season dream

season dream

★コーラスライン



コーラスライン


   ・・・・・・・  ○
シリアス
★★★★☆
LOVE
★★☆☆☆
笑い
★★★☆☆
★★★☆☆
ハッピー
★★★☆☆
ファミリー
★☆☆☆☆
只今全国公演中。9/29からは「秋」劇場で上演決定!あの感動を再び!
あらすじ
近日オープンになる演出家兼振付家ザックのショーのコーラスダンサー
を選ぶオーディションで17人の男女が残る。選ばれるのはたったの8人。
17人が必死に踊る中、ザックは問い掛ける。

「履歴書に書いていないことを話して欲しい。君達がどんな人間なのか・・」
戸惑いながらも話しだす17人。みなそれぞれの悩みを抱えていた。

そしてオーディションが進む中ひとりが足を痛めて病院へ運ばれる。
「君達は踊れなくなったらどうする?」
彼らは悩みながらも最後には誇らしく答える。

「悔やまない。選んだ道がどんなにつらくても
すべてを捨てて生きた日々に悔いはない
この道が好きだから。」

そして最終選考が発表される----

みどころ
舞台には1本の線とミラーしかないのですが、キャストが17人も舞台に
一列に並ぶ様は本当のオーディション会場にいるように感じます。
また、みなさん実力のあるキャストばかりなのでとても豪華に感じます。
演出家のザックは1階席の一番後ろの席に座って公演中指示したりするので
隣の人(正しくはマイクなどの機材があるのでひとつ隣ですが)はどっきどき(笑)
実は初めて見たとき2つ隣に座ったのですが、全く内容など知らなかったので
えらく恐そうな関係者の人がいるなあと思ってました(苦笑)
だって飯野さんしかめ面で座ってて恐かったんだもん(T▽T) 役に入っていたのでしょうが。。

ダンサーのオーディションなので、みなさんダンスは素晴らしいです。
なんであんなに飛べるかな~。
ダンスのシーンではディアナが舌を出す癖があってしかられるのが かわいらしくてすきです。
その後一人一人の語りに入ります。

★ダン→踊れなくなっても裏方にまわっても舞台に関わりたいという2児のパパ。すごいね。

★マイク→自己紹介を端からはじめましょうよ!とごねるところとやんちゃな子供っぷりがかわいい。本当にダンスが好きって感じです。

★マギー・シーラ・ビビ→みなそれぞれ理由は違えど、家庭から逃げるようにバレエに憧れ夢中になった。シーラの皮肉屋っぷりはほんと面白いです。

★コニー→子役一筋○○年(笑)の背の低い女性。年齢はとにかく言いたくないようです(笑)

★グレッグ・ジュディ・マーク→思春期ならではのエピソードを話してくれます。マークの勘違いはとても可愛いです(汗)ジュディは切れると恐いです・・ブルブル。

★ボビー→よく話す人で、みんな当てられたらなにを話そうと考えてばかりで、彼の話を聞いていません(笑)いじめられていていつも孤独だった、派手な自殺の方法を考えていたと結構暗い過去を持ってます。
シーラと何気に仲がよさげです。皮肉屋同士気が合う(笑)?

★キャシー→かってのザックの恋人。有名なダンサーで女優になるためダンサーを
辞めたが才能がないことに気がつきダンサーとして再スタートを望んでいる。
キャッシーがひとりで踊るシーンはとても美しいです。必見!

★リチー・ヴァル→人生思うようにいかないよねという方達。
ヴァルは自分を変えるため整形外科へGO!大成功と話す姿はすがすがしいくらいです。

★アル・クリスティン→ほんわか夫婦。いつも手を握っていて仲良しです。
クリスティンが酷いオンチなんですが一生懸命なのがとっても可愛い。

★ポール→女性的なのでいつも男らしさに憧れている人。私的によくわからないです。ごめんなさい。。

★ディアナ→可愛い!衣裳も好き(笑)夢を持って諦めないところがとても好感がもてます。
演劇学校で先生に「才能がない」といわれても「コンチクショウ!」と自分を信じてがんばってきた人。


ポールが足を痛めて病院に送られ、ザックの問いかけに
「愛した日々に悔いは無い」という歌をキャスト全員で歌うのですが、
みんなたとえ踊れなくなったとしても
「悔やまない 選んだ道がどんなにつらくても全てを捨てて 生きた日々に悔いはない」
と歌いあげる様子に涙がこぼれて止まりません。

「生きた日々に悔いはない」と胸をはって言いたいですね。

最後に。
コーラスダンサーの衣裳に着替えてひとりひとりでてきて
あの有名な「ONE」という曲で踊るシーンは本当に素晴らしいです!!
何故かザックも踊っているんですが(笑) みなさん満面の笑顔と一糸乱れぬダンス!
きらびやかで楽しげなそのステージにあがるまでは、
実はとても大変なんだなあと舞台の厳しさを感じました。

舞台関係の仕事をしている人や、ダンサーの人にはもっとダイレクトに心に響くかと思います。

はっきりいってはじめは期待していなかったけど、今までで一番いい意味で期待を裏切られた舞台でした。


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