ウエスティ Benの部屋

ウエスティ Benの部屋

3月19日(日) 点火の日


ホテルでビュッフェ形式の朝食をたっぷり食べて、バレンシアの旧市街へ出かけた。
今日は日曜日なのでデパートや商店はお休み。
にもかかわらず、すごい人出である。
人の数は時間が経つほどどんどん膨らんでいくようだった。

旧市街の国立陶器博物館。ドス・イグアス公爵の館だたもので正面入り口ノロココ調の彫刻は見事。
国立陶器博物館

ここではバレンシアの3大陶器、パテルナ、マニセス、アルコラを心行くまで鑑賞できた。
ちなみに有名な磁器人形のリアドロもバレンシアで生まれた。

カテドラル。かつてモスクがあった地に建てられたという。
聖杯礼拝堂にはキリストが最後の晩餐で使ったとされる聖杯が飾られている。
聖杯

それからレアル庭園まで旧市街をぶらぶらと歩いて散歩。
レアル庭園では池の周りで飼い主とボール投げをして遊ぶ犬を見てBenの事を恋しくなってしまった。

お昼は新市街のBarでワインとタパスで簡単に済ませた。
教えてもらった美味しいと評判のレストランは予約で既に一杯だったのだ。
たくさん歩いたし、お腹も満たされたので今夜に備えてシエスタを取ることにした。
5時前から8時前までホテルに帰ってうとうとと眠った。

夕食はホテルのレストランの3コースメニューで済ませた。
ここはインテリアはモダンでとても落ち着いた雰囲気で味もなかなか良い。
街中の喧騒がウソのように静かだった。


さて、いよいよ祭り本番である。
夜の10時に子供のファージャへの点火が爆竹と共に始まった。
点火1

午前0時になると巨大なファージャに次々に火がつけられていく。
点火は花火で始まる。
花火


レイナ広場前。
昼間は暖かいが朝夕はまだ冷え込むので近くのカフェの中でコーヒーを飲みながら点火を待った。 

レイナ広場前の点火

これは市庁舎前広場。
動きが取れないほどの人出だ。
午前一時からフィナーレの大規模な花火が始まった。
まさに頭上で花咲く花火。
そして点火。
かなり離れているにもかかわらず、火で顔が熱くなる。
人形が大きいだけあった、火力も大きい。
消防車からの放水も始まった。

市庁舎前広場の点火

人形が燃え尽きると一斉に人が動き出す。かなり危険な状態。
一歩間違えると雪崩のように人の下敷きになりそう。
遠回りして何とか人垣を避けながらホテルにたどり着くと深夜2時過ぎだった。








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