きまぐれな風のように

きまぐれな風のように

2011年07月14日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
しばらくブログから離れておりました。
書くことは勿論、読むことも意識的に避けておりまして、最近になって久しぶりに書こうかなと思って書いております。
時期はもう7月、夏期講習の準備で大わらわ。
あっちゃこっちゃにプリントや見本テキスト類が散乱し、見るも無惨な状況。
今年もそう、夏期講習がやって来るのだ・・・。

私も今年で41歳、開塾して10年以上が経過した。
やはり体力的な衰えは感じるが、経験だけは積んできた。
この経験という見返りが役に立たなくなる日はいつになるのだろう。

夏期講習の時間は思っているより短い。

普通、夏期講習でやるのは1・2年次の復習が主になる。
1・2年の時に定期考査は計10回。
すると1回のテスト範囲に付き与えられる時間は10時間。
それが5教科あるわけだから、見積もって1回のテスト範囲の1教科につき2時間しかないわけだ。
こう考えると100時間あったとしてもかなり短い。
つまり、ハッキリ言うと、全てを網羅するには短すぎるというのが私の考えだ。
あれもこれもと欲張ると、ろくな事がない。
ならば弱点としている単元を集中的に時間をかけた方が効率がいいような気がする。


そして毎年頭を悩ませるのが社会・・・。
いっくら授業をしても頭に入らないなら意味はない。
ここは割り切って「語句を覚えること」に集中してもらう。


と、ここで問題が生じる。
暗記という問題。
「覚えるだけだから」という簡単そうな概念が、邪魔をする。
覚えるということがどれだけ大変なことか・・・。
そもそも暗記には2パターンしか存在しないと思っている。

有名な例で言うと「いい国つくろう鎌倉幕府」か。
これは強烈に頭に入り込んでくる。
そしてもう一つのパターンが『反復』。
こっちの例は九九になるんだろう。

楽なのはインパクトの方だろうが、毎回毎回インパクトで入ってくるわけがない。九九のようにひたすら繰り返すのが王道だと思うのだ。
するとまた勘違いを起こす子もいる。
必殺の「10回ずつ書きます」。
これがきたら少し哀しくなってしまう。
こういう場合、ほぼ例外なく目的が変わっている。
「覚える」という目的から「10回書く」という目的に変わっているのだ。
覚えるのであれば1回でも3回でも別にいいと思う。
10回書いたら覚える保証があるわけでもないのに・・・。

だから私は九九を採る。
ひたすら繰り返し、ひたすら小テストをし、ひたすら再テストを繰り返す。
「覚える」ということから「忘れない」ということにまでステップアップしていくために・・・。






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最終更新日  2011年07月15日 00時16分15秒
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