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有栖川有栖講談社 四六上製ケース入り☆☆☆☆◎「かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド」という謳い文句の通り、児童書らしく丁寧で凝った装丁の本である。 継表紙、タイトバック、両側から本が入れられる函というかケース入り。またそのケースには穴があいていて、本の表紙の絵が少し見える。見返しにも4色印刷があり、二色の口絵はそれぞれスミ以外の色が違えてある。一番感心したのは、本文の天地の角が綺麗に削られているところだろう。 ストーリーも非常に爽やか(^_^)。 刑事を父に持つ推理作家になりたいと切望する12歳の男の子と、推理作家の母を持ち、刑事になりたいと切望する12歳の女の子が、彼女の母の別荘にきたときに、殺人事件にめぐりあう。。 殺人事件の描写も決して凄惨なものではなく、さらりとしている。また、作者の他のシリーズを読んでいる読者を意識して、ちょっとした遊びの一文なんかもあって楽しい。 でも、タイトルと内容はあんまり密接に結びついてないかも。。 また、凝った体裁なだけに、一冊の単価がとても高いのが悲しい。けれど、このシリーズ、有栖川氏のほかにも、私の気になる作家が執筆予定になっていたり、執筆されてたりしているので、続巻がとても楽しみだ♪。
January 14, 2004
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三津田信三講談社ノヴェルス☆☆☆☆◎ 作者未詳のミステリ同人誌「迷宮草子」。得体の知れない同人誌を偶然に手に入れ、その中の作品を一日に一作読み進めるごとに出会う謎と怪異。 黒のカバーに金赤(業界用語だ。。)の文字、バーコードも地色が金赤なのだ(ま、バーコードリーダーは金赤読めるけどね) 本文の天地は黒で断ち切り、小口には’UNKNOWN’と断ち切りの絵柄がある。個性的な装丁の本である。講談社ノベルスの中でも結構目立つほうだろう。勿論、装丁につられて手にとった本である。 最初のうちは少々つまらないかな、と思って読んでいたが、半分を過ぎるあたりから、怪異は不気味さを増し、ホラー+ミステリの緊迫感にどんどん引き込まれていった。作品の仕組み、プロット、ストーリーは非常に面白い。また、私は奈良が好きなので、作中の舞台として奈良県の架空の市が出てくるのも楽しかった。 ただ、登場人物に惹かれるキャラがいなかったのが残念だ。
January 13, 2004
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コリン・ホルト・ソーヤー創元推理文庫☆☆☆☆☆◎ このシリーズはアタリ!(^O^)♪。 豪華老人ホームで悠悠自適に暮らすおばあちゃん達が活躍するミステリ。結末も結構二転三転して意外だった。早速、次作をゲットしてきてしまったし。 軽妙なだけでなく、しっかりと老いの哀しみにも触れられている。けれど、こんな老人ホームにいて、しかも何度も殺人事件が起こったりなんかしたら、のんびり隠居もしてられないなあ(^_^;)。
January 1, 2004
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