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2009.08.06

小石川植物園から茗荷谷へ♪

テーマ：ちいさな旅～お散歩・日帰り・ちょっと１泊(42339)

カテゴリ：おでかけ♪

またまた、オサボリしちゃいました(^^;)ゞ
夏バテ気味のせいかパソを開くのも億劫になってしまって・・・・

日記って、滞ってしまうと、ますます手をつけづらくなってしまいますよね～

なんだか「夏休みの絵日記の宿題を溜めこんで憂鬱な小学生」的な気分の今日この頃です（笑）

とボヤいたところで、都内散策の続き～(^^)/

パスタとバナナジュースでお腹いっぱいになったところで、小石川植物園に
向かって出発

小石川植物園.jpg

正式名称は「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」という厳しい名前ですが

公開されてます。

小石川植物園
江戸幕府によって薬になる植物を育てる目的で開園された。
徳川吉宗の時代に貧病人のため薬園内に診療所が設けられる。
これが黒澤明監督の『赤ひげ』などの舞台となった小石川養生所である。
薬園は青木昆陽が飢饉対策作物として甘藷（サツマイモ）の試験栽培を
おこなった所としても有名である。
明治期に入り東京帝国大の理科大学付属施設となり、一般にも公開されるようになった。

園内には旧小石川養生所の井戸（関東大震災の時、飲み水として利用されたとか）
など往時をしのぶものもありますが、とにかく、うっそうとしたワイルドな森でした^^;
ワイルドといえば聞こえはいいけど…早い話、かなり野放し状態？と思える

いまどき、田舎の里山ですら、これほどではないのでは？と思えるほど、
人の手が入ってない雰囲気なんですもん。
これまで都内の綺麗に剪定&管理された公園や名園を見慣れてたせいもあって、
よけいにビックリでした

園内はむせ返るほどの草熱れでムンムン～

園の入り口には「夏の入園は熱射病や熱中症にお気をつけください」と書いて
あったけど、確かに高齢者など要注意かも、です

ニュートンのりんご.jpg

↑
ニュートンのりんご
「万有引力の法則」を発見したNewtonの生家にあったリンゴの木は
、接ぎ木により各国の科学機関に分譲されてるらしいんですが、本園の株も
、1964年に英国物理学研究所所長サザーランド卿から贈られたもの、ということです。
残念ながら、りんごの実はできないんだとか。

庭園.jpg

敷地内の旧東京医学校本館前にある日本庭園↑
コチラは植物園の森林とは雰囲気が異なり、人の手がかかって綺麗に
整備されてます
徳川５代将軍綱吉が幼少の頃住んでいた白山御殿の跡とか。

園内を小一時間ほどかけて歩き回ったせいで、またまた汗びっしょり～

ちょっと小休止ということで、植物園近くにあるケーキ屋さん『ドルチェリーアエゴー』
でコーヒー&ケーキタイムしました

間口の狭いこじんまりとしたケーキ屋さんですが、近隣では有名なのか、
品のいい奥様が買い物にきてたりして、落ち着ける雰囲気です。
小さいながらイートインコーナーがあるのでケーキとお茶で、ゆったりと
オヤツタイムできました

ケーキも、どことなくお上品な味＾＾

汗もひいたところで、もう一歩き～
お次は茗荷谷駅近くの占春園へ。

占春園.jpg

占春園
水戸徳川家2代光圀の弟松平頼元が、万治2年にここに屋敷を構えた。
占春園はこの松平家の屋敷内の庭園の名残である。
ホトトギスの名所として知られていた。

これまた小石川植物園とドッコイなくらい自然の姿の残る公園でした^^;
隣接する筑波大学の一部となり、筑波大学付属小学校の自然観察園として
同校が管理しているせいか、園のアチコチで「木に登らないように」などの
立て札が見かけられました(^m^)

昼なお暗い占春園をあとにして、今度は茗荷谷駅近くのお寺を二つ
見て回りました。

１つは「縛られ地蔵」の林泉寺

「盗難や失せ物があると、地藏尊に縄をかけ、願いがかなうと縄をほどく」と
いうことで、グルグル巻きに縛られたお地蔵様(>o<)
かなり驚愕ですよね～、このお姿！↓
縛られ地蔵.jpg

由来は・・・・・
盗難にあった呉服屋の取調べのさい、町奉行の大岡越前が「反物が盗まれた
のを見すごすとは、門前の地蔵も同罪である。縄打って引っ立てて参れ」と
命じ、そのぐるぐる巻きにされたお地蔵様を見学にきた野次馬達に「奉行所の
白州へ乱入するとは不届至極、その罰として反物一反を納めよ」と命じて
、納められた反物から盗まれた反物が発見され、大盗賊団がことごとく捕まって
一件落着した、という逸話から、だとかそうです。

少々気の毒な姿のお地蔵様の近くには草に埋もれながら、たくさんの
仏像が並んでました。
林泉寺.jpg