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9月27日(金)晴れ タイトル:日航123便 墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る著者:青山透子発行:株式会社河出書房新社 /2017年7月30日 / 205p読書カウント2024:46冊目。 森永卓郎氏の「書いてはいけない」に関連して手にした1冊だったが、こちらも読みごたえのある内容と緻密で大胆な取材に感動した。 日航機の墜落事故は衝撃的な事件だったのでよく覚えているが、疑問符が多く残る事故だと当時感じていた。その疑問符が読み進めるうちにやっぱりと霧が晴れる思いがした。 青山透子はペンネーム、日本航空のスチュワーデスだった著者が日航機が墜落した地元の群馬県上野村の村長から「あの青い山と透きとおる空のような気持ちと存在」の意を込めてつけてくれたらしい。 この本は、国や自衛隊などお上に逆らうものであり不都合な真実という内容だ。身の危険を考えるとペンネームで通すことは最善だ。 上野村小学校文集「小さな目は見た」・・・子供たちが見聞きした体験談をまとめた文集。未来を担う子どもたちのため、貴重な体験は放置すれば忘却の彼方に消え去る。これを新鮮な中に深め、まとめておくことが子供たちの長い人生に役立つし尊い犠牲者の供養になる。(校長先生談) 著者が託された女性記者H・H氏の「日航機」取材ノート。「ー平時の有事に出動した自衛隊の15日戦争」のメモ欄「時間と場所、名前をきっちりおさえること、事実関係を細かく」 事件を風化させないためには「語り部」の存在が大変重要。 日航123便墜落事件の真実も興味深かったが、取材を通して深く探求し構成して活字にすることの大切さ、その語り部になること、有益な読書だった。
2024.09.27
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9月23日(月)晴れ タイトル:書いてはいけない著者:森永卓郎発行:株式会社三五館シンシャ /2024年3月20日 / 203p読書カウント2024:45冊目。 なかなか勇気のある1冊だ。著者の森永卓郎さんも出版社の中野長武さんもよくぞ出版されたと拍手喝采を贈りたい。できることなら国民みんなで読むべき教養書だ。 「ジャニーズ事務所」の権力というのは、メディアの忖度の積み重ねにより築き上げられた。各マスコミ・メディアの自分可愛さと意識の低さによる「無意識の無視」が働いていたんだ。 「ザイム真理教」の権力構造は、「ご説明」と「国税調査」という財務省の公権力によって「増税は勝ち、減税は負け」という省内ルールで司法・立法の上に財務省があるという国民の常識とかけ離れた宗教に近い構造。 「日航123便の墜落」の検証は、さもありなんと感心する。この事故の隠蔽をネタにしてアメリカの無理難題の煮え湯を飲まされ続けて現代に至っているとすればあの痛ましい墜落事故から来年で40年だ。日本が主権国家として対等の外交や経済の交渉ができるように何があったのか明らかにすべきだ。 もしこの本の内容が正しいとすれば郵政民営化をスローガンにして日本経済を誤った方向に導いた小泉内閣の再来のためにジュニアを引っ張り出す人がいたとすれば何として今回の総裁に選ばないでほしい。もし選ばれてしまったとしたら以前の過ちを糺して国民のための政治をする人事と政策を切に願う。
2024.09.23
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9月19日(木)晴れ タイトル:腹筋を鍛えて、脂肪を減らす お腹を凹ませる1日15分 スロートレーニング監修:中村勝美+小田真規子発行:株式会社永岡書店 /2007年7月10日 / 94p読書カウント2024:44冊目。 フレイルになりお腹が出て筋肉量が落ちていると痩せにくいカラダになっている。 フレイル脱出するためには健康に寝ていても基礎代謝量が上昇し消費されるカラダをめざさなければならない。そのために有効なのが腹筋を鍛えることだ。呼吸は24時間休むことなくやっている。 ポイント1、「腹式呼吸」。口から息をゆっくりと吐き切りお腹を凹ます。吐き切ったらゆっくりと鼻から吸い込みながらお腹を膨らませる。 ポイント2、「お腹凹ませトレーニング」。呼吸しながらゆっくりとスロートレーニング。 ポイント3、「ちょいトレ」。①、脚と手の押し合い。②、座ってねじる。③、両膝挟み。 ポイント4、「猫背是正」。背中を丸めずお腹を凹ます。 苦しいトレーニングは続かない。生活習慣として起きた時から寝るまでのいろんなシーンで呼吸に気を付けて姿勢を正してお腹を凹ませよう。
2024.09.19
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9月14日(土)晴れ タイトル:からだにeヘルシーレシピ著者:副島隆彦発行:第一三共株式会社 /2012年 / 34p読書カウント2024:43冊目。 糖尿病の基礎知識 ・1日の血糖値:3食後、血糖値が急激に上昇、180㎎/dlを越えると尿に糖が出る。 ・インスリンの働き:すい臓から分泌されるぶどう糖をコントロールしてくれるホルモン。血糖値を下げる。筋肉で糖を消費。余った糖は脂肪に変えて脂肪細胞に貯蔵。余った糖はグリコーゲンに変えて肝臓に貯蔵。 ・2型糖尿病:95%。遺伝要因+環境要因(過食、運動不足、肥満、ストレス)⇒インスリンが働きにくくなる⇒糖尿病の発症 ・糖尿病の本当の恐ろしさは合併症:網膜症、腎症、脳血管障害、心血管病変、神経障害・末梢血管障害「1日3食を守る」「量を守る」「栄養のバランスを守る」「1600kcal・20単位」・いい運動バランス:①ウォーキング、②筋トレ、③ストレッチ・目覚めストレッチ(股関節、首、肩)・眠る前ストレッチ(背中、股関節・お尻、全身) 1週間の3食メニュー例が紹介されていたが私の場合、朝食に偏りがある。昼食は弁当。夕食だけがバランスいい。 運動は、量もバランスも悪い。
2024.09.14
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9月13日(金)晴れ タイトル:NHK大相撲中継 決まり手集 82手と5勝負結果のすべて監修:日本相撲協会 大山進発行:NHKサービスセンター /2005年 / 25p読書カウント2024:42冊目。 大相撲秋場所を見ていて勝負の瞬間の決まり手が気になって手に取った。それぞれの決まり手のイラストと解説が網羅されている。 よく「四八手」と言われるが現在は、基本技7技・投げ手13技・掛け手18技・反り手6技・捻り手19技・特殊技19技、合計82手が公式に決まり手の技として認められている。これに非技・勝負結果の5つがあるとのことだ。 このほか、まげをつかむと反則負け、のどをつかんだり、胸や腹をける禁じ手も反則負けとなる。 テレビ中継を見ていても決まり手のわかりにくいものもあるが、このような技の知識があるとより楽しめる。 ちなみにまわしが外れて「もろ出しチン事件」の不浄負けは公式の決まり手集には入っていない。
2024.09.13
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9月9日(月)晴れ タイトル:生命保険はヒドい。騙しだ著者:副島隆彦発行:株式会社幻冬舎 /2019年3月30日 / 199p読書カウント2024:41冊目。 著者の体験を元にした怒りのルポ。怒りの文体には違和感を感じたが内容的には同年代として同感だ。私も「契約転換」でほぼ掛け捨て状態の保険に変えられている。 簡保問題はまだマシだった。著者が糾弾する日本生命の担当者に発言はほとんど詐欺行為をしておいて「あなたがサインして押印しているんですよ」という態度は日本の生保業界の根底にある悪習のようだ。 この本を読んで「私も保険の見直しを真剣に考えよう」と思った。 5年前に心筋梗塞で治療した時は、保険の給付を受けて助かったが、金額的には社会保険の適用が大部分をカバーされていたし、月々の保険料の引き落とし額を考えると定年を過ぎてからの保険は必要性がない。 解約による損失よりも、解約による今後の支払いゼロの方が理にかなっている。 必要なら「県民共済」に加入すればいい。
2024.09.09
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9月8日(日)晴れ タイトル:「1分間BMストレッチ」ダイエット著者:饗庭秀直発行:株式会社講談社 /2002年4月19日 / 142p読書カウント2024:40冊目。 BMとはなんだ? ボディメンテナンスとのこと。 ダイエットの常識として食事制限があるがこれは間違い。「代謝」が低下して「太る体質」になり「リバウンド」の元になる。 ダイエットに強い意思は必要ない。「1分間BMストレッチ」・・・「1分間のストレッチを1日5回するだけ」で「代謝」を上げて脂肪を燃焼させる。 饗庭式ウォーキング=背筋をまっすぐ伸ばし、歩幅を1足分広げ、足の裏全体で着地し、後ろにしっかり蹴る。 柔軟性を向上すれば長生きできる。 ストレッチは、筋肉を限界まで「伸展」と「収縮」させること。 基本形:椅子に腰かけリラックスして7秒息を吐き、頭を手で抱え7秒、背を反らせて7秒。 呼吸は、息を吐き切ることで吸い込む量が最大になる。 エクササイズ:首、肩、胸、背中、お腹、お尻、腿、とストレッチする。
2024.09.08
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9月6日(金)晴れ タイトル:肥満・腰痛の予防と改善! 水中ウォーキング健康法編集:北関東イトマンスイミングスクールグループ監修:野村武男発行:株式会社講談社 /2000年6月30日 / 225p読書カウント2024:39冊目。 水中ウォーキングは、自然に有酸素運動ができ心臓を鍛え血行を促す。 水の特性:全身運動、最大筋力を必要としない、浮力、抵抗、水圧、水温。 赤血球は体内に取り込んだ酸素を運ぶが120日あまりで廃棄され新しくつくられる。 老化は脚から・・・脚の筋肉の中にある緊張筋線維は、大脳の神経細胞に活力をあたえるはたらきが強い。大脳の神経細胞は、最終的に寿命の長さを決定する脳細胞。 水中ウォーキングは、腹式呼吸をうながす。 健康を保つため今日から水中ウォーキングを再開しよう。 4段階:ウォーミングアップ(ストレッチ)、エアロビクス(有酸素運動)、ストレングス(筋力強化)、クールダウン(整理体操)で1時間。
2024.09.06
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9月5日(木)晴れ タイトル:美しくやせる③ ステップ式 美しいやせ方 ウォーキング編監修者:服部利夫発行:株式会社三心堂出版社 /1996年8月30日 / 119p読書カウント2024:38冊目。 この本の学びは、ウォーキング前後のストレッチと10週間の段階的な週ごとのプログラムの組み合わせ例。 ①、心拍数のチェックでその日の運動量を調整。 ②、帽子着用、水分携行。 ③、ウォーキング前はもちろん後のストレッチが大切。 ④、ウォーキングプログラム中はウォーミング・アップに始まりクーリング・ダウンで終わること。 ただ歩けばいいというモノではない。安全にウォーキングを楽しむには基本とすべき①~④を守る。特に心拍数チェックで異常を感じたら無理せず休むことが大切!
2024.09.05
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9月4日(水)晴れ タイトル:ヘルシーウォーキング 歩く健康法監修者:福永哲夫発行:女子栄養大学出版部 /1987年12月 / 158p読書カウント2024:37冊目。 ウォーキングはエアロビクス効果、肺、心臓、血管機能向上し血流向上、血圧低下、体力がつきストレス解消する。 私の1日適正エネルギー:30(1㎏あたり目安㎉)×60(標準体重)=1800㎉ 老化は脚からやってくる。全筋肉の三分の二が脚に集中、脚は第二の心臓。ウォーキングで脳も活発になる。 適正エネルギー量に対して消費カロリー以上に食事等摂取カロリーが多ければ「脂肪」として蓄え、少なければ「脂肪」を消費する。要は、ウォーキングで調整するのだ。
2024.09.04
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9月2日(月)晴れタイトル:伝承集 井原の語り草編集者:伝承集編集委員会発行:井原市 /1985年10月30日 / 129p読書カウント2024:36冊目。 39年前に編集された井原市のお年寄りの知恵伝承集だ。 井原線ウォークのチェックポイントでの語りのデータベースとして残しておきたい内容が結構あるのでありがたい。 古老の知識知恵は文字にして残しておかないと風化して忘れられてしまう。 データベース化して食い違うモノについては検証してみるのも面白い。
2024.09.02
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8月31日(土)晴れタイトル:米百俵 小林虎三郎の天命著者:島宏発行:ダイヤモンド社 /1993年11月5日 / 205p読書カウント2024:35冊目。 戊辰戦争で官軍に敗れ焼き払われて賊軍の汚名をきせられてなお長岡藩を蘇らすべく命を懸けで学校創設に尽力した「小林虎三郎」の信念を貫いた物語。 長岡藩の分家、三根山藩から贈られた「米百俵」をどのように活かすかがポイント。窮乏する藩士に分けてしまえば2日で食べてしまう。この「米百俵」を売って換金して学校を建設すれば子供たちが育ち長岡藩は復活する。教育こそが国の宝となる人づくりの肝心だ。 日本もこれから何が起こるかわからない。「常在戦場」の精神を忘れず我慢が必要になることもあるだろう。 特に、現在の国会議員さんには国を豊かにするための金の使い方を「米百俵」から学んでほしい。外国からの留学生に国民の税金を使うより日本人学生に使うべきです。
2024.08.31
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8月29日(木)雨タイトル:天を裂く 水野勝成放浪記著者:大塚卓嗣発行:株式会社学研パブリッシング /2013年7月30日 / 331p読書カウント2024:34冊目。 お隣備後福山藩の初代藩主水野勝成の放浪記。以前から読みたいと思っていた水野勝成の伝記だったが、これほど破天荒な人生とは思っていなかったので勉強になった。 徳川家康の母の出所である水野家の嫡男でありながら父親に勘当され戦働きを求めて西日本各地を放浪し、井原市の西隣り加茂町の姫谷焼で作陶したり北隣り成羽の三村氏に仕えてこの地で妻をめとり子を為し人間的に円熟みを増したりと備中備後の地が舞台になっている、実に興味深い。 上杉征伐、関ケ原の戦い前に帰参し大活躍。大坂冬の陣、夏の陣の戦功で福山藩初代藩主となり仁政で家臣領民から慕われた。 人生を思いのままに「婆娑羅(バサラ)」に生きた水野勝成、面白い人生だ。 姫谷焼も成羽町も井原線ウォークで訪れた地だ。 備中備後にある壁のない辻堂は水野勝成ゆかりの旅人無料休憩の施設、放浪時代にヒントがある。
2024.08.29
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8月28日(水)曇りタイトル:図解よくわかるモモ栽培 品種・管理作業・整枝剪定著者:富田晃発行:株式会社創森社 /2022年8月5日 / 158p読書カウント2024:33冊目。 読書の目的・・・井原市由来固有種「岩野野生桃の桃源郷づくり」 ・モモの生長は、枝葉生長「栄養生長」(7年目まで) 花芽生長「生殖生長」(8年目以降) ・摘蕾・摘果の方法、先端と基部の蕾は葉芽を落とさないように取り除く。 30㎝以上枝は5~6個 20㎝~30㎝枝は2~3個 10㎝前後枝は1~2個 下向きの蕾を残す。 ・土壌pHは、弱酸性 5.5~6.0pH ・清耕栽培(草を生やさない)より草生栽培(草を生やす共生) 3年までは敷きわら刈り草マルチをする。 ・ふやし方は、台木は野生種を播種(2℃で90日保存…休眠打破)、秋播きが無難。 ・「接ぎ木」:接ぎ穂は2月下旬までに日当たりのよい部位から節間の小さい枝を採取する。 切り接ぎは3月上旬以降 ・「芽接ぎ」は9月に行い、活着していれば春先の発芽前に台木上部をカットする。 耕作放棄地を「岩野野生桃の桃源郷」にして花見ができたら楽しい。薬用桃の果実も特産品になったらさらに楽しい。
2024.08.28
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8月26日(月)晴れタイトル:シャインマスカットの栽培技術編著者:山田昌彦発行:株式会社創森社 /2020年10月20日 / 221p読書カウント2024:32冊目。 シャインマスカットの収穫が完了して「今年の反省と来年への改善」のために図書館から借りてきた。 ・粒が小ぶりの房があった 「果粒肥大不足」・・・芽かきや新梢の摘芯不足で栄養が枝先端に使われていた。 ・粒の下方にリング模様があり皮が固い 「ベジやけ」ジベレリン処理後の果面障害・・・2回目処理後薬液を残さぬように乾かす。 ・しわ状の粒があった 「縮果症」・・・高温時の給水不足 これからの管理 ・縮伐(9月下旬~10月上旬) ・礼肥(9月下旬~10月上旬) ・基肥(11月) ・整枝剪定(1月下旬~2月上旬) ・芽キズ(2月下旬) ・粗皮削り(2月下旬~3月上旬) やることがいっぱいだ。
2024.08.26
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8月24日(土)晴れタイトル:面白いほどわかるシニアのための 筋肉の新常識編集長:瀬尾香織 編集:小山田千世監修:久野譜也発行:株式会社宝島社 /2023年5月11日 / 79p読書カウント2024:31冊目。【筋肉の新常識】・筋肉を保てば健康寿命は延びる!・筋肉は20台をピークに毎年1%ずつ減り続ける・筋肉率が男性で27.3%未満、女性で22.0%未満、サルコペニア。衰えが加速するフレイルサイクルへ・筋肉が分泌するホルモンを「マイオカイン」といい、がんや生活習慣病を予防できる。・認知症予防は、脳トレより筋トレを!・身体を動かさないでいると悪玉マイオカイン「ヘモペキシン」が分泌され認知症を早める。・マイオカインはうつも予防。運動をするとセロトニンが増え睡眠トラブルも改善。【筋肉の基礎知識】・ムキムキの筋肉だけでなく、胃や心臓、血管もすべて筋肉・「速筋」…太い、速い、疲れやすい、糖、瞬発的な無酸素運動 「遅筋」…細い、遅い、疲れにくい、脂肪、持続的な有酸素運動・速筋は使うと太くなる。遅筋は使うと毛細血管増える。・筋肉は全身の健康に関わっている。 ①、姿勢を保つ、体を動かす。 ②、血液を心臓に戻す。 ③、体を衝撃から守る。 ④、熱をつくる。 ⑤、免疫力を上げる。 ⑥、水分を蓄える。 ⑦、マイオカインを分泌する。・のどの筋肉を鍛えて誤嚥性肺炎を防ぐ。【5分だけトレーニング】・筋肉の再生…48日・片足立ち、椅子スクワット、スクワット、ひざ伸ばし、太もも上げ、足の前後運動、足の左右運動、遅筋はウォーキングで鍛える(65歳以上7000歩×7日=49,000歩)【食習慣】・タンパク質:男性65歳以上69g/日・運動後30分以内にタンパク質を摂ると効率よく筋肉をつくる。・鉄分(筋肉収縮機能…ヘム鉄多い食材)やビタミンD(骨粗しょう症や認知症予防…日光浴+D食品)・糖質は適度に摂取。・カロテノイドが健康寿命を延ばす。・一人の食事は共食に比べフレイルやうつのリスクが高まる。・アルコールはストレスホルモン「コルチゾール」を分泌させ筋肉を分解させて糖をつくる。・トレーニング後のアルコールは筋トレ効果をゼロにする。・日々お酒を飲み過ぎると横紋筋融解症に、尿が赤くなるのはタンパク質ミオグロビンが溶け出しているサイン、急性アルコール性ミオパチー=筋繊維壊死。 気づいたときが始めどき…シニアこそ筋肉をつけよう!
2024.08.24
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8月23日(金)晴れタイトル:はじめる!エクセル&ワード編者:週間ウルトラONE編集部発行:株式会社宝島社 /2001年4月25日 / 188p読書カウント2024:30冊目。 パソコンの基本に立ち返って学び直す。何年も使ってきているが学び直しというのは知らない便利な機能があると気づかされた。まあ、それだけマニュアルを読まずにやってたということだ。 恥ずかしくもあり・・・反省! でもまあ、読み進めるのは早い。読み飛ばし読です。
2024.08.23
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8月22日(木)晴れタイトル:解釈と鑑賞 小倉百人一首著者:細見彰洋発行:株式会社創森社 /1962年10月27日 / 115p読書カウント2024:29冊目。 大河ドラマ「光る君へ」に登場する女性たちが「百人一首」に多く選ばれている。紫式部母子、和泉式部母子、赤染衛門、清少納言など女性の活躍がすごかった。 有力貴族の女房達のサロンが盛んで和歌や物語り、漢詩などの素養が朝廷文化が花開いた時代だったことが伺われる。 平安時代が現代でも時代考証が正しくできるのは個人の日記が多く残されているからだ。鎌倉時代以降は為政者による都合の良い記録が多くなってくるので公平な歴史ではなくなってしまう。 百人一首という和歌文化は平和の象徴であり文化を育むゆりかごだったのかもしれない。
2024.08.22
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8月21日(水)晴れタイトル:育てて楽しむイチジク 栽培・利用加工著者:細見彰洋発行:株式会社創森社 /2017年5月18日 / 98p読書カウント2024:28冊目。 この本は図書館で借りた本なので書き込みできない。今週始めた読書法の本のノート化で要点を蛍光ペンでマーキングしたり書き込みをしたくなるのだがこれは厳禁だ。 今回の読書の目的は、蓬莱柿と桝井ドーフィンの違い、桝井が「8月上旬~/果実サイズ大/肉質ふつう/甘味ふつう/樹サイズ中」に対して蓬莱柿は「9月上旬~/果実サイズ中/肉質粗い/甘味ふつう・酸味あり/樹サイズ大」・・・蓬莱柿だね。 着果管理と収穫のコツ・・・甘くて色づきよく病害虫を避けるには風通しと明るさが大切。地際の葉っぱは取り除く方がよい。熟期促進のオイリングは第3期に行う。自然任せより10~14日早く完熟する。 来年は、土壌管理と剪定をちゃんと行い樹形を整えて工夫したイチジク栽培をしてみたい。、
2024.08.21
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8月20日(火)晴れタイトル:マンガ 原価計算 この3要素で製造コストがつかめる監修:須川芳夫発行:株式会社ごま書房 /1989年2月25日 / 232p読書カウント2024:27冊目。 私が畳製造業を生業として会社を立ち上げたまだ若かりし頃に買った本だ。すでに紙が黄色くなって時間の流れを感じる。そして今「畳業撤退」の決断をして再度読み返した。 経理の基本を再確認して事業転換にあたって基本に立ち返ることの大切さを感じた。最近の税制はどんどん複雑になるが、材料費、労務費、経費の3要素は変わらない。 もっとシンプルに経営を見直そう。
2024.08.20
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8月20日(火)晴れ 蔵書(所有本)と借書(図書館などみんなが読む本・他人所有本)は、読書法が違っていい。 借書は大切にきれいに読まなければならない。 しかし今まで本は大切にするものと思っていたが、蔵書は気楽に書き込み自由だ。本をノートとして書き込んでいくと著者と対話できるし発想も膨らむ。 古本として売っても数十円にしかならない。「読書のおと」蔵書を活かす方が数十倍の価値がある。書き込んで大切なことを記憶にとどめその時の自分の思考の断片を書き記す。 汚してこそ身になり価値あるものになる。 間違って図書館から借りた本を汚さぬように気を付けねば。
2024.08.20
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8月19日(月)小雨のち曇りのち雨タイトル:通勤電車で読む トヨタ式 自分「カイゼン」術監修:若松義人発行:株式会社宝島社 /2006年1月9日 / 189p読書カウント2024:26冊目。 ずいぶん昔に購入した色あせた文庫本。 トヨタイズムで教訓とすべきいい内容言葉が満載だ。が、 ではなぜこの社訓が浸透したトヨタで「型式指定申請における不正問題」は起こってしまったのか? 完璧すぎるこの社訓、社員教育である自分「カイゼン」を読み進めながら「部署ごとのノルマと巨大企業ゆえのオゴリ」だったように感じた。 社長に物申す社風が弱まった結果ともいえる。ひとつの隠蔽が次々と連鎖を生みだしてしまったのか・・・。 最後にカイゼン、カイゼンの末に夢見る「富士山麓のスマートシティ構想」についてその危うさを心配した。南海トラフ地震と富士山噴火の可能性を考えるともっと巨費を注ぎ込む候補地はあるだろうにと他人事ながら思った。
2024.08.19
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8月3日(土)晴れタイトル:腐女医さーたりが描く 患者が知らない医者の世界著者:さーたり、中山祐次郎発行:SBクリエイティブ株式会社 /2022年12月18日 / 117p読書カウント2024:25冊目。 自分が患者として治療を受けることが多くなったこともあり医者の本音が気になっていた。ドラマなどではストーリーの中での病院や医師や看護師が描かれるので脚色されている。 この漫画では患者の本音、医者の本音がリアルに語られているように思う。 がんの告知、治療、手術、再発、緩和ケアが、医者の立場、患者の立場、家族の立場でわかりやすく描かれている。
2024.08.03
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8月2日(金)晴れ タイトル:中村天風 君だって、ここまでやれる!著者:池田光発行:株式会社 三笠書房 /1995年9月10日 / 230p読書カウント2024:24冊目。 ・天風の悟り:人は本源の生命に生かされている。 ・「肉体の病は肉体のものにして、心にまで迷惑をかけるな」 ・人生の苦しみを取り除くには、何よりも心の中の観念を大掃除することが必要だ。 ・病を治す暗示法「おまえは、病を気にしなくなる」 ・・・気にしなければ病の方から去っていく。 ・潜在意識の力は医師の力の二乗に正比例する。 ・天風呼吸「吸うときは口から、吐くときは鼻から」 病を気にしているうちは病に負けている。良くも悪くも気にするな!
2024.08.02
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4月30日(火)曇りタイトル:お尻ふきます!!原作:さかまき作画:倉田真由美発行:株式会社 KADOKAWA / 2024年1月11日 / 158p読書カウント2024:23冊目。 最近、白内障の影響で読書がきつくなってきていた。手術をするまでお預けだと思っていたら「これから介護のことを知っておかないと」この本を薦められた。 倉田真由美のなじみ深い絵で介護のことがわかりやすいエピソードでまとめられていてわかりやすかった。タイトルも最初「会議女子ウメ!」から「お尻ふきます!!」に変更したというのもいいね。ネーミングは大切だね。 ~お尻ふきます!! 前日譚~という入りも面白い。 グループホームに入所者は将来のわが身と考えると他人事とは思えない。介護されることを考えると不安がある。介護職員ってこんなにいい人ばかりなのだろうか? リアルに介護保険料が高くなってきているが、みんながこのように介護を要するようになると納得させられる。
2024.04.30
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3月31日(日)晴れにち曇りタイトル:天災から日本史を読みなおす著者:磯田道史発行:社団福祉法人 埼玉福祉会 / 2023年5月20日 / 389p読書カウント2024:22冊目。 古文書から学ぶべき防災の知見が多いことを改めて感じた。 公式の資料よりも多くの人々の膨大な難解な毛筆筆記の日記の中に真実が残されている。 過去の大震災を調べることは現在の防災のためにもより具体的な備えやいざという時の行動指針にも役立つ。 古文書には歴史の転換点になった伏線や裏側も知ることできる。 私にはあののたくったような古文書は解読不能だが読めると古文書の方から引き寄せられるようだ・・・楽しそうに日本中を駆け回る姿が感じられる。
2024.03.31
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3月29日(金)晴れタイトル:ソニー創業者の側近が今こそ伝えたい 井深大と盛田昭夫 仕事と人生を切り開く力著者:郡山史郎発行:株式会社 青春出版 / 2023年3月15日 / 173p読書カウント2024:21冊目。 井深大の生き方、盛田昭夫の働き方に学ぼう。 井深さんと盛田さんは未来志向だから、自分たちの考えはすぐに古びてしまうとわかっていた。過去のことは忘れていいし、自分たちのことも忘れていいと思っているだろう。大切なことは現在の人々が未来に向かって、したたかに、しなやかに生きていくことだ。 二人の生き方、働き方は、この21世紀、令和の時代にますます必要だと思えてならない。私利私欲から動く経営者、個人の尊重を忘れた経営者が増えてきたように思えてならない。 もちろん、このことは経営者だけでなく、ビジネスマンすべて言えることだ。為政者も然りである。 自民党の政治資金キックバック問題のすべての議員、これ幸いとニンマリする総理総裁、追及する野党議員、みんな私利私欲から動いている。恥ずかしくないのか。 井深さん盛田さんは日本国民や世界の人々に役立つために自由闊達に楽しんで働いていた。現在の政治家のなんとも器の小さいことよ。現在の権力者という人々が特別な人たちではない総取っ替えしても日本は運営できる。 「井深さんと一緒にいると、心が洗われる思いがする」 ・・・現在の政治家を見ていて心が洗われる思いは皆無だ。
2024.03.29
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3月17日(日)曇りのち雨タイトル:家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊著者:磯田道史発行:株式会社 PHP研究所 / 2023年11月9日 / 237p読書カウント2024:20冊目。 徳川家康がつくった江戸幕府の仕組みは265年間続いた。信長や秀吉の失敗から得た学びの上に作り上げられた封建制度・戦国人は、人間は「言葉」でなく「行動」で判断する。・徳川時代は、家康はつくった「家は長久」という思想が基本にあり、「永続と安心」「家の永続」を信仰のように信じ込ませた社会だった。 「神君の仕組み」を誰が崩したか・改易制度「無嗣改易制」の緩和…有力外様大名が生き残る・人質制度「参勤交代」の廃止…幕府への恐れがなくなった・城と大船の建造解禁…軍事バランスが崩壊・新たな通貨の鋳造「天保通宝」…討幕の資金源・外交の不安定な動き…貿易の利潤と最新鋭兵器・意思決定機関の劣化…誰もが政治に参画 幕末、「神君の仕組み」はかくして崩壊した・江戸時代、天皇はどう変容したか:頼山陽「日本外史」・阿部正弘が開いたパンドラの箱:「言路洞開」・京都に集まった浪士たちの失敗:高山彦九郎「草莽之臣」⇒吉田松陰「草莽崛起論」:攘夷・討幕運動・非現実的な長州、武力を見せつける薩摩・慶喜の将軍就任と孝明天皇の死:「王政復古」「大政奉還」・京都における政局の終幕・錦の御旗の効果は対慶喜だけではない。・どこよりも人材豊富だった幕府・旧幕臣たちは「縁の下の力持ち」だった。・「遵法」御法度に遵う精神、落とした財布が一番無事に戻ってきやすい日本は、徳川政権が植付けた死刑執行など厳しい法の執行による。住民相互の監視「悪事をさせない他人の目」・家康が現代日本に残した最大の遺産は「正直」なのかもしれない。 結論:正直さや勤勉さ、礼儀正しさ、好奇心の強さ、学びへの熱意、遊ぶ才能など、江戸人が持っていた美徳を失わないことが、日本の将来にとって大事。
2024.03.17
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3月10日(日)晴れタイトル:歴史の愉しみ方 忍者・合戦・幕末史に学ぶ著者:磯田道史発行:社会福祉法人 埼玉福祉会 / 2018年11月20日 / 347p読書カウント2024:19冊目。 片っぱしから古文書を読み解く達人の磯田さんならではの歴史の愉しみ方で満載の内容だった。 福沢諭吉:内の専門研究と外に啓蒙活動は車の両輪 ペリー来航:軍銃の知識…銃創の治療学、人間本意の考え方 福島原発教訓:おかしいと思ったら「改めよう」と言える「心の丈夫さ」が、混沌を生きる我々に求められている。 震災の歴史からの結論:南海トラフ地震は富士山噴火や諸々の陣を連動する大災害となる。これは私たちが生きているうちに経験する確率が非常に高い。 石川五右衛門の禁書:「官位とは衣服や冠を着けていれば誰でも貴族扱いされる」「三種の神器を奪い取り十二人の后を選り取りして楽しまん」とうそぶいていた。この国の道徳を徹底して否定している。釜ゆでになるし禁書になるわな。 大久保忠隣VS本田正信:家康の名誉のための自己犠牲 直江兼続は関ケ原の合戦の責任を負わなかったのは政局安定のための家康の譲歩。徳川の平和は、家康と兼続の腹芸による。 古文書というのは面白いものだ。
2024.03.10
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3月2日(土)晴れタイトル:ふるさとの思い出 写真集 明治 大正 昭和 井原・後月編著者:井原史談会 岸加四郎発行:株式会社国書刊行会 / 1980年8月30日 / 164p読書カウント2024:18冊目。 井原の文化財委員や井原史談会会長として「井原市史」編纂に尽力された岸先生がまとめられた写真集。カラー写真でないのが残念だが、当時の趣き風景が呼び起こされる。 井原線ウォークの参考になる貴重な資料だ。 ユニバーサル・ウォーキングは郷土史の掘り起こしとその見せ方に尽きる。 歴史を学び、ひとつひとつの史跡や風景をいろんな視点から見直し、発信し、解説する。参加した人の感想を聞きつつそれを学びとして視点の多様性を蓄積していく。 五感をフル動員したフィールドワークこそがユニバーサル・ウォーキングの土台になる。 底なし沼のような膨大な知的空間が広がっていく。
2024.03.02
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2月27日(火)晴れタイトル:文化財の未来図 ―〈ものつくり文化〉をつなぐ著者:村上隆発行:株式会社岩波書店 / 2023年12月20日 / 217p読書カウント2024:17冊目。 先日、ふれて楽しむ野外彫刻ウォークを企画して「ユニバーサル・ウォーク」を考えていて目に付いたのがこの本だ。 文化財をいかに楽しむか?平櫛田中美術館で観るだけの鑑賞に.疑問を持った私は美術品に限らず文化財をいかにウォーキング参加者に楽しんでもらえるか考えた。 ヒントはこの本にある「複製」だ。「レプリカ」や「模写」の「点描」をふれたりさわったりできれば作家の制作を肌で感じることができる。説明も「点字」が添えてあれば視覚障害者も楽しめる。見常者ももっと深く作品鑑賞ができる。 本物はさわっちゃいけないが数点のさわれる文化財があると魅力は倍加する。
2024.02.27
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2月25日(日)深夜雨のち曇りタイトル:50歳から老けない人の歯の習慣著者:竹内博朗発行:株式会社主婦の友社 / 2023年4月30日 / 191p読書カウント2024:16冊目。 すでにしっかり老いてしまって読むには遅いかと思いつつ図書館で手に取った。 現在、歯がぽろぽろと崩れつつあるのは間食が原因かもしれない。糖質を摂ることによって歯が溶け出す「脱灰」が起こり、唾液によって「再石灰化」で修復するメカニズムが頻繁に間食していると再石灰化する間がない状況か? 奥歯がなくなったり弱くなって「噛めなくなる」と老化ドミノが始まる。 「健康にっぽん21」の目標…生活習慣病の改善 ①栄養 ②運動 ③休養 ④タバコ ⑤アルコール ⑥歯の健康 ④・⑤は私には問題ないが、①の食習慣・②運動習慣・③睡眠は要改善だ。 ⑥歯の健康管理は大問題だ。 健康は口から! 「健康増進ちょこっとポイントカード」を考案しよう。日々の改善の積み重ねが健康寿命を延ばす唯一の方法だ。
2024.02.25
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2月24日(土)晴れタイトル:図解やさしくわかる目の病気 白内障、緑内障、加齢黄斑変性著者:小沢忠彦発行:株式会社ナツメ社 / 2017年11月1日 / 143p読書カウント2024:15冊目。 白内障の手術をすることが決まって慌てて図書館で借りて自分の中で起こっている症状の確認をしている始末だ。読んでいて目のケアをおろそかにしていた罰が当たったと反省。 月が3つ見えたり、街灯が膨らんで見えていたのは乱視が進んできたのかと思っていたが白内障のせいだった。原因としては加齢もあるが昔のことだが交通事故で眼球が真っ赤に充血したことがあった。 現在、処方されている点眼薬のピレノキシンは視力を回復させる効果はなく白内障の進行を遅らせるだけのようだ。3月精密検査、6月手術、単焦点レンズ、まず右目、2週間後に左目、予定通りで進めよう。 術後1週間は我慢の休養、1カ月ほどで傷口はふさがるようだが無理は禁物だ。
2024.02.24
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2月23日(金)曇り タイトル:マンガでわかる! 認知症の人が見ている世界3著者:川畑智監修:遠藤英俊マンガ:浅田アーサー発行:株式会社 文響社 / 2023年7月21日 / 192p読書カウント2024:14冊目。 前著2に続いて一気読み。認知症は、人間誰でも遅かれ早かれ通る道だ。 大切なことは「先回りケア、責めない、いっしょに」だ。・発症前①、置き忘れ②、熟練作業の支障③、時間の見当識障害…カレンダー確認④、場所の見当識障害…地域参加早めに・前期①、物盗られ妄想②、金銭トラブル③、買い物の苦手④、近時記憶障害・中期①、着衣失行…服選び②、家に閉じこもり…無気力・アパシー③、夕暮れ症候群…一緒に作業④、昼夜逆転…昼間外出運動する。⑤、運転…事故リスクの回避・4つの不安のサイン ウロウロ、キョロキョロ、イライラ、ソワソワ・後期①、着衣失行…ボタンがかけられない②、暴言・暴力…もどかしい気持ちのあらわれ③、入浴の問題…どうしていいかわからない④、トイレの問題…時間の把握⑤、トイレの問題…失敗を隠す 福祉の目的はともに幸せになること。 「お互いさま」支え合う「共生社会」 キーワード:ゆっくり話す、しっかり聞く、居場所&自尊心=安心
2024.02.23
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2月22日(木)曇り タイトル:マンガでわかる! 認知症の人が見ている世界2著者:川畑智監修:遠藤英俊マンガ:浅田アーサー発行:株式会社 文響社 / 2022年9月13日 / 183p読書カウント2024:13冊目。 「どちら様」といわれてショックを受ける認知症の症状、みんな行く道と思いつつもケアする家族からすると戸惑う。 症状にあわせてケースバイケースで対応策を知っていれば余裕を持ってケアできる。こちらがあたふたしていれば本人は不安になるばかりだ。 ・収集行動・・・なくなると困る、あると安心。 ・着衣失行・・・手順だけサポート。 ・入浴拒否・・・1週間に1回でもいい。身体を拭くだけでもいい。「不潔」「汚い」「くさい」は禁句。不信感の元。 ・嫉妬妄想・・・不在の時間や帰りの連絡をしっかり伝える。ふだんから会話を増やす。 ・作話・・・共感の姿勢で受け止める。説得ではなく納得してもらうように誘導する。 ・被害妄想・・・否定するのではなくよく聞く。本人の前でひそひそ話はしない。ゆっくり、はっきり話す。 ・異食・・・誤認しやすい場所に物を置かない。 ・トイレでないところに排泄・・・叱責しない。わかりやすくする。 ・詐欺師は親切なふりをする・・・クーリングオフ。成年後見人制度。本人を孤独感にしない。 ・高齢者の万引き・・・判断力の衰えのための症状。ケアやかかわりかたで再犯を防ぐ。前もって情報共有しておく。
2024.02.22
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2月21日(水)雨 タイトル:木山捷平全詩集著者:木山捷平発行:株式会社 講談社 / 1996年3月10日 / 302p読書カウント2024:12冊目。 素朴でやさしい、なつかしい、木山捷平ワールドで満たされておる。ふるさと笠岡の田園風景が目に浮かぶような詩がこれでもかと詰め込まれていた。 現代では問題になるような表現もあるが、時代もあるし文学としては純朴でいい。 ほんとうにふるさとが好きだったんだね。家族を愛していたんだね。情熱が感じられる。 編集は、木山みさを夫人。食道がんのため64歳という若さで死去。 亡くなった昭和43年の作品、詩「オホーツク海の鳥」くたばれくたばれといって鳴く鳥というのはくたばってたまるかという強い意志が感じられる。 俳句、病床にて「見るだけの妻となりたる五月かな」が最後だ。最愛の奥様への口述で「点滴日記」を続けたという。最後の最後まで文学者として生きたんだ。 井原線ウォークで井笠軽便鉄道廃線跡ウォークで「木山捷平生家」を訪ねたことがあるが次回このコースをガイドする時にはちゃんと生家周辺の田園の情景や彼のことを詳しく伝えたい。
2024.02.21
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2月20日(火)雨 タイトル:さわっておどろく! 点字・点図がひらく世界著者:広瀬浩二郎 嶺重慎発行:株式会社 岩波書店 / 2012年5月22日 / 179p読書カウント2024:11冊目。・「触覚」は決して「視覚」の補助でも延長でもなく、全く異なる次元を拓くもの・4しょく会:食(ともに楽しむ世界)・色(ちょっとした工夫で色を楽しむ)・蝕(視覚障碍者のオリジナリティを追求するベクトル)・職(就労)・視覚障碍者:視覚を使わず「見えない世界をみる」人々・見る:視覚で事物を認識すること・みる:視覚を含め全身の感覚を動員して体感する行為・身体で「みる」極意:visalize=思い描く(想像力と創造力)・DID,「視覚を使えない不自由」ではなく「視覚を使わない自由」を体感する。闇の中では視覚障碍者は「全身でみる」極意を伝える。視覚を使わずに聴覚や触覚に集中すると見えないはずのものが見えてくる。闇とは、人間が本来持っている感覚の多様性を呼び覚ます。・ユニバーサル・ミュージアム=誰にも優しい博物観(やさしい=してあげる/してもらう)・ユニバーサル・ミュージアム=誰もが楽しめる博物館。ユニバーサル=誰もが楽しめる・赤ちゃんは何でも触り学び理解する触覚能力が優れている⇒「さわっちゃだめ、なめちゃだめ」と言われて視覚中心の生活になる。大人になって糖尿病などで失明した方は、「点字」の触読で苦労する。・びっくりするという表面的な心の動きが「驚く」だとすれば、「愕く」はもっと深い身体的な感動です。・さわるマナーの5原則「かきくけこ」:「軽くさわる」「気をつけてさわる」「繰り返しさわる」「懸命にさわる」「壊さないでさわる」・触覚は、自分の手を動かし、情報を増やしていく。点だった情報を面、そして立体へと広げていく。あたかもパズルを組み立てていく面白さがあるし、難しさもある。・さわることを通じて神羅万象をとらえなおす。視覚に束縛された見常者が柔軟な身体感覚を取り戻す試み。 この本を読んで「さわる文化」の奥深さに少しふれたように思う。自分のライフワークと決めた「ユニバーサル・ウォーキング」の試行錯誤の参考になった。国立民族学博物館(民博)行ってみたいなあ。 あとがきの「情報の量でなく質にこだわる」「複雑な事象から単純な理論を導き出す」「視覚で見ずに全身でみる」・・・心掛けたい言葉だ。
2024.02.20
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2月17日(土)晴れ タイトル:性格が合わないんじゃなくて 話がかみ合ってないから著者:稲葉真由美発行:WABE出版 / 2023年12月13日 / 159p読書カウント2024:10冊目。1、「受け止め方」で人間関係は楽になる2、イラっとするとき3、困ってしまうとき4、傷つけられるとき5、理解できないとき ピースフレキシブル (相手軸) ピースプランニング (臨機応変) (計画重視) ビジョン (自分軸) ロジカル 自分では気づかないうちにこんな対応してるかなというあるあるだね。 私は、自分軸ー臨機応変のビジョンタイプだね。周りに早く的確に伝える努力が必要だね。 反省!
2024.02.17
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2月14日(水)晴れ タイトル:道長ものがたり 「我が世の望月」とは何だったのかー著者:山本淳子発行:朝日新聞出版 / 2023年12月25日 / 307p読書カウント2024:9冊目。 大河ドラマを見て興味を持った平安時代。図書館の2階に上がると正面に「道長ものがたり」という名前が私を呼び寄せていた。 源氏物語の主人公、光源氏のモデルとされた「藤原道長」について紫式部研究の第1人者の山本淳子氏が当時の膨大な古書を駆使して平安時代最高の権力者となった道長をドキュメンタリータッチで物語として語り聞かせてくれている。 道長の出世は、目上の兄弟や権力者の死による棚から牡丹餅式の「幸い」というもので位が上がるにつれて疑心暗鬼によって病になってくる。しかし本当の死因は貴族ゆえの贅沢病、糖尿病が多かったようだ。 平安時代の病気は物の怪や死者の怨念や呪詛の妬みに因るものとされ陰陽師や僧侶による加持祈祷、折伏などが医療とされていたようだ。 火事も多かったようだが消火方法が引き倒しというのはなかなか興味深い。さらには短期間で寝殿造りの大御殿が再建されるというのは現代でも見習うべき大工集団が存在したことがうかがわれる。 道長の出世の本当の立役者が奥さんや娘たちというのは現代以上に女性の活躍社会だったことがわかる。とくに正妻の倫子の存在は大きい。 「光る君へ」では黒木華が演じている。紫式部を脇役として源倫子を主役にした方が、光る君=藤原道長を正しく物語れるように思った。
2024.02.14
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2月5日(月)雨 タイトル:魚眼 海中散歩 湘南・三浦・相模湾ダイビング著者:豊田直之発行:株式会社 講談社 / 2001年2月20日 / 237p読書カウント2024:8冊目。 海の中にも四季がある。 ・・・私が潜っていた海は瀬戸内海の瀬戸大橋の現場でこの本のような美しい海ではなかったが識は感じられた。もう40年以上も昔のことだが、この水中写真を見ていると思い出される。 山にしろ海にしろ、人間がその環境に足を踏み入れることをしなければ、自然は自然のままの姿であり続けられる。 故意に環境にダメージを与えようというのではなく、本来は自然が好きで海に潜ったり山に登ったりする人たちが、気づかぬうちに自分たちが自然を破壊してしまっているケースが多々ある。 ・・・自然との共存、自然に影響を与えない接し方を常に考えておかないといけない。昔の里山は人と自然が共存して守ってきた。それが近年、荒れている。放棄地となり獣害があったり山を伐採して手入れを怠り崩壊したり災害が起こっている。この湘南や三浦の海の美しさを見ていると自然の大切さを再認識させられる。 写真も奇麗だがダイビングスポットの地形図のスケッチは秀逸だ。潜って散策しやすいだろう。 ・・・このスケッチは井原線ウォークのコース図にも参考にしたい。
2024.02.05
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2月3日(土)曇りのち雨 タイトル:育てて楽しむ エゴマ 栽培・利用加工著者:服部圭子発行:株式会社 創森社 / 2017年2月15日/102p読書カウント2024:7冊目。 実際に栽培したい。 種蒔き:発芽の適温は23℃前後、5月下旬~6月上旬 育苗:セルトレイに2~3粒ずつ、少し凹ませて播き、軽く覆土 発芽後は、被覆をとり、約2週間育苗する。 植付:苗が10~15㎝になったら植付ける。畝間・株間・株数(420㎝・30㎝・280株) 摘芯:1回目、3節の上を切る。2回目、側枝3枚目を摘む。 摘芯した葉も利用する。 開花:8月下旬~9月 葉の収穫、いつでもOK 刈取:9月~10月、茎葉全体が黄変したとき。手刈or刈り払い機、朝露のある時間帯がいい。 乾燥⇒脱粒⇒選別⇒乾燥(水分量10%以下・天日干し)⇒保存⇒水洗(数回)⇒乾燥(10%以下・陰干し)⇒保存(低温で脱気して) 搾油:生搾りがいい。加熱すると参加する。 利用法 実と油にαリノレン酸を多く含む。葉にはカロテンが豊富。 耕作放棄地で自家用にエゴマ油を生産するふるさとづくりはエコだと思う。
2024.02.03
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2月2日(金)曇り タイトル:一番売れてる月間マネー誌ZAiが作ったマンガ 親が老いる前に読みたい 家族のおかね15の話著者:西アズナブル発行:ダイヤモンド社 / 2021年5月25日/173p読書カウント2024:6冊目。 相続税は対策するなら早い方がいい。知っているといないとでは大きな違いがある。 認知症対策も成年後見人の落とし穴は参考になった。「家族信託」についてもっと調べておきたい。介護は公的支援活用しないと親子関係がボロボロになる。認知症は他人事ではない。 終活だけでなくデジタル終活も忘れてはならない。 高齢者の免許返納、葬儀代、問題は山積している。 「負」動産問題は切実だ。衣食住のうち衣食は消費と認識しやすいが住も現在は資産ではなく消費であるという認識に改めなければならない。 親の老いも切実だが自分もそう遠い話ではない。
2024.02.02
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2月1日(木)曇り タイトル:NHKきょうの健康 12月号編集:日本放送協会発行:NHK出版 / 2023年11月21日/120p読書カウント2024:5冊目。 心筋梗塞、.認知所について調べようと借りてきたが、ほとんど既知のことばかりだったが、4つの幸せホルモンは興味深かった。 エンドルフィン、オキシトシン、ドパミン、セロトニンがストレス解消に効果アリ。心筋梗塞の引き金となるストレスを減らせればこれは最高だ。 ウォーキングで3つの幸せホルモンが分泌される。さらに踏み台昇降運動でセロトニンが分泌する。自分がやってることが有効だということが証明されたようでうれしい。
2024.02.01
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1月26日(金)曇り タイトル:目からウロコのフクダ流 おもしろアイデア栽培術著者:福田俊発行:有限会社 エイブル / 2016年3月7日/191p読書カウント2024:4冊目。 メモ1:天恵緑汁…ヨモギ10&黒砂糖3、ヨモギを刻んで黒砂糖と交互に詰め込み重石をする。約1週間で発酵完成。500倍に希釈して使用する。保存するときはふたをゆるめておく。スギナでもつくれる・・・うどんこ病に有効メモ2:断根胚軸挿木育苗…アブラナ科、本葉2葉期で温度が18~23℃。ナス科、1.5葉期で23~28℃。ウリ科、0.5葉期で23~28℃。地際で切り天恵緑汁に浸して挿木する。メモ3:木枠で土室、種イモの保存。メモ4:サツマイモ、風化残渣畝利用&垣根栽培&ごまと混植。メモ5:ゴボウ、波板栽培&下部混植。メモ6:ミズナ、そら豆と混植。メモ7:ナス、大根と混植&断根胚軸挿しメモ8:かぼちゃ、立体栽培メモ9:そら豆、浅植えポット栽培、ポットにお歯黒を下にして浅植えする。メモ10:大豆、緑化育苗&摘芯断根育苗。
2024.01.26
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1月21日(日)晴れ タイトル:下克上球児 三重県立白山孝行、甲子園までのミラクル監修:菊池高弘発行:株式会社 カンゼン / 2019年3月28日/255p読書カウント2024:3冊目。 テレビドラマを見て興味を持ち井原図書館にリクエストしたのが11月だった。井原にはなく多感からの取り寄せもあり年をまたいでやっと手にすることができた。 読んでまずは高校野球らしさがよかった。高校時代の子供たちの成長のスピードに驚かされると共に自分の高校時代の帰宅部をもったいないと反省する。 ドラマを見ていて感じたダークなイメージの違和感は脚本の作為だとわかってホッとすると共に原作に忠実にドラマを制作してくれていたらもっとドラマを楽しめたのにと思った。 高校球児にとって甲子園をめざすことは高校時代の人間形成に好影響を与えていること、まして県大会で優勝し甲子園でプレーしたことは人間的に凄い財産になる。 過疎化する地域のまちおこしの起爆剤にもなるが長続きしないのも事実だ。 読み終わって思ったのはドラマの「下克上球児」のキャストでこの原作の映画ができたらそれぞれの地域が聖地巡礼の対象になって新たなまちおこしにつながるのではないか? 高校野球に黒歴史要素は似合わない。
2024.01.21
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1月20日(土)曇りのと雨 タイトル:図解でよくわかる土壌微生物のきほん監修:横山和成発行:株式会社 誠文堂新光社 / 2015年7月17日/159p読書カウント2024:2冊目。 土と土壌:岩石が風化し土になり、微生物がすみ腐植などが生成され、生物の生育に適した「土壌」が作られる。養分が減少し植物の生育に適さないただの土に還る。 水田からのメタンガス発生は、世界で2000万t以上、日本でも約30万t、メタンガスは二酸化炭素の約23倍の温暖化効果がある。 ミミズの体内は、有機物や無機物を物理的・生化学的に変化させる優秀な工場。ミミズが食べる量は体重と同量から1.5倍。注目すべきは、消化する時にリンやカルシウムを植物が吸収しやすいかたちに変換し、ビタミン類を合成する・・・ミミズ糞は黄金の土。
2024.01.20
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1月4日(木)晴れ タイトル:シェーン著者:ジャック・シェーファー訳者:清水俊二発行:株式会社 早川書房 / 1972年9月30日/188p読書カウント2024:1冊目。 日本人とアメリカ人の思考パターン違うことはわかっているが、アメリカ人の根底に西部開拓時代からの銃社会と正義が現代の人々にも脈々と流れていることを「シェーン」に読み取れる。 西部劇の名作「シェーン」の原作だ。久しぶりに読んだが、彼らは侮辱されることを嫌い、卑怯者、臆病者と思われることを最も嫌う。この自尊心の文化はシェーンなどの西部劇によって植え付けられてきたのかもしれない。 片づけをしていてみつけた半世紀前に購入した本て翻訳表現が違うがそれもアメリカ人気質を感覚的に知るにいいのかもしれない。
2024.01.04
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12月27日(水)晴れ タイトル:浅田次郎と歩く中山道 「一路」の舞台をたずねて著者:浅田次郎発行:中央公論社 / 2013年4月10日/125p読書カウント2023:41冊目。 浅田次郎氏の取材の心得(p94抜粋) ・大事なのはその土地の風にあたること。現地で昔の人が吸ったのと同じ空気の中に自分をおいてみて、自分をニュートラルな状態にしておくというのが取材の最も大事なところだと思っています。そうすると、小説の神様が物語のしずくを振り落としてくれる。そのしずくをいかに.上手に受け止められるかが勝負です。 ・・・これから取材をするときにはその場に立ちコースを歩き、呼吸し、自分をニュートラルにして自分の目で見て感じ、目をつむりイメージして文字を紡ぐ。障碍者にも伝わるウォーキングガイドブックが作りたい。 「一路」のテーマ(p97) ・「一所懸命」「本分」を守る。 ・・・小野寺一路の生き方、最後の参勤交代行列におけるお殿様の生き方、それぞれの本分を一所懸命生きた。これはどの時代でも同じかもしれない。 みんな、自分の本分を一所懸命生きていけばいいんだ。
2023.12.27
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12月21日(木)晴れ タイトル:またいつか歩きたい町 私の町並み紀行著者:森まゆみ発行:株式会社 新潮社 / 2020年10月30日/127p読書カウント2023:40冊目。 谷根千の古民家保存、風情ある町並み保存で培われたまちおこしの達人、森まゆみさんの感性で日本全国の秀逸町並みを歩いて紹介する紀行文。 東北から九州の12の町が紹介されている。町並みは自然に残ったところはない。残すべく活動した人がおりそれを助ける人たちがいた。 古民家は残したいと思う人がおり、復元したいと思う人がおり、その広がりで町並みは復活する。 そして一番大切なことは復活させた町並みで日々の営みが続くことだ。 森さんのまちおこしネットワークに敬服する。
2023.12.21
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12月17日(日)晴れ タイトル:サライ2004/11/4著者:小学館発行:小学館 / 2004年11月4日/191p読書カウント2023:39冊目。 「人は終生、その精神のなかにコドモを持ちつづけている」 ・・・歴史小説作家の司馬遼太郎の特集。創造にかかわるひとびとは生涯コドモとしての部分がその作品を作る・・・コドモという好奇心と想像力を失うことなく作品を作り続けた司馬さんの本質を言い表している。 「人間にとって、その人生は作品である」 ・・・けだし名言だね。つまらない人生にしてしまうも納得のいく人生だったかは自分次第だ。 司馬さんの作品作りは、徹底的に資料を読み尽くし調べ尽くし、歩きながら土地の空気を感じ歩きながら網膜に風景を刻む。そして毎日少しずつでもいいから書き続ける。 歴史小説を地ならし足慣らしとして彼のライフワークとしていたのが「街道をゆく」という紀行文だ。私も67歳にして井原線沿線のウォークコースを本にまとめておこうとしている。私も「コドモ」に戻って彼に倣おう。
2023.12.16
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