発達障害家族です

発達障害家族です

モンテッソーリとの出会い(幼稚園)

(カトリック幼稚園モンテッソーリの出会い~)

「モンテッソーリ教育」
それは障害児教育の為の教育を普通の子供に対して工夫された教育でした。

「ここなら自由だし、長男もやっていけるかも...」
そう思った。
二男の訓練の時に作業療法の先生に話してみました。
そしたら、ここの訓練に来ている子の中にもその幼稚園に行ってる子がいるそうでした。
もっと聞いてみると少しの障害を持っている子は2人くらいいるそうで、そのうちの一人はダウン症の子供のようでした。


早速電話したら、「一度子供を連れて来て下さい。」との事。
翌日、保育園を休ませて連れて行きました。

園長先生はとてもニコニコした特長のある方で、「いい子ね(*^-^*)」と誉めてくださり、長男はとても気に入った様子でした。
一日入園をして子供の様子を見てもらう事になりました。
その日はなぜか新しい友達とも仲良くし、とても良い子していました。
その様子を見て、「合格」を貰いました。

翌日、新しい制服と新しい園のかばん、そして体操服と夏の帽子。
普段は私服なのですが、行事の時だけ制服を着用しました。
長男は大はしゃぎしてました。

しかし、
その後ですが、その幼稚園始まって以来の「すごい子供(悪い意味で)が入ってきた」と全教員にびっくり(+_+)されてしまいました。
何がすごいとは、ジッとしていない、良くしゃべる、お友達を突き飛ばす、叱られると暴れる.....でした。


「こんな場違いなところに来てしまった..」というような後悔したこともあります。
中には病気の子も居たり、お母さんがインドネシアから来てるハーフの子もいたり、最初の幼稚園とまた違った方達が集まっていました。
キリスト教だからでしょうか....。
インドネシアのお母さんはとても日本語が上手で、気さくな良い方で卒園後も同じ小学校に進み、今同じクラスになっています。
これは自分にとっても良い体験をさせていただいたと思ってます。

宗教の違う人もいっぱいいた。けど、一心に「子供のお祈り」の時間は親も子も祈りました。
私も子供が落ち着きますようにとお祈りしました。

年長の最後の運動会に奇跡が起こりました。
練習も練習にならず、全然みんなとしなかった長男が組み立てたいそうの時、横の友達の様子を見ながら一生懸命泥だらけになって競技をしていました。
二人組み、三人組、四人組になる時も皆と一緒に台になり、上に乗ってるお友達の重さに耐えながら、時間まで協力できました。
それを見て、必死に子供の姿をビデオで撮り続けました。

その時、肩をポンッと叩かれました。
園長先生でした。
「ほら、ぼくがとてもがんばってるの。お母さん、見てた?私嬉しくなってお母さんを探しましたよ(*^-^*)。
○君、しっかり横のお友達を見て真似してるの。わかってるのよ。聞いてない見てないようにしてても.....。私、こんな嬉しい事なかったわぁ。」

他の主任の先生まで「お母さん、よいもの見せてもらったわぁ。」と喜んでくれました。
近くに居た同級生のお母さんも「○君、やったね(*^-^*)」と言ってくれました。
運動会の前に「いい?絶対お母さんに恥ずかしい思いをさせないでね。
みんなとおんなじ事するの。他の子がしてる事真似したらいいのよ。わかった?」そう言って送り出しました。

その私の言った意味が理解できるようになり、「お母さんに良いところを見てもらおう」と思いを行動に移せる事が出来てきたんだと思いました。
(自覚が出来、行動をコントロールできるようになってきたんだと思う。)

その後もよくなったり悪くなったり波がありましたが、最後に卒園を迎え、幼稚園生活は終わりました。
その時、園長先生と1つ約束しました。

「卒園してからも年賀状のやりとりはしましょうね。○君の成長を老後の楽しみとしてみていたいわ(*^-^*)そうしましょう。」

その約束今も守られてます。
園長先生も今はもう退職されて、全国をボランティア団体を立ち上げ(子供の虐待と子育ての放棄などの撲滅運動)講演などをして回っているそうです。

先日、近くに来たからと言って園長先生がうちに電話をくださいました。
私もとても嬉しかったです・。・゜゜・(≧◯≦)・゜゜・。・感動


~「ADHDのお兄ちゃん」幼稚園まではココで終了~




© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: