BRASILの独り言

引っ越しては見たものの・・・



ダンナの友達に 
「いい土地があるんだけど買わないか。」
と持ちかけられ、主人は 大乗り気で、
「気管支の弱いケンケンのために 空気のきれいな田舎で住もう!」
と言い出した。

街が大好きな私は 即効 反対したのだが、だんなは逆ギレして、
「俺は家族の安全と健康のために言っているのに!!」
と のたもうた。

「私、わがままかな・・・?」
「少しは我慢もしたほうがいいのか・・・?」
と 少し反省し、
「住めば都っていうし。」
と 田舎に住むことを okしてしまった。

 そこは 国際空港の隣町で、コンドミニオというセキュウリテイー完備、レジャークラブ有の住宅地に 家を建てた。

最初の話では 
「会社から近いからお昼、食べに帰るし。」
とか言ってたくせに、完成前に 転職したダンナ。
毎晩、遅い時間に帰宅。
コンドミニオ内は 誰も歩かない。皆車で移動。
歩いているのは 大工さんや 女中さんのみ。
ここの住民は皆金持ちなのだ!

が、うちは平凡なサラリーマン家庭。
私の毎日の日課は お屋敷のような家の掃除。
そして 育児。

私の人生って何?
どでかい家の掃除と 散歩かい??
私の20代はーー!!

ものすごく絶望的な毎日が続き、一年もしないうちに ギブ・アップ!

また 実家に戻るのだった。


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