ゴミ屋敷エピソードその⑤




じじの所にあった三台の冷蔵庫のうち、電気をつけていない一台を

おっかなびっくり開けて見た。

開けた途端、プ~んと、マスクを通り越してカビの匂いが。

目の前には、一面灰色に覆われた、変わり果てた冷蔵庫内部。

そこに、缶ビールや缶ジュースが10本ぐらいあった。

製造年月日を見て見ると『1994年』?!?!?!

9年も前のビール?

缶が膨張しきっている。このまま置いておくと爆発でもしそう。

意を決して、ゴム手袋をはめなおし、開缶作業を開始した。

「プシュッ」の音どころではない!

開けた途端、2メートル四方に飛び散った。

もちろん私のエプロンにも、顔にも・・・うえっ!

2本目からは、慎重に、手の平で包み込むようにしながら開けて見た。

そうして全ての缶を空にした。

一番驚いたのが、ウーロン茶の缶までもが、ビールに負けず劣らず思いっきり膨張して、開けた途端に飛び散ったことだ。

これほどの缶の中身を下水に流し込むことにものすごく抵抗はあったけど、

このまま不燃物で出していたら、きっと回収作業中に暴発していただろう

9年前のビールの匂い?

とてつもなく鼻に刺さるような息の詰まる匂いでした。。。。。。。。


© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: