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送料無料/増山超能力師事務所/誉田哲也誉田哲也文春文庫☆☆☆☆ 超能力が専門能力として認識され、認定制度のもと、「超能力師」が探偵として活躍する社会を舞台に、その超能力師を抱える事務所の調査がストーリー。それぞれのメンバーの紹介を兼ねた短編集だ。この著者はかなり重厚な作品を書いている印象があったのだが、これはそんなこともなく、割とすんなり読めた。この超能力を背負った事務所の所員たちそれぞれのドラマとストーリーが面白い。これも続編がありそうなので、読んでみたい。
October 31, 2016
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伝説の国/ルネ・テヴナン/笹本孝【2500円以上送料無料】ルネ・テヴナン白水社 文庫クセジュ B6判(だったっけ?)☆☆☆☆ おそらくは10年以上自宅で積読だった本。入院中に読破を目指した。とにかく文章が固いのだが、内容はアトランティスを軸に、ヨーロッパの神話伝説で出てくる、架空とも伝説とも現実とも定かではない、国や地域のことを書いた本。固い文章で、こんな伝説の国はここに比定されるみたいに書いてあると、説得力があるような、胡散臭いような不思議な感じだ。出てくる国々は、日本ではあまりぴんとこないが、エーコの小説あたりで、主人公が遊ぶ国として出てきそうな感じがする。あと、直前に読んでいた、欧州妖異譚のシリーズでも、出てきて不自然ではない。
October 30, 2016
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イブの林檎〜マルム マルム エスト〜 欧州妖異譚13 (講談社X文庫ホワイトハート)[本/雑誌] (文庫) / 篠原美季/〔著〕篠原美季講談社X文庫ホワイトハート☆☆☆☆ 色々しつこいと思う描写があるのだが、つい読んでしまうシリーズ。やっぱりこういうちょっとライトな伝奇的なシリーズは、気楽に読めて楽しい。また、今回は楽しみにしていたオスカーとアンリが出てきた。ただ、かかわり方はちょっと期待はずれだったが、まあ、これからどうなるか分からないし、次を楽しみに待とう。
October 23, 2016
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パスタでたどるイタリア史 [ 池上俊一 ]池上俊一岩波書店 岩波ジュニア新書☆☆☆☆☆ パスタが大好きなので、レシピだけでなく、どんな歴史があるのか知りたくて読んでみた。そういえば、うどんも大好きだけれど、その歴史は読んだことないが。オーソドックスなレシピなら、「私のパスタはマンマの味」(マガジンハウス刊、クロワッサンプレミアム)が、協賛店とのタイアップらしきページが多いとこぼしながらも、お気に入り。この本は、レシピより、そのたどってきた歴史の本。ついでにイタリア史の概観もつかめる。イタリアは、都市国家分立と、近世にいたるまで、スペインやオーストリアの支配下だったので、統一史が掴み難く、分かりにくいのだが、この本は、意外とそこが分かりやすい。また、地方の名物パスタなどもあって、読んでいて楽しいし、興味深い。 特に興味深く思い出されたのはプッタネスカというパスタ。「娼婦のパスタ」という意味なのだが、ナポリのスペイン街で、手軽にできるパスタということで作られ始めたそうだが、何でスペイン街?と思っていたのだ。そう、このスペイン街、ナポリがスペイン支配下の港町だったっていう名残のように感じる。今でも「空母の出港日は娼婦にきけ」というらしいが、そんなことを思い出すと、このプッタネスカというパスタ、ちょっと意味深になってくる。これが大航海時代のことなのだが、新大陸から伝わった食材がパスタに大きな役割を果たすことになる。トマトなどだ。そういえば、プッタネスカにはトマトも入るなぁ。 そして、アマトリチャーナのことも。イタリア中部地震支援でサイゼリアがアマトリチャーナで寄付を募ったことは記憶に新しいが、(私も二三度食べたし)そういえば、ビアンコとロッソとあって、ビアンコは新大陸発見以前にトマトを入れないで作った古いレシピだと説明にあった。この本によると、パスタにチーズをかけるのは中世から行われていたそうだ。だから、南風に卵に火を通すカルボナーラなども、古いレシピなんじゃないだろうか。 また、男は外で仕事、女は家にという保守的な家族観とパスタが結びついたかと思えば、一時期、近代化を目指したイタリアがパスタを否定したというのも興味深く読んだ。そして、お気に入りのテレビドラマ「マッテオ神父の事件簿」では、いかにもイタリアのマンマという感じの女性が料理の腕前を披露するシーンが出てくることも思い出された。 この本には日本とアメリカのパスタ事情も書いてあって、そちらも非常に興味深かった。ジュニア新書ということで、文章も平易で読みやすいし、隠れた(?)名著だと思う。姉妹編にカレーもあるようだから、機会があったら読んでみたい。
October 21, 2016
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捕獲屋カメレオンの事件簿 [ 滝田務雄 ]滝田務雄祥伝社 四六判(たしか上製)☆☆☆☆◎ 「田舎の刑事」シリーズと同じ著者。こちらの方がミステリ色が濃い。田舎の刑事シリーズなみにユーモアたっぷりの方が好きだけれど、こちらの方が現実味があるような気もする。これも設定からして、シリーズになっていそうなので、続巻が読みたいなぁ。
October 16, 2016
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卑弥呼の密室 [ 獅子宮敏彦 ]獅子宮俊彦祥伝社 四六上製☆☆☆☆ タイトルはミステリっぽいが、どちらかというと、アクション色のほうが強い。古代・第二次大戦直前・現代と三つの時代が交錯する最初で、ちょっと期待したけれど、意外にストレートに展開した。古代邪馬台国への考察は興味深いが、それが発展して現代に末裔が、というのはちょっとピンとこなかった。それに、末裔の設定がやりすぎという気が少々する。事件を解決するのが美女だが、これが美男子だったら、もっと嬉しかったかな。でも彼女の苗字からして、その出自も気になる。同じ登場人物の出てくる小説とかあるのだろうか。ちょっと興味がある。アクション色が強いのでもろ好みのストーリーではないが、最後の一行がとにかく意味深。全体としては楽しめたので、他の小説も読んでみようかな。
October 4, 2016
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深泥丘奇談 続々綾辻行人KADOKAWA 四六上製☆☆☆☆☆ とにかく、造本が凝っている。見返しにも水彩画の印刷、本文中にも水墨画のような一色の絵が随所に入っていて、目でも楽しめる。そしてストーリーは前二冊と大体同じ。独特の不気味さ。特に怖いのが、主人公(私)の記憶が飛んでいる、と書いてあるから。つい、何かを想像してしまうのだ。モデルになっているのは京都市だが、こんな街が実際にあったら怖い。ハタから都市伝説として情報は知りたいと思うけれど。この本で最終巻になるようだが、どこかでまたこのストーリーが読めたらいいな。まあ、最後の猫関連は、作者が猫好きなのね、ということで。
October 4, 2016
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