日記

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のぞみの座席



私たち家族は前の席の人の迷惑を考えて、いつも進行方向の一番前、要するに自分たちの前は壁という席だ。その席を今回も希望していたのだがそれすら言えなかった。満席で。

26日当日、重い遺骨を肩にかけて子供たちとやっとの思いで、指定ののぞみに乗り込み、自分たちの席を探した。するとなんと、いつもの席。そう一番前の席だったのだ。えー???子供たちと顔をあわせてびっくりした。え?主人の力?としか思えなかった。いつもの席が確保されているなんて。
信じられなかった。子供たちと「パパがしてくれたんだね」と感謝感謝。あの人の力なのかもしれないと今も思ってる。


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