよね。」
寺尾 「川崎球場でね、あの88年という年は、すごい年でですね。
あの、近鉄は、それこそ、デービスという選手が、大麻で逮捕、
・・大麻事件で逮捕されまして、」
清水 「あー、ありましたねぇ。」
寺尾 「ソウルオリンピックでしたし、関西もですね、阪神もですね、
村山さんが退陣された年、そして掛布さんの引退があって、
バースの引退、そして巨人で言うと、王退陣。
そしてその後、10.19。
南海身売り。阪急身売り。そして門田トレード。
ものすごい年だったんです。」
清水 「うわぁーーーーーーーーーーー!」
関根 「各紙、1面がブアーと入れ替わった・・・・」
川崎 「昔はね、ニッカンスポーツの1面、パ・リーグが連日という時期が
あったんです。今はもう、少なくなりましたけれども、
それだけ野球熱が、パ・リーグが高ければ、全体のボルテージも高かった、
という時代があったんです。」
関根 「そしてその最高潮である1989年に又、リーグ優勝を果たしまして、
これで日本一いけるか!となったんですが、3連勝の後、
4連敗してしまったという・・・」
川崎 「ジャイアンツですね・・・」
関根 「今年のヤンキースのみたいな・・・」
井関 「はい、そうです、そうです。」
川崎 「あのー、加藤投手のね、“ロッテより弱い”発言が・・・」
山本 「あのー、昔からねえ、近畿日本鉄道についてはねえ、お天気鉄道という
あだ名があんねん。奈良鉄道っちゅうのが、大阪鉄道が買収して、
大阪電気鉄道っちゅうのが近畿日本鉄道の前身なんやけどな、
これはねえ、花園ラグビー場とか、藤井寺とかね、あやめ池とかな、
いろいろあるやん?
これみんな、天気、・・雨になったら全然、お客さん減るねん。
せやからねえ。近鉄が隆盛しよ、思ったらね、天気が良うなかったら、
アカン言うてね、天気に左右される鉄道や、言うてな、皆。
それと同じように、野球も、ホンマに浮き沈みの多い奴ちゃな、
言うてね。・・・」
清水 「結局は、親会社の不景気で、ということですね。」
関根 「うーーーーーん!?」
山本 「せやから、さっき川崎さんが言うた、佐伯さんというすごい社長さんが
居って、この人のねえ、やっぱりねえ、後がアカンかったな!
そこからアカンようになってきた。」
関根 「只、“バファローズ”という名前は、新球団に残ります!」
<全国版ニュース>
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