CANDYあのね・・・

13歳・・カナダ1年目



そのあとに、びっくりする事実が待ち構えているとは知りませんでした。

カナダ(トロント)に着いたその日はももこさん(もう一人の叔母)の知り合いのおうちの泊まり、

次の日に、わたしがそれからの6年半を過ごしたピーターボロという小さな町へ行きました。

それまで、りんごさんと一緒に暮らすんだと聞かされていたのですが、りんごさんは他のところへ向かい、

わたしはももこさんと一緒にあるカナダ人のお宅へ。しかも、そのの住人はその日キャンプで出かけていたらしく、

その日はももこさんと2人でそのおうちに泊まりました。



次の日、そのおうちの住民フェリス(ママ)、ベン(パパ)、ノア(弟5歳)、エマ(妹3歳)

が帰ってきて、ももこさんは$5と、「がんばってね!」とかかれたメモを残し、

自分の住むところ(いったいどこだったんでしょう・・)へ帰っていきました。



・・・ぅそ。。。わたし、おいてかれた。



とか思うのも一瞬のことで、すぐにその家庭に馴染み、わからない言葉との戦い(大げさ)が始まりました。

幼い2人の子どもはとてもかわいくて、英語がわからなくて首をかしげていると、

全然イライラした様子もなく、何度でも説明してくれました。

ノアくんは、とても感性豊かな男の子で、想像力に富んでました。すぐカッとなって、

よく噛まれたりひっぱたかれたりしてましたが・・笑。

エマちゃんは、とても心の優しい子で、自分が何か(クッキーとか)をもらったら必ず、

ノアの分とわたしの分ももらってきて、わざわざわたしの部屋まで持ってきてくれるような子でした。

ノアとエマは、他の誰よりもわたしにとっては一番の英語の先生でした。



わたしが通ったのは、現地の中学校。(といっても、小中は一緒)

もちろん、日本人は一人もいない学校で、しばらくは珍しがられました。

その学校での1年は良いことも悪いこともいっぱいあって、

そして、いろんな出会いがありました。

そこで出会った先生の一人とは今でも連絡をとっているし、そこの友だちの一人とも、

時々手紙を書きあったりメールを送りあったりしています。

リサちゃんって人で、学年1ってくらい「不良」扱いされてた子だけど、

本当は心の優しい(優しい子ぶってる人たちよりずっと!)

とてもいい人でした。だから今でも友だち。。。



その頃、一番がんばってたのはバンド(合奏団みたいなの)の練習かな。

うちの学校は、すごくうまいって有名で、他の学校にツアーでまわったりとかもしてました。

わたしのパートはシンセサイザー。てっきんもやってました。



ノアくんたちは今はもうノアが15歳、エマももう13歳、そして下にもう一人ハナちゃん10歳がいます。

ハナちゃんは、まだ幼い頃数回会っただけなのに、今でも電話すると、

「キャンディ~」(注:本当は本名を呼んでる)

っていろいろと話してくれます。

(悲しいことに、この家族は最近離婚してバラバラになってしまいました。)



そして・・・1年が終わり、

日本へ帰る頃になって、どうしてもどうしても帰りたくなくなり。。。

でも、卒業式の日には飛行機の予約をしていたので(つまり卒業式には出られない・泣)

帰るしかない・・・・・・・。



しかし・・・



卒業式の前日、突然「卒業式のリハーサルを行うので体育館に集まってください」という放送。

リハーサルがあるなんて聞いてなかったけど、まぁ行きました。

いちばん良くしてくれた(今でも連絡を取り合っている)先生が、リハーサルなのに、

「これを着て来なさい。」と、かわいいワンピースをプレゼントしてくれた。

リハーサルなのに何故に?とか思いながらも着替えて、席に着くと、

校長先生がステージでお話を始めました。

「あしたの卒業式出ないのにだりぃ~」とか思って話を聞いてなかったので気付かなかったのだけれども、

気がついたら、そこにいる全員がわたしに注目!!

わたくし固まりました・・・そして、ステージの上に行きなさいってまわりが言うんです。

わけもわからずステージにあがると、

「明日みんなと一緒に卒業できないキャンディ(本当は本名)の為の卒業式だよ」と言われ・・・

感動★感動★感動★



その前の日曜日だったかな・・・

もうひとつサプライズがあったのです。

最後のお休みに家族みんなで何をしたいか聞かれて、ナイアガラの滝を見に行きたいと答えたのだけれども、

やっぱり、遠出するよりもピーターボロの町でゆっくり過ごしたいと思い、

前日になってジャクソンパーク(っていう自然いっぱいの公園)でピクニックしたい!

と言い出したわたくし。。。

次の日、家族と公園に行くとなぜか友だちや知り合いが沢山来ている。

なんて鈍感な・・偶然みんなも公園に遊びに来てるんだ~。と思って遊んでたら、

突然、ケーキが出てきて・・・

感動いたしました(>_<)

わたしの大好きな人たちに囲まれて、ピクニック形式のお別れパーティー!



そんな感動と思い出をおいて、

わたしは日本へ経ちました。

でも、なぜかわたしは来年も「ここに居る!」っていう確信があって、

そしてその通りになったわけです。。。。。。。

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