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さて、騎馬隊ショーは終わったものの、会場内ではまだまだ催し物は続くみたい。
けど、もう見るものはみたので、ウランバートルに引き上げることに。
オーチくんにバイバイして、会場を後にする。
お約束だがやはり最後はスタッフが「ありがとうございました」と日本語でご挨拶。
しっかり教育いきとどいているねー
ほんと何にもないところにいきなり作っちゃった会場なんだなー、と改めて実感。
帰りはのんびりいこうってことで、
途中でサルラックの群を発見したので車を停めてもらうことに。
発見したといっても、道のすぐ脇ってことじゃないんだよ。
道路以外の所はすぐに未舗装のぼこぼこな土地。
草原との間にはひどい荒れ地になってるの。
けど、バッタァの車はそんなのへっちゃら!
大きな石がゴロゴロころがっている、荒れ地をなんなく走っちゃう。
で、サルラックの群がゆったりと草を食べている草原へ到着。
サルラックっていうのは、よくヤクって呼ばれている牛。
見たことある人いるかな?
バッタァによると、このサルラックのお乳は美味しいんだけど、
スーパーとかでは売ってなくってザハっていう市場じゃないと、手に入りにくいらしい。
飲んでみたかったけど、機会がなかったんだよなー。
ザハには行ったんだよ。
でも目的が別にあったから、サルラック牛乳のことはすっかり忘れてしまってたんだ。
残念。
ここにはいま、サルラック以外はあたしたち3人だけ。
遠くに見える道をたまに車が走るのは見えるけど、あとはただただ草原&山々。
さっきのショーで埃まみれになっちゃったけど、
草原の心地よい風に吹かれていると、すっごく気持ちいいの!
そろそろ帰ろうかなって思ってたときに、バッタァが
「ホースミルク?」
って聞いてきたのね。
ジェスチャーで飲むマネをしたので、「ホースミルクを飲みたいか?」ってことみたい。
「イエース!」
即答はしたけど、いったいどこで飲むの
と思ったら、バッタァは車に乗れといって、
そこからちょっと走らせたところに立っているゲルへ向かったの。
こんなところにバッタァの知り合いがいるの
いぶかしく思いながらもバッタァの後をついていくと
バッタァはそのゲルにすいすいと入っていって、なにやらそこのおばさんと話している。
で、あたしたちにもゲルに入ってくるように手招きするの。
「ええ??いきなり訪ねていって、こんな簡単に知らない人のゲルに入っても良いのぉ?」
って思いながらも、馬鹿の1つ覚えみたいにサェンバェノーって挨拶して中に入る。
ゲルの中にはおばさんが1人。
と、バッタァが入口からみて左側の椅子に座っており、そのとなりの椅子を示してここに座るようにっていうので、ちょこんと腰掛けた。
すると、おばさんが大きなお茶碗になみなみと白い液体を入れてくれて
それをまずバッタァに渡す。
バッタァが飲み干した後、またおばさんは白い液体を注いでくれて次はEurekaママに。
ママが半分ぐらい飲んでだところで、ごちそうさまっていうと
おばさんはそれに継ぎ足して、器いっぱいにしてあたしに回してくれた。
これがホースミルク(=馬のお乳)・・・
最近のモンゴル番組をみたことある人だったら、ちょっとは聞いたことあるかも知れないけど
馬乳酒のもとになる馬のミルク。
もちろん、初体験。
おそるおそる口を付けると・・・・
ちょっと酸味があるけど、飲めなくはない。
けどやっぱり初めての味なのでさすがにゴクゴクとは飲み干せない・・・
おいしいかって聞かれると
うーーーーーーん、モンゴルの大地踏んで2日目のあたしには難しいなぁ
とても飲みきれないので、バッタァにごちそうさまするねってアイコンタクトすると
バッタァが器を受け取ってくれて、最後まで飲み干してくれた。
あ、間接キス?(爆)
こうしてあたしのホースミルク初体験は無事?終了。
おばさんにお礼をいって帰ろうとすると、おばさんがバッタァに何か言ってる。
そして今度はバッタァがあたしに
「そのビデオのテープ、余分のテープ持ってるか?」って聞くの。
どうもそのおばさん、ビデオカメラ用のテープが欲しいみたい。
あいにく持ち合わせはなかったので、持ってないってバッタァにいうと
バッタァがおばさんに伝えていた。
なんでおばさんがビデオカメラのテープを欲しがるのかよくわかんないんだよな・・・
あたしが撮影したのをダビングして欲しかったとか
それともおばさんが使うの
ビデオカメラを持ってるようには見えなかったんだけどな・・・
バッタァの英語力もいまひとつ信用できないので
結局おばさんがなんでテープを欲しがったのかはいまだに謎。
ホースミルクのお礼になにかお菓子でもあげれば良かったんだけどなにせ急に遊牧民さんの家を訪ねることになったので、なんにも持ってなかったんだ。
悪いことしたな・・・
けど、こんなに簡単に遊牧民さんのおうちにおじゃますることになって、びっくり!
よくツアーで「午前:遊牧民の家を訪ねる」っなんて風に予定表に書いてあるじゃない?
てっきり、旅行会社が提携している遊牧民さんたちっていうのがいて
観光客の受け入れに協力して、見返りに旅行会社から報酬得ているもんだと思ってたから
こんな風に突然見も知らぬ人のゲルを訪ねることが出来るなんて思ってもみなかったよ。
バッタァが一緒じゃなかったら、無理だったのかもしれないけどね。
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