2002年6月20日 イングランドチームの旗 サッカーファンの中には、イングランドチームのファンが多いという。テレビで日本人男性が、「ずっとイングランドのファンだった。日本で試合を見られるなんて感無量だ」と言っていた。同じ思いの人も多いだろう。ベッカムだけを追い掛けているミーハーはおいといて、これほどまでに注目されているとあらば、一度くらいはイングランド戦を観戦しなければならないと思った。結局は一試合どころか、今まで放送されたほとんどを見た気がする。 そこでふと気になったのが「何故イングランドチームの旗がユニオンジャックでなく、白地に赤十字なのか」である。何でも「女王陛下の○○」というお国である。にわかサポーターの私には、それが不思議でならなかった。海外のオークションを通じてイギリス人2人とメール交換しているので、これ幸いに尋ねてみた。返答は各々こうだった。 「The flag is white with a red cross because that is the flag of St George which represents England. The union jack is made up of the english and scottish flag and represents the UK.」 「The St George’s flag which is what they are using is a flag of one of our saints and represents UK as well as the Union Jack which is the flag which belongs to the Queen.」 白に赤十字は「聖ジョージ旗」といって、イングランドを表す。 英国旗として知られるユニオンジャックは、イングランドとスコットランドの両方を表し、女王に帰属している事を示すという。 なるほどぉ・・・。そういえば、スコットランドに旅行した際、あちこちで「スコットランド旗」なるものを目にした。何故ユニオンジャックでないのか、その時も不思議に思いながらそのままになっていた。もしスコットランド代表がW杯に出場すれば、彼らもユニオンジャックでなく、スコットランド旗を掲げるわけだ。 スポーツでも、こうやって勉強できる機会を持てた事は意義深い。