【あしあと】

【あしあと】

ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。
ひとつはわたしのあしあと、もう1つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、
わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには1つのあしあとしかなかった。
わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。
このことがいつもわたしの心を乱していたので、
わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、
あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、
わたしと語り合ってくださると約束されました。
それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、
ひとりのあしあとしかなかったのです。
いちばんあなたを必要としたときに、
あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、
わたしにはわかりません。」
主は、ささやかれた。
「わたしの大切な子よ。
わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みの時に。
あしあとがひとつだったとき、
わたしはあなたを背負って歩いていた。」


Margaret Fishback Powers
マーガレット・F・パワーズ 松代恵美 訳 足あと 
<Footprints>(財)太平洋放送協会




♪♪Footprints♪♪

主と私で歩いてきたこの道
足跡は二人分
でもいつのまにか一人分だけ
消えてなくなっていた
主よ あなたはどこへ
行ってしまったのですか
わたしはここにいます
あなたをおぶって歩いてきたのだ
あなたは何も恐れなくてよい
わたしがともにいるから

作詞:竹田しのぶ
作曲:土屋たまみ



Footprints
One night I dreamed a dream,
I was walking along the beach with my Lord.
Across the dark sky flashed soenes from my life.
For each scene. I noticed two sets of footprints
in the sand,
One belonging to me and one to my Lord.

When the last scene of my life shot before me.
I looked bach at the footprints in the sand.
There was only one set of footprints.
I realized that this was at the lowest
and saddest times of my life.

This always bothered me
and I questioned the Lord about my dilemma.
“Lord, you told me when I decided to follow you.
You would walk and talk with me all the way.
But I`maware there is only one set of footprints.
I just don`t understand why,
When I need You most, You leave me.”

He whispered,” My precious child,
I love you and will never leave you,
never, never, during your triala and testings.
When you saw only one set of footprints
it was then that I carried you”



この賛美は上の詩より構成されたと聞いたことがある。



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