ベルギ-永住ミステリー小僧のブログ

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2023.08.27
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先日このブログで予告したように、パ6球団主力先発投手陣を安定度信頼度の観点から観た比較ランキングを発表いたします。
今回は団体つまりチ-ム別ランキングです。

私個人の考えでは、信頼できる安定した先発投手とは、 ローテを守って大崩れせずに試合を作って少なくとも6回は投げ切り、回途中で降板する事無く安定した投球ができる 、そういう投手でしょうか。
失点しないことが第一で、被安打、被本塁打、WHIP、与四球等々、一般的に投手評価の際に使われる指標は用いずに、私の偏見と独断に基づく簡単な指標を用いることとします。
ですから私独自の考え方に基づくランキングですので、遊び感覚で読んで頂ければと思います。ただ私は結構真面目にやっているんですが 大笑い

それでは今回のランキングの為にリストアップした各チ-ム球団の投手を紹介します。

楽天 : 田中将大、則本昂大、早川隆久、岸孝之、荘司康誠、辛島航
オリックス : 山本由伸、山崎福也、山下、宮城大弥、田嶋大樹、山岡泰輔(山岡は今回追加。田嶋が休みがちな為)
ロッテ : 佐々木朗希、西野、種市、小島和哉、メルセデス
ソフトバンク : 東浜巨、大関友久、石川、和田毅、有原航平
西武 : 高橋光成、平良、隅田、今井、與座、松本
日ハム : 加藤、上沢、伊藤、上原、鈴木、北山

一応、先発回数10回以上を目安として主力上位5人または6人を選抜しています。
元々は各チ-ム5人を想定してましたが、振り落とすには忍びない投手がいたので、最大6人までとしました。

以下の表あるいはグラフのデータは8月25日時点のものです。
先発以外の登板デ‐タは除いています。
では成績表です。




まず評価項目の説明を簡単に致します。
分かりにくい所では、平均投球回数から右側でしょうか。

平均投球回数 :  1試合当たりの平均投球回数で、投球回数を先発試合数で割ったもの。どのくらい長く投げられているのかを見る。
回完了率 :  5回以上投げた試合で、回終了まで投げられた試合数を見る。要はリリ-フの助けを借りずに回を投げ切れたか、という事。完了率はその試合数を先発試合数で割ったもの。
失点試合数割合 :  「2失点以内」と「4失点以上」に分けて、それぞれの試合数を先発回数で割ったもの。​
​​ ​​​​​​ 「2失点以内」は高い割合程良く、 「4失点以上」は低いほど良好。 ​​​​​ ​​ ​​
イニング別失点平均 :  イニング毎の失点数を先発回数で割ったものの平均。小さい数値程良好。
初回に複数失点する割合 :  先発初回(1回)に複数失点(2点以上)した試合数を先発回数で割ったもの。初回に複数失点すると味方にとって出鼻をくじかれ相手に主導権を渡してしまうという、先発投手としては是非とも避けたいこと。この割合が低いほど良好。

表内で色でハイライトされている数値は、 赤はパ6球団中トップの成績、黄色は2番目の成績で、青は最下位を示します 。我が楽天イーグルスは青が多いですねぇ号泣

逆にオリックスと西武は赤が多い、つまり成績がいいという事です。

この表で目につく数値を見ていきましょう。
まず西武の完投数8は断トツですね。完投能力ある投手が複数いるのが西武の特徴であり強みです。
その影響が出る平均投球回数、
トップです。西武のリリ-フ陣は他チ-ムに比べて新しい回から投げられる、つまり登板時に走者がいないことが多い、という恵まれた条件で試合に入れるという事を意味します。

次いでオリックスですが、防御率がトップなので大量失点する試合が少ない、特に初回に複数失点する試合が2%台という断トツに低い率です。詳しく言えば、主力6投手が先発した90試合中たったの2試合しか初回に2点以上失点しなかったという事です。

では我らが楽天イーグルスはというと、評価10項目中何と6項目で最下位という、信じられない程の断トツ振りを示しているんです怒ってる
オイこら石井、ちゃんと聞いているのか? しっかり仕事してくれよ、いい加減に…。もう遅すぎるけど…。

特に酷いのが初回に複数失点する発生率です。17%といえばざっくりと5試合に1試合は初回に2点以上取られる、という事。時には4点だったり5点だったり…。


ランキングの発表に移る前に、イニング別失点割合のグラフを見ていただきます。 ​イニング毎の失点数を先発回数で割ったものです。 ​​



このグラフで目立つのは赤線の楽天は1回にピークが、青のソフトバンクが4回に大きなピークがあること。楽天のそれは上で述べたとおりです。ソフトバンクの4回のピ-クは、東浜、大関、石川投手に顕著に出ているものですが、理由は分かりません。他の4チ-ムは目立つピ-クはありませんが、中でもオリックスは回によらず抜群の安定感があります。


さて、それではランキングの発表です。
上の表にある項目ごとに順位をつけ、1位は6点、2位は5点、以下4点、3点、2点で最下位は1点とし、それらの合計でランキングを決めることにします。
勿論項目の重要度によって倍にするとか様々な考えはあると思いますが、ここはシンプルにいきます。

計算結果は次の表になります。



トップはオリックス、以下2位西武、3位ロッテ、4位日本ハム、5位ソフトバンク、そして最下位は楽天でした 。しかも断トツの最下位怒ってる

最下位楽天のポイントを見てください。全部1点か2点、つまりビリか5位という屈辱的な成績ですよ。これだけダメな成績だと逆に何か凄味があって怖いですね。

今季は石井監督の尻に火がついて結果を出さねば首が飛ぶわけで、ベテラン偏重のローテでは若手が入り込む枠には限りがありました。本当に若手を育てる気があれば、口先だけでなく本気で常勝チ-ムを作る覚悟があれば、ベテランを干してでも、若手が1試合結果が出なくても続けて使っていくべきだったと思います。
松井友飛をもっと積極的に使ってほしかった、もっと他の若手を育てて欲しかった…。

今回のこのランキングで分かったことは、いみじくも楽天イ‐グルス先発陣の高齢化著しい脆弱で弱々しい現実の姿であり、絶望的な将来、特に来シ-ズンでした。
他球団の投手陣は若いながらも圧倒的な強さと安定感を持つ集団になっており、今後楽天との差は開いていくことは間違いありません。

さて常勝チ-ムを作るためには誰かさんでは不足といって、結局自分が監督になる羽目になった石井くん、あなたがこの約3年でやってきたことは、自分の言葉とは裏腹な常勝軍団とは似ても似つかぬ楽天先発陣の姿であることを肝に銘じてもらいたい。

たとえ今季楽天が3位になったとしても、私はあなたが監督に居座ることを認めない。たとえ奇跡的に優勝できたとしても、う-ん、もしそうなれば特別にもう1年様子を見てもいいかも。でももう優勝は無理だからやはり辞めてもらおう。

なんか監督辞任を促すブログになってしまいました…。

次は先発投手個人成績ランキングにしましょう。これも楽天投手は期待薄ですね。


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最終更新日  2023.08.27 04:14:13
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