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【楽天ブックスならいつでも送料無料】少女スタイル手帖新装版 [ 宇山あゆみ ]宇山あゆみ河出書房新社 A5並製☆☆☆☆☆ 図書館で見つけて、思わず借りてしまった。昭和30年代~40年代の女の子向きのおもちゃやら、文房具やらが満載の本。著者の方は私と同い年だが、彼女が東京育ちらしいことと、お姉ちゃんがいたせいか、私の記憶よりかなりそのあたりの記憶がはっきりしているし、品物もこの時代を広島県福山市で育った私とはちょっと違う。私の記憶のせいもあるが、やっぱり都会と田舎で品揃えが違う気がする。でも幼い頃フランス人形が欲しかったのを思い出した。ご他聞にもれず、我が家のフランス人形もいつの間にやら処分されてしまったけれど。また本当に小さな写真だったが、小学校3~4年生の頃の愛読書の一つだった、少女向けのおしゃれ入門も掲載されていて、このあたりで同世代なのを実感。また、本の中の写真のような風景は、ケーブルテレビでみる30年くらい前のテレビドラマでもよく映し出されていて、面白い。また、写真の提供先に松戸市立図書館の名前があるが、ここでこの時代の文物が見られるのだろうか?今HPを見たが、それらしい展示の記載はないものの、他も面白そうだったので、いつか気が向いたらいってみよう。
October 25, 2015
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化学探偵Mr.キュリー 3喜多喜久中公文庫☆☆☆☆○ 四作の短編集。三巻目だし、最初の2作を読んだときはちょっとマンネリになってきたかと思ったが、三作目・四作目が面白かった。三作目は犬好きには嬉しい内容だし、四作目では、舞衣と沖野の間がこじれそうに思ったが、結局元に戻った。そして、四作目では沖野の過去も出てくる。また四作目のラストも秀逸。沖野は猫派だったのね。そして、舞衣は肝心のところで結構疎い。今後どうなっていくのか楽しみでもある。
October 24, 2015
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【中古】【中古本】昔の女性はできていた●三砂ちづる■宝島社三砂ちづる宝島社文庫☆☆☆☆◎ 布ナプキンと共によく紹介されていた本で、その頃から読んでみたかった。昔の女性は月経血を溜めておいて、トイレで出す、ということができていて、そのことについて、年配の女性をはじめ、さまざまなジャンルの人々に取材し、そのインタビューを紹介しているような内容。大和撫子のからだ作りというゆる体操のメニューは興味がある。ゆる体操自体は、ヨガなどのDVDを買っていた時に、DVDを借りたか買ったかして観た記憶がある。 この月経血の排泄については、昔、予備校時代に下宿が一緒だった女の子がやっているようなことを言っていて、彼女はお母さんかおばあちゃんに教えてもらったようなことを言っていた記憶がある。確か腹式呼吸で出す、という表現を使っていたと思う。この本ではやっていた人の聞き書きという体裁をとっていて、具体的なハウツーは載っていないが、なんとなくこうやっていたんだ、ということは分かる。でも、ボディコントロールができるわけではないので、この本を読んだだけで同じことが私にもできるわけではないが。(ボディコントロールがうまいひとだと、自分でできるようにもなるらしいけど) この本に書いてあることは、骨盤底筋を意識する、というようなことも関係しているが、身体を動かしている状況と感覚によってはなんとなく体幹を意識するという感覚にも近いような気がする。これ、うまく使うと楽器を弾いているときも役に立ちそうな気がしているので、まずは練習の時、体幹を意識してみたいと思う。
October 12, 2015
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後妻業 黒川博行 文藝春秋黒川博行文藝春秋 四六上製☆☆☆☆☆ 一日で読み終わってしまった。大阪を舞台に資産家で高齢の男やもめ(の財産)を狙う女、小夜子とその後ろにいる前科者の男柏木。彼らは何人もの同じような爺さんたちを葬って財産をモノにしてきた。で、後妻業。それを元警官の探偵がその悪事をほじくりだしてしまう。その過程と人間模様が面白くて読み進めた。だが、この元警官の探偵も正義の味方ではなく、小夜子と柏木を強請るためだった。これが、この著者の小説の特徴だろう。時にはそのピカレスク小説ぶりで却って気がめいることもあるのだが、この小説はあまりそんなことはなかった。この資産家で高齢の男やもめを狙って、財産をモノにしていく女ってしばらく前にニュースを賑わしたのも記憶に新しい。舞台が大阪のため、せりふは全て大阪弁。それが小説の雰囲気をダークにしている。そして、ラストも因果応報。まっとうな人々はまっとうなままだが、小夜子も柏木も元警官で探偵の本多も相応の報いを受けている。この本多もまっとうな人間ではないが、内縁の妻を大事にしていたりして、読んでいて救われるところもある。この本多の結末であまり気が滅入らなかったのかもしれない。
October 7, 2015
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】声 [ アーナルデュル・インドリダソン ]アーナルデュル・インドリダソン東京創元社 四六並製☆☆☆☆☆ アイスランドを舞台にしたミステリ、第三作目。クリスマスちょっと前の忙しないアイスランドを背景に、サンタクロースの格好をしたホテルのドアマンが惨殺死体で発見される。性犯罪を連想させる遺体の状態だった。そして今は誰にも気にかけられないこの男が声変わり前は、天使の声と言われる、名ボーイソプラノであったことがすぐに判明し、その彼のレコードを探しにアイスランドを訪れたイギリス人がかなり怪しげに見えてくる。しかし、最初から暗示されてはいるものの、ストーリーは家族の複雑な関係を織り込んで、さらに重苦しい方向に展開していく。ドラッグ、暴力がそこに加わる。さらに主人公エーレンデュルの家族の問題もそこに挿入される。どれもクリスマスの浮かれる雰囲気にはそぐわない。それが対照的だった。そして、ラストでエーレンデュルがホテルにBGMとして殺された男のボーイソプラノのレコードをかけてくれと頼み、その声に宿泊客が辺りを見回し始めるところが印象的だった。治安がいいと聞くアイスランドだが、こんな小説を読むとそのあたりは、日本と状況が似ているような気がする。
October 7, 2015
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