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赤川次郎、有栖川有栖、小川勝己、北森鴻、京極夏彦、栗本薫、柴田よしき、菅浩江、服部まゆみ。角川書店 四六並製☆☆☆☆◎ 面白い作品は面白かったが、好みじゃないのは好みじゃなかった…。大長編からの使いまわしも約一名いたしな。金田一耕助にまつわるオマージュというか、トリビュートというか、つまりは「金田一耕助」をネタにした○人誌のノリといえなくもない。ただし、質は高いと思われるのでいいんだけど。 けれど、これを読んでやっぱり原作を読んでみたくなったなぁ。テレビでは何度も観たことがあるが、原作をきっちり本で読んだことがない人間なのだった、私は。やはり、これを読んでみると、テレビには出てこなかった描写などがとても楽しみだ。
April 13, 2007
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天野頌子 挿画坂田靖子祥伝社 ノンノベル 新書判並製☆☆☆☆◎ これも、かなりかる~い読み心地の一冊。デビュー第二作目のようだ。警視庁の中に特殊能力を持った(所謂超能力者?)警官が集まっている部署があり、そこで幽霊の声が聞ける胃の弱い刑事が主人公。変死した元刑事の私立探偵の幽霊から話を聞きながら、その裏に潜んでいた事件を明るみに出していく…というストーリー。 舞台になった湯島にあるという文京医大、これ、うちの職場の近くのあの病院じゃないだろうか?私がよく昼を食べるのに通り抜ける病院だ。 漫画感覚で気楽に楽しめる。前作も気が向いたら読んでみようかな。個人的にはもう少しおどろおどろしくも隠微な世界が繰り広げられるほうが好きだったりするが…、そうすると、か~るくは読めないからな…。
April 11, 2007
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南方熊楠コレクション(第3巻)南方熊楠 中沢新一責任編集・解題河出文庫☆☆☆☆◎ あとは私の理解力が追いつかない… 非常に読み終わるまでに時間がかかってしまった…。 主題は男性同性愛についての論考だが、古今東西のアヤシイネタを解説した論文・書簡集でもある(と思う)。現在だと荒俣宏さんとか澁澤龍彦さんとかがよくエッセイにしているようなネタである。とはいえ、電車の中で読む内容ではない。昭和初期の文章なので、樋口一葉もかくやという漢文調でとても読みこなせなかった。また、あやしい単語も踊るので覗きこまれると非常に恥ずかしい。国際線の飛行機の中で隣が外国人というのが一番気を遣わなくていいパターンだった(二度ほど体験した)。もっとも巻頭の口絵を見られたらアウトだったが。 とはいえ、これを読むと、昔の日本は同性愛についても非常におおらかだったように思えてしまう。特にお寺関係!。ホントにそうだったんだろうか、と疑いたくなるほどだ。事実は小説より奇なりというが…。文体が難解すぎるうえ内容もかなり硬いところがある(柔らかいところは柔らかいが)ので、もう一つの本棚向きではない。しかし、私にとっては再読する価値のある内容でもあった。というか繰り返し読まないと、文意が頭に入らない…。あとは、南方熊楠の博識ぶりと暗記力、そして知的好奇心に脱帽するのみだ。興味ある本をコツコツ筆写しているという記述は本当に凄いと思う。インターネットのクリック一つで、何でも調べられる現代、手軽な分だけ濃密さが失われ、知的活動の質は堕ちているかもしれない…って私のようなお手軽人間が書くにはおこがましいか。それにしても難しかった。
April 10, 2007
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海堂尊宝島社 四六上製☆☆☆☆☆◎ あまり期待しないで読んだのだが…。しかし、10月25日に図書館に予約して今日、4月4日にようやっと順番が回ってきただけのことはあったかもしれない。予想していたよりも、ページターナーで楽しめた。 大学病院でのスター外科手術チームに術中死が3回連続した。病院長とその外科チームのリーダーの敏腕外科医に依頼されて、不定愁訴外来(別名愚痴外来)の田口は調査を始める…という内容。 まあ、これだけだと、丁度一年前のドラマに似たようなのあったなーとか、(私もそうだが)そう考えてしまう。しかし、登場人物の性格描写が濃くて面白い。まあ、少々漫画調にもなっているという謗りは免れないかもしれないが、このくらいかる~く読ませてくれる小説があってもいいのではないかと思う。でないと、こういう重篤な疾患が絡む内容の小説は、身内にシャレにならない事態が勃発した場合、読者であったことで、知らなくてもいいことを知ってしまうことになったりするのだ。とはいえ、少々設定でここまでサバけてないだろう、と思ってしまう。舞台の設定の仕方も少々漫画的であり、エンターテイメント色が強い。実際、カフェなどで読んでいて、台詞に噴出してしまった。恥ずかしい…。 *一か所だけネタバレなので、背景と同じ文字色設定にしています。未読の方は反転しないようご注意ください。 役人っぽくない厚生省のお役人にタヌキだのアホウドリだの言われ、不祥事にかこつけて辞任を決め込み、釣り三昧の日を夢見て、その夢を主人公に潰された病院長が一番好きかもしれない。次回作・次々回作も図書館に予約済みだが、そちらにも漏れなく出てきてくれそうで楽しみにしている。
April 4, 2007
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