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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 9(その10) これで70年代の名曲選の第9弾も10回目ということで、一区切りとなります。最後は、グランド・ファンク・レイルロード(Grand Funk Railroad, GFR)のヒット・ナンバーです。1973年発表の『アメリカン・バンド』のタイトル曲、「アメリカン・バンド(We’re An American Band)」をどうぞ。まずは1973年当時の映像です。 GFRは1969年にデビューしました。このシングル曲は初めて1位を獲得し、この後、彼らは人気絶頂期を迎えました。 この曲のステージでの演奏シーンもご覧いただこうと思います。1974年、ロサンゼルスでのライヴ演奏の模様をどうぞ。スリーピースでの厚みのある彼らの演奏の特徴が全開です。 今回の70年代曲選は、これで一区切りとなります。次回からは、通常の更新に戻る予定です。[収録アルバム]Grand Funk Railroad / We’re An American Band(1973年) 【国内盤CD】【新品】グランド・ファンク / アメリカン・バンド 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年10月03日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 9(その9) 今回はビリー・ジョエル(Billy Joel)の曲ですが、決してメジャーなナンバーというわけではありません。大ヒットアルバム『ストレンジャー』の収録曲で、シングル「ムーヴィン・アウト」のB面(米盤)だったという曲です。 まずは、「エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム(Everybody Has A Dream)」というその曲をお聴きください。アルバム『ストレンジャー』のクロージング・ナンバーで、6分超えの力作です。 続いては、この曲のライヴでの演奏です。ヒット曲ではないせいか、動画のものが見つけられず、画面は静止画なのですが、1990年代初頭のライヴでのパフォーマンスの音声です。 でもって、これはこれで名曲なわけですが、実は「エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム」は、1977年リリースの収録アルバムよりもはるか昔に書かれたものでした。いわくつきの彼のデビュー盤(過去記事)の時に既にこの曲の最初のレコーディングが行なわれていました。その1971年ヴァ―ジョンの「エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム」をどうぞ。 [収録アルバム]Billy Joel / The Stranger(1977年) ストレンジャー(Blu-spec CD2) [ ビリー・ジョエル ] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年10月02日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 9(その8) この名前を聞いて“ああ、そういう人たちいたね~”と思う人もいるかもしれません。アラベスク(Arabesque)というのは、70年代後半から80年代前半にかけて活躍した女性ヴォーカル3人組。西ドイツ(当時)発のプロジェクトで、日本などアジア諸国、さらにはソ連や南米で人気を博しました(欧米では特に売れたわけではありませんでした)。 そんな彼女たち(といってもメンバーは次々入れ替わっていったわけですが)のデビュー・シングルが「ハロー・ミスター・モンキー(Hello Mr. Monkey)」でした。まずは、当初のドイツでのTVショウからの映像をご覧ください。 人気を得た後、1980年代初頭には日本国内で公認ファンクラブができており、いわばアイドル的な人気とディスコ音楽ブームがうまく組み合わさって日本での成功につながったということだったと言えるようです。踊りやパフォーマンスも次第に洗練されていったので、上記の映像に比べると以下の2つのビデオのように派手に振り付けされているイメージが強いという人も多いのではないでしょうか。 [収録アルバム]Arabesque / Arabesque(アラベスク・ファースト)(1978年) 40th アニヴァーサリー・ベスト [ アラベスク ] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年09月29日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 9(その7) 「アイ・ショット・ザ・シェリフ(I Shot the Sheriff)」は、ジャマイカ出身のミュージシャン、ボブ・マーリーが1973年に発表した楽曲ですが、今回取り上げるのは、その翌年、エリック・クラプトン(Eric Clapton)によるカバーの方です。 1974年にリリースされたクラプトンのシングルは、全米ビルボードで1位になっただけでなく、イギリス9位、カナダ1位、西ドイツ4位、ニュージーランド1位など世界的なヒットとなりました。 まずは元のヴァージョンを…と思ったのですが、アルバム収録のものとシングル・リリースのもので長さが異なるようです。さらに、2017年になって“フル・レングス・ヴァージョン”なるものも公表されたとのことで、今回はこの長い完全ヴァージョンをお聴きいただこうと思います。 余談ながら、クラプトン本人はその当時、レゲエのメロディに難色をしましたと言います。結局は、バンドメンバーに説得され、説得の言葉通りにヒット・シングルとなりました。 次はライヴの映像です。この曲をライヴ演奏している映像はたくさんありますが、少し変わったところで、けれども、演奏内容的にはベストと言えるかも、と思うのが以下のものです。1990年のハイドパークでのライヴ・ステージの模様で、映像化もされたパフォーマンスをご堪能ください。 [収録アルバム]Eric Clapton / 461 Ocean Boulevard(1974年)Eric Clapton / Live in Hyde Park(VHS、後にDVD、1997年) 461オーシャン・ブールヴァード [ エリック・クラプトン ] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年09月28日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 9(その6) さて、今回はハードな楽曲を一つ取り上げたいと思います。70年代のエアロスミス(Aerosmith)といえば、「ドリーム・オン」や「ウォーク・ディス・ウェイ」といったヒット・シングル思い浮かべる人も多いかもしれません。今回は、一応シングルとしてリリースされたもののさほどヒットしなかった「バック・イン・ザ・サドル(Back in the Saddle)」です。1976年発表のアルバム『ロックス』に所収のナンバーですが、ライヴでも人気が高く、バンドの代表的な楽曲に育ちました。 まずは、アルバムに収められたオリジナルのヴァージョンをお聴きください。 このように、何だかおどろおどろしいイントロに続いてハードな演奏が展開されていくというのが印象的です。アルバムのオープニング・ナンバーだっということもあって、筆者はワクワクしながら期待感いっぱいで繰り返し聴いたものでした。 その一方、上述の通り、この曲はライヴでのパフォーマンスが素晴らしく、ライヴのオープニング・ナンバーとしてしばしば用いられてきました。おそらくはそのおかげでバンドの代表曲の一つと認知されるようになりました。そうしたわけで、ライヴ演奏の様子もご覧いただきたいと思います。以下、1970年代当時の圧巻かつ見事なライヴ演奏(1977年のヒューストンでのステージ)、そして、後世のものとして、2004年の横浜でのライヴの演奏をどうぞ。 [収録アルバム]Aerosmith / Rocks(1976年) 【輸入盤CD】【新品】Aerosmith / Rocks【K2023/7/14発売】(エアロスミス) 【中古】 【輸入盤】Rocks/エアロスミス 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年09月27日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 9(その5) 1970年代後半、具体的には1977年8月のエルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)の急死は、時代の大きな移り変わりを示すものでもありました。それからまもなく、没後最初のシングルとして発売されたのが、「マイ・ウェイ(My Way)」でした。 フランク・シナトラで知られるこの楽曲は、ある段階からエルヴィスがライヴで取り上げるようになり、亡くなる2か月ほど前の音源がリリースされたものでした。 もう一つ、これよりもさらに何年か前にあたる映像もご覧ください。1973年のハワイ(ホノルル)におけるステージでの「マイ・ウェイ」です。 [収録アルバム]Elvis Presley / Elvis in Concert(1977年) 【輸入盤CD】【新品】Elvis Presley / In Concert (エルヴィス・プレスリー) ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年09月25日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 9(その4) さて、今回はエルトン・ジョン(Elton John)のナンバーです。「土曜の夜は僕の生きがい(Saturday Night's Alright for Fighting)」は、1973年のシングル曲で、シングル・チャートでは、イギリスで7位、アメリカで12位を記録しました。2枚組の大作アルバム『黄昏のレンガ路』に収録されています。 まずはオリジナルの演奏をお聴きください。 スタジオ録音の演奏もいいのですが、この曲は何と言ってもライヴで盛り上がるナンバーでもあります。そのようなわけで、1970年代当時のライヴ・パフォーマンスの様子をご覧いただこうと思います。1974年、ロンドンのハマースミス・オデオン(ハマースミス・アポロ)でのステージの模様です。 年月が流れ、エルトンも年齢を重ねた後も、圧倒的なライヴ・パフォーマンスでこの曲を披露しています。比較的近年の演奏の模様ということで、2016年、ハイドパークでの大きな盛り上がりのライヴ演奏です。 [収録アルバム]Elton John / Goodbye Yellow Brick Road(1973年) 黄昏のレンガ路/エルトン・ジョン[SHM-CD]【返品種別A】 黄昏のレンガ路 ニュー・デラックス・エディション [ エルトン・ジョン ] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年09月23日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 9(その3) 今回は、爽やかなコーラスワークが特色のアメリカ(America)のヒット曲、「ヴェンチュラ・ハイウェイ(Ventura Highway)」です。これに先立って全米1位を記録した「名前のない馬」ほどの超特大というわけではなかったにせよ、この曲も全米8位となるヒットを記録しました。 それにしても、いま思えば、アメリカというのは何ともベタな名前でした。在英の米国人だからとはいえ、あまりに“そのまんま”過ぎる…。そう言えば、アメリカという地名の由来は、アメリゴ・ヴェスプッチという歴史上の人物だったわけで、人物名が地名になり、さらには再び人の集まり(バンド)の名になるというのは、なんだか不思議な感じがします。 ともあれ、往時のステージの模様もご覧ください。1979年のライヴでの演奏シーンです。上で述べた“ベタな名前”もこの美コーラスの前では吹き飛んでしまうといったところでしょうか。 彼らの美コーラスを楽しめる曲は他にもありますので、また機会を見てとり上げたいと思ってたりします。[収録アルバム]America / Homecoming(1972年) アメリカの歴史(ベスト) [ アメリカ ] 【輸入盤CD】【新品】AMERICA / HOMECOMING【K2024/08/23発売】(アメリカ) ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年09月22日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 9(その2) 続いては、ピーター・フランプトン(Peter Frampton)の「ショー・ミー・ザ・ウェイ(Show Me the Way)」です。彼は、ロンドン出身で、ハンブル・パイなどで活躍ののち、ソロでのキャリアを重ねたミュージシャンです。 1976年発表のライヴ盤『フランプトン・カムズ・アライヴ!』からのシングル曲として、全米6位のヒットとなりました。まずは、往時のパフォーマンスの様子をご覧ください。 この曲は、元々は1975年のスタジオ作『フランプトン』に収録のナンバー(シングルとしても発売された)でした。けれども、チャート・アクションを見せたのは翌年のライヴ盤(そこからシングルカットされた)でした。 1970年代や1980年代に活躍したアーティストは、現在、老齢化しつつありますが、1950年生まれのピーター・フランプトンも、気がつけば70歳代という時の流れになりました。後世の彼のライヴ・パフォーマンスもご覧いただこうということで、2022年、ロイヤル・アルバート・ホールでのステージの様子をご覧ください。歳は重ねましたが、歌声は往年を思い起こさせる懐かしい歌唱です。 [収録アルバム]Peter Frampton / Frampton Comes Alive!(1976年) フランプトン・カムズ・アライヴ! [ ピーター・フランプトン ] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年09月20日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 9(その1) 1年ぶりぐらいになるでしょうか。通算9回目となる70年代曲選をお届けしたいと思います。全10回を予定していますので、よろしければお付き合いください。 さて、初回はイーグルス(Eagles)のナンバーです。超有名曲である「ホテル・カリフォルニア」(参考過去記事)など70年代後半に入ってからのイメージが一般には強いかもしれません。ですが、彼らのデビューは70年代初頭で、当初はカントリー・ロックと言えるようなサウンドを特徴としていました。 そんな彼らのデビュー・シングルにして最初のヒット・ナンバーが、「テイク・イット・イージー(Take It Easy)」でした。全米12位となり、デビュー盤に収録されました。まずは、そのファースト・アルバム所収のものをお聴きください。 このカントリー・ロック路線の基軸になっていたのはバーニー・レドンでしたが、1975年にイーグルスを脱退してしまいました。とはいえ、その後のイーグルスの活動においても、この曲は、バンドを代表する楽曲の一つとして演奏され続けました。 続いては、1977年の人気絶頂期のライヴ演奏、さらには再結成後の1990年代のステージでの演奏の二つをご覧ください。 [収録アルバム]Eagles / Eagles(イーグルス・ファースト)(1972年) イーグルス・ファースト [ イーグルス ] ベスト・オブ・イーグルス/イーグルス[SHM-CD]【返品種別A】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年09月19日
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気まぐれ80s~Chapter 14(その10) 10回目の区切りとなりました。ひとまず14度目の80年代曲選の締めくくりは、ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の「すてきなSomebody(I Wanna Dance With Somebody (Who Loves Me))」です。 1963年生まれの彼女は、1985年のアルバム『そよ風の贈り物』で衝撃のデビューを果たし、今回の曲が含まれるセカンド作『ホイットニーII』では初登場1位という人気ぶりでしたが、やがて身を持ち崩し、48歳で急死しています。 まずは、元気いっぱいのオフィシャル・ビデオをご覧ください。 ライヴの映像をいくつか見ましたが、やはり1980年代後半当時のものが優れているという印象でした。ホイットニーが所属したアリスタ・レコードの15周年コンサートでのステージ(1990年)での「すてきなSomebody」をお聴きください。 フレディ・マーキュリーを扱った映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)の成功によって、近年、音楽アーティストの生涯や半生を描き出す映画が次々と作り出されています。この傾向に筆者はいい加減、飽き飽きしてきてはいるのですが、ホイットニーについても伝記映画が製作されています(『ボヘミアン~』と同じ脚本家の手によるのだそうです)。最後に、本曲の表題がついたその映画のトレイラー動画もご覧ください。 通算14回目となったエイティーズ曲選ですが、これで一区切りとなります。次回からは通常の更新に戻る予定です。[収録アルバム]Whitney Houston / Whitney(ホイットニーII) (1987年) Whitney Houston ホイットニーヒューストン / Whitney: ホイットニー II すてきなsomebody 【BLU-SPEC CD 2】 Whitney Houston ホイットニーヒューストン / Whitney: ホイットニー II すてきなsomebody 【BLU-SPEC CD 2】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年06月18日
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気まぐれ80s~Chapter 14(その9) 今回、取り上げるのは、シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)の初期のヒット曲「シー・バップ(She Bop)」です。1953年生まれの彼女は、遅咲きで1983年にデビュー盤『N.Y.ダンステリア』(現在の邦題は『シーズ・ソー・アンユージュアル』)を発表しました。このアルバムからは「タイム・アフター・タイム」が最大のヒット曲(全米1位、全英3位)となりましたが、この「シー・バップ」という曲も、全米で3位の大きなヒットとなりました。 まずは公式のビデオ映像をご覧ください。 続いては、その当時の懐かしさを感じるビデオをご覧いただこうと思います。日本武道館でのライヴの映像とのことですが、1980年代当時のステージで、バブルな日本の雰囲気も感じられるライヴの映像です。 当時30歳だったシンディ・ローパーですが、時の流れは素早いもので、今年(2024年)にはそれから早40年が経過しました。この間、シンディは長らくシンガーとしての活動を継続してきました。その中では、次のようなアレンジのものも披露されました。アコーディオンをバックに原曲とはかなり異なるアレンジで演奏された、2004年発表のライヴ・ヴァージョン(本人の紹介では“フレンチ・ヴァージョン”と言っています)をどうぞ。 [収録アルバム]Cyndi Lauper / She’s So Unusual(1983年) シーズ・ソー・アンユージュアル [ シンディ・ローパー ] シーズ・ソー・アンユージュアル [ シンディ・ローパー ] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年06月17日
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気まぐれ80s~Chapter 14(その8) 1984年発表のブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)の特大ヒット・アルバム『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』からの楽曲を取り上げてきましたが、今回はその中からの「ボビー・ジーン(Bobby Jean)」というナンバーです。上記の盤からは都合7曲ものシングルがカットされましたが、勢いのついでに、この「ボビー・ジーン」もシングル化されても不思議のないナンバーでした。 まずは、その当時の映像ということで、1984年、トロントでのライヴのステージの模様をご覧ください。 この「ボビー・ジーン」は長らくスプリングスティーンのライヴでも定番の曲となり、今に至っています。現在のセットリストにも常に入っているナンバーということなのですが、次は2013年、ロンドンでのステージの様子をご覧ください。 最後に音声だけですが、もう一つ。この曲のアコースティック・ヴァージョンです。1990年代後半辺りだったでしょうか。スプリングスティーンはライヴでこの演奏をしていた時期があって、海賊版を通じてだったのですが、このヴァージョンが妙に気に入っていた時期が筆者にはありました。以下は、1996年、ベルファストでのライヴの音源とのことです。 [収録アルバム]Bruce Springsteen / Born in the U.S.A.(1984年) ボーン・イン・ザ・U.S.A. [ ブルース・スプリングスティーン ] THE “LIVE" 1975-1985 [ ブルース・スプリングスティーン ] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年06月15日
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気まぐれ80s~Chapter 14(その7) イエス(Yes)というバンドの真骨頂が『危機』や『こわれもの』など1970年代前半の諸作にあるとするならば、1980年代前半のこのヒット曲「ロンリー・ハート(Owner of a lonely heart)」は、その対極に位置すると言えるでしょう。1980年代の新たな音楽シーンの中でかつてのプログレの雄が発表したこの曲に代表される音楽性の変化を目の当たりにして、“イエスよ、お前もか”と思ったファンもいたことでしょう。 けれども、これはこれでよくできたヒット曲。80年代をリアルタイムで経験した筆者にとっても、上記の評価とは全く切り離された形で、愛おしく懐かしい1曲ということになります。 かつてのプログレッシヴ・バンド然としたイエスを念頭に置くと、まったく別のバンドのように思えてしまうかもしれません。とはいえ、演奏の節々には往時のイエス節の片鱗も見え(聞こえ?)るように思います。 さて、もう一つの映像は、その当時のライヴのものをご覧ください。1984年のステージでの演奏の様子です。 ちなみに、イエスは解散、活動停止や再結成などを経ながら、バンドとしては現在も存続しています。1970年代や1980年代に活躍したミュージシャンたちが高齢化する中、イエスは存続していくのか、かつてのメンバーを重んじて消えていくのか。他のバンドもそうなのですが、この問題はそれぞれ両方の対応があり得るような気がして、イエスの行く末も気になっているところです。[収録アルバム]Yes / 90125(ロンリー・ハート)(1983年) Yes イエス / 90125 - Lonely Heart 【CD】 90125 (EXPANDED/REMASTER)[輸入盤]/YES[CD]【返品種別A】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年06月14日
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気まぐれ80s~Chapter 14(その6) フィル・コリンズ(Phil Collins)は、1951年ロンドン出身で、ジェネシスの一員として活動するだけでなく、ソロとしても大きく活躍しました。1980年代、そんな彼の大きなヒット曲と言えば、「見つめて欲しい(アゲンスト・オール・オッズ)」、「イージー・ラヴァ―」、「恋はごきげん」など多くありますが、今回は、1980年代末の大ヒット・ナンバー、「アナザー・デイ・イン・パラダイス(Another Day in Paradise)」です。 実は、この曲は、過去に一度取り上げている(本ブログで動画リンクができなかった頃の過去記事はこちら)のですが、今回、あらためて動画とともにお楽しみいただこうと思います。 モノトーンで、派手さのないビデオ映像ですが、この曲のテーマに関係しています。詞の内容は、ホームレスという社会的に阻害された者を扱っていて、そのため、当時も賛否両論がありました。 ところで、元々ドラマーだった彼は、ジェネシスでもソロでもヴォーカリストとしての成功も収めました。この曲でもドラム奏者らしさを見せるでもなく、すっかりヴォーカリストとしての存在感を示しています。往時のライヴでの演奏をということで、1990年、ベルリンでのステージの様子をどうぞ。 今回は、ライヴの映像をもう一つ。もう少し後になってからのパフォーマンスということで、2004年、モントルーでのステージでの歌唱をご覧ください。 後に引退と復帰を繰り返したフィル・コリンズですが、5~6年ほど前からでしょうか、急激に老けてしまったように見えます。70歳代前半ですので、年齢相応と言ってしまえばそうなのかもしれませんが、まだ健在でい続けてほしいものです。[収録アルバム]Phil Collins / …But Seriously(1989年) 【中古】 バット・シリアスリー/フィル・コリンズ 【中古】But Seriously [Audio CD] Collins Phil 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年06月12日
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気まぐれ80s~Chapter 14(その5) ウクライナにせよ、ガザにせよ、戦争の止む気配がありません。広島の慰霊碑に刻まれた“過ちは繰返しませぬから”という言葉に反し、人類の過ちは繰り返され続けているように思えます。ベトナム戦争は既に終わっていたわけですが、1980年代前半の段階で、ビリー・ジョエル(Billy Joel)は、本人の言葉によれば“究極的な反戦歌”を発表しました。この次のシングル曲「あの娘にアタック(テル・ハー・アバウト・イット)」の大ヒットに比べれば、この曲のチャートアクションはいくぶん控えめでしたが、ベルギーとオランダではチャート1位になりました。まずはベトナム戦争に関する写真が多く登場する公式の映像です。 この曲はライヴでも定番のものとして演奏されましたが、海兵隊の合唱の場面もライヴのステージ上で再現されてきました。次は、後のライヴ映像で、1990年代のツアー(『リヴァー・オブ・ドリームス』のツアー)の際のものをご覧ください。 ところで、この曲はカントリーの歌手であるガース・ブルックスがカバーしています。ケネディ・センターの名誉賞の授賞式では、本人を前にブルックスがこの曲を披露しました。その2013年の時の映像もご覧ください。 [収録アルバム]Billy Joel / The Nylon Curtain(1982年) ナイロン・カーテン/ビリー・ジョエル[Blu-specCD2]【返品種別A】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年06月10日
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気まぐれ80s~Chapter 14(その4) マドンナ(Madonna)は、1980年代前半に音楽シーンに登場し、空前の売り上げを記録したポップ界の女王。現役で活動を続けていて、65歳になった現在も、少し前に新恋人発覚?などと話題と振りまいたりしていました。 そんな彼女の1980年代のヒット曲はと言うと数知れないわけですが、今回は1986年の「パパ・ドント・プリーチ(Papa Don’t Preach)」です。大ヒットした第3作の『トゥルー・ブルー』からの2枚目のシングルで、全米・全英のほかオーストラリア、カナダ、イタリアでもシングルチャート1位となりました。 まずは、オリジナルのビデオをご覧いただきたいと思います。 このナンバーは、当時のアメリカの社会問題としての未婚・未結婚での出産というテーマを取り上げたとして話題にもなりました。上のビデオでは、20歳代後半のマドンナが未成年少女役をやっているというのも何だかすごい設定ですが、その父親役には、俳優のダニー・アイエロが出演しています。 さて、続いては、日本でのライヴの模様です。1990年の横浜でのステージとのことです。 [収録アルバム]Madonna / True Blue(1986年) トゥルー・ブルー [ マドンナ ] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年06月09日
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気まぐれ80s~Chapter 14(その3) ボブ・シーガー(Bob Seger)は、1970年代から1980年代にかけて人気を博したデトロイト生まれのロック・アーティスト。2004年にロックの殿堂入りを果たしています。 若い頃の前へ前へといった感じの彼も好きなのですが、この人の魅力は1980年代、1990年代と時を重ねていく中で、ロックの魂を保ちつつも、円熟味を増していったところにあります。いい感じで肩の力の抜ける場面が出てきたとでも言い換えるとよいでしょうか。そんな気配が見え始めたナンバーの一つがこの「ロール・ミー・アウェイ(Roll Me Away)」ではないかと思ったりするわけです。まだまだ肩に力の入ったロックだ、と言われてしまうかもしれませんが、筆者的には前へ前へと押すだけではない余裕が少し出始めているように感じます。もちろん、ボブ・シーガーの楽曲のなかでも私的には上位のお気に入り曲です。 そして、年を重ねた後年の映像をご覧ください。2011年ということですので、この楽曲発表から30年近くを経た時点での映像です。ボブ・シーガーは1945年生まれですから、60歳代後半に差し掛かった年齢の姿ということになります。オール白髪と見た目も若い頃とは大きく異なっていますが、素晴らしいステージでのパフォーマンスを披露していると思います。 [収録アルバム]Bob Seger & the Silver Bullet Band / The Distance(1982年) 【中古】 ザ・ディスタンス/ボブ・シーガー&ザ・シルヴァー・ブレット・バンド 【輸入盤CD】Bob Seger & The Silver Bullet Band / Greatest Hits(ボブ・シーガー) ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年06月08日
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気まぐれ80s~Chapter 14(その2) 続いては、ペット・ショップ・ボーイズ(Pet Shop Boys)の初期の代表曲「ウエスト・エンド・ガールズ」(West End Girls)」です。このユニット名はメンバーの2人の共通の友人がペット屋さんで働いていたことに由来するということが知られていますが、実は、当初のユニット名は“ウエストエンド”でした。その意味でも、この曲は、彼らの原点的な1曲と言えるのかもしれません。 この曲が収録されたのは、デビュー盤『ウエスト・エンド・ガールズ』(原題はPlease)でした。このアルバム(全英3位、全米7位)そして本シングル曲(全英・全米とも1位)も大きなヒットしましたが、その後、彼らは次々にヒットを飛ばしていくことになりました。まずはその当時のPVをご覧ください。 四半世紀以上の時を経て、2012年ロンドン・オリンピックの閉会式にも彼らは登場し、この曲を披露しました。以下はさらに後のもので、2019年、ハイド・パークでのライヴの映像です。30年以上の時を経て、本人たちの見た目もだいぶ変わりましたが、元のアレンジを忘れずに、丁寧に演じ続けている様が見てとれます。 [収録アルバム]Pet Shop Boys / West End Girls(1986年) 【中古】 ウェスト・エンド・ガールズ/ペット・ショップ・ボーイズ 【中古】 ディスコグラフィー/ザ・コンプ/ペット・ショップ・ボーイズ 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年06月06日
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気まぐれ80s~Chapter 14(その1) 久しぶりの80年代曲選です。これまでと同様に、全10回を予定していますので、ぜひお付き合いください。 最初の曲は、スティーヴ・ウィンウッド(Steve Winwood)が1986年に発表した「ハイヤー・ラヴ(Higher Love)」です。スペンサー・デイヴィス・グループやトラフィックなどで若くから才能を発揮してきた彼は、1980年代にソロ・アーティストとしても成功を手にしました。4年の間隔を置いてリリースされたソロ4枚目(過去記事)に収録され、シングルとして大きなヒット(全米1位、全英13位)を記録したのがこのナンバーでした。まずは公式ビデオの映像をご覧ください。 音作りやビデオ映像の姿は時代を感じさせる部分もありますが、この曲の魅力は何よりも歌声にあると感じます。ウィンウッドのヴォーカルは、さりげなくさらりと聴かせるようでありながら、伸びのある高音とソウルフルな歌唱が魅力と言えます。おまけに、複数の楽器をこなすマルチプレイヤーというのも彼の魅力を引き立たせる要素です。 さて、1948年生まれですので、今年で76歳になるウィンウッドですが、後世の健在ぶりもご覧いただこうと思います。昨年(2020年)のライヴでのパフォーマンス模様です。70歳代に突入していますので、昔のような高音の伸びは期待できません。しかし、この年齢でこのヴォーカルは驚きと言えるでしょう。何歳までこの曲を歌い続けられるのかわかりませんが、この後、80歳が近づいたり、80歳になったりしても元気でいてもらいたいものです。 [収録アルバム]Steve Winwood / Back in the High Life(1986年) バック・イン・ザ・ハイ・ライフ [ スティーヴ・ウィンウッド ] 【輸入盤CD】Steve Winwood / Revolutions: The Very Best Of Steve Winwood (スティーヴ・ウィンウッド) ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年06月05日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その30) 900万アクセス記念の”いま聴きたい曲”の30回目で、かつ今年(2023年)のクリスマス曲の締めくくりは、マライア・キャリー(Mariah Carey)です。彼女が1994年に発表したアルバム『メリー・クリスマス』は大きな成功を収めたクリスマス・アルバムの代表例として知られていますが、今回はこのアルバムからの選曲で、「オー・ホーリー・ナイト(O Holy Night)」です。 同盤からはシングル曲にもなった「恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas Is You)」がよく知られています。その当時はデビューからまだ4年でしたが、当時からすでに驚きの歌唱力を持っていました。まずは同アルバムに収められたマライアの歌唱をお楽しみください。 続いてはステージ上でのパフォーマンスの様子です。ABCの番組での歌っている姿をご覧ください。 “900万アクセス記念”と題して1か月ほど続けてきましたが、これで区切りとなります。今日はクリスマス・イヴ、そして明日はクリスマス当日です。どなたさまも素敵なクリスマスをお過ごしください。[収録アルバム]Maraiah Carey / Merry Christmas(1994年) [枚数限定]メリー・クリスマス/マライア・キャリー[CD]【返品種別A】 メリー・クリスマス 25th Anniversary Edition [ マライア・キャリー ] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年12月24日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その29) 次なるクリスマス・ソングはU2によるものです。言わずと知れたアイルランド出身の世界的なトップバンドで、1980年のデビュー以来、現在まで活動を続けています。 U2による「クリスマス(ベイビー・プリーズ・カム・ホーム)(Christmas (Baby Please Come Home))」のビデオ・クリップ映像をまずはご覧ください。 原曲は1960年代のもの(ダーレン・ラヴによる歌唱)ですが、このU2による演奏が発表されたのは、1987年の企画盤『ア・ヴェリー・スペシャル・クリスマス』(邦題は『クリスマス・エイド』)でした。同盤は何枚も続編が出ましたが、とりわけこの初回のものは歴史上で代表的なクリスマス・アルバムの一つとなりました(この盤に収められた他の楽曲の過去記事は、下部の参考過去記事を参照ください)。 続いては、往時のライヴ映像もご覧いただこうと思います。『ヨシュア・トゥリー』のツアーの際の「クリスマス(ベイビー・プリーズ・カム・ホーム)」のパフォーマンスをご覧ください(当たり前ながら、みんな若いですね)。 [収録アルバム]V.A. / A Very Special Christmas(クリスマス・エイド)(1987年)[参考過去記事]Bruce Springsteen & The E Street Band / Merry Christmas BabyThe Pretenders / Have Yourself a Merry Little ChristmasMadonna / Santa BabyBob Seger & The Silver Bullet Band / The Little Drummer BoyBon Jovi / Back Door Santa ↓下記は続編の各盤です(今回の曲を含むオリジナル盤は赤地に金の文字のデザインですが、廃盤のためか中古商品が見当たりませんでした)↓ 【中古】クリスマス・エイド 2 / オムニバス(帯なし) 【中古】クリスマス・エイドIII 【中古】[CD]クリスマス・エイド4 【中古】[CD]クリスマス・エイド5 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2023年12月23日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その25) 前回に続き、クリスマス向けのコンピレーション盤からの1曲です。1997年、スティーヴ・ヴァイの呼び掛けで、ロック・ギタリストによるクリスマス曲の演奏盤が制作されました。『メリー・アックスマス(Merry Axemas))』と題された盤で、翌年には二匹目のドジョウ的に第二弾もリリースされました。 この盤に参加した唯一の日本人ギタリストが布袋寅泰でした。いわずもがな。布袋は1980年代にBOØWYのメンバーとして人気を博したギタリスト。ソロ・アーティストとしては「HOTEI」という名義で海外でも作品を発表しています。そんな彼が同盤で演奏したのは、ジョン・レノンの有名クリスマス曲、「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)(Happy Xmas (War Is Over))」でした。まずは、アルバムのジャケット画像とともに、その演奏をお聴きください。 布袋寅泰のステージ上での演奏の姿もということで、もう1本映像をご覧ください。ギターの音色一つでこれだけ雄弁になれるギタリストは決して多くないわけですが、布袋はそうした演奏者の一人ということがよく伝わってくる映像ではないかと思います。 [収録アルバム]V.A. / Merry Axemas(1997年) 【中古】(非常に良い)Merry Axemas - Guitar Christmas [CD] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年12月17日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その24) さて、がらりと趣向を変えて、今回はヘヴィメタルのクリスマス・ナンバーです。といっても、曲そのものはお馴染みのクリスマス・ナンバーで「クリスマスおめでとう」です。ただし、よくよく見ると「ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス」ではなく、「ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メタル・クリスマス」となっています。 これを演じているのは、イングヴェイ・マルムスティーン初期の作品のヴォーカルとしても知られるジェフ・スコット・ソト(“ソート”と表記されることも多い)、元KISSのリードギターのブルース・キューリック、その実兄のボブ・キューリック、ベーシストのクリス・ワイズ、コーンのドラマーであるレイ・ルジアーという面々です。 この演奏が収められているのは、2008年に発表されたアルバムで、メタル系の様々なアーティストが参加した企画盤です。その邦題は『へヴィ・メタル・クリスマス~鋼鉄の聖餐』となっていて面白みに欠けるのですが、筆者的には原題のインパクトが強いものでした。“We Wish You a Metal Xmas and a Headbanging New Year”というのが原題なのですが、“メタル・クリスマス”はありがちかもしれませんが、“ヘッドバンギング・ニュー・イヤー”は字余りながらも結構インパクトがありました。 この企画盤、面白いクリスマス曲がほかにもいろいろ含まれているのですが、折角ですので、もう1曲だけお聴きいただこうと思います。マイケル・シェンカーを中心としたコラボ・メンバー(ヴォーカルは、ドロ・ペッシュ)による「もみの木(O Christmas Tree)」です。 [収録アルバム]V.A. / We Wish You a Metal Xmas and a Headbanging New Year (へヴィ・メタル・クリスマス~鋼鉄の聖餐)(2008年) 【中古】ヘヴィ・メタル・クリスマス~鋼鉄の聖餐 【中古】 ヘヴィ・メタル・クリスマス~鋼鉄の聖餐/(オムニバス),ジェフ・スコット・ソート,ブルース・キューリック,ボブ・キューリック,クリス・ワイズ,レイ・ルジアー,レミー・キルミスター,ビリー・ギボンズ 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2023年12月16日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その21) 今回は、エリック・クラプトン(Eric Clapton)によるクリスマス・ナンバーです。クラプトンは、2018年に『ハッピー・クリスマス』というクリスマス盤を発表していますが、その中に収められた「ホワイト・クリスマス(White Christmas)」です。 まずは公式のビデオ映像をご覧ください。 ブルース調のクリスマス・ソングというのは、好みの分かれるところかもしれません。しかしながら、クラプトンのものは嫌味なく、わりと万人受けしそうに仕上がっているというような気がします。ちなみに、このアレンジを手掛けたのは、クラプトンとサイモン・クライミーです。後者は、元クライミー・フィッシャーのメンバーで、こちらのNo. 1ヒット曲の作曲者としても知られるプロデューサーです。 続いては、本人が登場して演奏している映像をご覧ください。こちらはアコースティック・ギターを手にしてのパフォーマンスです。 [収録アルバム]Eric Clapton / Happy Xmas(2018年) ハッピー・クリスマス/エリック・クラプトン[SHM-CD]【返品種別A】 ハッピー・クリスマス [ エリック・クラプトン ] 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年12月13日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その20) サウスサイド・ジョニー(Southside Johnny)ことジョン・ライオン(John Lyon)は、ニュージャージー出身のロック・アーティスト。1990年公開の映画『ホーム・アローン』のために彼が演じたのがこの「プリーズ・カム・ホーム・フォー・クリスマス(Please Come Home for Christmas)」というクリスマス曲でした。 この楽曲は、1960年にチャールズ・ブラウンが発表したもので、これまで様々なアーティストによってカバーされています。最も有名なのは、1978年のイーグルスによるヴァージョン(邦題は「ふたりだけのクリスマス」)でしょうか。また、ジョン・ボン・ジョヴィが1992年に発表したヴァージョンを知る人もいるかと思います。 続けて、ライヴでのサウスサイド・ジョニーの歌唱もご覧いただこうと思います。2019年のものということですので、『ホーム・アローン』の頃からは30年近くの時が経過しての映像ということになります。 [収録アルバム]Various Artists / Home Alone: Original Motion Picture Soundtrack(1990年) 【中古】ホーム・アローン オリジナル・サウンドトラック 次のブログのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓
2023年12月12日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その19) 再び、日本の楽曲です。1986年、サザンオールスターズの原由子が産休に入るタイミングで期間限定で活動したのが、KUWATA BANDでした。桑田佳祐が率いるこのバンドは、アルバム発表(スタジオ作、ライヴ作それぞれ1つずつ)に加えて、4枚のシングルを残しました。そのシングル曲のうちの一つがこの「MERRY X'MAS IN SUMMER」でした。 まずは、この楽曲のPVをご覧ください。35年以上前ということもあり、桑田佳祐も若いですね。 そもそもこのナンバーを“クリスマス曲”と呼んでいいのか疑問の声もあるかとは思いますが、実際にシングルが発表されたのは夏場(7月発表)だったわけですが、12月にも耳にすることのある曲になっているような気もします。 続いては、ライヴでの演奏もご覧いただこうと思います。大きなクリスマスツリーをバックにしての桑田佳祐の歌唱です。 ちなみに、今年、桑田佳祐はクリスマス曲を松任谷由実とのコラボで発表しました。話題のものをということになると、そのデュエットということになるのでしょうが、同時にこの曲も思い出したい1曲ということで、今回は「MERRY X'MAS IN SUMMER」を取り上げてみた次第です。 ROCK CONCERT/KUWATA BAND[CD]【返品種別A】 次のブログのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓
2023年12月10日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その18) 続いては、伝説的バンド、クイーン(Queen)によるクリスマス・ナンバーです。1984年のクリスマス・シーズンにシングル曲として発売され、年末年始にかけてのヒットとなりました。 この曲はギターのブライアン・メイとドラムスのロジャー・テイラーのペンに拠るナンバーですが、オリジナル・アルバムには収録されていませんでした。結局、アルバムに収められたのは、1991年のフレディ・マーキュリーの死後かなり経ってからのことで、1999年のベスト盤に収録されました。また、1984年発表のアルバム『ザ・ワークス』が2011年にレマスターされた際にも“デラックス・エディション”に収められました。 でもって、続けてライヴの映像を、と言いたいところですが、どうやらクイーンのライヴでのこの曲の演奏は残されていない模様です。そのようなわけで、オリジナルの音源をもとに作成されたライヴ風の映像をご覧ください。 [収録アルバム]Queen / Greatest Hits III (1999年) 【輸入盤】 Queen クイーン / Greatest Hits 3 【CD】 【中古】 クイーン・プラチナム・コレクション グレイテスト・ヒッツI~III/クイーン 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓
2023年12月09日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その14) ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)のお気に入りナンバーの一つを取り上げたいと思います。1984年にリリースされたアルバム『トゥー・ステップス・フロム・ザ・ムーヴ』に収められた「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス(Boulevard of Broken Dreams)」という曲です。 まずは、この曲のPVをご覧ください。 メンバーが演奏する懐かしい姿も上のビデオで堪能できるのですが、その当時の実際の演奏の音源もということで、次のものもご覧ください。1985年、ヘルシンキでの演奏とのことで、バンド解散の引き金となったドラマーのラズルの死後、解散前のパフォーマンスということになります。 さて、後に2001年から2009年まで、このバンドは再結成しました。元来のメンバーのうち、マイケル・モンローとアンディ・マッコイを中心にした復活期間でしたが、この時期にあたる2007年のライヴをご覧ください。 [収録アルバム]Hanoi Rocks / Two Steps from the Move(1984年) トゥー・ステップス・フロム・ザ・ムーヴ [ ハノイ・ロックス ] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年12月04日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その13) ハードロック系のバンドには、“パワー・バラード”と称される楽曲がしばしば伴います。ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)のこの曲もそうしたナンバーの一つということになるかもしれませんが、個人的にはかなり別格の1曲です。 1991年、ガンズは2枚組ではなく、2枚同時リリースというアルバム発表をします。その2枚ともに収録されたのが、「ドント・クライ(Don’t Cry)」でした。オリジナル・ヴァージョンが『ユーズ・ユア・イリュージョンI』に、歌詞違いのオルターナティヴ・ヴァージョンが『ユーズ・ユア・イリュージョンII』に収められています。 そのようなわけで、両方のヴァージョンをお聴きください。 続いては、往時の演奏シーンをご覧いただこうと思います。1992年の東京ドームでの公演のステージの様子です。 [収録アルバム]Guns N' Roses / Use Your Illusion I(1991年)Guns N' Roses / Use Your Illusion II(1991年) ユーズ・ユア・イリュージョン1 [ ガンズ・アンド・ローゼズ ] ユーズ・ユア・イリュージョン2 [ ガンズ・アンド・ローゼズ ] 【輸入盤】ユーズ・ユア・イリュージョン・1 [ Guns N' Roses ] 【輸入盤】ユーズ・ユア・イリュージョン・2 [ Guns N' Roses ] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2023年12月03日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その12) さて、今回は、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)です。「サティスファクション」などをはじめとする彼らの代表的ヒットの一つに数えられるのが、この「ホンキー・トンク・ウィメン(Honky Tonk Women)」です。1969年、シングル盤として発売され、アメリカでもイギリスでもNo.1ヒットの曲となりました。 まずは、ビデオの映像とともに曲をお聴きください。演奏、アレンジ共に見事によくできた楽曲だと思います。 1969年の曲ということは今から半世紀以上前なわけですので、ストーンズのメンバーも高齢になっています(ミック・ジャガー、キース・リチャーズとも今年2023年で80歳を迎えます)。高齢化しつつも演奏を続けてきたというのも驚異的ですが、今回は1980年代の元気いっぱいのライヴの演奏をご覧ください。 今回は最後にもう一つ、この曲の原曲にも触れておきたいと思います。上に書いたように、「ホンキー・トンク・ウィメン」はシングルとしてリリースされたナンバー(後にベスト盤に収録)だったわけですが、元になったのは同年のアルバム『レット・イット・ブリード』に収められた「カントリー・ホンク(Country Honk)」というナンバーでした。 先行してリリースされるシングルは新たなアレンジで別のタイトルの演奏となり、一方、元のヴァージョンは同年とはいえ後から世間に発表されたアルバムに収められるという、少し珍しいパターンです。 そのようなわけで、アルバム所収の「カントリー・ホンク」をお聴きください。 [収録アルバム]The Rolling Stones / Let It Bleed(1969年) ←「カントリー・ホンク」収録。The Rolling Stones / Through The Past, Darkly (Big Hits Vol. 2)(1969年) ←「ホンキー・トンク・ウィメン」収録。*「ホンキー・トンク~」は各種ベスト盤類にも収録。 レット・イット・ブリード/ザ・ローリング・ストーンズ[SHM-CD]【返品種別A】 スルー・ザ・パスト・ダークリー(ビッグ・ヒッツ Vol.2) [ ザ・ローリング・ストーンズ ] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年12月02日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その11) 今回は、筆者のお気に入りギタリスト、ニルス・ロフグレン(Nils Lofgren)の1990年代のアルバムに収録された楽曲です。1991年発表の『シルヴァー・ライニング』(邦題は『明日への旅路』)の表題曲、「シルヴァー・ライニング(Silver Lining)」です。 まずは、アルバムに収録されたヴァージョン(映像は動きません)をお聴きください。 この頃のニルス・ロフグレンは、今から思えば、進化を続けつつも脂ののった時期という充実ぶりでした。1980年代半ばからはブルース・スプリングスティーンのバンドのメンバーとなり、その活動が止まったこの頃には積極的にソロ作品も手がけました。ソロの作風も、一時のポップな雰囲気からはロック・ギタリスト的なものへと回帰しました。 その当時のケルンでのライヴ演奏の模様をご覧ください。思い起こせば、筆者的にもちょうどこの頃の彼のライヴを大阪だったか神戸だったかで見たのはいい思い出です。 [収録アルバム]Nils Lofgren / Silver Lining(1991年) ↓別の盤ですが、リンクです↓ ニルスロフグレン Nils Lofgren - Acoustic Live CD アルバム 【輸入盤】 フェイス・ザ・ミュージック・ライヴ[CD] / ニルス・ロフグレン 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2023年12月01日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その9) 続いては、メキシコのロック・バンド、リラン・ロール(Lira N'Roll)の1曲です。アントニオ・リラ(Antonio Lira)を中心とするブルース、ロックに根差した音楽で1990年代以降に人気を博しました。 そんなこのバンドに貫禄が付き始めたのは、1990年代末のこの曲を含むアルバムが出た頃ではないかと思います。1999年の同名アルバムの表題曲、「チャマン(Chamán)」をお聴きください。まずはPVの映像です。 表題の“チャマン”というのは、英語にすると“シャーマン”なわけですが、幻想的な雰囲気を出そうとしながら、少々ビミョーな感じに仕上がっているという印象は拭いきれません。 次は、2006年のライヴの模様です。この映像では、古代メキシコのシャーマン風(?)のパフォーマンスから始まりますが、その後の演奏部分の出来がなかなかいいのではないかと思っています。 最後に、昨年発表された最新のライヴ映像です。アントニオ・リーラの衣装がすっかりエンタテイナー化していて、ショウとしての工夫が感じられます。 なんだかあまりいいことを書かなかったような気もしますが、このベタな感じ(しかも曲はいい)というのが、妙に筆者のツボにはまっているといったところだったりします。[収録アルバム]Lira N'Roll / Chamán(1999年) ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年11月28日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その8) 今回はスペイン・ポップスのナンバーです。2000年から2010年まで活動したラ・キンタ・エスタシオン(La Quinta Estación)というポップ・グループがあります。ナタリア・ヒメネス(ヴォーカル、解散後はソロ・シンガーとして活躍)、アンヘル・レジェーロ(ギター)、パブロ・ドミンゲス(ギター、ベース)の3人から成っていました。 米国やメキシコなど国際的に大きな人気を獲得した彼らのセカンド作(2004年)からの3枚目のシングル曲が、この「ダリーア(Daría)」というナンバーです。まずはオフィシャル・ビデオの映像をご覧ください。 続いては、いわゆるアンプラグドの演奏での「ダリーア」です。2004年当時のものということのようですが、ナタリアの歌唱のよさが存分に発揮されたパフォーマンスではないかと思います。 上に書いたように、ナタリアはグループの解散後もソロとしての輝かしいキャリアを積み上げていっています。そんなわけで、ソロになってからの歌唱もお聴きいただこうと思います。最近のものをということで、2022年、メキシコはオアハカのゲラゲッツァ・オーディトリアムでのライヴの様子をご覧ください。 [収録アルバム]La Quinta Estación / Flores de Alquiler(2004年) ↓ ベスト盤です↓ La Quinta Estacion - Personalidad CD アルバム 【輸入盤】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2023年11月27日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その5) もう1曲、今回もHR/HM系バンドのナンバーです。ヨーロッパ(Europe)は、スウェーデンのバンドで、1980年代に人気を博しました。彼らの人気絶頂期としては最後の方にあたる1991年のアルバムの表題曲「プリズナーズ・イン・パラダイス(Prisoners in Paradise)」が今回のナンバーです。 北欧メタル的サウンドが商業主義によって失われていった中、ハードロック路線へいくらかの回帰を見せたこの作品も、セールス的に大きな成功は得られませんでした。結局、バンドは1992年に活動を休止してしまいます。とはいえ、この表題曲にも見られるように、なかなかの出来栄えの作品だったというのが筆者の感想です。 まずは、アルバムに収録されたヴァージョンの「プリズナーズ・イン・パラダイス」をお聴きください。 続いては、往時のライヴ演奏の模様です。音質と画質は30年前のものですが、演奏のパフォーマンスの高さは十分に伝わってくるのではないかと思います。 さて、ヨーロッパというバンドは、2000年代に入ってから再度活動を展開し、現在に至っています。そのようなわけで、21世紀に入ってからの映像(2013年のライヴ映像)もご覧いただこうと思います。正直、元のキーの方がカッコいいし…と思ったりもするのですが、ヴォーカルのジョーイ・テンペストの歌い手としての魅力(参考過去記事)もちゃんと発揮されているのはいいところかなと思ったりもします。 [収録アルバム]Europe / Prisoners in Paradise(1991年) 【中古】 プリズナーズ・イン・パラダイス/ヨーロッパ ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年11月21日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その4) ハードロック系のナンバーを続けます。ディープ・パープルを脱退したリッチー・ブラックモアが立ち上げたレインボー(Rainbow)のアルバムの中で、特に完成度が高く個人的に気に入っているものとして、『バビロンの城門(ロング・リヴ・ロックン・ロール)』があります。今回はその中のひそかな名曲、「キル・ザ・キング(Kill The King)」です。 まずはアルバムに収録された元のヴァージョンの演奏をお聴きください。 リッチー・ブラックモアのワンマンぶりやら、商業面を含め音楽的方向性の試行錯誤など、いろんな変遷を経たレインボーというバンドでしたが、バロック的様式美を完成させた業績は大きいと言えるように思います。 もう一つの映像はライヴのものをご覧ください。映像作品化された1977年のミュンヘンでのライヴでの「キル・ザ・キング」の演奏です。 [収録アルバム]Rainbow / Long Live Rock’n’Roll(1978年) バビロンの城門 [ レインボー ] Rainbow レインボー / Long Live Rock N Roll: バビロンの城門 【SHM-CD】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年11月19日
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900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その3) ゲイリー・ムーア(Gary Moore)は、北アイルランド出身で、スキッド・ロウやシン・リジイ、そしてソロでも活躍し、2011年に58歳で亡くなったギタリストです。晩年はブルース回帰が話題となりましたが、今回はバリバリのギター・ヒーローだった1980年代のお気に入りナンバーです。 1987年発表のアルバムの表題曲でもある「ワイルド・フロンティア(Wild Frontier)」をお聴きください。個人的には、とにかく文句なしにギターがカッコいい、そんな1曲です。 この楽曲が収録されたアルバム『ワイルド・フロンティア』は、故郷アイルランドを意識して作られた作品で、ムーア自身は彼自身の音楽性についてケルト音楽の影響についても語っています。なおかつ、この「ワイルド・フロンティア」の詞は、アイルランドに関係して政治的な内容になっています。本人曰く、“ベルファストで育って、何年も後になって帰ってきた人々の運命を描いて”おり、“どれほど街が変わり果てたか衝撃を受けるんだ”とのこと。 さて、この曲はシングルカットされたということもあり、12インチ・ヴァージョンが存在しています。6分半を超える尺の長さになったこのヴァージョンもお聴きください。 今回はさらにもう一つ、ライヴでの演奏です。1987年当時、ストックホルムでのステージの模様です。 [収録アルバム]Gary Moore / Wild Frontier(1987年) ワイルド・フロンティア [ ゲイリー・ムーア ] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2023年11月18日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その10) 今回の名曲選、最後は1970年代末のスティクス(Styx)のヒット・ナンバーです。1970年代後半に人気を獲得していき、1979年にシングル1位を獲得したのが、この「ベイブ(Babe)」という曲でした。 まずは、1970年代から80年代への橋を渡す役割を果たした(と個人的には思っています)この名バラードのスタジオ・ヴァージョンをお聴きください。 続いては、往時のスティクスの雄姿をご覧ください。トミー・ショウもデニス・デ・ヤングも、みんな若いです。1980年当時の映像とのことです。 最後にもう一本。2014年のロサンゼルスでのステージの様子です。35年の時の経過を感じさせない「ベイブ」をお聴きください。 [収録アルバム]Styx / Cornerstone(1979年) STYX スティックス / Cornerstone 【SHM-CD】 【輸入盤CD】Styx / Greatest Hits (スティクス) 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2023年09月22日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その9) 続いては、サンタナ(Santana)の1977年のシングル曲で、「シーズ・ノット・ゼア(She’s Not There)」です。イギリスで11位、アメリカではビルボード27位、キャッシュボックス20位となったナンバーです。 曲そのものも名曲だと思いますが、何と言ってもバンドを率いるカルロス・サンタナのギター演奏が圧倒的です。そんな圧倒ぶりはライヴ演奏で存分に発揮されています。1979年のサンタナのライヴ演奏をご覧ください。 ご存じの方も多いかと思いますが、この曲は、元々はゾンビーズ(The Zombies)のデビュー曲です。1964年、イギリスで12位、さらにはブリティッシュ・インヴェイジョンの波に乗りアメリカでも2位のヒットとなりました。ゾンビーズによるオリジナルの「シーズ・ノット・ゼア」をどうぞ。 今回は、さらについでにもう一つ。ゾンビーズによる後世の演奏で、ロックの殿堂での2019年の映像です。 [収録アルバム]Santana / Moonflower(1979年)The Zombies / The Zombies(1965年) 【送料無料】 Santana サンタナ / Moonflower 【CD】 【中古】 【輸入盤】The Zombies 1964−67/ザ・ゾンビーズ 【中古】afb ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年09月20日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その8) 今回は、これ抜きに1970年代を語ることはできないといった名曲です。10㏄(テン・シーシー)はイギリスのバンドで、1975年にレーベルを移籍してリリースしたアルバムからの大ヒット曲が、この「アイム・ノット・イン・ラヴ(I’m Not In Love)」でした。まずは、この美曲を堪能してください。 余談ながら、この曲はシングルでは短いヴァージョンに差し替えられました。本来のアルバム(およびイギリスでのシングル)は長い方のヴァージョンになっています。そんなわけで、長いヴァージョンの方もお試しください。 よく知られているように、この曲が収められたアルバム(『オリジナル・サウンドトラック』)は、コンセプト・アルバムで、“架空の映画のサウンドトラック”という位置づけで制作されたものでした。 さて、この曲のステージでの演奏の様子もご覧ください。1977年のライヴ演奏の模様です。 [収録アルバム]10cc / The Original Soundtrack(1975年) オリジナル・サウンドトラック +4/10CC[SHM-CD]【返品種別A】 オリジナル・サウンドトラック +4 [ 10cc ] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2023年09月19日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その7) 一転して、ヒット・シングルとは一線を画す選曲です。ニール・ヤング(Neil Young)の1975年作『今宵その夜』は、筆者のお気に入りの盤の一つですが、今回はその表題曲「今宵その夜(Tonight’s the Night)」を取り上げようと思います。 アルバムを取り上げたところにも書いたように、ドラッグが原因で命を失ってしまった仲間たちに捧げた、ニール・ヤング渾身の演奏です。発売は1975年ですが、実際の録音は1973年時点になされたものです。テキーラをしこたま飲んで臨んだ演奏だったこともよく知られた事実です。 ちなみに、アルバムはこの曲で始まる(A面1曲目)のですが、アルバムの末尾(B面6曲目)もこの同じ曲名になっていて、“第2部(パートII)”とされています。こちらの演奏もお聴きください。 このままだと動く映像なしになりそうなので、ライヴでの演奏もご覧いただきたいと思います。2000年のライヴの模様です。 今回はもう一つ。ジャケ写だけで映像は動きませんが、お気に入りのライヴ演奏のテイクがあります。2018年にリリースされた『ロキシー:トゥナイツ・ザ・ナイト(今宵その夜)・ライヴ』に収められているもので、1973年のツアーの模様です。 [収録アルバム]Neil Young / Tonight’s the Night (今宵その夜)(1975年)Neil Young / Roxy: Tonight's the Night Live(2018年) 【輸入盤CD】Neil Young / Tonights The Night (ニール・ヤング) 【国内盤CD】ニール・ヤング / ロキシー:トゥナイツ・ザ・ナイト(今宵その夜)・ライヴ ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年09月18日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その6) リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)は、1960年代からバンド活動をしていたものの、広く知られるようになったのは、1970年代にソロ・シンガーとしての成功を収めてからでした。1975年、彼女にとって初の全米No.1ヒットとなった「悪いあなた(You're No Good)」を今回は取り上げてみたいと思います。 まずは、収録されたアルバム(原題は『ハート・ライク・ア・ホイール』なのですが、日本盤では紛らわしいことにこの曲と同じく『悪いあなた』となっています)の歌唱をお聴きください。 1970年代から80年代にかけて、長らくトップ・アーティストでいた彼女のシンガーとしての実力は、この段階でもう十分に開花していました。往時のステージの様子もご覧ください。1976年の映像とのことです。 1990年代半ばには闘病していましたが、さらに後の2011年、地元紙のインタビューで引退していたことを明らかにしました。その2年後には、パーキンソン病を患っていることも公になりました。77歳の今、かつてのようなリンダの雄姿を見ることはもうないのでしょうが、どうか長生きしてほしいと願う次第です。[収録アルバム]Linda Ronstadt / Heart Like a Wheel(悪いあなた)(1974年) 悪いあなた [ リンダ・ロンシュタット ] 【中古】 【輸入盤】Original Album Series/リンダ・ロンシュタット 【中古】afb 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2023年09月17日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その5) 1970年代半ば、1976年のデュエット・ナンバーです。華々しいスター街道を歩んでいたエルトン・ジョン(Elton John)が、同じくイギリス出身の女性シンガー、キキ・ディー(Kiki Dee)と組んでヒットさせた「恋のデュエット(Don’t Go Breaking My Heart)」です。イギリスでは6週連続で1位、アメリカでも4週連続で1位という特大ヒット曲となりました。 続いては、ライヴでの歌唱もお楽しみください。ヒットから四半世紀近く、2000年のニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデンでのステージの様子です。 余談ながら、この曲はシングルとして発売され、70年代当時のどのアルバムにも収録されませんでした。エルトン・ジョン名義のアルバムに収められたのは、ずっと後の1993年のことでした。『デュエット・ソングス(原題:デュエッツ)』というのがそのアルバムなのですが、こちらの方には別のシンガーとのデュエットが収められています。そのようなわけで、最後に、同盤収録のル・ポール(RuPaul,有名なドラァグクイーン)と共演しているヴァージョンをお聴きください。いくつものパターンの衣装で登場しており、二人ともなかなかの弾けっぷりです。 [収録アルバム]Elton John / Duets(1993年) 【中古】 【輸入盤】DUETS/エルトン・ジョン 【中古】afb ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年09月15日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その4) 再び1970年代初頭のナンバーを取り上げます。ブレッド(Bread)というのは、デヴィッド・ゲイツ、ジェイムス・グリフィン、ロブ・ロイヤー(ロイヤーは1971年にラリー・ネクテルにメンバー交代)の3人が1960年代末に結成したバンド。1970年には、ドラムのマイク・ボッツも加入して、4人体制になっています。ゲイツとグリフィンの二人による美しいヴォーカル、ポップやソフトなロック調の演奏で人気を博しました。 そんな彼らのヒット曲の一つで、1972年のアルバム『ギター・マン(The Guitar Man)』に収録された同名曲が今回のナンバーです。シングルとして、ビル―ボード11位、キャッシュボックス10位という記録を残している楽曲です。 結局、この少し後にゲイツがバンドの解散を発表し、その歩みは止まってしまいました。1976年、1996年に期間限定で活動を再開したものの、本格的なバンド復活はありませんでした。解散時のメンバーのうち、グリフィンとボッツは2005年に、ネクテルは2009年に亡くなっており、ゲイツもこの前後に引退してしまっています。 ともあれ、以下の映像を見ながら、かつてのブレッドの雄姿を振り返ってみたいと思います。 [収録アルバム]Bread / The Guitar Man(1972年) 【輸入盤CD】Bread / Guitar Man: The Best Of【K2017/11/17発売】(ブレッド) 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2023年09月14日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その3) 今回は、クールな感じの美曲をと思い、有名アーティストによる少しマイナーなナンバーです。ビリー・ジョエル(Billy Joel)の代表的なアルバム『ストレンジャー』(1977年)に所収の1曲で、「ウィーン(Vienna)」というものです。 まずはアルバムに収録されたもの(映像は動かず、ジャケ写のみ)をお聴きください。 以下、ライヴでの演奏・歌唱もご覧いただこうと思います。最初は、1980年代、人気絶頂期が続いている頃のライヴでの「ウィーン」です。 もう一つは、だいぶ後になってからの映像をと思い、次のものにしてみました。2005年の演奏シーンです。ちなみに、さらに最近の映像もあるにはある(近年も歌い続けている)のですが、年齢(声)の面でも若い頃の歌に合わせていくのがたいへんなようで、キーを調整したりいろいろ工夫はしているものの、“なんだかなあ…”という部分もあったりします。ともあれ、2005年のものでも、2023年現在からするともはやだいぶ前のステージということになりますが、お楽しみください。 [収録アルバム]Billy Joel / The Stranger(1977年) ストレンジャー [ ビリー・ジョエル ] ストレンジャー/ビリー・ジョエル[Blu-specCD2]【返品種別A】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年09月12日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その2) ハート(Heart)は、1975年にデビュー盤を発表しました。同作には「マジック・マン」というヒット曲も含まれていましたが、同じくこのアルバム収録のシングル曲として発売されたのが、この「クレイジー・オン・ユー(Crazy On You)」でした。まずは、アルバム所収の元の演奏をお聴きください。 もともとよくできた曲で演奏もいいのですが、往時のライヴでの演奏も実に素晴らしいものでした。その素晴らしさがよく分かる1977年の演奏シーンをご覧ください(個人的には、この映像、なんともスリリングで、何度も見ているものです)。 時は流れ、2013年にハートはロックの殿堂入りを果たしています。年月を経てもナンシーのギターとアンのヴォーカル、いずれの魅力も色褪せていません。そのロックの殿堂入りの際のライヴ演奏をご堪能ください。 [収録アルバム]Heart / Dreamboat Annie(1975年) ドリームボート・アニー [ ハート ] ドリームボート・アニー/ハート[SHM-CD]【返品種別A】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2023年09月10日
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その1) 少し前に1980年代名曲選をやりましたが、こちらはさらに久方ぶりです。1970年代のロックやポップの名曲選、たぶん2年ぶりくらい(?)なのですが、よろしければお付き合いください。第8弾となる今回も、10回を目安にして、当時のヒット曲やら個人的に思い入れのある曲やらを見ていきたいと思います。 初っ端は、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の1970年代初めのお気に入り曲です。70年代に入ってストーンズが最初に発表したのは、『スティッキー・フィンガーズ』でしたが、その次のアルバムが『メイン・ストリートのならず者』でした。今回のナンバーは、2枚組だった同作のオープニング・ナンバーです。まずは、「ロックス・オフ(Rocks Off)」のアルバム所収のヴァージョンをお聴きください。 個人的にこの曲が気に入っているのは、その“オープニング感”とそれにともなう“ワクワク感”です。“これから始まるぞ”的な雰囲気に満ちているというのは、筆者の思い込みと言えばそれまでなのかもしれませんが、適度に軽妙な部分を残しながら、盛りだくさんな感じがとても気に入っています。 さて、続いては、この曲の後世のライヴ映像もご覧ください。一つめが1995年、そしてもう一つは2003年のライヴの様子です。 それにしても、ローリング・ストーンズは、デビューから50年どころか60年を過ぎても存続し続けています。ビートルズとはきわめて対照的な結果となったわけですが、ヴェンチャーズとともにどこまで続くのか、見続けたいと思ったりします。[収録アルバム]The Rolling Stones / Exile on Main St.(メイン・ストリートのならず者)(1972年) メイン・ストリートのならず者 [ ザ・ローリング・ストーンズ ] メイン・ストリートのならず者<デラックス・エディション> [ ザ・ローリング・ストーンズ ] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年09月09日
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気まぐれ80s~Chapter 13(その10) 気がつけば10回目です。最後は、この時代のスーパースター、マイケル・ジャクソンのナンバーで締めくくりたいと思います。1980年代前半には、『スリラー』(「今夜はビート・イット」などを含む)をヒットさせていますが、今回は1980年代後半のヒット作『BAD』に収録された表題曲「BAD」です。 この曲のビデオには短いヴァージョンと長いヴァージョンが存在します。前者は歌の部分のみですが、後者はこの曲のテーマに関する映像が前半部分を占めていて、強盗と間違えられて射殺された青年の実話が題材となっています。監督は、あのマーティン・スコセッシだったりします。まずはこれら二つをご覧ください(一つめが短いもの、二つめが長いヴァージョンです)。 続いては、当時のライヴでのマイケルの雄姿をご覧ください。1987年、横浜でのライヴのワンシーンです。 この曲は、プリンスとのデュエットという企画があったそうですが、プリンス曰く、デュエットにしなくても売れるとのことで、マイケル単独の作品になったと言われています。2009年、50歳で不審な死を遂げたマイケルですが、デュエット候補だったプリンスも2016年に57歳で亡くなってしまいました。残念なことに2人のデュエットどころか、個々の姿ももはや見ることはできないわけですが、天国で頻繁に共演していることを願いたいものです。[収録アルバム]Michael Jackson / Bad(1987年) BAD [ マイケル・ジャクソン ] 【輸入盤CD】Michael Jackson / Bad: 25th Anniversary Edition (w/DVD)(Deluxe Edition) (Box) (マイケル・ジャクソン) 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年07月28日
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気まぐれ80s~Chapter 13(その9) 今回は、ペット・ショップ・ボーイズ(Pet Shop Boys)による1987年のヒット曲です。彼らは1984年にデビューし、すぐさま「ウエスト・エンド・ガールズ」をヒットさせました。1987年のセカンド・アルバムの先行シングルがこの「哀しみの天使(It’s A Sin)」で、イギリスで1位のヒットとなりました。 ペット・ショップ・ボーイズは、イギリス史上で最も成功したデュオとされるニール・テナントとクリス・ロウの二人から成ります。彼らの抜きんでたところは、ただダンサブルな音楽というのではなく、歴史的に積み上げられてきたポップスやロックの要素をきちんと踏まえて独自の曲に表現している点にあるように感じます。 以下、ライヴの映像を二つ続けてご覧いただきたいと思います。一つめは、その当時の1987年のライヴ、そして、二つめは、2010年のライヴ映像です。 [収録アルバム]Pet Shop Boys / Actually (哀しみの天使)(1987年) Pet Shop Boys ペットショップボーイズ / Actually (180グラム重量盤レコード) 【LP】 【中古】 哀しみの天使 /ペット・ショップ・ボーイズ 【中古】afb ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2023年07月26日
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気まぐれ80s~Chapter 13(その8) さて、今回は、1980年代初頭にさかのぼり、1982年にヒットを記録したローラ・ブラニガン(Laura Branigan)の「グロリア(Gloria)」です。広い音域のパワフルなヴォーカルは、後世にさらに生かされていきますが、デビュー当時のこの曲でも十分に発揮されていました。この「グロリア」は彼女にとって最大のヒット曲です。全米(ビルボード)での最高位が2位(ホット100には36週連続チャートイン)、オーストラリアやカナダのチャートでは1位を記録したヒット作となりました。 残念なことに、彼女は2004年に脳動脈瘤が原因で52歳で亡くなっています。身体の不調を感知していたにもかかわらず、ご主人の死に関して医療への不信感を持っていたために受診することを拒んでいたとのことです。亡くなる以前も夫の看病や没後、骨折による活動休止があり、成熟した彼女の歌唱をもっとたくさん聴きたかったという気がしてなりません。 ともあれ、かつての姿をもう少しということで、往時のステージでの歌唱をお聴きください。 ついでながら、ご存じの方も多いかもしれませんが、この「グロリア」はイタリア人シンガーのナンバーのカバーでした。折角の機会ですので、1979年にウンベルト・トッツィがヒットさせたイタリア語での「グロリア」もお聴きください。 [収録アルバム]Laura Branigan / Branigan(1982年)Umberto Tozzi / Gloria(1979年) ↓ベスト盤です↓ 【中古】ベスト・オブ・ローラ・ブラニガン [CD] ↓LPです↓ LP/レコード 0107■LAURA BRANIGAN/BRANIGAN/SD19289 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2023年07月25日
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