今回、Blu-rayディスクに収めようとする連ドラの長さは7時間余りに及ぶ。ドラマの容量は合計で17GB余りなので、25GBのBD-Rに収まるはずである。以前、BDオーサリングを実行したことがあるVideoStudio Pro X7を探し出して実行しました。結果は、Corel社のソフトでたびたび経験されるフリーズ現象が起き、最後までたどり着けない。いろいろ条件を変えて実行してみたが、1時間くらいでフリーズしてしまう。まったく未完成なソフトである。
ブルーレイ編集ソフトはどれがベストなのか? 結論をまず記すと、TMPGEnc Autoring Works である。現在のバージョンは6である。
以下、この結論に至った理由や経緯を記します。
【検討したブルーレイ編集ソフト】 検討したブルーレイ編集ソフトは 1.Corel社 VideoStudio Pro X7 2.CyberLink社 PowerDirector 6 Ultra 3.PegaSys社 TMPGEnc Authoring Works 6
表1のとおり、TMPGEnc Authoring Works で編集した動画は、フルハイビジョンの解像度であったが、PowerDirector の場合はSDの解像度となっていた。このことは、PowerDirectorでは、動画の容量を落とすのに、ビットレートのみならず解像度までも落とす仕掛けになっており、残念なアプリになっていることが分かった。
【結論】 ブルーレイ編集ソフトは、PegaSys社のTMPGEnc Authoring Works がベストであり、他の PowerDirector や VideoStudio は不適当である。