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松島タツオの楽しい家庭料理 札幌在住さんComments
姉歯元建築士が逮捕されるそうですが、その容疑が耐震偽装とは
関係の無い「名義貸し」による建築士法違反で逮捕だそうですが
その容疑には凄く疑問が残ります。
名義貸し容疑で逮捕へ=姉歯元建築士、建築士法違反-偽装より罰則重く・捜査本部
警察としては本来は詐欺で姉歯氏も立件したかったのでしょうが
当然無理な話で仕方が無くなるだけ罪の重い容疑で立件しようとしたのでしょう。
先日の日記にも書きましたが、「構造計算書」の偽装は立場の弱い
構造設計者である姉歯氏の単独犯で、木村建設、ヒューザー、総研などの
無言の圧力や施工不良があって今回の「耐震強度偽装」が成立したと思っています。
だから姉歯氏に詐欺行為で立件することは難しいと判断したのではないでしょうか。
で、名義貸しによる立件ですが、そうすれば名義を借りた建築士は
どうなるのでしょうか?
今回の耐震偽装問題とは全く関係ありませんが建築士法違反で
逮捕されてしまうのでしょうか?
その建築士(意匠設計)は2級建築士で1級建築士で事務所登録している
構造設計者である姉歯氏の名義を借りたのだと思います。
通常は意匠設計者が 「唯一人の法律上の設計者」
として建築士の資格で
確認申請を行うのですが、別にそれが構造設計者であっても構わないのです。
確かに、姉歯氏がその物件に関わってなければ少し問題ですが・・・。
個人的には、確認申請における名義貸しをしたことはありませんが
このようなケースは多々あるのではないでしょうか?
それと2級建築士や無資格で設計の仕事をしている人は全て建築士法違反になる
のでしょうか?(浅沼氏の件もこれに当りますね。)この業界で無資格で設計の仕事を
している人は本当に多勢います。例えば、以前設計事務所で勤めていて出産などで
退社したけれど子育てに一段落して自宅で図面を書いている主婦のCADオペレーター
は多数います。図面を書く行為が「設計」であるならば完全に建築士法違反です。
例えば、橋梁や高速道路など確認申請を必要としない無資格の土木設計者は
建築士の資格を必要としないのですがそれでも「設計」をしているので
建築士法違反となるのでしょうか?
確かにこの無資格者による設計については今まではグレーゾーンでも
あるのですが、これまでの我々の解釈では先ほども書きましたが
「法律上の設計者」
は一人で概ね元請(意匠)の設計事務所が担当します。
そして、その責務を負うわけです。そして、構造や設備は下請けとして 「設計協力」
という形になるので別に無資格者が行っても問題がないと解釈されてきました。
本来は責任はありませんが真っ当な設計者はその責任を感じて設計しています。
先ほどのCADオペレーターの件なども「設計協力」として解釈しているので
問題がないと解釈しています。
個人的には本来は耐震偽装が発覚したときの説明責任はまず法律上の
設計者である元請の設計事務所が果たしてから、設計者としての責務で
下請けである姉歯氏や浅沼氏が説明するべきだったと思います。
それが立場の弱い下請けの構造設計者が最初だったのは非常に
残念な事だと思います。
今回、もし建築士法を厳格に適用しその名義を借りた建築士が逮捕される事
になれば、殆どの設計事務所は建築士法違反となってしまうのではないでしょうか?
このような事例は本当に沢山あります。
事務所協会も収入を得たいからといって協会への強制加入といっているばかりでなくて
また、構造技術者協会や建築士会もここぞとばかりに協会の力を強めようとするばかり
でなくこの名義貸しによる逮捕に異議を唱えるべきです。
もちろん、姉歯氏の行った行為は許されることではありませんが。
今度の建築士法の改正で今回のような名義貸しの禁止や構造設計者を狙い撃ちに
したような罰則を強化した改正には個人的には反対です。
建築士の資格が無くても優秀な設計者は多勢いてます。(有資格者が優秀ばかりでも
ありませんが。)諸般の事情で受けれない人もいてるでしょう。
また、罰則や責任を強化するのであれば、医療保険制度のように何らかの形で
報酬の保証を法律で担保して欲しいものです。
そうでなければ、若い設計者も構造設計にはこないでしょう。
それにしても、この件でヒューザーと政治家の癒着(?)まで行かなかったのは
非常に残念です。某ラジオで聞いた所によると、ある雑誌でヒューザーから
ある党の東京都議の娘のバイオリニストに多額の金銭がわたっていたなんて
記事が載っているそうですがテレビでは一切報道されていないそうです。
また、伊藤議員の証人喚問もどうなったのでしょうか?
耐震偽装だけでなくこのあたりも追及して欲しいものです。
大阪府民を舐めるな!! 2007年12月11日 コメント(2)
大阪市長選挙で・・・。 2007年11月18日