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独立記念日２００４

７月といえば７月４日のアメリカ独立記念日ですね。1776年に独立宣言をして今年で228年目になります。

この日にはアメリカの家のあちらこちらで星条旗を掲げているのが見られます。私はアメリカにきて今年で21年目になりますが、当時この日は各家庭で花火を買って暗くなるとあちらこちらで楽しんでいる家庭を目にしたものでした。そして９時頃になると各市ごとに大きな花火が上げられ、それを皆で楽しんで独立記念日が終わっていました。今でも花火が上げられる公園などでは朝から多くの人達が夜に行なわれる花火を一日中待っている光景が見られますが「アメリカ人って本当に気が長いんだなあ～」と当時は思ったものでした。

私が住んでいるカリフォルニア州では、独立記念日は花火を楽しむ日でもあります。法律でこの日以外は花火をする事を禁じられています。数年前からは火事を恐れて各市ごとに許可されていた個人的に楽しむ花火も禁止になってしまい、現在は一部の市だけでしか花火をする事が許可されていません。ですからアメリカ人達は夜の大きな花火大会をとても心待ちにしているのかも知れませんね。

私はINDEPENDENCE DAY〔THE FOURTH OF JULY〕の歴史的な背景を書くよりも、アメリカ人にとっての独立記念日、彼らがこの日をどう受け止めているのかを知りたくなり、色々な年代のアメリカ人にインタビューをしてみました。

1776年、イギリスの税制が厳しくなっていき、自由と独立を求めて独立宣言（The Declaration of Independence）が７月４日になされました。ジョン・ハンコックが独立宣言書にした署名がとても大きなものだったというのは有名な話ですね。

今回のインタビューはアメリカ人、そしてアメリカに住んで生活をしている日本人の考えも聞いてみました。かなり興味深い意見が色々出てきましたのでご紹介しましょう。

アメリカ人・男性・38歳

「自由」と彼は言いました。歴史的な背景も今年で何年目になるのかも正確に知っていました。「アメリカに来ている外国人（たとえアメリカ国籍を持っていなくても）は全てアメリカの法律により守られている。そんなアメリカに誇りを持っている」と言っていました。

日本人・女性・30代

「会社が休みになるので嬉しい！！！」彼女は詳しい事はほとんど知りませんでしたが「アメリカが独立して今年で２００年ぐらいかな？」と言っていました。あまり興味なしという感じを受けました。
日本人・女性・30歳

｢夏が来た！そしてみんなで集まってBBQして、花火を見たりして楽しむ日です｣
アメリカ人・女性・12歳

｢花火をする日。家族や友達とBBQをする日｣
アメリカ人・男性・多分20代後半

「独立記念日はありとあらゆる人達が（人種や宗教など関係なく）一緒に祝う事が出来る日なのでは？」。彼は年間行事の中でこの日が一番好きだと言っていました。
日本人・女子学生・22歳

「アメリカの国旗、自由の女神、そして花火」
アメリカ人・男性・31歳

「仕事が休める日、BBQ、自由の女神、それ以外は特になし」。独立記念日についての詳細はよく知っていました。

この質問を他の人達にも聞いてみましたが、ほとんど同じ内容が返ってきました。一つ違う事は、例えば日本人に日本の建国記念日について質問した場合、歴史的な背景について答えられる人が何人いるでしょうか？

少なくてもここで生活している日本人の８０％以上が独立記念日に関してきちんとした答えを出してくれた事、そしてアメリカ人においては９０％以上の人達が７月４日が何の日なのかビックリするぐらいよく知っていましたね。

今年で228年目を迎えるアメリカの独立記念日、これを読んでくれている方達はどんな日を過ごされるのでしょうか？アメリカに住んでいる方達でまだアメリカ人と一緒にこの日を過ごした事のない方は是非今年はアメリカ人と一緒にこの日を過ごしてみるのも悪くないのでは？きっと驚く事、感動する場面に出会えるはずです。

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