BRASILの独り言

THE であい



 それは ブラジル人たちの「カーニバルパーテイ」だった。

友達のブラジル人は 私を ひとりひとり 皆に 紹介した。

皆陽気に サンバを踊ったり、芋虫状にくっついて サロン中をまわったりしていたが、ひとり ぽつんと 窓際に立って見ている若いブラジル人が いた。

私:「はじめまして。」
ダンナ:「リカルドです。はじめまして。」

それっきりだった。


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 次の集まりは カラオケだった。

私は ブラジル人の友達と談笑していた。
すると 一人の日系ブラジル人が 私を 呼ぶ。


「君と話したがっている人がいる。」


行ってみると、ダンナだった。
でも 日本語は 全然話せなくて、英語も イマイチ。


苦しい会話だった…。



 カラオケを出て、何か食べようということになり、ファミレスへ向かった。
外は雨が降っていた。
ダンナは 傘を持っていなかったので 入れてあげた。



 ファミレスに着き、皆飲み物や軽食などをオーダーしたが、ダンナの元に運ばれてきたのは



「フルーツパフェ」。


童顔のかわいいブラジル人(男)が ラブリーなパフェを 食べている…。

似合いすぎで スッゴイかわいかった。(笑)


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 「パフェ事件」から すっかり彼を気に入った私は 集まりのたびに行動を共にする。


 ある晩、「夜桜を皆で見に行こう」ということになり、目的地について 彼と一緒に歩いていた。


 人気のないところに着くやいきなり




「ぶちゅー」



とされてしまい、固まる私。


「可愛い」からと すっかり安心しきっていたが 彼はやっぱり男だった!!(当たり前じゃ!)

どうしようかと迷ったが、ま 可愛いし、様子を見てみることにした。 

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