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2009年09月26日
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カテゴリ: ペット
私の家には猫がいました。
藤丸という名前をつけていました。


人間では100才だといわれた老猫です。
娘が生まれるよりずっと前から家族でした。


最近体調を崩してましたが、今朝はとても元気でした。
直ったのかと思うくらい。


朝から階段を駆け下り、庭に散歩に行くと行って、母を引き連れて散歩に行き、お気に入りの場所で景色をながめて・・・。

そしておうちにまた入ってきて、二階に上がり、動かなくなりました。
見た瞬間、とうとうその日が来たことを知りました。




名前を呼ぶと、かすかに尻尾の先が動きます。
首をあげる力もないけど、私の呼びかけには必死に答えてくれました。



母が知り合いの獣医に連絡し、来てくれました。
電話で、「間に合わないかもしれないけど着てくれますか?」と聞くと、

「最後に一つでも多くのことをしてあげていないと、後悔するから行きます。」

そういって来てくれました。
でも、
やはりどこも悪くない、もう年をとってるから・・・と。いつもと同じことを言われました。


そして、少しでも楽になるように注射を打ってくれました。


獣医さんが帰ってから、藤丸をそっと抱き上げて、いつものお気に入りの場所に連れて行きました。
庭の真ん中のもみじの下で、一度、立ち上がろうとしました。




とても寒かったので、しばらくして「明日また来ようね」といって、部屋に寝かせました。
もう、耳を触っても尻尾をさすっても、名前を呼んでもぴくりともせず、ただ息をしていました。

しばらくして、私のがのどをさすると、それまでまったく反応しなかった藤丸が、ふいにのどをごろごろと鳴らしました。
悲しいくらい、私にはその意味が分かりました。

私とハニー君が、「がんばったね、ありがとう」というと、痙攣が始まりました。



10秒に一回、やがて、20秒に一回。

必死に呼吸をする姿に、私は何もできませんでした。
呼吸を助けることも、楽にすることも。

ただ、「えらかったね、がんばったね 大好きよ」それだけ言い続けました。
そして、藤丸の呼吸は止りました。



頭が真っ白になりました。
私の大切な息子はいなくなりました。

18年も一緒にいた、愛しい愛しい藤丸。


藤丸にすがって泣きじゃくりました。
ありがとうといい続けながら。



何時間かすると、涙がかれはてて、ただ放心していました。

そのご、ようやく、自分がのどが渇いていることに気が付き水をのみ、それから手を洗いにいきました。

洗面所にいくと、いつも藤丸が水道の蛇口から水を出せと擦り寄ってきます。
でも、私の部屋に眠っている藤丸はきませんでした。

変わりに、階段を駆け下りる藤丸の足音が聞こえました。

階段をみても、藤丸はいない。
部屋に戻ると、藤丸は眠っていました。


娘が帰ってきて、「藤丸寝てるの??」と、聞かれました。
私は何も言わずにいると、娘は藤丸の頭をなでて、「ありがとう一緒にいてくれて」と、涙を流しました。


私の頭の中には、延々、ああすればよかったかも、こうしたらよかったかも・・・と、ひたすら藤丸が死ななかったかもしれない選択肢を探しました。


何時間かして、どんなに考えても、藤丸は元気にはならないと気づきました。



その後、藤丸をどうするかを考えました。
火葬して遺骨を埋めるか。そのまま庭の大好きだった場所に埋めてあげるか。


我が家の愛しい藤丸は、100年生きて猫又の妖怪になる予定でしたから、何も考えてませんでした。



ふと、藤丸が車が嫌いだったことを思い出しました。
車に乗せると、震えが止らず、おしっこを漏らし、私のひざにしがみついていました。

最後に大嫌いな車に乗せなくてはいえない火葬は、選択肢からはずしました。


だから、そのまま埋めることにしました。

片手で抱き上げられるくらい小さくなってしまった藤丸。
大好きな庭に埋めてあげようと思いました。


いつもお花に囲まれたもみじの下で、のんびりと座っていた子。





今日は私の部屋で一緒にいて、明日の朝、藤丸とお別れします。


ほんの一ヶ月前まではあんなに元気で、若々しかったのに、今はもうすっかりおじいちゃんの顔になってしまった藤丸。わがままな藤丸。
だけど、大好きです。

愛しくて愛しくて、大切な私の息子。

長い長い間、私の生きる理由だった藤丸。




だけど、私は大丈夫。

私は立ち直れることを知ってるから。
動かなくなった藤丸のために、私と一緒に泣いてくれた人たちがいるから。

心配しないで・・・・。




大好きよ、大好きよ・・・。
これまでもこれからも。

今はそれだけを、愛しい愛しい子に伝えたいです・・・。

2009-07-21 22:12:43



本当は、こんなこと書く気はなかったのですが、心の中のぐちゃぐちゃを文字にすることで、
すこしでも気持ちが整理できたると思ったからです。


書いてて、涙が止らないけど、心の整理は少し付きました。


明日、藤丸を埋葬したら、藤丸の大好きな場所の写真をとって、それから、少しずつ藤丸の物を片付けて行きます。
買った、栄養剤は結局まにあわなかった。

買いだめしていた猫砂もたくさんある。


ちょっとでも食欲が出るようにたくさん買った食べ物やおやつも・・・。



そして、藤丸が動けなくなって来たころから、時々そそうしていたじゅうたんや布団も、全部コインランドリーにもって行って洗って、その周囲を拭き掃除しないといけない。



だから、しばらく、ほんの数日、ブログをお休みします。
なので、コメントのお返事もかけないと思いますので、コメントは結構です。

私と一緒に心配してくれたみなさんにも、本当に感謝しています。



本当にありがとうございました。





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最終更新日  2013年08月21日 11時26分54秒
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Re:大好きな家族(09/26)  
葉月9703  さん
家族を失うのは辛いですね。
泣いても、呼んでも、もう会えないって辛いし、寂しいですね。
私は、去年父を亡くしました。74歳でした。
老人の部類でしょう。でも、辛くて辛くて、しばらく実家へ近づくことすらできませんでした。
最近仏壇に手を合わせ「夢で会おうよ。出てきてよ」と頼むのですが、なかなか、叶いません。
藤丸くんが、大好きな庭で、これから季節の移り変わりを見ていくんだな、と思うと、うらやましくもあります。
実家は、まだお墓がないし(なので、仏壇にお骨があります)、骨壷のまま納まるのかと思うと、嫌でしかたないです。
ツボからだして、遺灰を撒いて欲しい。
そのほうが、早く土に帰れるじゃないですか。

お辛いところ、へんなコメント残してごめんなさい。
気に触ったら、削除してくださいね。 (2009年09月27日 01時08分54秒)

Re:大好きな家族(09/26)  
yumi 姐  さん
愛する家族を失うのは辛いですね。
別れがくることがわかっていても、辛いですね。
うちの14才の老犬はがん闘病中なので、ある程度覚悟はしているつもりですがいざその時がきたらどうなるか自分でもわかりません。
(2009年09月27日 07時59分20秒)

ゆっくりと、お別れされて下さいね。  
セイバー☆  さん
18年も一緒に暮らしていたのなら、本当の家族と変わりないですね。
きっと藤丸ちゃんは、CANAANさん一家に「癒し」と「命の尊さ」を残して<使命>を全うしたのだと思います。

私の3つ上の姉は、享年37で亡くなりました。
長い間東京でひとり暮らし、亡くなった時もひとりだったようです。
発見に至るまでに2ヶ月超、腐乱があまりにも酷く、本人確認などできるような状態ではありませんでした。

私は不思議と悲しくはありませんでしたし、返って「生き地獄」にいるよりは、死んで楽になった方が良かった、とさえ思いました。(彼女の気持ちが手に取るように分かるのです。)

ただ、悲しくはないけれど、幼少期に一緒に喧嘩したり、遊んだりしたのは記憶から消えてはくれません。

CANAANさん、ブログやコメントなどは一切無視されて、ゆっくりと、時間をかけて、藤丸ちゃんの思い出とお別れして下さいね。

またお元気になって、ブログを再開されるのを、いつまでもお待ちしています。 (2009年09月28日 01時17分58秒)

こんにちは。  
こんにちは。

うちには2匹のワンちゃんがいます。
まだ4歳なので、まだまだこれから生きてくれそうですが、時々「20年後にはいないんだな。」って考えたりします。

藤丸チャンの話を聞いて、とても泣きそうになってしまいました。
CANAANさんが今までどれだけ愛情を注いでいたのか、そして藤丸チャンからも言葉に出来ないものを受け取っていたのか、ものすごく伝わってきました。

大事な、大好きな家族とお別れしなくてはならない事は、とてもとても辛いけれど、決して避けられる事じゃないんですよね。
これから先、藤丸チャンは大好きな庭で、CANAANさん家族をずっとずっと見守ってくれると思います。
ゆっくりとでも、元気になってくれる事を願って・・・

コメントのお返事はいらないので、またしばらくしたらCANAANさんの元気なお姿をみせてくださいね。
(2009年10月01日 08時14分31秒)

Re[1]:大好きな家族(09/26)  
CANAAN  さん
葉月9703さんこんばんは 
ご心配おかけしました。

夢って本当に思い通りにならないですよね。
私も何度も藤丸を探してる夢を見ますが、私に擦り寄ってくる夢は見れないです。
だけど、いつか、喪失感がなくなり、楽しい思い出だけが思い出せるようになったころに、夢であえるかなと・・期待してます。


お墓の問題は大変ですよね。
骨壷の中ではかわいそうと思う方もいれば、骨でもいいからそばにいて欲しいと思う人もいるし・・・。

わたしは、命を失った体は自然に帰し、新しい命へと回帰していくものだと思ってます。だから、もし、自分が死んだら、灰にして、わたしの好きだった場所に散骨して欲しいです。
で、どうせなら、藤丸のお墓の所にちょっと撒いておいてほしいかな・・と思うのですが、家の庭に遺灰を撒くなんて縁起が悪い!!
とか言われそうですね・・・。
(2009年10月05日 18時47分22秒)

Re[1]:大好きな家族(09/26)  
CANAAN  さん
yumi 姐さんこんばんは
ご心配おかけしました。

本当に、わかっていたはずなのに、とても辛かったです。
猫又にはなってくれなかったけど、よく考えたら十分に長生きしてくれたので、今はとても落ち着いていられます。

ちび太も、yumi 姐さんのしいちゃんも、できる限り、元気に長生きして欲しいですね。
(2009年10月05日 19時04分35秒)

Re:ゆっくりと、お別れされて下さいね。(09/26)  
CANAAN  さん
セイバー☆さんこんばんは。
ご心配をおかけしました。

本当に、使命を全うしてくれたのだと思います。


死を受け止める方法は、みんなそれぞれですね。
ハニー君も、セイバーさんと同じように、家族が亡くなっても、不思議だけど悲しくないと言ってました。
ただ、記憶が鮮明によみがえるのだとか・・・。

わたしはもう、記憶も何も、頭の中が真っ白でしたが、ただ、亡くなった藤丸が今は苦しみや老いから解放されて、安らかなのだと信じています。

(2009年10月05日 19時17分08秒)

Re:こんにちは。(09/26)  
CANAAN  さん
●ゆぅもも●さんこんばんは
ごしんぱいおかけしました。

藤丸は18年なので、とても長生きしてくれたのだと思いますし、ずっと元気でしたので、人間で100歳とか言われても、ぴんとこなかったのですが、やっぱり寿命はあるんだな・・・と、実感しました。

ゆうももさんのおうちは、犬二匹ですか。
4歳だと、まだまだやんちゃな年頃ですね。

犬も猫も、寿命が人間より短くて、いつかは先にいなくなってしまうかもしれませんが、だからこそ凄く好きなことを伝えられるように、いっしょにすごせるといいですね。 (2009年10月05日 19時28分02秒)

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