Black Flaga

Black Flaga

終春始冬




夢を見せた季節は終わってゆく
幻は僕に現実を魅せる

限られた時の中で
出会い愛し失う運命の輪
あの日交わした貴女との約束「僕の生を奪う権利を貴女にあげる」
止まった僕にはもう…守れない

ただの肉塊と化した僕を貴女だけは「愛してる」と言った
遺書に書き殴った血文字
「腐食し融ける前にもう一度“再殺”の権利を貴女にあげる」
「“さよなら”もうこれで終わりにしよう」
ゆっくり肉塊に向けられる殺意
「生まれ変わったらまた逢おう」なんて保証もないのに言わないで
銃口を向けて未練がましく泣かないで…

震える指が引き金を引く
涙が伝う唇が最後の言葉を告げる


「…もう一度私を抱いて」

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