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December 30, 2005
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カテゴリ: 日本の小説
ものいふ髑髏

集英社文庫
☆☆☆☆◎
「夜の訪問者」「二本肢の猫」「抱き合い心中」「闇の中の小指」「びくいしとい」「もののけ街」「真言士」「ミサちゃんの生霊の話」「ものいふ髑髏」「安義橋の鬼、人をくらう語」の10編。
 怪談風の小説。怪談と違うのは、非常に淡淡とした文章なのだが、描写が主観的であったり詳細であったりして、聞き語り的な感じがあまりしない。もっとも、幾つかの作品では、何となく結末も見当がつく。それでも、怖さ、薄気味悪さの中に、「ミサちゃんの生霊の話」や「安義橋~」「ものいふ髑髏」「真言士」はどこかユーモラスだったりもする。私が好きなのは「真言士」「抱き合い心中」あたりだろうか。釣りや時代劇、オカルトと科学が同居しているような、著者の得意分野の話がやはり手馴れていて特に楽しめた。短編小説では手馴れた技巧が大切なんだろう。
 後書きでは、「音読」について解説者(?)が書いているが、「ものいふ髑髏」と「安義橋~」は芝居や講談のような形態で「語る」ことを意識して書かれた作品でもあるらしい。確かに、このテキストをプロが声に出して語ったりお芝居したら面白そうだ。
*「安義橋の鬼、人をくらう」の「くらう」は漢字なのだが、外字らしくこの漢字で登録できないので、ひらがなにした。





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Last updated  December 31, 2005 12:23:59 AM
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