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【送料無料】QED~flumen~ホームズの真実 [ 高田崇史 ]高田崇史講談社ノベルス☆☆☆☆☆ 完結したシリーズの番外編。ホームズの謎と源氏物語の薀蓄そして、巻末にはQEDパーフェクトガイドが掲載されている。これ読んでいるとホームズ正典(っていうんだっけ?)と源氏物語の原典(もちろん現代語訳付き)そしてQEDシリーズも読み返したくなる。 今回はホームズマニアが横浜山の手の異人館で開催するホームズ関連のマニアックな展示会に招かれたタタルと奈々がまた事件に巻き込まれる。そして、捜査の尋問中にタタルの薀蓄が展開されいつものように謎が解明されるのだが、その間のホームズの薀蓄は面白かった。源氏物語の薀蓄の方はもう少し内容が具体的だと読み応えがあったけれど、テーマはホームズだから仕方ない。でも一番読んでいて面白かったのは最後に開陳される緑川女史のホームズ行方不明中の3年間の解釈。高田先生、小説にしてくれないかな。あと、アガサ・クリスティや横溝正史が薬剤師だったとは知らなかった。そして、私と棚旗奈々が同じ学年、とか。この年はバブル期に大学生くらいだったせいか、よく小説のネタになるなぁ。 そして、巻末の広告では著者の次回作の告知が。すごく楽しみだ。
October 27, 2013
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【送料無料】輝天炎上 [ 海堂尊 ]海堂尊角川書店 四六上製☆☆☆☆◎ 桜宮サーガの最終巻なのかな。「ケルベロスの肖像」の別視点からの小説。「螺鈿迷宮」「アリアドネの弾丸」「スリジエセンター1991」「ブラックペアン」「チームバチスタの栄光」などなど他にも内容に関わりのある小説が多数出てくる。というより、今までのシリーズ作品の全てに多かれ少なかれ関わりがあるような気がする。そして他の作品の登場人物もちょっと出てきたりしている。今回は落第王子こと医学生の天馬クンが主人公の部分に、碧翠院病院の双子姉妹、小百合とすみれの視点のストーリーが挟まれる。とにかく登場人物が多い上に前作に登場していたりするのだが、その前作のストーリーがウロ覚えになっているので、これを覚えてたら、もっと楽しめただろうなぁ。特に「ケルベロスの肖像」は。にしても、やっぱりリヴァイアサンが勿体無いと思ってしまう。そういえば、天馬クンは結構モテているが、そのあたりはグッチー先生もご同様。この二人みたいな茫洋とした男ってそんなモテるかなぁ、普通。天馬クンは落第「王子」といわれているくらいだから、それなりの容貌なのかもしれないが。そして、この本の結末もかなり気になる。やっぱり続巻出て欲しいなぁ。グッチー先生と高階院長のやりとりも好きだし。ラストのリヴァイアサンのお披露目で、皆が偶然女性同伴のなか、髭もじゃ「ガンガントンネル魔人」島津先生同伴のグッチー先生には笑ってしまった。 この本、H1側のカバーは全面箔押しになっており、造本も結構凝っている。
October 23, 2013
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【送料無料】神社仏閣に隠された古代史の謎 [ 関裕二 ]関裕二徳間書店 四六並製☆☆☆☆☆ この人の説は高田崇史さんのシリーズで目にしていたが、ご本人の著作を読むのは初めて。日本全国……と思ったが、東日本は諏訪大社、善光寺、弥彦神社だけで、あとは西日本の神社仏閣について、古代史の謎と絡めて解説していく。古代史好きな人だと割りと知っている話も多いと思うが、この人の光明皇后の人となりについての見方や中将姫と竹取物語の比較、聖徳太子伝説はかなり興味深い。この本を読んで、また行ってみたい寺社が関西に増えた。大阪の上・中・下の太子というお寺、叡福寺・野中寺・大聖勝軍寺や新潟の弥彦神社、京都の六角堂などなどだ。また、この著者の代表的著作の「蘇我氏の謎」も読んで見よう。 ちなみにここに紹介されている48の寺社のうち半分の24に行ったことがあり、あと二週間したら、さらに丹後天橋立にある籠神社(このじんじゃ)にも行く予定なので、半分以上には行くことになる。 関東にも由緒正しい神社仏閣が多いのは承知しているが、やっぱり関西の方が好きなのはどうしてだろう?
October 13, 2013
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9/29 10:00~10/2 23:59は各キャンペーンにエントリーで14倍!【中古】文庫 ミステリオ 警視庁超常犯罪捜査班 1【10P13oct13_b】【画】【中古】afb吉村達也角川ホラー文庫☆☆☆☆○ 一日で読んでしまった。アマゾンで見つかった謎の部族の謎の風習が日本でとんでもないパニックを引き起こす。しかもその最初の目標となったのは官房長官で、次の標的は総理その人だったのだ。 そして、若く旧弊にとらわれない総理の肝いりで遊撃的な(いつもは別の職業に従事している)超能力者4人が集められ、事件の解決に当たるというストーリー。でもパニックの元の設定描写に手をとられて、それを作中人物が解き明かしていく過程はちょっとカンタンすぎて物足りなかったような気もする。また若き総理の言うことが結構綺麗事に思え、少々興ざめした。側近に妻候補がいるとかいうあたりでも興ざめしたし。 ホラーというよりはパニックサスペンス。動物と意思疎通できる登場人物がいるので、動物の描写が結構あり、そこは楽しかった。この動物達がもっと活躍しているなら、続巻もちょっと読んでみたいかも。
October 7, 2013
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【送料無料】廃帝綺譚 [ 宇月原晴明 ]宇月原晴明文春文庫☆☆☆☆◎ 「安徳天皇漂海記」のスピンオフ。そちらも読んでいるのだが、何年も前のことで、よく覚えていない。この本は短編集四編。うち三編は中国が舞台。元の最後の皇帝、明の全盛期最後の皇帝、明の最後の皇帝、そして、後鳥羽上皇の配流後の幻想譚。どれもできそこないとしてイザナギ・イザナミに捨てられ流された蛭子神の肉とも、ニニギが天孫降臨する時にその身を包んだ真床追衾(まとこおうふすま)とも言われる琥珀色の物体との関わりだ。この本は冒頭がマルコ・ポーロの話から始まるので、前に読んでいた「旅涯ての地」も何となく思い出していた。とはいえ、中国史にはえらく疎いので、最初三編は歴史背景を飲み込むのに時間がかかった。そういえば、この本の中のマルコ・ポーロはまるで徐福みたいだった。この著者の本はどれも独特の雰囲気があるので、あまりストーリーの面白さを書いても無意味な気がする。滅びいく王朝の、時には滅びを予感している王朝の皇帝が異国の不思議な物体に関わって、振り回されていくストーリーで、明最後の皇帝のところで、次の王朝の重臣がこの不思議な物体のことを記した本を読み解きながら、それを遂に葬り去るところはちょっとほっとした。この重臣、明最後の皇帝に殺され損ね、片腕を失いつつも一人だけ生き残った皇女に対する処遇もいいのだ。調べていないが、実在の人物っぽい。本当にこんな人だったのかな。
October 6, 2013
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