オリーブの子育て日記

オリーブの子育て日記

両親の反対



両親は 外国籍であることよりも イスラム教徒であることのほうが気にかかっているようでした。

その頃の私の知識では お恥ずかしい話しですが、 ムスリムがアッラーを神と称えていること。富める者が貧しい者に施しをする事。一日に5回お祈りをする 宗教という印象しかありませんでした。

でも大好きな彼が信じているものだったら 悪いものではない。という感じで、これが問題だなんて 思ってもみませんでした。

我が家は コレコレ教という信仰があるわけでは ないのですが、木や草花 全てのものに神が宿る 神道が 何となく好きでした。

この人が神様です! という宗教にはちょっと抵抗があるのです。すみません。
かと言って、その他の宗教を否定するわけではなくって、人は人。自分は自分という風に育てられたので、他の人が信じるものを否定する気持ちは毛頭ありませんし、それについて他人の干渉を受けるのも ちょっとイヤだったという程度でしょうか。


私の父は 偏見などない人だ と思っていたのですが、彼がムスリムであると分かると、「イスラム教徒は 女性蔑視の傾向があるのでは?」
「彼は 本当に お前を幸せにできるのだろうか?」「結婚したら 今の仕事はどうなるんだ?」「結婚したはいいけれど、生活できるのだろうか?」
「家事も家計を担うのも奥さん任せ、なんていうことになったら大変だ」
「そもそも ビザ目的なのではないのか?」

などと結構辛辣な言葉を並べて なかなか 了解してもらえません。


毎日 泣きながら暮らしていた時期ですね。
八方塞がり。真っ暗な 出口の見えないトンネルを歩いている感じでした。

父は猛反対でしたが、事ある毎に彼と会ってもらっていた おじいちゃんや母が、この辛い時期を 救ってくれました。

何日もかけて 父を説得し、説明し、彼も 父と話し合う機会をたくさん作って、半年後 ようやく結婚にこぎつけることができました。

今では 笑い話で、父も旦那さんも とっても仲良しなのですが、あの頃は本当につらかったなぁ。

結婚式へつづく

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