香港ムービーに関してはたくさんあって今どれからご紹介しようかと・・・・
香港映画って聴くと大抵の人がアクションものやキョンシー(古~)を想像されるようで(^^ゞ)
でも!今はハリウッドに負けないくらいの秀作がたくさんあるんです。
私個人としてはレスリー・チャン(張国栄)の映画が好きでよく観ます。
今年映画館で友達と観た「流星」をまずはご紹介。
「流星語・THE KID」
1999年香港/111分
株の大暴落で失業した敏腕の証券アナリスト・ウェイ (レスリー・チャン)
は、
恋人にも捨てられ、疲れ果ててクルーザーに帰ってくるとそこに赤ちゃんが捨てられいるのを見つける・・。
そんな場面から始まります。
一度は置き去りにしたウェイ。でも雨も降っていることから心配になり、とうとう赤ん坊と一緒に生きる決心をします。
・・・4年後、下町の老人ホーム(これがまた古い、というかおんぼろ^^ゞ)
の屋根裏に移ったウェイは、船体掃除、街頭での傘売りなどをしながら、あの時の捨てられていたミン (エリクソン・イップ)
を育てています。
なんともこの二人の生活が質素で、でも本当の親子のように仲良くしている姿は観ていてとても微笑ましいものがあります。
そんな中、老人ホームの女主人 (キャリー・ン)
や、人のいい警官 (ティ・ロン
・この人もいい味だしてる)らに囲まれて、
ミンはたくましく育っていくんですが…。
・・・ラストシーンはあえてここでは言いませんが
私も一緒に行った友達もとても切なくて、でも暖かな気持ちで映画館を後にしました。
主題歌を歌うレスリーの声がまた切なさを誘うんですねぇ、これが。
でもちゃんとコメディータッチで描かれている場面もあってさすが香港映画って感じです。
あと。久々にスクリーンで観たレスリーは超カッコよかったです♪(笑)
「もういちど逢いたくて」
(原題・星月童話)
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婚約者・達也 (レスリー・チャン
・二役)が車の事故で死亡し、
数ヵ月後、傷心のまま香港を訪れた瞳 (常盤貴子)
は、
達也にそっくりな男性に出会います。彼は家寶と名乗り、香港警察の麻薬捜査官。
優しかった達也とは正反対の家寶。
しかし彼もまた6年前に恋人を亡くしたショックから立ち直れずにいる。
1日だけ達也の代わりになってほしいと頼む瞳。家寶とデートするうちに彼女の心は揺れ始める・・・・。
・・・またまたレスリーものですみませんm(__)m
ストーリーは簡単に書いてしまうと↑のようなどこにでもありそうな
恋愛映画なんですが・・
この映画のコンセプトは
「とまれ、あなたとの一分一秒。」
今目の前にいる人を好きなのかそれとも死んだ恋人の代わりなだけなのか・・
常盤貴子さんがそういった心の動きを熱演されています。
彼女の広東語も素晴らしいです!(私も広東語習っていましたから)
レスリーも彼の売り(笑)である、ナイーブな男の役でこれまた魅了されます♪
ただ・・・私の感じでは二人の主演、というよりやはりレスリーが中心に描かれているような気がしました。
でも香港の風景や最後の二人がまた・・・おっとこれは言っちゃいけませんね(^^)
恋を無くしてもまた恋をしていいんだと、そんなことを感じさせてくれるピュアな一本です。