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私は2~3年前からお水取り(祐気取り)を実践しています。何度かこの日記に取り上げたこともあります。分かりやすく言えば、吉日に吉方位に出掛け、指定された時刻(時間帯)の自然水を汲み(2リットル程度)、それを9日間に分けて飲むというものです。九星気学がベースになっていて、それぞれの星ごとに吉日や吉方位は異なります。私にとって1月8日は、今年初の(気学は立春から新年とするので、厳密には旧年最後の)お水取り可能日です。8日は祝日。吉方位の神社に行き、ご神水をいただいてきます。お水取りのやり方、お水取りに対する考え方は人によって、流派によって異なります。私の先生は、最低でも100キロ以上遠くに出掛けること、できれば1泊すること、それができない時は最低でも2時間現地にとどまること、お水は神社に湧く自然水をいただくこと、などを説いています。でも、難しく考える必要はありません。決められた日の決められた方角に旅行やドライブに行き、決められた時間の範囲内でお水をいただいてしまえば、あとは楽しく遊んでくればいいのです。吉方位の温泉に入ることや、吉方位で取れた農作物や海産物を食べることは運気を上げるとも言われます。一方で、お水取りを実践する人が増えて、水場が荒れたり周辺の環境が悪化するトラブルも一部で出ています。注意したいものです。■願いが叶う秘法・風水「お水取り」■開運〈祐気取り〉の秘法ブログランキング
2007.01.05
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元旦から初詣でに出掛けてきました。行き先は、浅草寺、待乳山聖天、赤坂豊川稲荷です。待乳山聖天はそれほどでもありませんでしたが、浅草寺は人多過ぎです。本堂の前で手を合わせていると、後頭部に賽銭が激しくぶつかってきます。逃げるように移動して、本堂の向かって左側にある影向堂(ようごうどう)にお参りします。ここは、十二支の守り本尊がすべて安置されています。さすがにお正月は中には上がれないようで、外で手を合わせます。浅草寺から歩いて7、8分の待乳山聖天は、浅草寺の子院になっています。ここは、神楽殿でお神楽をやっていました。参拝客には三が日、おとその接待があります。甘い味でした。初詣での最後は赤坂豊川稲荷。ここも境内の外からお参りの行列ができていました。でも浅草寺ほど「危険」ではありません。いつものようにご祈祷の太鼓の音がリズミカルです。最後に、東京・上野の森美術館で開かれている「ダリ回顧展」をようやく見てきました。4日までで終了です。さすがに元日。私が行った時はまだ15分待ちでした。中田商店でおまけにもらったドイツ軍のリュックをクロークに預け、入館します。■アートオブポスター 記憶の固執 (70cm×100cm)■アートオブポスター 記憶の固執の崩壊 (70cm×100cm)私のお目当ての作品は「早春の日々」「家具栄養物の離乳」「焼いたベーコンのある自画像」など1920年から1940年代に描かれたものです。確か嵐山光三郎でしたか、「展覧会に入ったら、全部の作品を見るようなまねをしないで、1つか2つをじっくりと見るべし」というような内容(実際はもっときつい表現)のエッセイを書いていますが、その通りだと思います。でも貧乏性だから、元を取ろうと、全部しげしげと見ようとして、途中で集中力が途切れ、疲れてしまうのです。久しぶりに見たダリは、やっぱりよく分かりませんでしたが、私の脳のいろいろな部分を刺激してくれました。会場を出たら、入館30分待ちになっていました。■ダリ生誕100年記念デミタスカップ&ソーサー6客セット■ダリ生誕100年記念カナッペ皿6枚セットブログランキング
2007.01.01
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この間紹介した方法で、正月の玄関飾りを取り付けました。本当は海辺の暮れ市に行って買いたかったのですが、多忙につき諦め、ホームセンターで買いました。この間、福引きで3等を当てたところです。今回も買い物をして福引き券をもらったので、またしてもチャレンジしました。でもさすがに今回はティッシュボックス(末等)でした。3等以上の当選者の氏名を書いた紙が張られていて、私の名前もありました。開運法によれば、玄関飾りを取り付けるのは28日まで、ということです。興味のある方は本日中に。 ブログランキング
2006.12.28
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東京下町の師走を告げる羽子板市が17日、東京都台東区の浅草寺で始まった。境内に軒を連ねた約50の店には歌舞伎の名場面をあしらった羽子板が所狭しと並んだ。高さ約3メートルのジャンボ羽子板が浅草寺に奉納され、観光客の注目を集めた。トリノ冬季五輪で金メダルを獲得したフィギュアスケートの荒川静香さん、「ハンカチ王子」と呼ばれ、甲子園で話題を呼んだ早実・斎藤佑樹さんも登場。(共同通信) 東京浅草・浅草寺で年末恒例の羽子板市が始まりました。あす19日まで開かれています。きのうは上京する計画で、羽子板市ものぞくつもりでいたのですが、未明に起きてしまって2度寝したら、愛猫アイリスとともに目覚めた時刻は起床予定時刻を3時間以上もオーバーしていました。目覚まし時計はいつの間にかスイッチが切ってありました。東京行きは断念です。先月、列車乗り遅れ&財布忘れで酉の市見物を諦めたのに続き、最近では2度目の失態です。さて、羽子板は、邪気をはね返すという縁起物です。江戸時代には、初正月を迎える女子に羽子板を贈るという風習があったそうで、万治2年(1659年)の歳の市(その年の最後の市)で正月用品として羽子板を売ったのが羽子板市の始まりとされています。なぜ17~19日に開かれるかといえば、毎月18日が観音様の縁日だからなのでしょう。そういう意味では、きょう18日に買い求めるのがいいのかもしれないですね。私は「変わり羽子板」よりも、歌舞伎役者や美人を描いたオーソドックスなものが好きです。■【久月作】羽子板 正絹鹿の子振袖 51cm■【久月作】羽子板 金襴(きんらん)振袖 33cm■豪華 羽子板 飾り台セット■豪華 羽子板 壁掛け額飾りブログランキング
2006.12.18
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きのうの正月飾りの選び方からの続きです。「ムー」実用スペシャル、玄関大金運法より抜粋です。異性の人気を得て、金運を上昇させるための方法の1つに、玄関の傘入れを陶器製のものにする、というのがあります。■信楽陶器製傘立て注意するのは、「玄関で傘を広げない」ということです。もう1つ、門松に菊の花を1輪添える、というのがります。■【門松】95cmファミリーサイズ数量限定!!みどり屋オリジナル門松金運成就の法ということです。さらに、玄関のドアの内側に小皿に塩を盛り、朝になったらそれを外にまきます。■【盛り塩や水晶のさざれ入れに】福小皿貧乏神を追い出し金運を招く法です。陶器製傘入れは1年間、菊1輪差し門松は正月いっぱい、盛り塩は2月3日まで行います。ブログランキング
2006.12.12
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あと3週間で2007年になります。お正月の玄関飾り(玉飾り)で、3年前の学研「ムー」に紹介されていた、金運を上げるという飾り方があります。私は毎年、それを実践しています。紹介します。まず、12月28日までに設置すること。必ずミカン(橙)のあるものを選び、そのミカンには、設置する人の来年(2007年)の数え年だけ針を刺して穴をつけること。この2つが金運を向上させるということです。とりたてて難しいことではなく、このくらいのことで金運がUPするなら安いものです。 ミカンがついている正月飾りは、あまり早いうちでなく、クリスマスが終わってから、26日か27日に買うといいでしょう。私は、海の近くで毎年開かれる暮れ市で買い求めています。買いに行くのが難しい場合は、楽天市場で調達するという手もあります。■≪本物の玉飾り≫「生橙」正月・迎春飾り■玉飾りセットもう1つ、簡単にできるのは、冬至が過ぎてから神社に行き、新しいお札をもらい、それを玄関に21日間置いておくというものです。奇跡的な幸運が繰り返し訪れるといいます。今年の冬至は12月22日です。21日間置いたら、私は神棚にしまっています。神社について特に指示、指定はなく、住んでいる地域の神社か崇敬する神社でよいと思われます。ブログランキング
2006.12.11
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神社や寺でいただいたお札をしまう(お祀りする)神棚を新調しました。私なりに新年の準備を少しはやっているということです。■中神明 極上神棚セット神棚と言っても、三社式の立派なものではなく、一社式の中神明というやつです。スペースを取らないというメリットがあります。三社の場合は、一般的には真ん中に伊勢神宮、向かって右に氏神さま、左に崇敬神社の神札をお祀りします。一社だと手前に伊勢、その後ろに氏神、さらに後ろに崇敬社という順番になります。あくまで一般的な場合であり、伊勢じゃないとだめということではありません(私はお伊勢さまより出雲の方が好きです)。今は、宝くじを保管できるような構造の神棚(宝箱)も人気のようです。■金持神社公認 お宮型宝箱■金持神社公認鳥居型宝箱(開運宝くじ入れ)信仰の厚い人だと毎年神棚を交換します。さすがに私はそこまではやりません。また私は崇敬する神社がたくさんあって、どこのものにするか迷います。まずはアントラーズ御用達の鹿島神宮か、日本三大稲荷の1つ、笠間稲荷ということになりますかねブログランキング
2006.12.09
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年末ジャンボ宝くじが発売されました。過去に高額当選が出ている売り場には、行列ができたようですね。私も買うことにしています。買う時に気をつけるのは、日と方位。さすがに時刻まではなかなか分かりません。私の場合、というか気学では(師匠によりますと)11月は万人にとって東南が凶方位ということですので、今月買うならまず、自宅から東南の売り場は外します。それから、「福神日」や「天道」の日、両方が重なればさらにいいですが、そういう日に購入します。そしてその日のベストの方角を調べます。どの日、どの方角がいいかは、その人の星によって異なります。宝くじに高額当選するというのは、いわば交通事故に遭うようなもの。そういう考え方から、敢えて凶方位で買うという考え方もあります。その場合、ある程度の「返り血」を浴びることを覚悟しなければなりません。「返り血」を少なくするために、日ごろの方位取りが大切になってくるとも言われます。そして、そこまでして買っても、当たらないのが宝くじなのです。でも、何となく買うよりは、当たる確立は何倍にも高まるでしょう。宝くじは当たるのではなく当てるものです。■宝くじは置き場所が大事!宝くじ大黒■金持神社 公認 御祈祷済みお宮型宝箱【送料無料】■《大当たり 招き猫》■風水まねき猫 招福猫丸■ソーラー電池・招き猫ブログランキング
2006.11.24
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伯父の七回忌があり、参列しました。法要を行った寺は隣で保育園を経営しており、両親が共働きだった私は、幼少時に3年間通いました。当時の園長先生(住職)は亡くなり、今は息子さんが継いでいます。園児の頃は、いたずらをするとお寺の本堂に入れるよと保母さんらに脅かされて、当時の本堂は薄暗く、御本尊も不気味に思えて、絶対に入りたくない場所でした。今は、荘厳、かつ明るい雰囲気で、以前とは見違えるようです。当時の私は、保育園を脱走したり(歩いていけるところに家がありました)、ほかの園児をしょっちゅう泣かしたりと、手の焼ける子供だったはずです。子供の時に大木に見えた木も、今見るとそれほど大きなものではなく、その当時はずい分と広大に思えた境内も、それほどではありません。懐かしさを感じるとともに、時の流れの早さ、人の命のはかなさを感じました。ブログランキング
2006.10.29
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神社仏閣巡りや仏像鑑賞が好きです。きのうは上京し、以前から欲しかった仏像を購入しました。お釈迦様(釈迦如来)や観音様(観音菩薩)といったポピュラーなものではありません。 仏様は上から如来、菩薩、明王、天…に分けられます。如来には釈迦、大日、阿弥陀、薬師など、菩薩には観音、地蔵、文殊、普賢など、明王には不動、グンダリ、ウスサマ…などがあります。(不動明王)(稲荷大明神)私が買ったのは、天(天部の仏様)です。天といいますと、ヒンズー教など仏教以外の宗教から取り入れられたものが多く、仏法を守っています。有名なものですと弁財天、大黒天、帝釈天、毘沙門天などがありますね。仏像と一口に言っても、本当にピンキリで、有名な仏師が彫ったか否か、原料が柘植か白檀か金属か、中国などからの輸入かすべて国内で作られたか、などで異なります。また、比較的シンプルなお地蔵様とさまざまな装飾品をまとっている大日如来とでは、彫る手間も違います。それらが価格の差になります。仏像は、美術品として鑑賞するのも、信仰の対象とするのも自由です。ただし、信仰の対象にする場合は、しかるべき方(僧侶)にお願いして開眼していただく必要があります。才能さえあれば仏師になりたかったぐらいです。仏像のほか、能面も大好きです。 ブログランキング
2006.09.04
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きのうは、お盆には1日早かったのですが、墓参りに行ってきました。父方と母方の両方に、です。私の今の住まいからですと、父方の墓は約35キロ、母方は約30キロの距離にあります。でも方角はまったく別です。まず、父方から。畑の一角にある共同墓地にあります。ちょうど雷が鳴っていまして、少し不気味な雰囲気でした。私が幼い頃は土葬でした。曾祖母を埋葬した時のことを覚えています。もう墓石に彫られた字の読めない、おそらく江戸時代のお墓もたくさんあります。もちろん今は火葬ですが、土を2メートルぐらい掘ると、人骨がごろごろ出てくるはずです。そして母方。こちらはお寺の墓地で、近代的で明るい雰囲気です。このお寺は保育園を経営しており、私はかつて、その保育園に通いました。うちの両親は、この寺が分譲した霊園を1区画購入しています。少し離れた高台で、日当たりも見晴らしもいい所です。あとは私が墓石を建てるだけです。余談になりますが、父の実家が檀家になっているお寺に、上人様(お坊様)の即身仏(ミイラ)があり、御本尊の隣に安置されていまして、拝観することができます。1度、興味本位で上がらせてもらいましたが、ガラスケースの中にいらっしゃる即身仏は、山形・出羽三山あたりのそれと異なり、姿勢が乱れている印象で、少し異様な感じがしました(上人様、すいません)。 即身仏として国内に現存するのは18体と言われます。その中の貴重な1体です。(日本のミイラ仏増補)ブログランキング
2006.08.13
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7月になったということは、今年の後半に入ったということです。前半を振り返りますと、気になったのは、1月末から2月にかけて右脚の付け根が化膿、先々週は酔って転んで右膝を強打、いずれも通院するはめになりました。どうも右脚に厄が付いているようです。上京中、赤坂、青山方面に行ったのを幸いに、元赤坂の豊川稲荷赤坂別院でご祈祷をしてもらいました。ここに来るのはゴールデンウイーク以来です。ここは、仏教のお稲荷様。白狐(ジャッカル)に乗ったダキニ天という女神を祀っています。幼年時代、豊川稲荷と同じ曹洞宗の寺が経営する保育園に通い、小学校時代は学校の隣にあった大きな神社が遊び場でした。家系は神道と縁が深いと言われます。受付でご祈祷を申し込むと、係のおじさんが「お願いは3つまでできますよ」と教えてくれました。そこで、お願いを2つ加えました(何をお願いしたかはです)。控え室でお茶とお菓子をごちそうになり、待つことしばし。若い女性に招かれ本堂に入ります。既にお坊様が5、6人いらしていて、読経が始まりました。般若心経など聞きなれたお経なのですが、ここは読み方が速く、独特のリズムで、聞き取れません。また、太鼓がとてもポップで心地良く、上半身を動かしてしまいそうになります。ドン、ドン、ドン、ドン、ドン、ドン、ドン、ドン、ドドンドドン、ドドンドドン、ドドンドドン、ドドンドドン…という調子です。これにリンリンリンリンという鈴? やカーンという鉦? も時折交じり、大般若経の経本をバラバラとめくる大般若転読で締めます。最後にダキニ天などが祀られている内陣に入って礼拝、合掌して終了。まあ、時間にすれば10分ぐらいです。お札と、お神酒、ダージリンのティーバッグ、葛入り即席しるこ、洗米が授与されました。お稲荷様のお使い(眷属)は狐。もし私が神仏になれたら、お使いは猫にしましょう。………………………………………さあ、カウンターアクセス6万が見えてきました。この分だと明日にも達成できそうです。ブログランキング
2006.07.02
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きょう4月13日は、気学を実践している人にとって今年最大の「お水取り」の日でした。お水取りとは、一白水星から九紫火星までそれぞれの「星」ごとの吉日に、吉方位に出掛けて自然水をいただいて、いただいた日から9日間飲み続けるというものです。開運招福などに効果があるとされます。私は風水の先生に「だまされたと思って10年続けてみて」と言われています。ということで、今回は千葉県一宮町の玉前(たまさき)神社にドライブがてら行ってきました。平日でしたので、代休をもらい、日帰りです。本当は遠距離、泊まり掛けの方がいいと言われます。まあ、最低でも片道100キロは欲しいところです。今回は午前9時から11時の間のお水をいただく必要があったため、未明に家を出ました。愛車ロードスターを快調に走らせ、約4時間で玉前神社着。13日は春季祭ということで、氏子さんらが集まって準備をしていました。 (玉前神社) (巫女さんが琴を演奏していました)参拝をし、午前9時半ごろのお水を2リットルのペットボトル2本分いただきました。 (水場は神社の裏手にあり、蛇口が3つあって、3カ所で取れます)他にお水取りが目的と見受けられる方がちらほらいらっしゃいました。女性の方が多かったようです。 (お砂取りの砂場もありました。耳かき1杯ほどを和紙などに包み、お守りのように持つとよいとされます)それから近くの「オーシャンスパ 九十九里 太陽の里」に行き、温泉を堪能しました。睡眠不足だったので、たっぷり寝て、美味しい魚も食べました。 (風呂が充実している「太陽の里」)吉方位の温泉に入ったり、吉方位の食べ物を食べるというのも大切なことです。久しぶりのロングドライブ。日帰りで約360キロ走りました。玉前神社のお水は、くせのない、あっさり味でした。9日間飲み続けます。
2006.04.13
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上野の東京国立博物館で開かれている天台宗開宗1200年記念特別展「最澄と天台の国宝」を見てきました。言わずと知れた比叡山延暦寺の寺宝や、その他天台宗の古刹名刹の宝を一堂に集めたものです。天台宗は、大ざっぱに言えば、密教(台密)、法華経、阿弥陀信仰、座禅…と何でもあり。それだけ間口の広い宗派と言えなくもありません。展示物の内容も多彩でした。会場には、数十年に1度しか公開されず、寺外では初公開という善水寺の薬師如来坐像(重文)や、歴史の教科書にも載っていた黄不動(曼殊院、国宝)、最澄(伝教大師)の直筆(延暦寺、国宝)、聖観音菩薩立像(延暦寺、重文)など200点以上が展示されています。 聖観音菩薩立像(延暦寺、重文)興味深かったのは、地獄を描いた六道絵(聖衆来迎寺、国宝)。閻魔大王による「取り調べ」や、罪を犯した人間が落とされるさまざまな地獄が生々しく描かれており、舌を抜かれたり、ドロドロに溶かした銅を肛門から注ぎ込まれたりする絵がおどろおどろしく、かつ面白く見ることができました。六道絵の中の阿鼻地獄(聖衆来迎寺、国宝)また、この仏様は何となく妖艶で、リアルだなあ、と思ったら、運慶、湛慶の作だったりしました。さすがです。5月7日までやっています。ただし月曜休館(5月1日はやります)。じっくり見ると2時間ぐらいかかります。お勧めです。
2006.04.09
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サッカーJリーグの今シーズン開幕を前に、鹿島アントラーズの選手らが鹿島神宮を参拝し、優勝を祈願しました。毎年の恒例行事です。私も祈祷してもらったことがあります。祭神はタケミカヅチ。分かりやすく言えば武の神様です。そうそう、子供の頃、剣道の奉納稽古をしたこともありました。境内には、放し飼いではありませんが鹿もいます。かつてここの鹿が奈良の春日大社に運ばれたということです。春日大社の祭神は同じタケミカヅチです。アントラーズの「アントラー」とは、鹿の枝角です。毎年祈願している割にアントラーズがこのところタイトルから遠ざかっているのは、鹿島の神様のお力が弱くなったということではなく、有力選手の海外移籍などで、アントラーズの戦力が整っていないのが原因でしょう。今シーズンは、新監督になり、柳沢がイタリアから戻ってきました(というより一体イタリアに何をしに行ったの、と突っ込みたくなります)。鹿島の巻き返しを期待したいところです。パウロ・アウトゥオリ監督は「日本文化にふれる一つの機会として、日本文化、しきたりに敬意をはらって参加しました。私にとっては非常に新鮮でした。奉納した絵馬には、チームのメンバー全員が健康でありますよう、そしてチームあるいは世界が平和であること、そしてクラブから与えられた目標を達成できるよう願いを込めて書きました」 とコメントしたそうです。そう言えば、かつて在籍した、敬虔なキリスト教徒だったらしいビスマルクは、決して参加しなかったそうです。境内の御手洗池(みたらしいけ)の前にある茶店の団子はなかなか美味です。(鹿島神宮改訂新版)
2006.03.03
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長野市の善光寺の僧侶ら9人が、個人加盟できる労働組合に加入し、寺院内に独自の分会を結成した。分会は「今後、賃上げなどの交渉を行いたい」としている。 僧侶を中心にした寺院内労組は全国的にも珍しく、労働団体の中央組織も「以前は大阪にあったが現在はない」(連合)、「聞いたことがない」(全労連)などと話している。 労組を結成したのは、善光寺で塔頭(たっちゅう)25ヶ院を束ねる天台宗大本山「大勧進」の僧侶と一般職員、パート約45人のうち、僧侶5人と職員4人。1月に全労連系の「長野県一般労働組合」の分会として「善光寺大勧進分会」(花岡利家分会長)を発足させた。 分会は、「大勧進」側と塔頭の間でトップの進退を巡ってトラブルになった際、塔頭側に同調した僧侶(52)が、県一般労組に個人加盟したのがきっかけ。同僚らが同労組に加入、分会発足につながった。 長野県一般労組の木継勇一書記長は、「僧侶は労働者とは思っていなかったが、相談を受けるうちに労働者であるとわかった」としている。「大勧進」側は、発足について「ノーコメント」としている。(読売新聞)宗教法人で働く労働者でもある僧侶に対し、「労働者とは思っていなかった」という労組幹部のコメントもすごいですが、寺院内労組というのは確かに聞いたことがありません。永平寺あたりの方が厳しそうですが、善光寺での「お仕事」は大変なのでしょうか。労使間の団体交渉というのをぜひのぞいてみたいものです。交渉によってはストライキもあるのでしょうか。これをきっかけに、こうした寺院内労組が各地でできるようになるかもしれません。僧侶であっても労働条件向上への闘いは必要でしょう。でも、「帰依仏、帰依法、帰依僧」と唱えられるのにふさわしい存在であるべく、修行もしっかりやっていただきたいですね。(DVD NHKシリーズ 秘仏開帳 特別拝観の古寺・名刹をゆく)(経本とCDのセット 天台宗檀信徒勤行)
2006.02.12
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季節と季節、冬と春とを分ける節分。節分が終わると立春になり、暦の上では明日から春です。 私の先生によると、気学では立春をもって新年とします。きょうまでは2005年なのです。 元旦に意気込んだものの、その後目標通りに物事が進まない方など、リセットするのに最適です。 「新年」を前に、近くの神社からいただいてきた福豆で豆まきをしました。大きな声でやることで、邪気を払います。でも近所迷惑になるので小声でこっそりやりました。 愛猫は福豆が大好きです。と言っても食べるのではなく、これを手で弾きながら追い回すのです。 12月、1月に運気が下がる、私の「子丑空亡」もようやく明けます。脚の付け根の化膿もようやく良くなってきました。これから徐々にですが運気が上がっていくはずです。
2006.02.03
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買い物に上京しました。目的はもう1つあり、浅草・待乳山聖天(まつちやましょうでん)の大根まつりです。今回はいつもと趣向を変えて、JR常磐線南千住駅で下車し、つくばエクスプレスにも乗らずに、神田・東京駅方面行きの都バスに乗りました。泪橋(なみだばし)の停留所です。 (泪橋の停留所。南千住駅へぶつかる道路と明治通りの交差点付近です)泪橋と言えば、劇画「あしたのジョー」のドヤ街入り口です。現在は劇画の面影は見るべくもありませんが、山谷のドヤ街はすぐそばです。待乳山聖天の本堂です。ここは浅草寺の子院で、大聖歓喜天(聖天)を祀っています。聖天様には大根、花、お酒、お菓子などを奉納します。善男善女が捧げた大根と花が山積みになっています。 (奉納された大根。ご本尊は絶対秘仏で見ることができません)正式には「大般若講大根まつり」。大般若経を転読する法要の後、このお正月に聖天様に奉納された大根を風呂吹きにして、参詣客に無料で配ります。聖天様の福徳をいただき、1年間の無病息災を祈るという昔からの行事で、初詣で以上の人出があります。 (聖天様の福徳をいただきに、たくさんの人が集まりました)私もいただきましたが、その前にいただいたお神酒で酔っ払ってしまいました。風呂吹き大根は柚子の香りがして、味噌の甘さも程よく、美味でした。1、2時間ほどで2000人分がなくなってしまったそうです。境内ではお神楽も奉納されていて、元日に続いて下町のお正月気の雰囲気を味わうことができました。 (境内ではお神楽も奉納されていました)待乳山聖天には毘沙門天も祀られていて、浅草名所7福神巡りのコースになっています。毘沙門天公開は確か15日まで。初詣でのブログで紹介した今戸神社には福禄寿が祀られています。
2006.01.07
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新年明けましておめでとうございます。大晦日に上京し、初詣でに行ってきました。毎年年末年始は、スキー場か東京で過ごすことにしており、車をロードスターにしてから、東京に行くことが多くなりました。初詣では浅草で。今戸神社、待乳山聖天、浅草寺を訪ねました。今戸神社は招き猫発祥の地であり、新選組の沖田総司の終焉の地としても知られています。本殿には巨大な招き猫が左右対で「鎮座」しており、参拝客を迎えてくれます。 (巨大な招き猫) (比較対照物がないのが難ですが、かなりの大きさです)続いて待乳山聖天。ここは三が日は本堂でおとそ接待があります。甘~い味でした。甘酒も無料でした。体が温まりましたよ。 (待乳山聖天の本堂をのぞむ)恒例の元三(がんざん)みくじを引いたら、「吉」でした。去年の元旦に見事「凶」を引き、「そのうちいいことがありますよ」と寺男さんに慰められたので、雪辱戦でした。 (内容に不満はあるものの、一応「吉」です)吉とはいえ、「今は埋もれているが一生そのままで終わるものではない」といった内容で、ちょっと微妙ではあります。最後は浅草寺。相変わらずのすごい人出です。本堂に行くと賽銭を後頭部にぶつけられるので、本堂の隣にある影向堂(ようごうどう)にお参りしました。 (浅草寺の本堂付近。すごい人出でした)影向堂は十二支の守り本尊をお祀りしており、そこから強大なパワーが出ているのが分かる人もいるそうです。ですからむしろ本堂よりお勧めです。本年も、愛猫ともどもどうぞよろしくお願いします。
2006.01.01
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クリスマスが近いので、神社に行ってきました(笑)。恒例の笠間稲荷です。参詣した時刻が遅く、人は少なめでした。正月用の新しいお札をいただいてきました。冬至を過ぎたら新年のお札をもらい、それを玄関に21日間置いておくと、開運につながるという話を聞いたことがあります。私の家系は神道系と言われます。なるほど、家紋は「並び瓶子」です。瓶子とは、神様にお供えするお神酒を入れる徳利のこと。これが2つ並んでいます。(丸に並び瓶子)神社仏閣が好きなのは、自分のルーツ、血、DNAと関係があるのかもしれません。でもイベントとしてのクリスマスも嫌いではありません。
2005.12.24
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待乳山聖天にお参りした時に、おみくじを引きました。ここのおみくじは、浅草寺と同じ「元三大師観音籤」(がんざんだいしかんのんせん)です。天台宗の高僧で中興の祖と言われる元三(912-985年)が、観音様にお祈りし、観音様からお言葉をいただいてつくったと言われます。江戸時代に解説本ができました。このおみくじの特徴は、評価が大吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、凶の7種類あることと、凶の割合が他の神社仏閣に比べて多いことです。今年の元旦、待乳山聖天に初詣でした折に、本堂でおみくじを引きました。ここはおみくじ箱から出てきたクシの番号を見て自分でおみくじを取り出すスタイル。私がおみくじを取り出すのをながめていた寺男さんは、私が大吉の「1番」を引いたと勘違いして、「1月1日に1番の大吉とは縁起がいいですね」と声を掛けてくれました。しかし私が引いたのは「1番」などではなく、3番の「凶」。引き出しが近かったので見誤ったのでしょう。私は「実は『1番』じゃあないんです」と答えると、事情を察した寺男さんはやや気まずそうにしながら、「そのうちいいことがありますよ」と、慰めにならない慰めの言葉を発してくれたのでした。今回はその雪辱戦というわけではありませんが、久しぶりに勇んで引いたおみくじ。ガシャガシャとおみくじ箱を何度も振って、出てきたクシは77番。「ラッキーセブンが2つ。縁起がいいぞ」と思い、77番の引き出しから取り出したおみくじは、またしても「凶」。 仏教のおみくじに西洋の「ラッキーセブン」は関係ないのでした。77番は要するに「滞ることが重なって、とかくらちが明かない」という内容です。願望叶い難し、病人覚束なし、待ち人来たらず、嫁取り婿取り悪し…など散々です。今回は寺男さんに見られることもなく、と言って境内に結んで帰るのも能がないので、持ち帰りました。「凶」を引いたものの、今年は特に悪いことは起きていなません。気を緩めず、今回の「凶」をさらに戒めとしましょう。吉凶にかかわらず、寺院に置いてある解説本を読むと、いろいろ示唆に富み、勉強になります。「凶」を引いた時は、利き腕でない方の腕を使って、境内に結んで帰るといいそうです。
2005.09.21
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19日に東京・浅草の待乳山聖天(まつちやましょうでん)にお参りしてきました。笠間稲荷とともに、月に1度は参詣します。正式名称を待乳山聖天本龍院といい、浅草寺の系列のお寺です。寺の名前の通り、聖天=大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)が祀られています。聖天様を祀る寺では、奈良・生駒聖天宝山寺とともに有名です。聖天様は象の頭をし、体は人間。もとはインド・ヒンズー教の神様です。元は悪神だったところ、十一面観音様に諭され、心を改めたそうです。そのため、お像は、象頭人身の2人(一方は観音様の変化)が抱き合った姿を彫ったものが多いということです。霊験あらたかで、半面、祀り方が悪いと叱られるといわれます。境内にはイチョウの木が生い茂っています。秋が深まると黄色く色付いて見事です。今年は開山1410周年に当たるそうで、ちょうど外壁などの改修工事が行われています。本堂には自由に入れます。熱心な信徒さんたちが作法に則って礼拝しています。ご宝前には花、大根、日本酒、お菓子などをお供えします。本堂内は、ピーンと張り詰めた空気が漂い、身が引き締まる思いがします。お寺では、聖天様を供養し信徒の願いをかなえるための「浴油祈祷」が毎朝、1日も休むことなく続けられています。「浴油祈祷」とは、分かりやすく言うと、金属製の鍋に入れた聖天様のお像に、お香などを混ぜた胡麻油を注ぐ、密教の秘法中の秘法です。きょう20日は開山を祝う縁日。大勢の善男善女でにぎわったことでしょう。階段の脇には、聖天様のシンボル、巾着と二股大根が象られています。 私はきのう、寺務所のカウンターにデジカメを置き忘れてしまい、職員の女性の手を煩わせてしまいました。冷汗三斗。忘れたまま帰宅せずに済んだのは、聖天様のご利益かもしれません。
2005.09.20
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笠間稲荷神社の続きです。写真を撮っていると、お母さんと娘さんでしょうか、2人連れが来て、きちんと拍手を打って、熱心にお参りしていました。門前には土産物屋さんが並んでいて、その中に、易学の先生がいらっしゃいます。なかなかよく当たると評判の女性で、九星気学を中心に、いろいろとみてくれます。私は昨年、職場の上司に勧められ、半信半疑でみていただきました。結果は、「なるほど」と思うところがたくさんありました。よくよく話をしてみると、先生は何と、私が通った保育園の元保母さんでした。私がいた頃はまだいらっしゃいませんでしたが。そんなわけで料金以上にいろいろアドバイスしてくれました。
2005.08.31
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笠間稲荷神社にお参りしてきました。日本三大稲荷というと、まずは京都の伏見稲荷、佐賀の祐徳稲荷ときて、三つ目が笠間稲荷だったり、岡山の最上稲荷だったり、愛知の豊川稲荷だったりします。故坂本九さんと柏木由紀子さんは確か、笠間稲荷で結婚式を挙げたはずです。仕事の前に参拝してきました。なぜ平日の忙しい時間帯に行ったかといいますと、正月の初詣での時に、笠間稲荷のウカノミタマノカミに、「今年は毎月お参りしますから、お守りください、力をお貸しください」とお願いしたからなのです。7月まで毎月欠かさずごあいさつしてきましたが、今月は忘れていて、気が付いたら31日になっていました。まさか平民が神様との約束を破るわけにはいきません。危ないところでした。手水舎で手と口をすすぎ、門をくぐって拝殿の前に立ちます。お賽銭を入れ(投げる人が多いですが、そっと落とすのが正式です)、二礼二拍手してお願い事を申し上げ、最後に一礼します。境内は、人も少なめで、行く夏を惜しむように、蝉が鳴いていました。お稲荷様=キツネと認識している人が多いようです。これは誤りで、キツネはお稲荷様の眷属。お使いのような存在です。
2005.08.31
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風水の先生に言われていたお水取りの日。寝坊して行けなかった。本来なら休みを取って泊まりがけで出掛けるところなのだが、郵政法案否決による衆院解散のため間接的に仕事が忙しくなり、泊まりは無理。指定時刻が午前中だったので、せめて近場ででもと思い、早起きを心掛けたものの、起床したのはお水取りの時刻を回ってからだった。お水取りとは、指定された日に、その人にとっての吉方位に出掛け、指定された時刻に神社の自然水(湧き水)などを汲んで持ち帰り、指定された日数飲み続けるというもの。それが開運招福につながるとされる。流派によって考え方には差異がある。お水取りができる日は年間数日程度。年によってはまったくできないこともある。幸い、今月あと2回チャンスがあるので、そちらで捲土重来を期すことにしよう。といっても、やっぱり休みは取れそうにないのだけれど。
2005.08.09
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