ノラネコcasy

ノラネコcasy

PR

×

Profile

casycasy

casycasy

Freepage List

2003.10.28
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



そう言われて、私と先生は二人で一緒にレッスンを抜け出し、学校のすぐ近くのホールに向かった。
音楽大学で教わっているその先生は、背の高い独身のピアニストで、再来月にも個人でコンサートを開くほどだ。
繊細な耳の持ち主で、個性的で頭がとても良い。
先生は私より少し前に立ち、長い足で階段を颯爽と下りていったが、早足に必死でついてゆく私を見て、少しゆるやかな歩調で歩いてくれた。
学校の外は少し曇っていて、白く明るかった。風もあった。
授業中なので、生徒もまばらで静かだ。

何かあったの?

早足で肩を並べ、ホールへと続く中庭を歩いているとき。
最近体調が悪い私に、先生はポツリと問いかけてきた。
先月から、私は精神的にピアノが弾けなくなってしまって、レッスンを休み勝ちだったのだ。
ピアノの前に座ると動悸がして胃が痛くなり、レッスンの前になるとじんましんが出来た。
しばらく休ませてください、と先生には手紙も出していた。

ピアノ、追い詰めなくていいから

私に扉を開けながら、先生は言って、
何でもなかったように、この辺りはきれいになったなぁ、と話し始めた。


ホールについて、私たちは曲の合間に素早く静かに入った。
慎ましやかな拍手が起こる中、私は先生の横にそっと座った。
彼は細い足を組んで、プログラムをかさかさ広げる。
自分の生徒が演奏する前の先生は、とても緊張しているように見えた。
やがてラフマニノフの旋律が、ホールを満たす。
先生は私より少し高い視線で、前を向いていた。
肩がもうすぐ触れそうなこの距離。
彼の息遣いまで聴こえそうだ。
意識して、身体が少しだけ硬くなった。
密かにのぞき見る。
彼の睫毛が斜め下を向いている。
細い足がきちんと組まれている。
あの旋律を起こす指は、今、額を支えている。
薄暗く、全ての輪郭がぼやけるこの席。
観客が息を潜めて曲に聴き入り、スポットライトを見つめる中。
私は微動だにせず、
この時を浸った。



これって、インテリデート?
やっぱ紳士はイイね~ さいこー







えーと、文の雰囲気は~~フィクションです。笑  書き方によってはこんな事になる内容なのね。

実際はー人間否定してくるあいつは、2年前、大嫌いでした!
ピアノの世界って、暗くて陰湿でどろどろなんだよ~きれいな世界でも何でもない!


でも最後に思った事はノンフィクションだったりします☆

紳士ラヴ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2003.10.30 01:28:55 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

はぐれ雲 (^-^) はぐれ雲の想いさん
誰がために鐘は鳴る… おっくん!さん
もっと、美人になり… やまのぱんださん
あたしのHP aya_izmさん
○Oo by my self ..… nnn_popさん

Comments

コメントに書き込みはありません。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: